UKON’S SELECT #01
レトロな西洋建築と降り注ぐ自然光がエモーショナル!
カルティエ展でも話題の『表慶館』
(写真)ノット ブローチ, 1907 プラチナ、ゴールド、ダイヤモンド、ルビー Marian Gérard, Cartier Collection © Cartier
右近さんが真っ先にあげたのが、
東京国立博物館 にある『表慶館』。
最近では、カルティエと日本の50年に渡る“絆”を振り返るアーカイブ的エキシビション『結 MUSUBI』展が開催されて話題にもなった場所だ。
右近さん的最大のレコメンドポイントは
「スタジオ撮影ような光が作れる」こと。
他にも
・まだそこまでメジャーではないので、新鮮味がある
・窓から見える景色も絵画のような美しさ
・自然光が斜めから入り、人物を照らすのにバッチリ!
・レトロな西洋建築でエモい雰囲気
などポテンシャルの高さが伺える。
明治時代の西洋化・近代化の象徴として、国の重要文化財に指定されている表慶館は、設計はもちろん調度品や細かな装飾に到るまで、その時代の最高級の技術や粋が贅沢に注ぎ込まれていて、建物自体が一級の美術品と言える。
イギリスの宮殿建築をベースとする、華麗だけど決して大げさになりすぎない洗練された雰囲気は、
ヨーロッパ的な雰囲気が好みのカップルにピッタリ。
中でも右近さんがオススメするのが、階段へ繋がるアーチの天枠を背景にしたシューティング。
「こじんまりとしたアーチの中におふたりを入れて、おふたりだけの時間を演出。まるで日光がスポットライトのようにアーチの中だけに集まり、ドラマティック空間が出来上がるんです」(右近さん)