感動のご対面!新郎新婦のファーストルック(ファーストミート)でもっとドラマティックな結婚式に
欧米の結婚式ではスタンダードなセレモニーである「ファーストルック」。別名「ファーストミート」とも呼ばれ、挙式前の新郎新婦に感動をもたらす演出としても定着しています。そのファーストルック(ファーストミート)とはどんなものか、どんなステキなことがあるのか、実際に結婚式に取り入れるならどんなタイミングで行えばいいのかなど、詳しくご紹介します。
「ファーストルック(ファーストミート)」ってどんなもの?
「ファーストルック」とは、新郎新婦がそれぞれの部屋で挙式の準備を整えた後、初めてお互いの姿を見せ合うセレモニーのこと。日本では「ファーストミート」とも呼ばれ、アメリカやヨーロッパなど海外の結婚式では一般的な習慣となっています。海外の映画などで、その感動のワンシーンを見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。欧米では遠い昔、結婚式の前に新婦の花嫁姿を見ると幸せになれないという言い伝えがあったために、このような習慣が誕生したのだとか。そのジンクスの真偽のほどはともかく、挙式前に初めて彼にウエディングドレス姿を見せるファーストルック(ファーストミート)の瞬間……ふたりにとって一生忘れられない感動のワンシーンになること間違いなし、ですよね。こんなに感動的! ファーストルック(ファーストミート)の魅力
ファーストルック(ファーストミート)のいいところは、挙式を控えたふたりに気持ちを最大限に盛り上げてくれるところ。彼女がどんなウエディングドレスを選んだのかも知らない彼が、そのドレスに身を包んだ彼女の花嫁姿を初めて見る瞬間……想像しただけでドラマティックなシーンですよね。ただでさえ気持ちが高ぶる挙式直前に、今までで一番美しい彼女の花嫁姿。それを見て彼が味わう新鮮な気持ちは、例えば結婚式の準備中にドレスの試着室などで初めて見るものとはまったく違うものとなるはずです。イメージが湧かない人のために、ファーストルック(ファーストミート)のワンシーンが見られる動画をいくつかご紹介。その瞬間の彼のリアクション、はにかむ彼女の表情には、他人が見てもキュン!としちゃいます。ファーストルック(ファーストミート)はいつ、どんな流れでやるもの?
ファーストルック(ファーストミート)のタイミングは、挙式のお支度が終わったあと、挙式の前に行います。流れはさまざまで、挙式のお支度が終わってから新郎が新婦のブライズルームを訪れて行ったり、ロケーションフォトも兼ねて外に出て行ったり……。挙式会場によってベストな時間や場所は変わりますが、結婚式場のプランナーさんに相談すれば、新たな提案もあるかもしれません。ファーストルック(ファーストミート)の方法はさまざまですが、海外の結婚式で一般的なのは、背中を向けて待つ新郎に、その後ろから新婦が近づいていってご対面、というスタイル。他にも、後ろ向きから“いっせーのせ”で向き合ったりしてもステキですね。
挙式の準備が整った新郎新婦のほかに、特に用意するものはいらない演出なので、時間と場所の都合をつけて、できる範囲でステキな演出にしたいものですね。
>>実際にファーストルックを結婚式に取り入れたオシャレ花嫁の実例はコチラ
ファーストルック(ファーストミート)の瞬間を写真に!
一生に一度レベルのドラマティックな体験ができるファーストルック(ファーストミート)。その貴重な瞬間を写真に残したい!と思う人は多いですよね。対面する前のドキドキの時間から、対面直後の驚きと感動の瞬間と、シャッターチャンスは思いのほかたくさん。ふたりの喜びの表情がわかるよう、横から、前から、後ろからと、さまざまな角度で撮っておきたいものです。どんなタイミング&シーンを撮ればいいのか、参考になる写真をいくつかご紹介します。ファーストルック(ファーストミート)直前
いよいよご対面、となる「前」のドキドキ時間もシャッターチャンス。後ろからそっと彼に近づく花嫁が、サプライズ感満載のおちゃめな表情をしたり、花嫁にフォーカスしてワクワク感を演出したり、彼の後ろでシーッ!と口の前に指を立てるポーズをとったり、彼と背中あわせで手をつなぎ、いっせーのせ!の瞬間を待ったり……ステキなシーンがいっぱいです。ふたりが向き合った瞬間をパシャリ!
初めて新郎新婦が向き合ったときの感動の瞬間は、必ず押さえておきたいショット。彼の表情にパーッと喜びの色が広がったり、感極まって涙ぐんでしまったり……。この瞬間は、どちらかといえば「彼」の表情にフォーカスしたほうが感動的な写真になりそう。ほんの一瞬の表情を逃さないよう、撮影してくれる人にも念を押しておきましょう。ファーストルック”風“でもOK!
一緒に選んだから彼もどんなドレスか知っている、試着のときにドレス姿を見せてしまった、ブライズルームが一緒……などなど、本当のファーストルック(ファーストミート)ができない場合もありますよね。そんなときはファーストミート”風“の写真を撮っちゃう、というのもアリ。本当の瞬間ではないけれど、その分、場所やポーズにこだわってじっくり撮影できるから、理想の写真が撮れるかも!>>フォトプロップスにフォトブース、フォトツリー! 写真で楽しむウエディング
ぜひやってみて! 感動のファーストルック(ファーストミート)
日本の結婚式でもじわじわ浸透しつつあるファーストルック(ファーストミート)。実際には、彼にもドレスの試着に付き合ってもらったり、ふたりで一緒にコーディネートを考えたりと、相談しながら結婚式の準備を進めていくことが多く、それもステキなことだけれど、ファーストルック(ファーストミート)の感動も味わってみたい!と思う人も増えているようです。結婚式準備の進め方を工夫すれば、きっと取り入れられるファーストルック(ファーストミート)。新郎新婦同士はもちろん、親や家族などに初めて見せる場面もとっても感動的。ちょっと照れちゃうけど、いい記念になるからぜひやってみて!>>先輩花嫁も実践! ファーストルックで絆が深まる
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