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ダイヤモンドの原石 ~誕生のメカニズムと価値を左右する基準~

目にした誰もが瞬時に心を奪われる、ダイヤモンドの輝き。価値を知らない小さな子供であっても、それが何か特別なものと感じさせる圧倒的な存在感を放つ石です。
ではその原石は、どうやって生まれてくるのでしょう? 本記事ではダイヤモンドの原石が、いったいどこでどのように誕生するのかをご紹介します。

ダイヤモンドはどうやって作られる?



自然界に存在する中で、もっとも硬い物質。ダイヤモンドについてのそんな知識を持つ人も多いでしょう。

ダイヤモンドは宝石の中では「単一の元素(炭素)で構成された」唯一のもの。

ダイヤモンドが地球に誕生したのは約10億年前、45億年前など、諸説あります。
原石は地表から約150〜200キロ深くにある地殻の中で育まれ、
炭素原子の集合体を包む岩石が高温によって溶けることで、炭素原子が現れます。その原子同士が超高温、超高圧の環境下で結びつくことで、ダイヤモンド結晶の形成がはじまるのです。

その生成過程は非常に遅く、結晶となるまでには数十億年の時間を要します。

原石は火山の爆発とともに地表近くまで上り、このときのスピードが緩ければ「グラファイト」という真っ黒な物質になるだけ。ダイヤモンド原石となるにはマッハ1.8ものスピードで“急上昇する”という、さらなる条件を満たさなければなりません。

いくつもの条件が文字通り奇跡のように重なることで生まれる、ダイヤモンド。いかに希少な石であるかが、おわかりいただけるでしょうか。

輝きに大きく影響する「クラリティ」がダイヤの価値を左右する



ダイヤモンドの価値を明確化する、国際的に統一された品質基準「4C」。その中の「クラリティ(透明度)」「カラー(色)」「カラット(重さ)」は、原石の段階から変わることがありません。人間がどんなに技術を駆使したとしても、それは同じです。

ダイヤモンドの原石は、地球の奥深くで超高温、超高圧の過酷な環境にさらされながら結晶化したものです。天然のダイヤモンドに不純物が含まれるのは避けようのないことですが、その量は少ないほど透明度が高く、強く美しい輝きを生み出します。そして、原石が長い年月をかけて成長すると8面体の結晶となり、さらに少しの影響があった場合には12面体となります。8面体や12面体の結晶は美しく仕上げることができる理想的な形の高品質なダイヤモンド原石なのです。

価値あるダイヤモンドを選ぶには、まずは品質の高い原石から探しはじめる必要があるのです。

ダイヤモンドに輝きを宿す、カット・研磨の重要性

ルーツがわかる原石から買付ができるのは、世界でも限られた企業のみ



高品質なダイヤモンド原石を探すのは、たやすいことではありません。ダイヤモンド原石を販売する主要業者は、世界でたった2社。そこから買付ができるのは、厳しい審査をクリアした世界でも数十社のみ。技術力や他社にない特徴が認められた企業だけに許される、特権です。

そのうちの1社が「EXELCO」。

同社が高いハードルを超えてまで原石にこだわるのは、高品質なものを手に入れるため。さらにもうひとつ、大きな理由があります。それは原石のサプライヤーと取引を行うことで、どこから買い付けたのかが保証されるためです。

ダイヤモンドは貴重なものゆえ紛争の資金源として扱われることがあり、それらは「紛争ダイヤモンド」、別名「ブラッド・ダイヤモンド(血塗られたダイヤモンド)」と呼ばれます。
「エクセルコ ダイヤモンド」は紛争ダイヤモンドではないことを証明する国際的な証明制度「キンバリー・プロセス証明制度」にのっとり、原石を買い付けています。

優良な原石の見分け方を体得するには、20年以上の豊富な経験が必要です。世界にも同社を率いるトルコウスキー一族の7代目ジャン・ポール氏を含む、ごくわずかしかいません。

「エクセルコ ダイヤモンド」では最新のシステムを使い、原石を解析します。その上で熟練の職人が自らの目を介して、一つひとつを確認。自然のものであるダイヤモンドゆえの個体差、さらにひとつの原石の中の部位によっても異なる差異を見極めています。

原石買付から販売まで。自社一貫生産を貫くブライダルジュエリーブランドとは



婚約や結婚、子供の誕生や記念日など、人生の節目を祝うときに購入するダイヤモンド。特別なものだからこそ信頼に足る、一点の曇りもない輝きを望むのは、ごく自然なこと。
そのダイヤモンドが一体どの原石のサプライヤーと取引されたのか。優れた質の原石を優先的に選別する権利を持つ「EXELCO」であれば、それらを知ることが可能です。

原石の買付にはじまり、その先のカット・研磨の加工まで。自社一貫生産を貫いている同社では、ダイヤモンド一つひとつにつきそれがどんな原石だったのか、どうカットされたのかをすべてを記録しています。世界に先駆けて導入したシステム「ダイヤモンド・ジャーニー」では、その原石がたどってきた道のりをオンライン上で確認できます。

ここまでこだわるのは、ダイヤモンド研磨士(カッター)を自社で抱え、ダイヤモンドを原石から磨き上げカッティングを施す『カッターズブランド』の誇りです。

真にピュアな輝きを望むふたりなら、まず真っ先に検討する価値のあるブランドといえそうです。

ダイヤモンドの「カッターズブランド」が信頼される理由とは

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