CHAUMET

Majestic Wedding ロマノフ家のウェディングにショーメのティアラ

2021年10月1日、サンクトペテルブルクのサン・イサク大聖堂で行われた、ロマノフ家の後継者であるジョージ・ミハイロヴィッチ大公との結婚式で、新婦レベッカ・ヴィクトリア・ロマノヴナ・ベッタリーニがショーメのハイジュエリーの中でも特別な作品である「ペルスペクティブ ドゥ ショーメ」コレクション“ラシ”のティアラを着用しました。

Majestic Wedding ロマノフ家のウェディングにショーメのティアラ(1)―CHAUMET(ショーメ)

「ペルスペクティブ ドゥ ショーメ」コレクション“ラシ”のティアラ


伝統的なロシアのヘッドピース、ココシュニックのフォルムをモダンにアレンジしたショーメの最新作“ラシ”ティアラは、風に吹かれた帆のボリューム感をイメージ。これは、ロマノフ家の嫡男であるジョージ・ミハイロヴィッチ大公が勤務するサンクトペテルブルクの港湾拠点へのオマージュです。このハイジュエリーには、卓越したクオリティを誇る2つのダイヤモンド<D VVS1のオーバルダイヤモンド(5.02カラット)、D VVS2のペアシェイプダイヤモンド(2.21カラット)>さらに、438個のパヴェダイヤモンド(合計27.03カラット)をあしらっています。ここでは、ダイヤモンドをフィル クトーと呼ばれるホワイトゴールドのメッシュにセッティングするというメゾンの代表的な技を用い、石の輝きを最大化させつつ金属が見えなくなるような視覚効果を生み出しています。

ショーメとロシア

ジョゼフィーヌ皇后やナポレオン一世の公式ジュエラーであったショーメは、王家の至宝であるティアラの分野で卓越した存在であり、歴史上の顧客にはロマノフ家一族の人々が名を連ねていました。ジョージ・ミハイロビッチ大公の曾祖母であるウラジーミル大公夫人は、ショーメの上顧客の一人でした。1911年に製作されたウォーターフォール(海のモチーフ)のティアラや、1914年にニコライ2世の姪であるイリーナ・ユスポヴァ王女の結婚式のために製作されたサンバースト(太陽のモチーフ)のティアラは、ショーメの代表的な作品です。ロマノフ家後裔の結婚式でショーメの“ラシ”ティアラが身に着けられたことで、メゾンとロシアの物語に新たな1ページが刻まれました。


マイナビウエディングプレミアムジュエリーでは、1780年にパリで創業後、ナポレオンの皇后ジョゼフィーヌの御用達ジュエラーとなったショーメの輝きをご紹介しています。