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ジュエリー初心者も失敗なし! ティファニーの婚約指輪セレクトガイド
婚約指輪は「Tiffany & Co.(ティファニー)」で。人生最高のワンシーンを迎えるために、きちんと予習しておきたいTiffany & Co.(ティファニー)の婚約指輪の基礎知識。ラグジュアリーブランドのジュエリーが初めてという人も、ここさえ押さえれば大丈夫! パートナーと一緒に、ぜひ参考にしてみて。
INDEX
現在の婚約指輪のスタンダードを作った「ティファニー」
名だたる世界的ジュエラーのなかでも、婚約指輪においてのTiffany & Co.(ティファニー)の人気と知名度は圧倒的。なぜなら、現在の婚約指輪のスタンダードとされるラウンド ブリリアント カット ダイヤモンドを6本のプロング(爪)で支えるセッティングは、1886年に「Tiffany & Co.(ティファニー)」が発表したものだから。熟練の職人によって完璧なカットを施されたダイヤモンドを、リング上の光の中に浮かび上がらせるこのスタイルは、ティファニー®︎ セッティングと呼ばれる。
≫「ティファニー ブルー」と「ティファニー®︎ セッティング」の魅力にせまる
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ティファニーは婚約指輪だけでも40種類を超えるバリエーション
ティファニー®︎ セッティングの婚約指輪だけでも、地金の色、またバンドのデザインによって数種類の展開がある。もちろんティファニー®︎ セッティング以外にもさまざまなデザインがあり、その数は40を超える。
特に普段からあまりジュエリーを身につけない人や、Tiffany & Co.(ティファニー)が初めてという人は、豊富なバリエーションに圧倒され、少なからず悩んでしまう。
とはいえ、そんな悩む時間も至福。憧れの「Tiffany & Co.(ティファニー)」で、婚約指輪への思いをめぐらせる時間は一生に一度きり。時間をかけ、納得がいくまでじっくり選びたい。
STEP1 まずは地金のカラー(素材)の特徴を押さえる
「Tiffany & Co.(ティファニー)」の婚約指輪は、ほとんどのコレクションがプラチナ、イエローゴールド、ローズゴールドの3素材でラインナップ。まずはそれぞれの特徴を知ろう。
【プラチナの特徴】
・ブライダルリングの定番でバリエーションも豊富
・透明感のある白銀色で、上品な輝き
・金属アレルギーを起こしにくいとされている
・スタイルを選ばずどんなスタイリングにも合わせやすい
貴金属のなかでも希少性が高いプラチナ。その一方で、肌質やスタイルを選ばないため、婚約指輪でも人気が高く定番の素材。似たような色みで混同されがちなホワイトゴールドよりもやわらかく、品のある輝きが特徴だ。
【イエローゴールドの特徴】
・金、銀、銅から成る合金
・華やかで、日本人の肌になじみやすい
・強度があり、変色、変質しにくい
・カジュアルなスタイリングに映える
商品名などと一緒に表示されている14K、18Kなどの数字は、金の含有量。数字が大きいほど、金の割合が多いことを示す。「Tiffany & Co.(ティファニー)」のイエローゴールドの婚約指輪は全て18K。ほどよく華やかで、洗練された色合いだ。
【ローズゴールドの特徴】
・金、銀、銅、パラジウムから成る合金
・可憐で、肌なじみもいい一挙両得の素材
・硬く、傷に強く頑丈
・フェミニンなスタイリングとの相性がよい
イエローゴールドのような肌なじみのよさと、イエローゴールドにはないロマンティックな華やかさをあわせ持ち、近年じわじわと人気が高まっている素材。同じく、金の含有量が示されており、「Tiffany & Co.(ティファニー)」のローズゴールドの婚約指輪は全て18K。
STEP2 ダイヤモンドの「カット」と「シェイプ」について知っておく!
ダイヤモンドの「カット」と「シェイプ」。混同しがちだが、「カット」とは、“形”ではなく、ダイヤモンドの原石の形状を決める工程のひとつ。研磨によって施されるファセット(面)が、光とどう反応するかが決め手で、この「カット」を何よりも重視している。最も優れた「カット」の技術を持つ職人技による、Tiffany & Co.(ティファニー)のTiffany & Co.(ティファニー)カット パターンは3つ。
【ブリリアント カット】
婚約指輪のスタンダードでもあるブリリアント カット。輝きを最大に引き出すために57〜58面のファセットが施され、光を反射し、強いきらめきを放つ。代表的なラウンド ブリリアント カットをはじめ、クッション、オーバル、マーキス、ペア 、ハートシェイプもこのブリリアントのファセット スタイルを採用している。
【ステップ カット】
ダイヤモンドのガードル(上部と下部の境目)と並行する階段(ステップ)のような台形のファセット。ダイヤモンドのカラーやクラリティ(透明度)が引き立つカットだ。
【ミックス カット】
ブリリアント カットとステップ カットを組み合わせたカット。
一方で「シェイプ」とは、いわゆる“形”、ダイヤモンドの幾何学的な外観を表す。
「カット」を施したダイヤモンドを、私たちが普段見ている“形”に仕上げていく。精密で完璧な「カット」と、芸術的な「シェイプ」、ふたつとも指輪の印象を決める大切な要素だ。
≫ティファニーのダイヤモンドクラフトジャーニー ~ティファニーの情熱とクラフツマンシップ~
ではつづいて、「Tiffany & Co.(ティファニー)」の8パターンのシェイプに合わせて、婚約指輪を分けてみよう。
【ラウンドシェイプ】
上から見ると円形、横から見ると三角形。ラウンド ブリリアント カットと呼ばれる最も人気が高いシェイプのひとつ。56面以上のファセットが光を反射し、鮮烈な美しい輝きを放つ。「Tiffany & Co.(ティファニー)」といえば、やっぱりこれ!
≫Tiffany & Co.(ティファニー)のアイコニックな名品婚約指輪って?名品図鑑(婚約指輪編)をチェック!
【オーバルシェイプ】
ブリリアント カットの一種で輝きが強い。楕円形の独創的なフォルムは、自分らしい個性を大切にしたい人にぴったり。
【ペアシェイプ】
ペア=洋梨。「オーバル」と同じく、ブリリアント カットの一種で、とがった側を爪のほうに向けて身につけると指を長く、美しく見せてくれます。洗練された大人の手元を演出。
【エメラルドカット】
輝きよりダイヤモンドのカラーとクラリティ(透明度)が引き立つカット。モダンなフォルムがファッション感度の高い花嫁に人気で、世界のセレブリティの婚約指輪にも多く選ばれている。
【プリンセスカット】
上から見ると正方形で、大きめのテーブル面から放たれるブリリアント カットによる閃光のような強い輝きで、“プリンセス”という名前にふさわしい華やかな印象に。
【クッションカット】
同じくブリリアント カットのファセットを採用。「ピロー カット ダイヤモンド」とも呼ばれ、プリンセスカットより丸みを帯びたエッジで、ふんわりとやわらか。華奢でフェミニンな手元を演出したい人に。
【ハートシェイプ】
精巧でシメントリーな曲線を描くハート シェイプも、ブリリアント カットのファセットを採用している。光を受けて優美にきらめくハートはラグジュアリーの極み。洗練された大人にこそ映える愛のシンボルだ。
婚約指輪の候補をある程度絞り込めたら、事前来店予約へ
カットやシェイプだけでなく、指の長さや形、普段のファッションのテイストなどによっても印象が変わる婚約指輪は、実際につけてみることが何よりも大切。ただし、近くの店舗へ急に行くより、公式オンラインサイトからの事前来店予約がおすすめ。ジュエリーのエキスパートとじっくり相談しながら、人生最高の指輪を見つけたい。