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マイナビウエディングサロン

イマドキ男女の結婚観
2015年9月17日

諦める? 根気よく育てる? 結婚後に"がっかり"したパートナーの本性は


幸せいっぱい、夢いっぱいで始まる新婚生活。しかし一緒に暮らしてみて初めて分かることもあるもので、「本性を知ってちょっとがっかりした……」なんて落胆の声を耳にすることもありますよね。そこでマイナビウェディング編集部では、結婚後パートナーに“がっかり”した経験があるかどうか、その場合どんな対応をしているかなどについて先輩夫婦たちの声を集めてみました!

■ およそ2割の既婚者が、結婚後の「がっかり」を経験!

Q. 結婚してから知ってがっかりした、パートナーの本性はありますか?
・はい(20.3%)
・いいえ(79.7%)

Q.それはどんなことでしたか?
・1位 浪費家だった(21.4%)
・2位 家事が全くできなかった(19.6%)
・3位 性格に裏表があった(14.3%)
・4位 子どもが苦手(7.1%)
・5位 酒乱だった/容姿が変わった/○○オタクだった(5.4%)

“がっかり”経験がある人は約2割。内容のトップは「浪費家だった」でした。値上がり続きの昨今、男女ともパートナーの散財にはやはり無関心ではいられないようですね。2位は「家事が全くできなかった」。こちらは7割が女性意見でした。共働き家庭も多い時代、男性でも多少は家事ができないと奥さんに負担がかかり、がっかりされてしまいがちなのかも。

3位は「性格に裏表があった」。こちらはなんと9割近くが男性意見。結婚前に「いつも優しくて家庭的な理想の奥さん」をイメージしている男性が多いために、少々ギャップを感じるのかもしれませんね(笑)。続く4位は男女双方からの「子どもが苦手」という意見。授かりものではありますが、子どものことは結婚前に一度しっかり話し合っておいたほうがいいテーマと言えそうです。5位は同数で「酒乱だった」「容姿が変わった」「○○オタクだった」。具体的には「女の子アニメ好きだった」「10kg以上太って別人みたいになった」などのコメントが並びました。

6位以降では、「整理整頓が下手」「衣装持ちすぎ」「潔癖性だった」などの片付け・衛生面、「ときどき料理の手を抜く」「料理が下手」など食事面、「ケチ」「節約好き」「貯金がなかった」など金銭面への“がっかり”を挙げる人が多数見られました。そのほか、「愚痴が多い」「口が悪い」「冷徹」「何事も最後まできちっとできない」などの性格面、「羞恥心がなくなった」「入浴後に裸でうろつく」「いびきがすごい」など恋心を砕くような生活態度面、「マザコン」「釣った魚に全くエサをやらない人だった」など愛情面の不満まで続々。完璧な人はいないとはいえ、結婚後に予想もしなかった一面を見たり相手が大きく変わってしまったりすると「騙された~」なんて思ってしまう人もいるのかもしれませんね(笑)。

■ 「あきらめ」と「忍耐」が肝心!? 根気強く働きかけて「育てる」人も!

では、そんな“がっかり”にみんなはどう対処した(している)のか。もっとも多かったのが、「放っておく」「諦めた」「考えないようにした」「黙っている」などの<放置・諦め派>でした。「それとなく指摘しますが、根本的なものなので治りません(潔癖性)」「気にしても仕方ないので、慣れるしかない(浪費・容姿変化)」「最初はケンカばかり、そのうち反論しなくなった(性格の裏表)」など。男女比は65:35で、男性のほうがやや“諦めがち”な傾向がわかりました。

続いて多かったのが、「褒めて、ちょっとずつアドバイスして育てた(料理)」「厳しくしつけていった(浪費)」などの<育成・誘導派>。「夫を気長に教育して22年、まだまだ続く(浪費・家事)」「レシートを持って帰ってもらい、どのくらい使っているか理解させた」「妻用の収納を買ってきて、家の収納ルールを作った」「一緒に運動して痩せようと勧めた」「酔い始めたな……と思ったら、こっそりお酒をしまう」など、それぞれに工夫しながら根気強く働きかけている様がうかがえました。男女比は4:6で、女性のほうがやや“育てる”ことに熱心な傾向があるようです。

3位は<我慢・忍耐派>。「ひたすら我慢。最初は協力を求めたが、結局私のすることが増えただけ(家事)」「ケンカしても直らないので、我慢するしかない(片付け)」「妻も忙しいし……と思って我慢(料理の手抜き)」など。4位は<主張・説得派>で、「節約するよう話した(浪費)」「毎月注意している(浪費)」「逐一ぶつかって話し合い(浪費・酒乱)」「不満をハッキリ伝える(愛情不足)」「なだめる(愚痴が多い)」「今も嫌味を言っている(マザコン)」などの意見が並びました。こちらは、どちらも男女比率は同等でした。

一部には、「妻が飲みすぎるので、一緒に楽しく自分も飲むことにしました」なんて幸せコメントや、逆に「あまりに自己中だったので、冷めた」なんて不穏なコメントも見られましたが(汗)、多くのみなさんは「諦める」「育てる」「我慢する」「文句を言う」のいずれかの態度で対応しているようです。誰でも多少の“理想”を持って始める結婚生活、相手にがっかりしてしまう瞬間も時にはあるでしょうが、できるだけ長所や美徳を思い出し、かつ「自分にも欠点がある、お互い様だよな……」なんて思うようにすると少しは寛容になれるかもしれませんね。

みなさんは、結婚してパートナーに“がっかり”した経験がありますか?

※アンケート対象
調査時期:2015年7月30日~2015年8月11日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20~50代の既婚男女279名
調査方法:インターネットアンケート

(文/外山ゆひら)

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