ウェディングドレスは「購入」か「レンタル」かを決定すること以外に、「どこで手配するか」というのも重要なポイントとなります。
ウェディングドレスを手配できる場所は主に「挙式会場内の衣装サロン」「挙式会場と提携しているドレスショップ」「提携外のドレスショップ」の3パターンです。ウェディングドレスの扱いや管理には専門の知識が必要となることなどを踏まえて、どこで手配するかを決定しましょう。ここではそれぞれのメリット・デメリットと合わせて、持ち込み料の一般的な金額を解説します。
「挙式会場内の衣装サロン」のメリット
・衣装が含まれている結婚式・披露宴のパッケージプランが利用できたり、割引価格で利用できるケースもある
・結婚式・披露宴の打ち合わせ日に、ドレス試着や調整ができるので時短になる
・挙式会場の雰囲気とドレスのデザインの相性やイメージがずれない
・挙式当日までの保管やブライズルームへの搬入などを気にしなくていい
・持ち込み料がかからない
「挙式会場内の衣装サロン」のデメリット
・ドレス数が限られているケースが多く、選択肢が少ない場合もある
「挙式会場と提携しているドレスショップ」のメリット
・挙式会場が複数のドレスショップと提携している場合、選べるドレスの幅が広がる
・ドレスショップのスタッフが挙式会場を理解しているので、会場との相性も含めたアドバイスがもらえる
・会場内の衣装サロンと同様に、挙式当日までの保管やブライズルームへの搬入などを気にしなくていい
・持ち込み料がかからない
「挙式会場と提携しているドレスショップ」のデメリット
・会場の打ち合わせとは別で、ドレス試着や調整の時間がかかる
「提携外のドレスショップ」のメリット
・気になるドレスショップへ足を運んで、着たいドレスを自由に選べる
・ドレスの選択肢が豊富
・雑誌やSNSなどでチェックしたブランドやデザインから選べる
・オーダー、セミオーダー、プレタポルテ、オーダーレンタル、レンタルなど目的に合わせてドレスを決められる
「提携外のドレスショップ」のデメリット
・会場側が提携外ショップのドレス持ち込みがNGの場合がある
・ドレスの持ち込み料がかかるケースが多い
・会場の打ち合わせと別に下見や試着の時間を取る必要がある
・ドレスショップのスタッフが挙式会場を知らない場合、会場とドレスの相性など自身で考慮する必要がある
・挙式当日までの保管や挙式会場への搬入など、自身で手配しなければならないことが増えることも
持ち込み料とは?
挙式会場にあるドレスサロンや提携店ではない「提携外のドレスショップ」で、購入なりレンタルしてウェディングドレスを手配し、挙式当日に着ることを一般的に「持ち込み」といいます。ウェディングドレスを持ち込みする場合、ほとんどの会場で、この持ち込み料がかかることを覚えておきましょう。会場にとってのドレスの管理費・保管料としての意味合いで「持ち込み料」はかかります。持ち込み料の一般的な相場はドレス1着につき5万~10万円ほど。持ち込み料を負担してくれるドレスショップも増えてきているようです。