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【再婚の結婚式】する? しない? 夫婦の節目を気兼ねなく祝うポイント

再婚結婚式
身の回りでも珍しくなくなってきた"再婚"。再婚を決めたカップルから多く聞かれるのが「結婚式はやりたいけど、いいのかな?」「ほかの人たちはどうしているんだろう?」という迷いの声です。確かに少し前までは、ほかの再婚カップルの体験談を見聞きしたり相談したりという機会は少なく、迷いが解消されないまま結婚式の実施を思いとどまるケースも見られたよう。けれども現在、厚生労働省の調査※1によると、結婚したカップルの「再婚比率」はゆるやかに上昇傾向。再婚の割合が増えるに伴って、結婚式の形も従来とは異なるさまざまなタイプが登場し、自分たちに合ったスタイルで結婚式をかなえている再婚カップルが増えています。

結婚式が"一生に一度"のものでなくなったとしても、結婚は結婚です。マイナビウエディングでは夫婦としての新たなスタートであり節目でもある「再婚の結婚式」について、周囲に気兼ねすることなく楽しむためのアイデアやさまざまなスタイルをご紹介します。

※1 厚生労働省の平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況より
1980年に結婚したカップルの「再婚」の割合は15%でしたが、2000年には21%に、2015年には27%とその割合はゆるやかながら上昇傾向が見られます。


再婚の結婚式を迷ってしまう理由とは?

夫婦のどちらか、あるいはふたりとも再婚というカップルはなぜ、結婚式を躊躇してしまいがちなのでしょうか? 実際に、結婚式を迷っている再婚カップルが感じている具体的な理由を見ていきましょう。

◆理由その1:もうまわりを巻き込みたくないetc.…周囲への気遣い
再婚カップルが結婚式を躊躇する理由に、「もう一度自分のために皆にわざわざ集まってもらうなんて気が引けてしまう……」と招かれる側を気遣う声が多く聞かれます。

◆理由その2:結婚式にかけるお金と時間がない
多くのゲストを招いての結婚式となると、それなりの費用と準備にかける時間が必要。一度目の結婚式で「挙式+披露宴」の準備の大変さを経験しただけに、そのイメージで結婚式を躊躇してしまうカップルも。

◆理由その3:年齢を重ねた今、“きらびやか”な結婚式のあれこれが似合わないと感じてしまう
華々しい挙式や披露宴を盛大に行うことに、自分たちとのギャップを感じてしまうカップルも。初婚のときに結婚情報誌で目にした盛り盛りの会場や演出、プリンセスのようなウエディングドレス。これらを思い出し、「大人である自分たちにはキラキラしすぎて似合わない」、「きっともうドレス姿は似合わない」とギャップを感じるカップルも。また、「人前に立つのは年齢的にもう無理」との声も聞かれます。

再婚の結婚式をしたほうがいい理由とは?

再婚カップルが結婚式を躊躇してしまう理由を解説しましたが、実はそれ、過去に一度結婚式を経験しているからこその誤解かもしれません! さまざまな結婚の形がある今、結婚式の選択肢も本当にいろいろあるのです。たとえば、大人花嫁だからこそ似合うシックでオシャレなウエディングドレス、まわりへのお披露目ではなくふたり完結型などシンプルな内容の結婚式プランも増えてきています。

「初婚のときに一通り調べたからわかっているつもり」というふたりも、結婚式にまつわるトレンドやスタイルは年々新しいものが登場しているので、「再婚の結婚式はしない」と決めてしまう前にぜひウエディング情報のアップデートを。必ずふたりらしい結婚式のスタイルやプランを見つけることができます。後になって「何かしら記念にやっておけばよかった……」と後悔することがないようにしておきたいですね。

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結婚式を迷ってしまうネガティブな要素をひとつずつ解消しましょう

①まわりを巻き込みたくないetc.……周囲への気遣いが気になる時は?
二度目の結婚式で、同じゲストを再び招待することに気が引けるというのは、再婚カップルにとって重要な問題ですよね。まわりを巻き込みたくないなら、ふたりだけで完結できる結婚式や、家族など本当に近しい人だけを招待するという方法もあるのでぜひ検討を。今はゲストを呼ばない結婚式もあるのです。ちなみに、再婚時に結婚式など節目のセレモニーを行わなかった女性にインタビューを行ったところ、

「ふたりだけなら誰も気にしなくてよかったのに。結婚したという証が何もない。子どもが大きくなったときに見せてあげたかった」「後々まわりから“2回目だからなんて関係ない。おめでたいことなんだからやれば良かったのに”と言われ少し後悔。私一人で気にしているだけだった」(36歳/経理事務)

「結婚記念日がくると“何かしらやっておけば良かった”と思う。記念になるものが何も残っていない」(41歳/看護師)

と、後悔するコメントも目立つので、結婚式をするかしないかは、いろいろな選択肢を見たうえで慎重に決めてほしいところ。


②結婚式にかけるお金と時間がない場合は?
結婚式にお金をかけられなかったり、結婚式準備に時間が取れない場合には、「挙式だけ行う」「旅行がてら挙式をする」といったスタイルはいかが? たとえば、再婚の記念に旅行に出かけて、その旅先にある教会やチャペルでふたりだけで挙式をする……そんなイメージ。一般的な「挙式+披露宴」の場合よりもずっと軽い負担で、印象深い思い出をつくることができます。

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③年齢を重ねた今、“きらびやか”な結婚式のあれこれが似合わないと感じてしまう時は?
きらびやかな雰囲気に前向きになれないなら、近場のリゾート地がオススメ。開放感あふれる雰囲気で、かつ人目も気にならないので、リラックスした自然体の雰囲気で結婚式を挙げられます。また、ふたりだけで完結させるスタイルを選べば「人前に立つのは……」という悩みも不要です。ウエディングドレスも、初婚のときに見たキラキラなイメージが強いかもしれませんが、素材や形、色味、露出度などによってイメージがぐっと変わります。現在ではさまざまなドレスが登場しているので、選択肢も豊富。年齢を重ねた今だからこそ似合う“大人ドレス”もチェックしてみて。

再婚だってウエディングドレスが着たい!「大人ドレス」×「自然いっぱいのロケーション」で記念の一枚を

ちなみに、再婚の結婚式を行いたい女性にインタビューを行ったところ、
「ドレスも着たいし、旅行も兼ねてふたりだけで完結するリゾートでの結婚式を考えている。再婚した友人は結婚式も披露宴も旅行も全部やって、その写真を見てすごくいいなぁ、そういうのもありだなと思った」(33歳/ソフトウェア開発プログラマー)

「挙式をしたい場所へ旅行も考えている。友人には負担をかけたくないので、身内だけを呼んで披露宴をして、ウエディングドレスを着て写真も撮りたい」(43歳/専業主婦)

など、旅行を兼ねたリゾート挙式を希望する声が目立ちました。

再婚の結婚式にぴったりのスタイルや会場とは?

ここまでで、“いわゆる定番の結婚式のイメージから離れてみれば、いろいろな選択肢があって再婚の結婚式への迷いは解消できる”ということが見えてきましたね。では実際にふたりの迷いを解消してくれる結婚式スタイルや会場とは、いったいどんなものなのでしょうか。ここからは、具体的にどんなスタイルや結婚式場があるのかご紹介します。

Style① ふたりだけの結婚式をリゾートで
美しい自然が広がるリゾートへ。旅先にある教会やチャペルでふたりだけで挙式をし、記念のディナーのあと宿泊するという、ふたりだけで気兼ねなく過ごせるスタイルはいかが? リゾートの自然あふれるロケーションならステキな写真も残せるので、“派手なことはしたくないけど何か記念になるものを残しておきたい”というふたりにオススメ。

◆オススメ会場◆
旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン(元:旧軽井沢ホテル)


東京から新幹線で1時間。「森を庭に持つホテル」と称えられるほどの豊かな緑に囲まれた旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン(元:旧軽井沢ホテル)。誓いの舞台となるのは、白を基調とした透明感溢れる独立型のチャペル。 窓の外には常緑樹が広がり、まさに森の中の教会。 グランドハープの生演奏による清らかな感動の挙式がかないます。挙式後は、自然豊かな緑のプライベートガーデンの中、お気に入りの衣装を身にまとって記念の写真を残して。

「ヴォヤージュ ドゥ ルミエール 北谷リゾート」

沖縄本島中南部に位置する本会場では、青い海と空が溶け合う水平線が正面に広がるデザイナーズチャペルでロマンティックな時間を過ごすことができます。


Style② ふたりと両家の家族だけ!旅行を兼ねた結婚式をリゾートで
家族旅行を兼ねて結婚式・食事会が行えるスタイル。ふたりの結婚式のために集まってもらうというよりも、それぞれの家族の旅行に「+イベント(結婚式)がある」……そんな気軽なイメージのウエディング。首都圏から近く、両家の中間地点にもなりやすい軽井沢など、家族が移動しやすいリゾート地を選ぶのがポイントです。

◆オススメ会場◆
ルグラン軽井沢ホテル&リゾート




ガーデンと会場が一体になったオープンエアな空間やオープンキッチンを完備し、ゲストとゆったりとした時間を過ごせる会場を多数有しています。全室スイートという贅沢な造りのホテルで、前泊や後泊をして軽井沢を満喫することも可能。豊かな自然に囲まれた寛ぎのひと時を大切なゲストともに。

Style③ 両家の顔合わせと結婚式を兼ねた食事会
両家家族だけで結婚式・食事会を行うスタイル。スイートルームでの顔合わせプランや少人数向けのパーティルームがあるホテルを選べば、そのまま宿泊したい場合にも便利です。


◆オススメ会場
シャングリ・ラ ホテル 東京
 

広さは269㎡、さらに2フロア吹き抜けというシャングリ・ラ ホテル 東京の「プレジデンシャルスイート」は、高層階ならではの眺望が楽しめる都心のハイエンドな空間。ふたりと家族という少人数でこの空間を独占できるのはもちろん、東京駅に隣接しているため、両家の負担を軽減できるのもうれしい。


目黒雅叙園(ホテル雅叙園東京)

ホテル最上階、240㎡もの広さを誇るスイートルーム「雅叙園スイート」でのウエディングは6~26名まで利用可能。挙式スペースは、紅葉の山々を表現した屏風と組子格子のアートスクリーンが印象的なリビングルーム。窓からは庭園の緑が広がり、アットホームでありながら開放感が感じられます。

まとめ

再婚の結婚式で迷ってしまうポイントや、そんな迷いをすっきり解消できる新しい結婚式のスタイルを紹介しましたが、いかがでしたか? 二度目の結婚式を挙げるとなると、まわりを巻き込みたくないなど、いろいろ考えてしまうのは当然のこと。とはいえ、現在では「ふたりだけで挙式のみ」「ごく近しい人だけを招待する」「記念の旅行を兼ねて、旅先で挙式をする」などさまざまなスタイルが登場し定着してきているので、気負うことなくふたりらしい結婚式を見つけてくださいね!


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