多くの女性が憧れる、プロポーズの瞬間。「結婚しよう」というシンプルなものでも十分素敵ですが、やっぱり、自分だけのために特別なサプライズがあると尚嬉しいものですよね。そこで今回は、愛する彼女のために彼が思考を凝らして決行した、ロマンティックでユニークなプロポーズを紹介します。
1.僕は君のために生まれてきたんだ…誕生日にプロポーズした理由
彼の誕生日をお祝いするため、車に乗り込んでディナーへ向かうふたり。ところがドライブの途中、彼が急に目隠しを取り出して彼女に着けるように指示します。
「誕生日はどうしたの?何をするつもりなの?」と不安そうにする彼女を横に、ドライブを続ける彼。そして目的地に到着すると、彼女の手を引き、ある場所へと連れて行きます。立ち止まり、ようやく目隠しを外すことが許された彼女が目にしたのは、ハートにライトアップされたガーデン。まだ状況を掴みきれていない彼女を見つめ、彼が続けます。
「これは僕の誕生日じゃなくちゃダメだったんだ。だって僕は、君のために生まれたから。」
そして彼女に注がれる、数々の甘い愛の言葉のシャワー。
「毎朝君の隣で目覚めたい」
「僕たちが一緒になることは、神様に決められたことなんだ」
「僕が一番幸せな瞬間は、君と一緒にいるとき」……etc.
遂に彼女が婚約指輪をはめると、夜空に祝福の花火が上がります。彼女のために生まれたから、誕生日にプロポーズを決行する、なんてロマンティックな発想なんでしょう!
2.プロポーズの答えは、空の上から!
続いては、ヘリコプターを操縦するパイロットの彼女に、地上からのプロポーズ。勤務中の彼女に、地上からの無線が入ります。相手はなんと、現在交際中の彼。
「お願いしたいことがあるんだ」
そう告げた彼は、ストレートに「結婚してください」と彼女に問いかけます。
「答えは、着地で教えて」
そして彼は「Yes」が描かれたハートと「No」と描かれた四角形の前で彼女の空からのランディングを待ちます。彼女が選んだのは、もちろんハート! 地上で待つ彼の元へと近寄ると、抱き合って「震えが止まらない!」喜びを分かち合います。
彼女にとっては、人生で最高のランディングになったのではないでしょうか! パイロットの彼女を持つ彼ならではの、エキサイティングなプロポーズアイデアです。
3.彼女の亡き父へ送るプロポーズの言葉
次に紹介するのは、7年間家族ぐるみで付き合っていた彼女へのプロポーズを、少し変わった方法で記録に残した彼。それは、今は亡き彼女のお父さんへと送るメッセージ。彼がプロポーズを行う約1年前、彼女の父親は帰らぬ人となり、彼は結婚の報告を一生できなくなってしまいました。だからプロポーズを記録に残し、彼女のお父さんへ誓いの言葉を送ります。
「親愛なるお義父さんへ。僕はあなたの娘と結婚します。
今あなたがここにいて、彼女の手を僕に委ねてもらう時、“あなたに期待されている以上に、僕は彼女を幸せにします”と約束できたら良かったのに。
〜(中略)〜
彼女を無条件に愛し続けます。世界を共に見続けるのは、彼女以外考えられないから。」
そして最後には、
「僕はあなたの自慢の息子になります。」
そう添えて、彼女の父親へのメッセージを締めくくった彼。伝えることのできなかった思いが一言一句に込められている様に、彼女への愛情の深さと結婚への決意の固さを感じます。動画の中には過去のお父さんとの思い出の写真も出てきて、思わずうるっとしちゃうプロポーズのメッセージです。
4.指輪探しのゲームをしよう!
さて続いては、旅行先のホテルでのプロポーズ。部屋で映画を見ようと彼女がパソコンを覗き込むと、スクリーンには彼の姿が!
「君と一生を共にする準備はもうできている。でもその前に、ちょっとしたゲームをしたいんだ。さて、指輪はどこにあるでしょうか?」
そう告げると、画面には今までふたりで一緒に行った旅先が映し出されます。プーケット、イスラエル、フィリピン、香港……でも、指輪はどこにもありません。
「僕のために立ち上がって……」
そうメッセージが流れると、彼が遂に婚約指輪を差し出します。これで指輪探しゲームは終了。泣いて喜ぶ彼女の感動が、画面越しに伝わってきます。
ふたりが歩んできた道のりを思い出しながらのプロポーズ。確かな愛を積み重ねた結果結ばれたふたりを見ると、胸にじーんと、熱いものがこみ上げてきます。
5.次々と現れるギター奏者に導かれた先には……
最後に紹介するのは、4年半の交際のうち3年半を遠距離恋愛で過ごしたカップルのプロポーズ。
彼に会うため、ロサンゼルス国際空港に降り立った彼女を待ち受けていたのは1人のギター奏者。指さされた場所へ足を進めると、その先々で新たなギター奏者が出現! 彼女をある場所へと誘導していきます。
辿り着いた先に登場したのが彼。最後は彼が彼女に向けた歌を披露し、婚約指輪を差し出します。そしてふたりが抱き合った瞬間、空港内には「She said yes(プロポーズ成功)」のアナウンスが流れ、空港中が祝福ムードに包まれるのでした。
実はここで歌われた7曲は、全て彼が彼女のために書き下ろしたオリジナル。誰にも真似することのできない、まさにユニークなプロポーズです。
●まとめ
今回紹介したプロポーズのようにエキサイティングなプロポーズでなくても、プロポーズの瞬間を記録するのはおすすめです。
どんなプロポーズであろうとふたりの大切な瞬間であることに変わりはありませんから、見返す度に、当時の胸の高鳴りを思い起こし、結婚を決めたときの新鮮な気持ちを味わうことができそうですよね。写真でも動画でも、ふたりだけの甘い記憶を「カタチ」としてぜひ残してくださいね。