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【結婚したい】年下彼氏と結婚するまでに踏みたい理想のステップ71

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こんにちは。ライターのさえりです。最近の心配事は、たったひとつ。

 

——わたしは本当に結婚できるのだろうか?

 

この問いを考え始めると、いてもたってもいられなくなります。でもジュール・ヴェルヌは言ってました。『人間が想像できることは、人間が必ず実現できる』ってね。

 

ということで今回は年下彼氏と理想の結婚に至るまでに踏みたいステップを具体的に想像してみたいと思います。

なお本記事は、熱意と憧れと夢と希望と煩悩と勇気のみで乗り切る予定です。いっきまーす。

 

 

 

出会い編

 

ステップ1

未来の彼は、本屋で働いてると思う。黒エプロンをつけて鎖骨が見えるゆるいロングTシャツをきて、黒髪でゆるふわパーマで、黒縁メガネをかけている身長179cm。どう見ても年下。たぶん5歳差くらい。まずこの彼と出会うことになります。

 

ステップ2

仕事終わりに、本屋に好きな作家の新作を買いにいったら在庫がなくて、そこで彼にたまたま「あの、○○って本ありますか?」って聞いたら、「あ、ごめんなさい。さっき売り切れちゃって。あした、また来れますか? 取り寄せます」って言ってくれる。そう決まってます。

 

ステップ3

次の日「あのお客さんのために」って本をレジに置いて待っていてくれたんだけど、仕事でいけなくなっちゃって、「あのお客さん、今日こないな」ってちょっとぼんやり遠くをみてる未来の年下彼氏の横顔、わたしには見える。

 

ステップ4

彼はお店を閉めるギリギリまでわたしのことを待っていて、「来ないのかな……」って顔で外をじっと見つめて、ちょっと背伸びをしてから店じまいを始めるんだよね。その「ンーッ」て背伸びのときにロングTシャツが上に引っ張られてお腹がチラッと見えたりしてるはず。お腹の肌のきめ細かさ、見える。たまらん。

 

ステップ5

あしたこそは絶対本屋に寄るぞって思いながら家について、次の日閉店ギリギリになんとか本屋に駆け込んで、黒縁メガネの未来の彼を探すんだけど見つからなくて。で、ほかの店員に声かけるぐらいなら、あしたまで待とうって思っちゃうのが恋の始まり。

 

ステップ6

次の日は土曜日だったので、昼過ぎに本屋に行ったら、棚の整理をしている黒エプロンの彼の姿が見えて、「あっ」って思ったらなんか胸がドキドキしてきて「あ、れ……?」って気持ちになる予定。

 

ステップ7

胸の高鳴りをごまかしながら彼のところに向かったら、しゃがみこんで本を取り出すその腕まくりした腕に血管がくっきり浮き上がっていて、急に男らしさを感じてしまい、「あれ、あれれ??」って思ってたら、「あの」って声がでなくなっちゃう予定。

 

ステップ8

立ち尽くしてたら、彼が顔をあげて「あっ!」ってすごく嬉しそうな顔でパァッって微笑むやつ、プライスレス。

 

ステップ9

「よかった! 待ってたんです!」って言ってエプロンのポケットから本を取り出した彼が「あ、いつお客さんくるかわかんないから持ち歩いてて(笑)。……本、 あったかくなっちゃった……すいません」って頭をぽりぽりと掻きながら上目遣いで見てくるんだけど、その姿が可愛くて思わず「うれしい」と言うと「本、そんなに待ちわびてる人初めて見ました」って言われて「ちがう、会えてうれしくて」ってつい言っちゃう予定。

 

ステップ10

「え?」って彼がつぶやいた途端、しまった! って気持ちになって赤面してたら彼も赤面していて、彼が「本、お会計でいいですか」って赤面したまま顔を背けて、「あ、はい……」って二人でレジまで気まずく歩くことになる。

 

ステップ11

で、 レジでお会計してる間、ふたりともちょっと黙っちゃってシーンとしてたんだけど、本が入ったビニールを受け取る瞬間に彼が「あの」って言うから「へ?」って聞いたら、「あ、いや、えっと、あの……ありがとうございました」って小さな声でいうから「あ、はい……」って言いながらそこでお別れするわけ。

 

ステップ12

本屋を出たら自分が思っていたよりもドキドキしていることに気づいて、なになにこれなに!? 店員だよ? 普通の店員だよ? とか思いながらもなんか意識しちゃってる自分に気づく予定。

 

ステップ13

恥ずかしいようなうれしいような気持ちでそのままカフェに向かって早速その本読んで、気づいたら意外と時間が経ってて、「長居しすぎたな〜。でも本買って正解だった〜」って思いながら歩いてたら、本屋さんから私服に着替えた黒縁メガネの未来の彼がでてくるわけですよ! 

 

ステップ14

「あ」 「あ」って感じで目があって、黒縁メガネの彼がなぜかソワソワしてるからなんとか間を保たなきゃって「あのっ、この本読んでたんです。おもしろいですよこれ」って言ったら彼が目を輝かせて「それ、僕も読んだんです。めっちゃいいですよね」って言ってきて「だよね? すごいいいよね!」ってタメ口になって「あ……」ってつぶやいたら、「全然いいですよ」って彼がくすくす笑うその瞬間にわたしは完全に恋に落ちるわけです。

 

ステップ15

ここまでのところ全部妄想のストーリーなんですけどついてこれてますか?

 

 

いい感じになる編

 

ステップ16

その後、「たまたま寄っただけですよ〜」という体裁で会社終わりに本屋に行って彼に話しかける日々を送る予定。

 

ステップ17

こっちの姿を見たときに「あ、おつかれさまです! お仕事終わりですか?」って走って駆け寄ってくるそのゆるふわパーマに寝癖がついてるかんじ、ウルトラミラクルキュートスマッシュ。

 

ステップ18

本屋に通いはじめて1カ月後に、黒エプロンの彼が「あの……」と頭をぽりぽり掻いたあとに、「今日、今からあがるんですけど、一緒に帰ってもいいですか?」って言ってきて「あ、もちろん」と答えると、「っしゃ!」ってガッツポーズしちゃって「あれ? まさか?」って思う予定。

 

ステップ19

「お待たせしちゃってすいません」って言いながらでてきた年下彼氏が深緑のセーターにスキニーデニムとか履いててときめきがとまらくなる予定。

 

ステップ20

二人でハクモクレンが咲く緑道を歩きながら、本のよかったところとか気になったところとかを語り合っていたら彼が「でも僕うれしいです。この本について話せるなんて」というので「わたしも」と満面の笑みで顔を覗き込んだら、彼に「あ……」とつぶやかれてめちゃくちゃ赤面される予定。

 

ステップ21

「?」って顔したら、ちょっと俯いた年下彼氏が顔をようやくあげて「やばい、かわいすぎないですか? 今の顔」って言いだして、ああああああああああああ。

 

ステップ22

「ば、なにいってんの」って笑って腕にポンと触れたら、その手をぐっと引き寄せられて顔と顔がちょー近い状態になり、「!!?」ってなってたら「や、隙ありすぎですよ」って急に距離縮めてきて心臓ウルトラミラクル爆破タイム。

 

ステップ23

「え!? え!?!?」ってなって、あ、これはキスされるやつ!? って身構えた瞬間に角から出てきた車のライトに照らされ、二人はとっさにパッと離れて小休憩タイム。

 

ステップ24

あーもうばかばかドキドキしたじゃん! って内心思って車が去って暗闇が戻ってきたころ、歩き出した彼が「すみません」って言いながら再度腕をグイッと引っ張って腰を引き寄せ、はいフォーリンラブ。

 

ステップ25

「あ……止まんなくて……」って暗闇の中で申し訳なさそうにしてるんだけども、彼の後ろの街灯のせいで男らしく光るその首筋どうにかしてくれない?

 

ステップ26

ポケットに手を突っ込んで、空を仰いで「ああああ」って小さく叫んだのち、「きらいに、なりました?」って下を向いたまま言う年下彼氏。

 

ステップ27

その顔にかかった前髪(ゆるふわ)を手でかき分けてみたら上目遣いで彼が見つめてくるので、両手で彼の頬を包んで再度キスして「うれしかった」って言っちゃう予定。もうこの辺まで実現したら死んでもいい。

 

ステップ28

ここでおさらいします。ジュール・ヴェルヌは言ってた。『人間が想像できることは、人間が必ず実現できる』ってね。

 

 

 

お付き合い編

 

ステップ29

そんな感じではじまった二人の恋愛ですけれども彼が本当はどんな人間なのかわからないからちょっと警戒したりしちゃうわけ。もしかしたらチャラいのかもって。

 

ステップ30

だってさだってさ、普通に一緒にデートしてるときに「ちょっとこっち向いてくださいよ」とか言ってきて「なに?」って向いたらキスとかしてくるわけ。で何々!? ってなってたら「いまどうしてもしたかったんです」とかクシャって笑うんだよどう思う?

 

ステップ31

って友達のフミエに聞いたら「そいつ絶対遊んできたって」とかいうからちょー不安じゃん?

 

ステップ32

でも勝手に悩んでても仕方ないなって思って彼と一緒にいるときに「ねー、いままで何人と遊んできたの?」ってストレートに聞いたら彼が覗きこんできて、じっと目を見つめて、ちょっとほっぺを膨らませて「僕、ほんとに好きなんだよ。本気で」っていうわけ。

 

ステップ33

でもちょっと意地悪に「どのくらい好きなわけ?」って聞いてみたら遠い目しながら「ずーっと一緒にいたいくらい」とか言うんだよね、それって!?!?!? いやいや、過去にもこうやって女は騙されてきたんだから信じちゃいけn「ほんとにずっと一緒いたい(真剣な目で)」 ってウォオオオオ!!!!!

 

ステップ34

そういう彼のことを信じて付き合うことなんと6カ月が経過するわけです。付き合ったのは4月なので、そう、今はもう10月ですね。夏はたぶん一緒にスイカ割りとかしたと思う。

 

ステップ35

たぶん花火を見たし、その途中でキスとかもしたよねたぶんね。

 

ステップ36

寝る前に「暑いからくっつかないでよぉー」っていっても「おりゃー」とくっついてきて「暑い!」って騒いだら、急に上半身起こして上から見下ろしながら「もっと暑くなる?」とか色っぽく言ったと思う、書いといてはずかしい。

 

ステップ37

ちなみに、これ71選まで続くんですけど、大丈夫ですか? わたしはすでに心が30回折れましたが続けます。

 

ステップ38

で、秋ですよ。彼は何度も髪を切ったけれど変わらずゆるふわパーマで本屋で働いていて、わたしは相変わらずライターとして働いていて、そのころにはわたしの家で一緒にいる時間が増えて。その日も「遅いの心配だから」ってことで迎えに来てくれて、家で一緒にくつろいでたら一緒に住みたいって彼が言い出して。

 

ステップ39

「え、 同棲…?」「うん。僕と一緒に住むのいや?」「いやじゃないけど、なんで……?」「そばにいたいじゃん」「う、うんそうだけど……」ってちょっとしぶった姿勢を見せちゃったら彼が「またいつでもいいから。住みたくなったらにしよっか」って微笑んでくれるんだよね。その瞬間に住みたくなるわけ。天邪鬼。

 

ステップ40

彼がソファから立ち上がって「紅茶淹れるね」って言った瞬間、彼の服の裾を引っ張って「一緒住もっか」って言う予定だし、彼は「へ!?」って声を裏返させてくる予定。自分から言っといて、動揺してる年下彼氏にトリプルアクセル。

 

ステップ41

「一緒に住むのいいけど、約束して」「なにを……?」「わたしは洗濯物を絶対たたむから、紅茶飲みたいときは絶対淹れてね? あとは仲良くしようね?」っていったら彼が目を輝かせながら飛びついてきて「すきだぁああ」って耳元で騒ぐからんもぅ仕方ないなぁ。

 

ステップ42

で、 一緒に家を探しにいくんだけど彼が「僕は絶対にロフト付きがいい」なんて言い出すからぜんぜん家が見つからなくて、「もうロフト諦めようよぉ」っていったら「やだ、僕は毎朝ロフトから降りてくる姿がみたい」とか言って、「なにそれ変態ー」って笑いあう時間プライスレス。
 

ステップ43

ようやく決まった家は駅から12分ほど歩く場所だったので、シフトがはやく終わる夜は彼がよく迎えにきてくれるようになるわけです最高。

 

ステップ44

彼はだいたい駅前で携帯をいじりながら待ってて「おまたせー」って言うとへらっと笑って「おつかれ」って頭をなでなでしてくれて、こんなんならOL人生も悪くないなって思ったりするわけ。

 

ステップ45

で、ふたりで星とか見ながら帰って、彼は星が好きなわたしのために星座を勉強してくれてたんだけど、「あれはなに座?」ってきくと「うーんと、なんだっけな」というので「じゃあなんか名前つけてみて?」「じゃあ…、『あしたは見れない座』」「なんで?」「あしたは帰り遅いんでしょ? あしたは見れないかもじゃん」 「なにそれ単純ー!」ってケラケラ笑いあう夜道がわたしを待っているはずで。

 

ステップ46

家についてドアがパタンと閉じるときに彼は電気をすぐつけず、一瞬の暗闇の中で抱きしめてくるその癖にも慣れてきて。

 

ステップ47

その日は暗闇の中でそのままちょっと深いキスなんかしちゃったりして、暗闇の中でもわかる彼の髪のふわふわ具合と、ちょっと甘い首筋の匂いにやられてたら、彼の吐息が耳元に届いて、力強い腕が背中に回ってきてグイッと引き寄せられて、そのあと、

 

ステップ48

あっ

 

ステップ49

それは

 

ステップ50

書くのは

 

ステップ51

自重しようね!

 

ステップ52

って夜を何度か迎えます。ちょっと疲れてきたのでこのあとの彼との時間は省略しながらお届けします。

 

ステップ53

たぶんデートは何回かします。

 

ステップ54

デートで水族館にいく。

 

ステップ55

デートでディズニーランドにいく。

 

ステップ56

デートしよーねって言ってた日にふたりで夕方まで眠っちゃって起きてから悩んだあげくレイトショーにいく。

 

ステップ57

彼がレイトショー中にふいにキスしてくる。

 

ステップ58

帰り道に彼が、「好きだー」と素面なのに叫んでくる。

 

ステップ59

「もー! はずかしいから静かに!」って手で口を押さえたのにもごもごさせながら「好きだー。ほんとに好きだー」とかいうからもう手を退けて「好…」って言ったところでキスで黙らせる系女子にも進化する。

 

ステップ60

でも、たぶんちょっと喧嘩とかもする。

 

ステップ61

たぶんふたりで彼の携帯を見てるときに「レイコ:昨日ありがとー!」っていうLINEが届くんだ。

 

ステップ62

だれ? って何気なく聞いたら彼が珍しく冷たい声で「べつに?」とか言うので下を向いて黙ってたら彼が「……ごめん」とか言ってきて(浮気のカミングアウト……?)って思ってたら「部活時代の先輩なんだ」「うん」「昨日本屋きてて」「うん」「本の場所聞かれて」「うん」「いろいろ教えてた」「うん」「……」「……」「……えっ、おわり?」「……え? うん」「そのあとお茶したとか?」「ううん」「今度飲みにいくとか?」「ううん?」「言い寄られたとか?」「いや、結婚してるし」「え? じゃ、なんで謝ったの?」「……いや、反射的に……」「はあっ?」「えっ!?」「なんでそれで謝るの?」「や、え?」「なんで! 謝ったの!!! なんかあったかと!! 思ったじゃん!!!!」「え???」

 

ってここからまさかの喧嘩になるっていう感じのくだらないやつだと思う。

 

ステップ63

「くだらねーw 痴話喧嘩かよw」ってLINEがフミエから届く。

 

ステップ64

付き合ってなんだかんだ1年半がたってもまだ好きでどう考えても好きで、彼と話してると安心するみたいな当たり前系の褒め言葉はもはや当然で、むしろ未だに彼の腕の血管とか見るだけでよだれが出たり、彼の黒目のことを考えるだけで胸がキュンとするような日々を送っていたときに、彼が下を向いて帰ってきて、

 

ステップ65

「どうしたの」ってきいたら、「ちょっときいて」って彼が真剣な顔でいうから、「なに……どしたの……?」ってちょっと不安になって、二人でソファに座って頭撫でながら「どしたの?」ってもう一回きいたら、

 

ステップ66

わたしの首筋を切ない顔でちょっと撫でてきたあと、頰を包んでじっと見つめてきて、そっとキスして困り眉のまま、ぽつりと「結婚しよ?」って、

ハイ〜〜〜〜〜!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

 

ステップ67

えっ!? えっ!? ってなってたら「先々月からずっと毎日考えてて、今日もうボルテージがマックスに達した」とか言いだして「ごめん、指輪もなにもないんだけど」とか言うけ ど、そんなの全然いいから!!!! 日常の延長線上に結婚があるってこういうこと!?!? いいのいいのこういうのが最高だよ!!! もうゴールデンボンバー!!!!!

 

ステップ68

というあれやこれやがありまして、婚姻届は、1カ月後のわたしたちの記念日にだす予定です///

 

ステップ69

〜一カ月後〜

「苗字が綾野に変わります♡ 一年半前はこんな風になるなんて想像できなかったなぁ……。楽しい思い出をたくさんありがとう。これからもよろしくね?」って二人が婚姻届を持って微笑む写メをFacebookに載せて、

 

ステップ70

いいねを343件稼いで「もー、返信返すのが大変すぎw」って彼に微笑んだら、にこって微笑んで「紅茶でも飲みながら返信しなよ?」っていうから「紅茶淹れるの、じょうずになったよね」とか微笑んだら「紅茶の淹れ方って本、書店にあってさ」って彼が言うのでふたりでくすくす笑って、そう、これからもふたりは 永遠に幸せに暮ら…

 

ステップ71

ハッ!?!? なにこれ記憶じゃないの? 妄想なの? まじ? 

 

 

さいごに

 

冒頭に戻ります。

 

 

——わたしは本当に結婚できるのだろうか?

 

 

それではまたね!

 

 

 

 

 

 

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さえり
株式会社LIGに所属しているライター・編集者。
好きなものは雨の日と紅茶と他人の妊娠ブログ。
Twitter:@N908Sa

 

 

 

 

 

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