結婚式の「スローダンス」というテーマが抽象的だったため、小物や色のコーディネートで、ゲストに統一された世界観を感じてもらうようにしたというKarinさん。真っ白にしたいという気持ちは特になかったものの「いろいろとシンプルな分、オーセンティックな〝結婚式らしさ〟を大事にしたくて白色を多く使いました」

中でも、統一感だけでなくアイデアも特筆すべきは結婚証明書に用いたリボン。オーダーのウエディングドレスで余った布をリボンにして再利用しています。「結婚式という場が結びの場でもあることから、リボンを結ぶことに繋がるかなと思って。でも、リボンにスタンプで1文字ずつ、ゲストの名前を押す作業はかなり地道で大変でした」

リングピローとして用いたトレイは、イヤリングやピアスと同様に結婚式のあとも使うために、新居の雰囲気に合うものを購入。ただ渋すぎる色合いだったため、フラワーシャワーのお花を乗せてもらって華やかさを演出しました。「結婚式だからといって、特別にモノをたくさん作りたくなくて、なるべくムダなく、できる範囲で環境に配慮することを心掛けました」
上写真14点photo:cocofleur (ココフルール) (https://coco-fleur.com|Instagram:@cocofleur_wedding )