崇高なまでの輝きを放つダイヤモンドには、目にした人の心を瞬時にとらえる魔法のような力が宿ります。その魔法の秘密は「カット」にあります。カットは輝きを決める、最も重要な要素です。どんなに素晴らしいダイヤモンドの原石もカットされ、磨かれなければ輝きを放つことはできません。
一般的に4C(カラット・カラー・カット・クラリティ)で評価されるダイヤモンドのグレードですが、そのうち3つは天然の要素によるものです。唯一、人の手によって左右されるのが、「カット」。そのダイヤモンドが持つ可能性を最大限に引き出し、いかに輝かせるかは職人の技術にかかっており、それによりダイヤモンドの価値を大きく変えることができます。
「ダイヤモンド」と聞いて多くの人がイメージする「ラウンドブリリアントカット」は、ダイヤモンドに注がれた光がもっとも効率よく反射する形(シェイプ)として、光化学的理論に基づき考案されたもの。これがハート&キューピッドを確認することのできる、唯一の形です。
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ダイヤモンドに輝きを宿す、カット・研磨の重要性