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再婚の報告の仕方やご祝儀、ゲストはどうする? 再婚結婚式の悩みを解決します

再婚報告
結婚式とは夫婦となるふたりが結婚を誓う儀式のこと。周囲に感謝の気持ちを伝え、絆を深める場でもあるので、何度目の結婚であろうとふたりや両家にとっておめでたいことに変わりはありません。ですから、再婚だからといって"結婚式は控えるべき"というしきたりも当然ながらありません。

とはいえ、結婚するふたり、または、ふたりのうちどちらかが再婚の場合には、子どもがいる・いないにかかわらず親への挨拶や、親族・友人への結婚報告の仕方やタイミングなどに戸惑うケースが多いよう。また、1度目(初婚)の結婚で結婚式を行っている場合には、再婚時にも結婚式を挙げるべきか、その場合はゲストからご祝儀はもらっていいのかetc.......悩ましいギモンがいっぱい。そこで、再婚の報告の仕方やご祝儀問題をはじめ、結婚式のお悩みを解決、成功させるポイントをご紹介します。


再婚すること、結婚式などについての報告の仕方は?

お互いに結婚の意志が固まったら、まず行うことが親への報告と挨拶です。双方の親から承諾をもらったら、親族・友人たちなどへの結婚報告を行い、結婚式を行う場合は、招待したいゲストへの声掛けという流れになります。ここでは、再婚の報告の仕方について解説します。

■どちらか一方が再婚の場合、結婚報告の仕方や注意点はある? 
たとえば初婚側の親なら、結婚相手に(初婚時の)子どもがいるかどうか、誰がその子を育てているのか、養育費は……など当然気になってくるもの。特に初婚の女性と再婚の男性のカップルで、男性側に養育費の支払いが発生している場合、初婚側の女性の親が経済面を気にするケースが多くあります。親への挨拶の機会を和やかにするためにも、結婚相手が再婚の場合は、初婚側は親に結婚相手を会わせる前に相手の事情を報告しておく必要があります。

また、自身が再婚、結婚相手の男性が初婚という女性にインタビューを行ったところこんなコメントも。
「私は自分が再婚であることをきちんと報告してから、結婚の了承を得たいと彼には伝えていましたが、“再婚だということは黙っていてくれ。うちの親もあまり良い顔はしない”という考えでした。何度か話し合いを重ねましたが平行線のまま彼の親と会うことになりました。当日も彼の考えは変わりませんでしたが、彼の家族と食事をしている時に、彼が席を外したタイミングで私から直接、彼の家族に再婚であることを伝えました。子どもがいなかったこと・話し合いで離婚したこと・金銭的な揉め事がなかったことなどを話し、結果的に理解してもらって結婚の承諾をもらうことができました。ちゃんと事実を伝えて良かったと思っています」(36歳/経理事務)

女性男性問わず、自身が再婚で結婚相手が初婚という場合、引け目を感じたり、過度な遠慮をすることなく、誠意を持って正直に報告することが大切と言えるでしょう。

■再婚の結婚式をする場合は、具体的な内容を報告しましょう
結婚式を考えている場合は、親への挨拶のタイミングで、結婚の承諾を得た後に報告しましょう。「いつ・どこで・どんなスタイルの結婚式を行いたいか」など、ふたりの間で話し合ったことを、なるべく具体的に話しておくとより安心です。招待したいゲストの顔ぶれはもちろん、結婚式をするかどうか迷っている場合も親の意見を取り入れながら最終的な判断を。

再婚の結婚式には誰を呼ぶ? 迷ったときにオススメのウエディングスタイルとは 

1度目(初婚)の結婚で結婚式を挙げている場合、再婚の結婚式でゲストを「招待する」のか、また「招待してもいいのか」迷いますよね。初婚から再婚までの年数にもよりますが、結婚式に招待したいほどの親しい友人の顔ぶれがガラリと変わることはあまりなく、2度目も同じゲストを呼びたいという人も少なくありません。もちろんお祝いごとですから、同じゲストを招待しても問題ありません。ただし、注意したいのは招待するときのマナーです。ゲストにとっては同じ人から結婚式の招待状を2度もらうことになるため、事前に何のお知らせもせず招待状を送付することは避けましょう。この場合は、可能なら直接会って、難しいようなら電話やメールで“2度目の結婚式だけれど出席してほしい”という思いを伝え、快諾してくれたら招待状を送付、という丁寧な段階を踏むようにしましょう。

ちなみに、結婚式やパーティを行わなかった自身が再婚の女性(※上記コメントと同人物)のコメントでは
「私の友達には2回結婚式に来てもらうことになるので、呼べないと思って結婚式はしなかった。後になってまわりから“2回目だからなんて関係ない。おめでたいことなんだからやれば良かったのに”と言われ少し後悔。私一人で気にしているだけだった」(36歳/経理事務)

という内容も。結婚式に招待したい友人ゲストがいるなら、手順とマナーを守って誠意ある姿勢で伝えれば、快諾してくれることも多いよう。友人もふたりをお祝いしたい気持ちでいるかもしれません。思い切って声をかけてみてはいかがでしょう。

そして、ここで気になるのが“ご祝儀問題”。1度目(初婚)の結婚式でご祝儀をもらった友人ゲストから、再婚の結婚式でもご祝儀をもらってもいいのか、辞退すべきなのか。これについては、次の章で詳しく解説します。

また、友人ゲストを招待しないという選択肢も。たとえば、ゲストにお金や時間的な負担をかけたくないというカップルには「家族だけの結婚式」がオススメ。ロケーションフォトや家族だけの結婚式・食事会・旅行を兼ねて楽しむことができます。
家族のみの結婚式・食事会&大人花嫁にぴったりな和装のロケーションフォトとは?

1度目の結婚式で招待したゲストをまた招待するときのご祝儀はどうする?

再婚の結婚式でも、初めて結婚式に招待するゲストからご祝儀を受け取る場合に気兼ねは必要ありません。この場合には、一般的にご祝儀でいただく金額(およそ3万円)の1割程度の金額の引出物でお返しすればOKです。

気を付けなければならないのが、1度目(初婚)の結婚式にも招待したゲストへの対応です。初婚時の結婚式でご祝儀をいただいているなら、基本的にご祝儀は辞退するべきですが、ゲストとの関係性や親しさの度合いによって、対応が異なることも……。ここでは、1度目の結婚式にも招待したゲストからの「ご祝儀」について解説します。

■ご祝儀を受け取る場合のマナー
ご祝儀額の2割~3割程度の金額(6,000円~1万円程度)の引き出物を贈ったり、新婚旅行に行くならちょっと高価なお土産を買って贈るなど通常の引出物+αでお返しをするのがいいでしょう。また、物を贈る以外にも結婚式後に食事に誘ってご馳走したり、新居のホームパーティにお招きするなど、心のこもったおもてなしをしても。

■ご祝儀を受け取らない場合のマナー
1度目(初婚)の結婚式でご祝儀を受け取っていて、2度目(再婚)の結婚式でも受け取るのがどうしても気が引ける場合には、事前にご祝儀を辞退させていただく旨を伝えておきましょう。直接会ったタイミングで話をしたり、電話やメールなどで連絡したり、招待状にメモ・ふせんを挟んで伝える方法があります。それでも、ゲストも手ぶらでは来づらいもの。その場合は「会費制」の結婚式にすれば、招待する側もされる側も気が楽になります。また、会費制と伝えていても、当日ご祝儀をいただいてしまう場合もあるので、その時は結婚式から1カ月以内に引出物に代わるギフトを贈るようにしましょう。

ご祝儀のマナー具体的な対応例
ご祝儀を受け取る場合■引き出物をご祝儀額の2割~3割程度の金額(6,000円~1万円程度)で用意する
■新婚旅行に行くならちょっと高価なお土産を買って贈るなど通常の引出物+αでお返しを
■物を贈る以外にも結婚式後に食事に誘ってご馳走したり、新居のホームパーティにお招きするなど心のこもったお返しを

■初めて招待するゲストには引き出物で返す
ご祝儀を受け取らない場合■事前にご祝儀を辞退させていただく旨を伝えておく(直接会って話をする、電話やメールなどで連絡する、招待状にメモ・ふせんを挟んで伝える など)
■事前にご祝儀を辞退すると伝えていても、結婚式当日に持参される場合もあるので、その時は結婚式から1カ月以内に引出物に代わるギフトを贈る

ゲストも知りたい「再婚の結婚式」ご祝儀金額とは? 

再婚の結婚式でゲストから新郎新婦へ贈るご祝儀金額の相場は、初婚時の結婚式と同様3万円です。その理由として、結婚式でゲストにふるまう料理と飲み物代がおよそ2万円前後、引出物が3,000~5,000円、その金額にお祝いの気持ちを上乗せした金額が3万円となるからです。

ご祝儀の金額は、一般的に奇数が良いとされています。割り切れる偶数は「別れ」をイメージさせるため、「割り切れない」奇数のほうが、縁起が良いと考えられていることからも3万円が相場とされることが多いよう。夫婦で結婚式に招待された場合は、1家族として2人合わせた金額の5万円か7万円が一般的です。

再婚の結婚式では衣装に決まりや制限はある? 

ウエディングドレスや白無垢などの白い衣装は「純潔」「無垢」「純真」などを表していることから、再婚の花嫁が結婚式で着るのは気が引けてしまう、というケースも稀にあるよう。では、実際に2度目(再婚)の結婚式だからといって、衣装や衣装の色に決まりや制限があるかどうかでいうと、まったくありません。むしろ、ウエディングドレスや白無垢の「白色」は、新しい人生の門出を迎えるにあたりぴったりの色。周囲への挨拶や報告を済ませたら、心新たに前に進む再婚の結婚式でぜひ着たい衣装なのです。

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まとめ

再婚の結婚報告や結婚式に招待するゲスト、ご祝儀など、再婚の結婚式の迷いや悩みを解消するアイデアをご紹介しました。再婚ならではの注意点もありますが、礼儀を欠かずに、周囲へ報告することができれば、理解も得られ、また、ふたりの幸せを喜んで祝ってくれることでしょう。それに、さまざまな結婚式のスタイルも登場してきているので、2度目だからと気負うことなく、新たな門出を迎えてくださいね! 

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