Chopard
ショパール・トロフィー 記念すべき第20回目のゴッドマザーにジェシカ・チャスティンが就任
2011年にテレンス・マリック監督の映画『ツリー・オブ・ライフ』で、カンヌデビューを果たしたジェシカ・チャスティンが、ショパール・トロフィーのゴッドマザーとして、7月9日(金)に行われた授賞式にて、プレゼンターを務めました。国際的な活躍が期待される新進気鋭の若手俳優2名に贈られる同賞の記念すべき20回目を祝う華やかなイブニングパーティは、ラ・クロワゼット通りにあるマジェスティック・ホテルで開催されました。
2011年、ブラッド・ピットとショーン・ペンと手をつなぎ、カンヌ国際映画祭の会場パレ・デ・フェスティバルの伝説の階段を登壇する比類なき才能を持った一人の女優に世界が注目しました。これが、ジェシカ・チャスティンの華々しいカンヌデビューの瞬間でした。ロバート・デ・ニーロが審査委員長を務める映画祭の審査委員会は、クロージングセレモニーにおいて、彼女が出演したテレンス・マリック監督の記念碑的代表作『ツリー・オブ・ライフ』に、栄えあるパルム・ドールを授与しました。さらに、映画祭のカンヌ批評家週間に出品していたジェフ・ニコルズ監督の『テイク・シェルター』にも出演していた彼女にとって、2011年は、まさに“カンヌの洗礼”を受けた年となりました。同年、ジェシカ・チャスティンは、テイト・テイラー監督の『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』で、1960年代のミシシッピ州の名士夫人としての卓越した演技が認められ、初のオスカー・ノミネートを果たします。さらに、翌年2012年には、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されたジョン・ヒルコート監督のギャング映画『欲望のバージニア』で、共演者のシャイア・ラブーフとトム・ハーディーと共に、再びレッドカーペットを歩きます。この時彼女は、ショパールのペアシェイプダイヤモンド(20カラット)を配したプラチナ&18Kイエローゴールド製のイヤリングを着用し、華やかに登場しました。その燃えるようなジンジャーカラーの髪に、ダイヤモンドの輝きが見事にマッチしていました。この数日前、ジャガーのジア役の声優として参加したアニメーション映画『マダガスカル3』の特別招待作品プレミア上映でも、彼女はショパールのジュエリーを纏いました。エメラルドカットのダイヤモンドがセットされたプラチナリングと、ダイヤモンドの花束をイメージした18Kホワイト&ローズゴールドのイヤリングを披露しました。また同年、キャスリン・ビグロー監督の『ゼロ・ダーク・サーティー』でCIAのエージェントを演じた彼女は、母国アメリカにおいて、ゴールデングローブ賞映画部門の主演女優賞(ドラマ部門)を、さらに米国アカデミー賞では主演女優賞ノミネートを獲得しています。2014年には、再びカンヌに返り咲き、ある視点部門に出品された『ラブストーリーズ』では、主演女優に加え、プロデューサーとしても登場。以降、クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』、リドリー・スコット監督の『オデッセイ』など、数々のヒット作に出演した後、2017年に、ペドロ・アルモドバルが審査委員長を務める第70回カンヌ国際映画祭の審査員として参加しました。生来の魅力と美貌を持ち、映画芸術への献身的な思いを抱くジェシカ・チャスティンは、カンヌのレッドカーペットの常連として常に注目を浴びる存在となり、その地位を確立しています。
この才気あふれる女優ジェシカ・チャスティンが、記念すべき第20回ショパール・トロフィーのゴッドマザーを快諾してくれたことは、メゾンとって、この上ない栄誉となりました。キャロライン・ショイフレは、次のように述べています。「昨年の未開催を経て、2年ぶりに復活を遂げたショパール・トロフィーの授賞式において、ゴッドマザーを務めるのは、私が最も敬愛する女優の一人であるジェシカ・チャスティン以外には考えられませんでした」。
ショパール・トロフィー 創設20周年を祝す、将来有望な若手俳優を称える賞
1998年以来、カンヌ国際映画祭のオフィシャルパートナーを務め、パルム・ドールの制作を担うショパール。過去20年間、毎年、ショパール・トロフィーを通じ、将来最も有望な俳優を称えてきました。パルム・ドールが今日の最優秀映画作品に授与されるのに対し、ショパール・トロフィーは、未来の活躍が期待される俳優に対して贈られます。
2001年、ショパールの共同社長兼アーティスティック・ディレクターを務めるキャロライン・ショイフレは、映画界にとって新しく、大きな貢献をもたらしたいと考えました。映画に対する愛情に駆られ、将来性のある若手俳優を支援することを望んだ彼女は、その年に頭角を現した有望な男女の若手俳優に贈る賞の創設を決定しました。ショパール・トロフィーの受賞者は年々成功を収め、華やかなキャリアを築き上げています。その多くが、その後主要な賞にノミネートされ、栄冠を獲得しています。マリオン・コティヤール(2008年オスカー賞)、ダイアン・クルーガー(2017 年カンヌで女優賞)、ガエル・ガルシア・ベルナル、レア・セドゥ、シェイリーン・ウッドリー、エリザベス・デビッキ、フローレンス・ピュー、ジョン・ボイエガなど、期待通りの活躍を見せています。
2021年、ショパール・トロフィーの創設20周年を機に、このイニシアチブを握るキャロライン・ショイフレは次のように述べています。「私の家族と私は、アトリエに代々伝わる芸術的な専門技術を継承することに強い関心を常に抱いてきました。こうした我々のイニシアチブによって、ショパールは徹底的な育成に取り組む企業として知られています。したがって、継承への関心を映画に対するコミットメントに拡大することはごく自然なことでした。ショパール・トロフィーによって観衆の関心を俳優に引きつけ、映画界における彼らの知名度を高め、その後のキャリアに弾みをつけることができます。20年間で数多くの才能溢れる俳優の巣立ちをサポートすることができました。これはメゾンにとって大きな誇りであり、未来の映画制作の歴史に貢献するため、この役割を引き続き果たしていかなければならないと考えています」。
トロフィー(ゴールドメッキを施したシルバー製、映画フィルムのモチーフ、ガラスの台座に固定)は、キャロライン・ショイフレがデザインし、パルム・ドール同様に、メゾンのアトリエで制作されています。
受賞者は、パートナーシップを締結するVariety誌のエグゼクティブ・エディターを務めるスティーヴン・ゲイドス、キャロライン・ショイフレ、そして自らも受賞歴があり、賞を手渡すことを楽しみにしている過去のエディションのプレゼンターや受賞者で構成された審査委員会による投票で選出されます。
カンヌ国際映画祭の公式日程に組み込まれるショパール・トロフィーは、特別なイブニングパーティが催され、そのなかでプレゼンターが受賞者にこの名高い賞を授与します。シャーリーズ・セロン、ケイト・ブランシェット、ジュリアン・ムーア、チャン・ツィイー、ロバート・デ・ニーロ、ショーン・ペンらは、自らの経験を生かし、成功への道を歩む受賞者を温かくサポートしました。マリオン・コティヤールやダイアン・クルーガーを始めとする、かつての受賞者たちもプレゼンターを務め、トロフィーの崇高な循環を繋ぐ役割を果たしています。
マイナビウエディング プレミアムジュエリーでは、ショパール(Chopard )の魅力や名品、婚約指輪、結婚指輪などを公開中。メゾンの優れた創造性とハイジュエリー制作における技術から誕生する輝きを堪能して。第74回カンヌ国際映画祭の最新情報もお楽しみください。