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ブシュロン、2025年 ハイジュエリーコレクション“UNTAMED NATURE(手つかずの自然)”を発表!
ブシュロンは、新作ハイジュエリーコレクション “UNTAMED NATURE (手つかずの自然)”を発表した。
毎年2回にわたり、1月と7月に異なるコンセプトのハイジュエリーコレクションを発表しているブシュロン。1月に発表される「ヒストリー オブ スタイル」コレクションは、メゾンが辿ってきた歴史やヘリテイジ作品を着想源に、現代的な解釈を加えたクリエイションとなっている。
今回の新作ハイジュエリー「ヒストリー オブ スタイル」コレクションで、クリエイティブディレクターのクレール・ショワンヌがその題材に選んだのは、「ネイチャー(自然)」。
ヴァンドーム広場にブティックを構える歴史あるハイジュエラーにとって、自然は常に尽きることのないインスピレーションの源であり、ブシュロンの創業者であるフレデリック・ブシュロンも例外ではない。
しかし、ブシュロンはすぐに、「自然主義的で手つかずの、ありのままの自然」という独自のビジョンによって宝飾業界において一線を画す存在となった。自然に魅了された創業者のこうした視点は、ブシュロンのアーカイブコレクションに見られる、ツタ、アザミ、シダ、ハエ、マルハナバチといった作品にも反映されている。
クリエイティブディレクターのクレール・ショワンヌは今回、メゾンに継承されるユニークな自然観に敬意を払い、過去の作品に新たな視点を加え、そして全く新しい次元を見せることで、その世界観を超えた新境地を切り拓いた。大胆で革新的なスタイリングを想定してマルチウェアラブルな作品として制作された新たなクリエイションが、その存在を主張しながら身に着ける人の体を覆いゆく様は、まるで人間が自然の中に溶け込み、その生態系の一部として一体化したかのようだ。
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フレデリック・ブシュロンの目を通して見る「ネイチャー(自然)」
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創業当初より人間の手が加わっていない自然本来の姿に強く惹きつけられていたフレデリック・ブシュロンは、1858年に初めてブティックを構えたパレ・ロワイヤルのアーケードの壁を勢いよく這い上がっていくアイビーにもインスピレーションを受けていた。
当時のジュエラーたちが高貴な花々や威厳ある動物を好んで題材にしていた一方、彼が魅了されたのは、むしろ一見すると控えめに見えるクローバー、デイジー、野バラ、アザミといった素朴な草花や、蝶やコガネムシ、トンボといった小さな生きものたちだったのだ。
彼のクリエイションに対する情熱は単なる美しさの追求に留まらず、その姿を正確に再現することにまで及び、19世紀当時の科学書物をはじめとした600冊以上の書籍を集め、自然に息づく動植物について、細部に至るまで徹底的に観察と研究を重ねた。
メゾンのアーカイブには、風に吹かれて折れ曲がった植物や、ねじれた葉、そして、しおれた花までもがありのままの姿で記録されており、ブシュロンが追求した自然主義への真摯な姿勢が映し出されている。
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【BOUCHERON 公式サイト・特設ページ”UNTAMED NATURE(手つかずの自然)”】
https://www.boucheron.com/ja_jp/high-jewelry/collections-histoire-de-style/untamed-nature