折り鶴に込めたメッセージを、小さなタイムカプセルに。友人・家族への感謝を伝える国際色豊かなウエディング

李 鳴鶴様&森田 綾佳様

披露宴会場名

バンケット

挙式日

2018年6月29日(金)

挙式スタイル

神前式 

招待人数

30名

「中国と日本の国際結婚とうかがっています。神前式を選ばれたのには、どんな理由があるのですか?」

アメリカの大学留学中に出会った私たちが日本で結婚式をすることになり、海外ゲストが多かったので、ゲストに喜んでもらいたいという思いがありました。あとは主人がアメリカで、高校時代にお世話になったホストファミリーの存在ですね。家族同然に主人をかわいがってくれていて、結婚式のために来日してくれることになり。クリスチャンであるご家族の前で私たちが教会式をするのは軽々しいように感じられ、日本式の挙式をすることにしました。 「SCAPES THE SUITE (スケープス ザ スィート)」さんは、何軒か見学した中でロケーションのよさはもちろん、ホスピタリティの豊かさを一番感じられた会場です。見学に行くとスタッフのみなさんが外で待っていてくれて、家族のようにあたたかく迎えてくれたことがうれしくて。そのとき入場シーンなど当日のシミュレーションをさせてもらったのですが、スタッフさんたちがゲスト役として拍手をしてくれたことが印象に残っています。施設も素敵で、チャペルを見たときはここで挙式をしないのはもったいない!と感じたほど。ただ撮影はできると聞いたので、それで満足することにしました。

「結婚式をするにあたり、何かテーマのようなものはお考えになりましたか?」

少し前に出席した友人の結婚式のテーマが、「今まで支えてくれた友人や家族への感謝を伝える」というもので。とても共感できるものだったので、私たちも家族や友人に感謝をしたいというのが一番にありました。
また、挙式会場に鶴岡八幡宮を選んだ理由が、主人の名前に「鶴」の字が入っているというものだったので、「鶴」をテーマのひとつにしようと思いました。そこで、それぞれのゲストへメッセージを添えた折り鶴を作ったり、各卓に折り紙とペンを用意して、そこに10年後の私たちに向けたメッセージをゲストに書いてもらったりという演出を行いました。その折り紙で鶴を作ってもらい、瓶を持った私たちが集めていくというテーブルラウンドもしました。通訳と折り紙指導のために、海外からのゲストのテーブルには最初からバイリンガルの友人たちにひとりずつ入ってもらう形にしたのですが、友人たちのおかげで、海外の方にも退屈せずに楽しんでもらえたと思います。自分たちで手作りした動画にも日本語・中国語・英語の字幕を入れました。

「国際色豊かな結婚式だったのですね。「感謝」というテーマで、ほかにもお考えになったことはありますか?」

こだわったのは、お料理です。海外ゲストの中にはベジタリアンや生モノが苦手な方もいたのですが、シェフに細かく相談して、それぞれに対応したメニューを用意してもらえました。ほぼ全メニューを試食でき、大変選びやすかったです。お肉もそうですしオマール海老、デザートまで何から何までおいしくて。中でもできたてのパンは、「すごくおいしかった!」とゲストから大好評でした。会場はオープンキッチンでしたので、「目の前で作られた料理が、あたたかいまま運ばれてくるのがよかった」という声ももらえました。 また、試食会といえば一度両親といっしょに行ったことがあったのですが、そこで父が体調を崩し倒れるというハプニングがあって。そのときにプランナーさんはじめ会場の方々がすぐに対応してくれて、救急車を呼んでくれたんですよ。その後も安否を気遣うメールをもらうなど、ご心配をおかけしました。幸い今はそのできごとを冗談にできるほど、元気になったのですが、そのとき実感したのは、スタッフさんたちが本当に頼れる方々だなということ。それまでも心強い存在でしたが、よりその思いが強くなりましたね。

「挙式はいかがでしたか? 鶴岡八幡宮は観光客も多いので、注目を集められたのではないですか?」

参道を歩くとたくさんの方々から声をかけてもらいました。修学旅行中の小学生たちにも「おめでとうございます」と言ってもらい、あたたかな気持ちになりましたね。私はそれほど緊張しなかったのですが、まだ日本語が流暢ではない主人は苦労していました。前夜まで誓詞奏上の猛練習をしていたのですが、本番では一行抜けてしまい……。私が隣で小声で囁き、事なきを得ました(笑)。海外ゲストの方は神前式がはじめてという方も多く、とても喜んでくれましたね。 あと想定外だったのが、主人の指に指輪が入らなかったこと。数ヶ月前に中国に帰国した際、主人の友人にオーダーメイドで作ってもらったのですが、入らなくなっていて。私がどんなに押し込んでも入らず結局主人が自ら入れたのですが、キツさで指が変色してしまったほど(苦笑)。忘れられない思い出になりました。

「それは大変でしたね。披露宴はいかがでしたか? お料理や演出も喜んでいただけたそうですが?」

はい。全体として感動的なものになりました。手作りした動画にゲストひとりずつへの感謝を述べるシーンを入れたこともあり、みなさんとても喜んでくださいました。通訳で各卓に入ってくれた友人たちもそうですし、私と夫が出会ったときからずっとそばで見てくれていた友人も感動的なスピーチをしてくれて、本当に友人たちに支えられた結婚式になったなと感じています。 あと、ドレスは2ウェイのものだったので、私だけお色直しをしました。退場時は兄、再入場時は父をそれぞれエスコート役にサプライズ指名したのですが、その場では戸惑っていましたが、あとから聞くと喜んでくれていたようで。友人や家族への感謝を伝える、という当初の大きなテーマをかなえられたかなと思います。

「最後に「SCAPES THE SUITE (スケープス ザ スィート)」で結婚式を挙げられた感想を聞かせてください。」

スタッフのみなさんが本当にいい方々で、始終支えてくれて、最初に受けた印象通りでしたね。どんな場面でも迅速に対応してくれましたし、プランナーさんも相談するたびすぐに的確なアドバイスをくれて。ロケーション的にも、理想通りでした。ひと口に”海の近く”とはいっても会場によってさまざまでしたが、「SCAPES THE SUITE (スケープス ザ スィート)」さんはすぐそこに海が広がっていて。ご近所の神社の赤い鳥居や、お天気によっては富士山まで見えるという抜群のロケーションで素敵な写真が残せたのがよかったです。 演出で集めたメッセージ入りの折り鶴は、10年後の結婚記念日に「SCAPES THE SUITE (スケープス ザ スィート)」に宿泊して開いてみようかなと思っています。今からその日が待ち遠しいですね。

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