風の時代に本格的に突入した2024年。自由と自分らしさを重視
「風の時代」とは、占星術におけるその時代の精神や価値観を表す言葉。この時代は、約200年ぶりに星の移動が起こった2020年12月に始まった。
10天体のなかでもっとも動きが遅く、強い影響力を持つ冥王星が、2023年3月から2024年11月にかけて、山羊座から水瓶座に移動する。冥王星の移動が完了した11月から、本格的に「風の時代」が始まると言われている。
具体的にこれまでと何が変わるのかといえば、大きくは価値観や考え方だ。
19世紀から長く続いたそれまでの 「土の時代」では、目に見える物質的な豊かさや安定が求められたが、「風の時代」を表すキーワードは、自由や流動性、目に見えない豊かさである。つまり「風の時代」ではより柔軟な考え方ができるようになり、個性や自分らしさが重視されるということになる。
そして本格スタートと言われるこの2024年からは「風の時代」のエネルギーがさらに勢いを増す。
たとえばここ数年、多様な働き方の選択をしたりなど、恋愛や結婚に関しても固定観念にとらわれない、自分達らしいスタイルを求めるカップルが増えてきた。こうした私たちのライフスタイルや考え方の変化も、「風の時代」の影響かもしれない。自由で、個性を尊重する「風の時代」は、今後約200年続くと言われている。