相手の体調も分かる!? 　「行ってらっしゃいのキス」、夫婦関係への効果は？

ドラマや漫画などでよく見る「行ってらっしゃいのキス」シーン。新婚夫婦っぽさ全開のあま〜い描写ですよね。現実にも行ってらっしゃいのキスを習慣化させている夫婦はたくさんいますが、何をきっかけに始めたのか、どんな効果があるのかなどいろいろ気になりませんか？　そこでマイナビウエディング編集部では、「行ってらっしゃいのキス、してる？」について既婚男女にアンケートを実施しました。

■なんとなく始まり、今では習慣に
Q.「行ってらっしゃいのキス」を始めたきっかけと続けることで感じる効果を詳しく教えてください。

きっかけについては「特にない」「なんとなく」との声が大半でした。なかには、「気がついたら習慣になっていた」（女性／27歳／結婚2年目）、「今では普段のスキンシップも減ってきたけれど、『行ってらっしゃいのキス』だけは続けている」（女性／34歳／結婚3年目）、
「結婚当時からしています。こちらは習慣みたいなものですが、奥さんが望む限りは続けます」（男性／50歳以上／結婚10年目以上）のように、今では毎朝の習慣になったと回答する人も少なくありません。

■愛が深まる、朝のやる気アップ、体調確認など、いい効果がたくさん！
気になる効果については、「続けることで愛情を感じ合える」（女性／30歳／結婚1年目）、「お互いに愛を感じることができる」（女性／31歳／結婚2年目）、「毎日する夫婦の方が夫婦仲は良いと聞いたし、自分でもそう思う」（女性／30歳／2年目）など愛情が深まるとの声が多め。

「毎日気持ちよく送り出せる」（女性／37歳／結婚6年目）、「日課の一つとして楽しく送り出してあげられる」（女性／32歳／3年目）、「『今日も頑張ってね』と気持ちが伝わる」（女性／27歳／1年目）など、毎朝気持ちよくお別れできると回答する人も。

さらに、「時間がなくてもとりあえずキスすることでコミュニケーションになっている気がする」（女性／31歳／2年目）、「泊まりが多いから、コミュニケーションのひとつ」（女性／27歳／2年目）など、共働きや出張が多く顔を合わせる時間が少ない夫婦にとっては貴重なコミュニケーションの瞬間になっているようです。

この他にも、「毎日の体調を知ることができる」（女性／30歳／1年目）、「ケンカしていてもそこで和らぐ」（女性／31歳／3年目）など、さまざまな効果があるようです。

■しなくなった原因は、子どもが生まれて朝はキスする余裕なし！
一方、以前は行ってらっしゃいのキスをしていたものの、現在はしなくなった人にその理由を尋ねてみました。

最も多かったのは、「子どもが生まれてからなくなった」（男性／37歳／5年目）、「子供を保育園に連れて出るくらいからだと思う」（男性／38歳／10年目以上）、「子供の成長とともに朝が忙しくなった」（男性／41歳／10年目以上）など、子どもが生まれて朝が一層慌ただしくなったからとの声。子どもがいると朝はてんてこまいという夫婦は少なくないでしょう。

続いて目立ったのは「夫は朝が弱くいつもバタバタと準備し走って出て行くので」（女性／31歳／3年目）、「主人は朝に弱くいつも慌てて出社するので時間がなくなった」（女性／31歳／3年目）など、朝が苦手な旦那さまで時間に余裕がないからとの意見。

「新婚3カ月くらいまではしていたが、朝はお互い仕事の準備でバタバタするのでそのうちしなくなった」（女性／30歳／3年目）のように、双方が慌ただしく過ごしている場合も。

一度習慣付けてしまうと、ふたりの間で行ってらっしゃいのキスが自然になるはず。ラブラブ感をキープしたい人は、最初は恥ずかしくても、出かける直前の彼にさり気なくキスしてみては？

※アンケート対象
調査時期:2014年7月14日～2014年7月17日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20〜50代の既婚男女136名
調査方法:インターネットアンケート

（文／池田園子）