

リングリレーのやり方や意味を解説!リボンでつなぐ人前式の感動演出

結婚式の挙式セレモニーのひとつとして、取り入れる人が増えている「リングリレー」。厳かな誓いの場でゲストとの一体感が生まれる「リングリレー」は、プログラムをアレンジしやすい人前式で特に人気の演出。マイナビウエディングでは取り入れ方やその魅力、オリジナリティを出す方法や用いるリボンの選び方など「リングリレー」について解説します。
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リングリレーとは? 意味ややり方を解説
リングリレーとは、新郎・新婦それぞれに用意した長い1本のリボンに通した結婚指輪を、参列いただいているゲストが後ろから順番に前へとリレーをして、新郎新婦のもとに運ぶセレモニーのこと。「おめでとう!」の気持ちと一緒に、ゲストの手を渡って届けられたリングで、新郎新婦は指輪の交換をします。長いリボンを使ったリングリレーの演出は、ゲストとの一体感が生まれるのはもちろん、おじいちゃん、おばあちゃんゲストをはじめ、小さな子どものゲストまで、新郎新婦の大切な人たちが参加できるのも魅力のひとつです。また、リングリレーをとおしてゲストが指輪交換に参加することにもなるため、ゲストがふたりの結婚を承認する、という意味も持っています。
次の章からは「白」をゲストへのドレスコードに、結婚式を挙げたモデルの比留川良子(ひるかわ りょうこ)さんが行った、ゲスト全員参加のリングリレー実例をもとに流れを紹介します。
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リングリレーの取り入れ方やおすすめスタイル、お願いするゲストは?



▼ゲスト全員参加のリングリレーがスタート♪



▼新郎新婦の元へ結婚指輪が到着

▼指輪の交換、そしてお披露目!


◆リングリレーの流れ◆
1.新郎側・新婦側それぞれのゲスト椅子バージンロード側にリボンを用意します。
2.新郎・新婦が入場した後、バージンロード側のゲストがリボンを手に取り、最後尾の人が結婚指輪をリボンに通し、リングリレーがスタート。
3.ゲスト席の最前列に結婚指輪が届いたら、最前列に座るゲストがリボンから外し、結婚指輪をリングピローにセットします。
※最前列に座るゲストについては次の章「リングリレーを成功させるポイント‐4」で詳しく解説します。
4.新郎側・新婦側両方の結婚指輪が揃ったら、リングピローを新郎新婦のもとに届けます。
5.リングピローを受け取った新郎新婦が、誓いの言葉・指輪交換を行います。
また、リングリレーを成功させるためには、いくつか大切なポイントがあります。
◆リングリレーを成功させるポイント◆
1.リングリレーしてもらうゲストを選出:
リングリレーに参加してほしいゲストは事前に決めて、お願いしておくとスムーズです。当日、参加するゲストが戸惑うことがないようやり方や流れを説明して、座ってもらう席も決めておくとよいでしょう。
2.あまり時間をかけずに行いたいなら、リレーする人数は15名前後がおすすめ:
挙式会場では新郎・新婦のゲストがそれぞれ左右に分かれて座ることが多いですが、一番オススメなのは、バージンロード側に座っているゲストにリングリレーをしてもらうスタイルです。リレーする人数が多すぎると、終了時間が読めなくなることも。全体の時間の配分などに考慮しながらすすめましょう。
3.新郎・新婦それぞれの人数を揃える:
人前式でのリングリレー終盤で、新郎のリングが早く届いて、新婦がまだリレー中といったことがないように、リレーする人数は新郎・新婦で揃えておくのがベストです。もし、新郎・新婦それぞれのリングが届くタイミングがズレてしまっても、結婚指輪をリングピローにセットする時間で調整すればOK。変な間ができないように最後にリングを手にするゲストとは、事前に打ち合わせておくと安心です。
4.リングピローに乗せて運んでもらう人を決める:
最後にリングピローにセットされた結婚指輪を新郎新婦へ届ける役割の人を決めておくと、より厳かで感動的な演出に。たとえば、最前列に着席している両家親や兄弟姉姉妹にお願いしたり、リングボーイ・リングガールといった小さな子どものゲストに手伝ってもらうのも、人前式での可愛いワンシーンに。
5.セレモニーの前にゲストに説明を:
結婚式でリングリレーを取り入れるなら、ゲストにそれがどんな演出でどんな意味が込められているかを事前に説明をしておきましょう。ゲストへの説明は、司会者や立会人から行なうのが一番スマートです。
オシャレ花嫁SNAPに登場したモデル・比留川良子さんの結婚式では、ゲスト全員参加のリングリレーを。リボンば1本30mもの長さになったそう。ゴスペルを唄いながら新郎新婦もゲストもノリノリで行ったリングリレーの動画は↓の画面をスライドさせてチェックして♪
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リングリレーに欠かせない「リボン」の色や素材・幅は?

◆リボンのコーディネート例◆
・結婚式のコンセプトカラーにリボンを揃える
・ドレスや衣装、ブーケの色に合わせリボンもコーディネートする
・ヨーロッパのおまじない「サムシングブルー」のジンクスになぞらえたブルーのリボンを用いる
・色の持つイメージで決める
~“赤い糸”をイメージでき、愛情や情熱を表した「赤のリボン」~
~誠実、純真を表した「白のリボン」~
~輝く未来を表した「ゴールドのリボン」~ など
さらに、個性やテーマを取り入れるならドットやハート、星などの模様のリボンも可愛い印象に。また、リボンにこだわらず「赤い糸」をイメージして、赤色の毛糸でリレーするのもステキですよね。リングリレーには堅苦しいルールや決まりはないので、ふたりらしいリボンを選んでみては?
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まとめ
いかがでしたか? ゲストと新郎新婦の絆が長いリボンでつながるリングリレー。人前式の挙式で取り入れるタイミングや、やり方をアレンジすればフォトジェニックな写真が残せたり、ゲストにとっても忘れられないセレモニーになること間違いなしですね。また、人前式以外でも結婚式場によってはリングリレーが行えるところもあるので、事前に確認してみましょう♪【取材協力、写真提供、instagram】比留川良子さん
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