馬術競技場で、騎手が身に着けていた
キルティングのジャケットや
アーガイル柄のセーター。
ガブリエル シャネルは
そのエレガンスと、
シンプルなラインに目を奪われ、
深く魅了された。

その後1920年に
初めてキルティングのモチーフを
ファッションのデザインに取り入れる。

1955年には、
後に2.55と名付けられる
ことになる
伝説の
バッグが誕生。

今や熱狂的な人気を誇るジュエリー
「COCO CRUSH」にも、
キルティングのDNAが
息づいている。
強い存在感とやさしさを
あわせ持つこのジュエリーもまた
CHANELの伝説を作り始めている。

CHANELのモチーフの中でも可憐で、
発想の源泉でもあるカメリアの花

ガブリエル シャネルが自らの
シンボルとして選んだのは
白いカメリアの花。
混じり気のない純白さと、
息をのむほどの女性らしさが特徴。

単なるカメリアではない、
シャネルの花。

シャネルにとって
カメリアの花は永遠であり、
時間に風化される事のない
気持ちを伝える
メッセンジャー。

シャネル ファイン ジュエリーを
象徴する存在の一つ。

1932年パリでガブリエル シャネルが
初めて発表した
ハイジュエリー コレクションで
メインピースとして登場した星やコメット。
「これ以上に永遠でモダン、
シックな形はない」と
確信するガブリエル シャネルが
見つめていたのは、
パリの夜空。
揺らめく光を放つ星雲、
そして夜空を流れるコメット（彗星）の
輝きに目を奪われた。

「女性を輝く星座で
包んでしまいたいの、
あらゆる大きさの星を
ちりばめて」

ガブリエル シャネルにとって
星やコメットは、
永遠の女性の美を
照らし続ける
特別な
インスピレーションの源
であったのだ。

ガブリエル シャネルの
星座・獅子座の番号。
ガブリエル シャネルが
初めて手掛けたフレグランス
「シャネル N°5」の名前の由来も
偶然それが試作の番号だったとも
言われている運命的な数字。

ガブリエル シャネルの情熱と信念を象徴し、
纏う人をエンパワメントする
パワーナンバー。

意志と優美さを持つ幾何学的なフォルムは、
高いクリエイティブを
生み出す源に。

1932年、ガブリエル シャネルは
初のジュエリーコレクション
「 Bijoux de Diamants 」
を発表する。

ガブリエル シャネル自身の邸宅で、
メイクを施したマネキンを使って
展示されたダイヤモンドが煌めく
コレクションには、
星や彗星、三日月や太陽、
羽根やリボンのモチーフが溢れ、
オートクチュール同様、
ガブリエル シャネルのスタイルが
すべて表現されていた。

これらのモチーフは今もなおシャネル
ファイン ジュエリーにおいて
ガブリエル シャネルの世界観を
表現する重要な存在となっている。

ファッション同様、女性の美を引き立てる
シャネルの革新的なデザインは、
大恐慌に陥っていた社会のムードを一変し、
ダイヤモンドジュエリーに
新しい風を吹き込んだ。