スペシャリテ ―― ひと皿で語るホテルの真髄

人生の節目を、丁寧に、そして美しく祝いたいと願う大人のふたりへ。
格式あるホテルが心を尽くして提供する婚礼料理の中でも、特別な存在としてゲストの記憶に残る"スペシャリテ"。伝統を受け継ぎながらも、その時代の感性で磨き上げられた一皿には、味わいだけでなく、物語があります。
この特集では、そんな名門ホテルが誇る婚礼のスペシャリテを厳選し、結婚式という晴れの日にふさわしい"美食の贈り物"としてご紹介します。
スペシャリテとは
1. そのホテルを象徴する、心を込めたおもてなしの一皿
婚礼料理は、新郎新婦からゲストへの感謝を伝える最上のおもてなし。その中でもスペシャリテは、ホテルや式場の誇りと哲学が込められた象徴的な一皿です。伝統と革新が融合し、その場所ならではの個性が色濃く反映されるため、結婚式という特別な日にふさわしい、心からの「ありがとう」を届けます。

2. 長い歴史とシェフの研鑽が生み出す、唯一無二の味わい
スペシャリテは、そのホテルや式場の歴史と伝統、そしてシェフが積み重ねてきた技術と情熱の結晶です。厳選した素材を巧みに活かし、試行錯誤を重ねながら完成された味わいは、料理人の魂と経験が宿る唯一無二の存在。まさにその場所でしか味わえない特別な美食体験を提供します。

3. 五感を刺激し、ゲストの記憶に刻まれる非日常の美食体験
見た目の美しさや香り、繊細な食感、そして深い味わい。スペシャリテは五感を最大限に満たし、日常を超えた華やかで贅沢な時間を創り出します。特別な一日にふさわしい完成度の高い一皿が、祝福の場の空気を一層華やかに彩り、招かれたゲストの心に鮮やかな思い出として刻まれていきます。

それぞれの料理は、ホテルの美学と歴史、そしてシェフの研鑽が結実した結晶とも言える一皿。
ここからは、ホテルが持つ特別なスペシャリテをご紹介します。
帝国ホテル 東京『海老と舌平目のグラタン "エリザベス女王"風』
特別な日にふさわしい、伝統が香る料理
贅沢な海の恵みを閉じ込めた、帝国ホテル 東京の名品「海老と舌平目のグラタン "エリザベス女王"風」。ふっくらと蒸し上げた大ぶりの海老を、舌平目や帆立、白身魚のムースで包み、香り高いアメリケーヌソースとともに香ばしく焼き上げたひと皿は、とろけるような魚介の旨味と豊かな余韻が広がる、まさに"伝統と格"を感じさせる逸品です。
1960年代、エリザベス女王の来日に際して帝国ホテル 東京の午餐会のために特別に考案され、女王の嗜好に合わせて当時の料理長・村上信夫氏が生み出したこの料理は、深く感銘を与えたことから女王陛下の名を冠することが許されたという逸話も残されています。
格式あるホテルが守り継ぐ王室の記憶を宿したこの特別な料理は、大人のふたりの一日にふさわしい優雅で上質なひとときを彩ります。
ホテルニューオータニ『ローストビーフ』
受け継がれる伝統が紡ぐ、至高の味わい
大切なハレの日にふさわしい、ホテルニューオータニの至高の逸品―ローストビーフ。その味わいには、半世紀以上にわたり受け継がれてきた伝統と匠の技が息づいています。
初代総料理長が英国にて習得したクラシカルな製法を忠実に守り、選び抜かれた熊本県産のブランド牛「味彩(あじさい)牛」を、真空低温調理によりじっくりと火入れ。 柔らかくしっとりとした食感、口の中で広がる奥深い旨み。まさに、五感を満たす至極の味わいです。
「味彩牛」は、黒毛和牛の父と乳牛の母を持つ血統のよさに加え、熊本の豊かな自然の中で12ヶ月以上丹精込めて育まれた国産牛。ほどよい脂のりと繊細な肉質は、幅広い世代のゲストにも満足してもらえる上品な味わいです。長年愛され続けてきたこのローストビーフは、ホテルニューオータニの誇る伝統の象徴。
格式高いウエディングのメインディッシュとして、ゲストに感動と記憶に残る美食体験をお届けします。

パレスホテル東京(PALACE HOTEL TOKYO)『舌平目のボンヌファム』
受け継がれる美意識が宿る、正統派フレンチの魅力
パレスホテル東京の「舌平目のボンヌファム」は、70年以上前に初代総料理長・田中徳三郎氏がパリから持ち帰った、エスコフィエ直伝のレシピを今も大切に守り続ける一皿。
ふっくらとした肉厚の舌平目を香ばしく焼き上げ、芳醇なバターの香りと深いコクをまとわせたソースが、その繊細な味わいをいっそう引き立てます。
黄金色に輝くその姿と、口に運んだ瞬間に広がる豊かな余韻は、食べる人の五感を静かに満たし、記憶に残る婚礼のひとときを演出します。格式と洗練が調和した、美食を大切にする大人のふたりにふさわしい特別なメニューです。
The Okura Tokyo (オークラ東京)『ダブルコンソメ』
技と時間が注がれた、婚礼を祝す一杯
オークラ東京が誇る伝統のスペシャリテ「ダブルコンソメ」。その歴史は長く、特にフランス料理「ヌーヴェル・エポック」において、長年にわたり多くのゲストから愛され続けてきた逸品です。
選び抜かれたブランド牛「オークラ牛」と新鮮な旬の野菜を使用し、3日間の丁寧な手間暇をかけてつくられるこのスープは、職人の繊細な技術によって2度の濾過工程を経て完成されます。 この「ダブル」の工程により、雑味のない透き通った琥珀色のスープが生まれ、口に含んだ瞬間に豊かな旨味が広がります。
2度目の仕上げの段階で加えられるオークラ牛は、味わいにさらなる深みとコクをもたらし、シェリー酒が絶妙に調和して、牛肉特有の臭みを完全に取り除きながらも上品な香味を添えています。
熱々の状態で提供されるこの一皿は、祝宴に華を添え、五感を満たす贅沢な体験を約束。結婚式や特別な宴席において、ゲストの心に深く刻まれる、美食の記憶として永く愛され続けることでしょう。
ザ・キャピトルホテル 東急『ザ・キャピトル ブイヤベース 魚介と野菜のマリアージュ』
伝統と革新が織りなす、華麗なる味覚の饗宴
ザ・キャピトルホテル東急自慢のスペシャリテ「ブイヤベース 魚介と野菜のマリアージュ」。厳選された魚介と香り高い椎茸などの野菜が絶妙に調和した逸品です。
伝統の技法を守りつつ、現代の感性を取り入れたシェフの探求心が、ひと皿ごとに鮮やかな個性と深い旨味を生み出しています。計算し尽くされた温度や盛り付けが五感を刺激し、婚礼という特別な場にふさわしい洗練された美食の時間を演出。記憶に刻まれる贅沢な味わいが、上質なふたりの一日を華やかに彩ります。
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