ダイヤモンドの"カラット(Carat)"とは? 値段や大きさなどの基礎知識や選び方、オススメブランドなど徹底解説

婚約指輪を選ぶ際に大切なポイントとなってくる、ダイヤモンド選び。でも普段からダイヤモンドに接する機会はなかなかないため、専門的な用語にとまどう人もいるのではないでしょうか。そこで、ここではダイヤモンド選びの際に重要な指標「4C」の一つである「カラット(Carat)」をご紹介します。
≫ダイヤモンド選びで知っておきたいブランドとは? 格付けの高い3大ブランドから人気の5大ジュエラーまで解説!
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目次
- カラットについて知ろう
- ■ダイヤモンド選びで大切な「4C」とは?
- ■“カラット(Carat)”とは
- ■カラットの起源|なぜ1ct=0.2g?
- ■大きさと値段の目安
- 婚約指輪選びもカラットをチェック!
- ■婚約指輪に最適なカラット数
- ■ダイヤモンドにこだわるブランド3選
- ■大きなダイヤモンドが欲しい! そんな時は……
ダイヤモンド選びで大切な「4C」とは?

≫『4C』についてさらに詳しく知る
そのため、婚約指輪などに使用するダイヤモンド選びの際は、この4Cも見逃せないポイント。例えば、カラットが同じでも、カットやカラーによってダイヤモンドの表情が異なるなんてことも。値段はもちろん、ダイヤモンドひとつひとつの輝きや個性をチェックして、じっくりセレクトしてみましょう。
本記事では、そんな4Cの中の「カラット(Carat)」について徹底解説! 4Cそれぞれの要素がどのようにダイヤモンドに影響するかを理解し、賢い選択をしましょう。
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カラー(Color)| クラリティ(Clarity)| カット(Cut)
ダイヤモンドの品質が高いブランド特集
“カラット(Carat)”とは

ただし、そこまで質量に大きな個体差があるわけではないため、おおよそのカラット数はダイヤモンドの直径で判断することができます。例えば1ctは直径6.5mm程度のダイヤモンドが一般的です。
※大きさと値段の関係の詳細は後述

カラットの起源|なぜ1ct=0.2g?

昔の宝石商は、「イナゴ豆(carob)」の種子を分銅として天秤にかけ使用していました。理由は、イナゴ豆の種子の重さはほとんど均一だからだそう。そして、そのイナゴ豆の種子の重さがひとつ約0.2gだったのです。その後1913年に米国が1ct=0.2g相当とするメートルカラット法を採用したのを機に、世界基準となりました。
ちなみに、“カラット”の語源もイナゴ豆「キャロブ」からきているそう。ダイヤモンドの質量を表す「カラット」の由来が豆だったとは、意外性がありますよね。
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大きさと値段の目安

カラット数 | 大きさの目安 | 相場(ボリュームゾーン) |
---|---|---|
0.1カラット | 3.0㎜ | 10万円以下 |
0.2カラット | 3.7㎜ | 10~20万円 |
0.3カラット | 4.3㎜ | 30万円台 |
0.4カラット | 4.8㎜ | 30~40万円台 |
0.5カラット | 5.2㎜ | 50万円台 |
0.7カラット | 5.8㎜ | 80万円台 |
1.0カラット | 6.5㎜ | 100万円台 |
2.0カラット | 8.2㎜ | 数百万~1000万 |
3.0カラット | 9.3㎜ | 数百万~1000万 |
5.0カラット | 11.0㎜ | 数百万~1000万 |
ミリ単位で見ると、意外と小さいのでは……と感じるかもしれませんが、実際に手に当ててみると小さくても存在感抜群なのがダイヤモンドの特徴。指の太さや手の形、年齢、ライフスタイルなど、その人にぴったりのサイズはひとそれぞれ。まずは動画で各カラットのサイズ感をチェックしてみましょう。
撮影協力
EXELCO DIAMOND (エクセルコ ダイヤモンド)
ダイヤモンドの品質が高いブランド特集
婚約指輪に最適なカラット数

一方、年齢を重ねるとカラットが大きいダイヤモンドが映える傾向にあります。そのため、長い目で見て0.7カラット以上のダイヤモンドをセレクトするカップルも。
いずれにせよ、手指の形や好み、ライフスタイルなどで選ぶダイヤモンドのサイズは変わってくるはず。下記のカラット別の比較特集では、選ぶ際の参考になるサイズ感とオススメ商品をご紹介! ぜひチェックしてみて。
≫【カラット別大きさ比較!】ダイヤモンドのサイズはどう選ぶ?
≫婚約指輪の相場は? 年代別の購入平均価格や実際に購入したブランドもご紹介!
ダイヤモンドにこだわるブランド3選
ダイヤモンドを選ぶ際には様々なポイントを考慮しなければならず、迷ってしまうこともしばしば。そこで、ダイヤモンドにこだわるオススメブランドをご紹介! 品質はどこも最高ランクなので、安心して選ぶことができるはず。●EXELCO DIAMOND (エクセルコ ダイヤモンド)

200年以上の歴史を持ち、「輝きの原点®」を考案した本物・本質を追求する人に選ばれる実力派のブライダルジュエリー専門ブランド。幅広いデザインバリエーションから運命の一本を選ぶことができます。ダイヤモンドの世界No.1カッターズブランドとして、鑑定書・輝きの証明書・カット証明書を発行し、品質の証としています。
※IDEXによる2011年度のダイヤモンドブランドランキングTOP10にて、「エクセルコ ダイヤモンド」の欧米名「トルコウスキー」が第1位を獲得。(http://www.idexonline.com/)
EXELCO DIAMOND (エクセルコ ダイヤモンド)の婚約指輪一覧
●ラザール ダイヤモンド ブティック

世界有数のダイヤモンドカッターズブランドのひとつと称される「ラザール ダイヤモンド」。厳しい基準で選び抜いた希少な原石から“最も美しい輝き”を引き出すことに徹底的にこだわり、最高級のクオリティを実現。メインのダイヤモンドから脇石のメレダイヤモンドに至るまで、奇跡の美しさを放ちます。
コンフリクトフリーダイヤモンドだけを取り扱い、100 年以上の歴史とニューヨークの洗練された美意識が磨いたその輝きは、本物を知る人々に選ばれています。
ラザール ダイヤモンド ブティックの婚約指輪一覧
●MONNICKENDAM(モニッケンダム)

「MONNICKENDAM(モニッケンダム)」の厳しい基準の中で選ばれるダイヤモンド原石は5%にも満たない希少なもの。それらを世界最高水準の技術で磨き上げ、「ラグジュアリーホワイト」と呼ばれる白く豊潤な輝きを生み出しています。
『原石に命を与える』というポリシーのもと、カット・研磨技術の歴史を牽引してきた功績から“世界三大カッターズブランド”のひとつに数えられ、ブライダルにふさわしいダイヤモンドジュエラーとして多くのカップルから選ばれている名門ブランドです。
MONNICKENDAM(モニッケンダム)の婚約指輪一覧
ダイヤモンドの品質が高いブランドをもっと見る
さらには、Tiffany & Co.(ティファニー)やHARRY WINSTON (ハリー・ウィンストン)など、あこがれの海外ハイジュエラーにもこだわりのダイヤモンドが! そこで下記では、ダイヤモンドのクオリティに定評のあるジュエラーをセレクト。各ブランドのダイヤモンドの特徴と、代表的なリングをご紹介します。
あこがれの海外ハイジュエラーのダイヤモンドのこだわりとは
大きなダイヤモンドが欲しい! そんな時は……

●4Cのバランスと優先度を考える
高品質なカラーやクラリティのダイヤモンドは、カラット数が小さくても美しい輝きを放つため、価格が高くなることも。そのため、カラーやクラリティを少し妥協してカラット数を優先することで、予算内で最適なダイヤモンドを見つけることができるでしょう。
●“マジックサイズ”よりやや小さめを探す
マジックサイズとは、価格に大きな影響を与える重量のことで、一般的には0.5カラット、0.75カラット、1カラットちょうどをさします。
これらのサイズはキリが良い数字であり、とても人気があるため、比較的値段が高くなります。しかし、1カラットと0.9カラットのダイヤモンドは見た目にほとんど遜色がないのが現実。このように、マジックサイズよりほんの少し小さいサイズを選ぶだけで、かなり費用を抑えることもできます。
婚約指輪は、一生に一度の大切な買い物。十分な情報をもとに、ふたりにとって最も価値のあるダイヤモンドを選び出してみてくださいね。
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カラー(Color)| クラリティ(Clarity)| カット(Cut)