ジュエリーは自分史。
そのときの自分に似合う光を重ねて。
編集部が注目する6人に、愛用のジュエリーについて深掘りインタビュー。
見えてきたのは、大切な記憶への想いでした。
ブランドの魅力や選び方も、ぜひチェックしてみて。
STORY
素顔の自分に自信をくれる
Cartierの「トリニティ」
フリーアナウンサー 秋元玲奈 さん
人生の節目節目で、そのときにインスピレーションを感じるジュエリーをひとつずつ揃えています。私は、ジュエリーはしまっておくのではなく、日常的に身につけたいタイプ。だからオンオフ問わずファッションになじむ、シンプルなものを選ぶことが多いんです。3人の子育て中の今は動きやすいスポーティな服装が多くなりがち。そんなスタイルに大好きなCartier(カルティエ)「トリニティ」のリングとイヤリングが大活躍。カジュアルをさりげなく格上げしてくれるから毎日のようにつけています。もちろん、会食などでドレスアップするときにもCartierのクラス感はしっくりなじみます。どんなファッションにも「今の私らしさ」をプラスして頼れるアイテム。
この「トリニティ」リングは、結婚5周年の記念日に、夫とお揃いで購入したもの。アナウンサーの仕事や2022年のロンドン移住など慌ただしい日々が続く中でも、ふと、このリングが目に入ると、夫婦や家族で過ごす時間や思い出が蘇ってきて。いつも一緒のジュエリーだから人生をともに歩んでいる感じですね。他のジュエリーも、大切な思い出を持つものばかり。これからも気持ちや出来事を刻むジュエリーを少しずつ集めていきたいですし、ジュエリーの数だけ私も家族も成長していけたらいいなと思います。
TIMELESS JEWELRY
結婚5周年にCartier「トリニティ」
母が着けているのをずっと見ていて、私もいつか愛する人から贈られたいなと憧れていたCartierの名品。さりげないデザインなのに唯一無二の存在感ですよね。指馴染みもよく、コーディネートも選ばない、私のエブリデイジュエリーです。
「とても歴史があるけれど、いつも変化し続けているところがCartierの魅力」という秋元さん。「変化といっても攻めすぎていない、絶妙なラインがグッときます」という今、次に欲しいものは?
とても歴史があるけれど、いつも変化し続けているところがCartierの魅力。
変化といっても攻めすぎていない、絶妙なラインがグッときます。
「パンテール」コレクションも気になっていて、年を重ねたら欲しいなと思っています。
Cartier
「パンテール ドゥ カルティエ」リング
イエローゴールド、オニキス、ツァボライト ガーネット
1,029,600 円
※2023年4月時点
STORY
いつも勇気を与えてくれる、
Tiffany & Co.のエレガンス
ブランドクリエイティブディレクター
飯島智子
さん
持っているジュエリーは、ほとんどがTiffany & Co.(ティファニー)。マリッジ+エンゲージの重ね付けって気合いの入る日のイメージですが、私は海外ドラマなどの、ニットやシャツにカジュアルに合わせるスタイルに憧れていて。日常使いにしているぶんメンテナンスにも気を配ります。シルバーがくすんできたらTiffany & Co.でクリーニングを依頼。出張先のNYのTiffany & Co.にも飛び込みました。10分ほどで終わるからオススメですよ。
「ハードウェア」が出たときは、すぐに「好き!」と感じて、少しずつ集め始めました。Tiffany & Co.らしいエレガンスにエッジを効かせているところは、ブランドの魅力そのもの。ホスピタリティや店内の装飾、新しいデザインへの挑戦など、ショップに行くたびに新たなインスピレーションをもらっています。常に熱意をもって仕事をしたい私にとって、着けるたびに勇気をもらえるジュエリーです。
TIMELESS JEWELRY
Tiffany & Co.のリングはどんなシーンにも
エンゲージリングとマリッジリングは、パートナーと一緒に選んで購入。シーンを問わず着けられるから愛用中です。
ティファニーアーカイブのアイコニックであるパドロックを、モダンなアイデアで蘇らせている点がとてもステキ。ハードウェアシリーズ同様、ユニセックスデザインであることも、凄く共感します!
ティファニーアーカイブのアイコニックであるパドロックを、モダンなアイデアで蘇らせている点がとてもステ
キ。ハードウェアシリーズ同様、ユニセックスデザインであることも、凄く共感します!
Tiffany & Co.
ティファニー ロック バングル
イエローゴールド & ホワイトゴールドにハーフ パヴェ ダイヤモンドをセッティング
2,035,000円
※2023年4月時点
STORY
CHAUMETに惹かれたのは
上品な存在感と
紡がれている物語
ブランドディレクター 楫真梨子 さん
エンゲージリングはCHAUMET(ショーメ)の「ジョゼフィーヌ」。遠い憧れのブランドと思っていたのに最終的にこれに決めたのは、デザインはもちろん、ナポレオンの妻ジョゼフィーヌが名前の由来と知ったから。ペアシェイプ型のダイヤモンドも素敵で、個性がありながら上品なジョゼフィーヌを表現していると聞いて、すっかり虜になってしまいました。
呉服商の大叔父や茶道を教える祖母の影響で着物を着ることも多くて、和服とジュエリーの組み合わせも大好きなんです。いろんな物語を紡いできた伝統のあるブランドや文化って、意外とその時代や装う人の個性に合った幅広い楽しみ方ができるんですよね。これからも自分らしいジュエリーづかいにチャレンジしていきたいですし、今私が手がけている洋服ブランドでも着る人の個性でさまざまな表情を演出できるアイテムを作っていけたらと思っています。
TIMELESS JEWELRY
品格を示すCHAUMETの「ジョゼフィーヌ」
ペアシェイプのダイヤモンドが輝く「ジョゼフィーヌ」は、人とかぶらないティアラのデザインに一目惚れ。パートナーとたくさんのショップを回って実際に見て決めました。コーディネートに悩まない、私の大切な定番です。
エンゲージリングに、同じCHAUMET「ジョゼフィーヌ」のエグレット リングを重ねづけしたいんです。
このリングは上下逆にしても使えるので、ひとつで何通りも楽しめるのが魅力的。
エンゲージリングに、同じCHAUMET「ジョゼフィーヌ」のエグレット リングを重ねづけしたいんです。
このリングは上下逆にしても使えるので、ひとつで何通りも楽しめるのが魅力的。
STORY
ガラスの靴のように
ぴったりとふたりになじむ
ハリー・ウィンストン
主婦 吉竹美聡 さん
ハリー・ウィンストンのマリッジリングはふたりでお店に行って決めたもの。試着すると指に心地よく、その美しさに魅了されました。エンゲージリングは当初買うつもりはなかったのですが、結婚式のときにサプライズで贈っていただいたんです。私だけが知らなくて、彼とブライダルプランナーさんとで綿密に作戦を練ってくれてたらしくて。もう、ものすごく感激でした! 長かった遠距離恋愛時代のことを思い出したりして、改めて「この人と結婚できてよかった」と幸せを噛み締めました。
パートナーは今の時代には珍しく、記念日を大切にする人。だからハリー・ウィンストンの店頭で、オーダーメイド感のあるアフターフォローが付いていることを知って安心できました。いつか年を重ねた頃、貫禄の出た手元にもハリー・ウィンストンのリングをかっこよく着けたいな。強く、謙虚に、でも、のびのびと、年を重ねていけたらいいなと思っています。
TIMELESS JEWELRY
ピュアに崇高に輝くハリー・ウィンストン
ハリー・ウィンストンのマリッジリングとエンゲージリングは、オケージョンを問わずに使えるところが気に入っています。重ね着けはせず、シンプルに着けるのが私流。リングそのものの美しさを感じながら。
小さなダイヤモンドが敷き詰められたハリー・ウィンストンのエタニティリング。
とっても可愛いくて憧れます!
小さなダイヤモンドが敷き詰められたハリー・ウィンストンのエタニティリング。
とっても可愛いくて憧れます!
ハリー・ウィンストン
ドーム・マイクロパヴェ・バンドリング
ラウンド・ダイヤモンド、プラチナ製
1,826,000 円~
※2023年4月時点
STORY
エレガンスの中に強さが香る。
美学を表現してくれる
CHANEL
ブランドディレクター 山上彩 さん
パートナーの海外赴任に伴い、20代後半でパリへ移住。それまでは仕事に夢中で、ジュエリーもあまり持っていなかったのですが、30歳の記念にCHANEL(シャネル)の腕時計を購入しました。さらにアパレルブランド「aLORS」を始めてからは、そのときの気持ちを思い出せるようにと、CHANELやCHAUMETなどのジュエリーを集めるように。だから私にとってのハイジュエリーは、自立した女性のアイコン、お守りのような存在なんですよ。
フランスで働いていると、「Yes/No」のハッキリしている人の、なんて多いこと! やわな神経じゃ、ブランドを率いることなんて出来ません。強さと弱さ、そして儚さとエレガンス。それが私にとっての「CHIC(シック)」です。オープンしたばかりのオンラインサロンでも、その美学は忘れずに、力強く前進していきたいです。
TIMELESS JEWELRY
CHANELには理想のCHICがある
CHANEL「ココクラッシュ」は優雅さの中にカッティングで“強さ”を感じさせるところが好き。CHAUMET「BEE MY LOVE」も個性的なエレガンスがあって素敵。CHAUMET「リアン」は“絆”の意味と知って、お客様や社員との絆を感謝する気持ちを忘れないように。
ジュエリーを選ぶときは、いつもお洋服を思い浮かべてから、必要なジュエリーは何だろうと考えます。今のマストはCHANELの腕時計「J-12」のホワイト。
ジュエリーを選ぶときは、いつもお洋服を思い浮かべてから、必要なジュエリーは何だろうと考えます。今のマス
トはCHANELの腕時計「J-12」のホワイト。
CHANEL
J12 キャリバー12.2
33MM、高耐性ホワイト セラミック、ステンレススティール、自動巻き(COSC認定)
1,061,500 円
※2023年4月時点
STORY
「今の私」が
欲しいものを選ぶ。
自分の直感を信じて。
ブランドディレクター 中島千晶 さん
ジュエリーを選ぶときは、フラットな目で見て、自分が気に入るかどうかで選びます。マイコーディネートルールは、お洋服はシンプルにして、指輪などで存在感を出すこと。お洋服と合わせるともっと素敵になるな、というジュエリーをセレクトして着用しています。
遊び心があるジュエリーなら、今のお気に入りはChopard(ショパール)「ハッピーハート」のリング。BOUCHERON(ブシュロン)の「セルパンボエム」とVan Cleef & Arpels(ヴァン クリーフ&アーペル)の色石のリングを、同じ指にずらして着けるのもハマっています。イメージは『セックス・アンド・ザ・シティ』のキャリー。息子の留学先のロンドンに行っても、カッコいい60代の方がいっぱいいますから、あんなふうに年を重ねたいなと憧れています。
TIMELESS JEWELRY
リングは手のサイズとバランスをチェック
手が小さいので、手元のジュエリーはなるべくシンプルに。Chopard「ハッピーハート」のリングは赤をセレクト。存在感があるので中指にオン。暗い色味の服が多い冬に大活躍でした! 最後に全身もチェックします。フットネイルもお揃いに♡
たくさん見て回って、ピンときたものをフレキシブルに取り入れるタイプ。
そうやって見つけたChopard「マイ ハッピーハート」のリングとお揃いのイヤリングを、次は狙っています。
たくさん見て回って、ピンときたものをフレキシブルに取り入れるタイプ。
そうやって見つけたChopard「マイ ハッピーハート」のピアスを、次は狙っています。
Chopard
マイ ハッピーハート
シングルピアス、エシカルローズゴールド、ダイヤモンド
147,400円
※2023年4月時点