Tiffany & Co.
ティファニー、限定エディション「T ワン ブレスレット&バスト」を発表
ティファニーは、コンテンポラリーアーティストのダニエル・アーシャムとの新たなクリエイティブの冒険によって生まれた、限定エディション「ティファニー T ワン ブレスレット&バスト」を発表。アイテムは、現在ティファニー ランドマークで展示されているアーシャムの作品「浸食されたアルルのヴィーナスのブロンズ像」から着想を得ている。
革新性、卓越したクラフトマンシップ、反逆的なクリエイティビティという理想を共有するアーシャムとティファニーがパートナーシップを結び、ツァボライトとダイヤモンドをあしらった18Kホワイトゴールドの特別なT ワン ブレスレットと、アーシャムの彫像をミクストメディア(異素材を組み合わせた)技法で再解釈したバスト(胸像)をペアにした限定186個のシリーズを制作。この186というユニークな限定数は、卓越した職人技を受け継いできたティファニーの186周年を記念するオマージュとなっている。
浸食されたアルルのヴィーナスのブロンズ像は、想像した未来の視点で現代の物を新たな文脈で捉えるアーシャムの「フューチャー レリック(Future Relics)」の美を表現。彫刻に、浸食されたような特性やティファニー ブルーを想起させる古色を帯びさせることで、アーシャムは「時」の緊張を生み出している。
この作品は、アーシャムがルーヴル美術館のアーカイブを訪れたときに心を惹かれた彫像(紀元1世紀に遡るもの)に由来し、2022年にロンドンのサーチ・ギャラリーで開催されたティファニー展「Vision & Virtuosity(先見と技巧)」で初披露された。現在は、ニューヨークのティファニー ランドマークで展示されている。
ダニエル・アーシャムはこう語る。「このアルルのヴィーナスのアマルガメイテッド バストは、ティファニーの様々な要素が融合し、ティファニーのアイデンティティの大きな部分を占めるヘリテージやクラフトマンシップ、芸術性が結びついたストーリーを紡ぎます。ランドマークに展示されている彫像を再解釈したバスト(胸像)を開けると、中からツァボライトのT ワン ブレスレットが現れます。」
力強さを宿すお守りのようなティファニー T ワンは、それを纏うことで、その人が持つ勇気やパワーが表現される。このエクスクルーシブな18KホワイトゴールドのT ワン ブレスレットは、計1カラットを超える105個のダイヤモンドが手作業でセットされ、計2カラットを超える74個のツァボライトがあしらわれている。ティファニーが1974年に世界に紹介して以来、ティファニーのレガシーとなっているジェムストーン、そしてツァボライトの鮮やかな緑色は、まるで彫像の古びた色彩とアーシャム スタジオのシンボルカラーの両方を呼応するかのよう。このような発見をしてきたティファニーのヘリテージは、アーシャムの未来的な「発見」の美とも一致する。
T ワン ブレスレットが中に収められたアルルのヴィーナスのアマルガメイテッド バストは、まるでアート作品を運ぶ木箱をイメージした、金具で補強されたカスタムメイドのティファニー ブルーの木箱に収納される。さらに、ティファニーとアーシャムの両ブランド名が入った、取り扱い用のホワイトグローブを収めたブルー ボックスも付属。限定エディション「ティファニー T ワン ブレスレット&バスト」は、12月に世界で展開された。
※2024年1月時点、日本国内においては完売となっています