カットにもいくつかの種類があり、スタンダードなのが58面体の「ラウンドブリリアントカット」。ダイヤモンドに注がれる光を、光学的にもっとも効率的に反射させる形として考案されました。高品質なカットであれば、ダイヤモンドをルーペでのぞいたときに美しい「ハート」と「アロー」のマークが見えるはずです。
「ラウンドブリリアントカット」は、多くのジュエリーショップで見かけるプロポーションです。その中には屈折率・反射などの光化学的特性を考慮し、もっとも美しく輝く「アイディアルラウンドブリリアントカット」があるのをご存知でしょうか?
考案したのはダイヤモンド加工の名門・トルコウスキー家の、マーセル・トルコウスキー氏。その後1994年に同一族のジャン・ポール氏がより“理想(アイディアル)”の形へと改良を加えました。マーセル氏の理論をもとに伝統・最新技術を駆使してかなえた、そのさらなる輝きは57面体。一族が率いる世界的ダイヤモンドブランド、「エクセルコ ダイヤモンド」で目にすることができます。
エクセルコ ダイヤモンドは「サリネ・ライトレポート」を日本で初めて導入したことでも知られています。これは「輝き」そのものを分析・評価した証明書で、同ブランドで扱うダイヤモンドの99%以上が最高評価である「Ultimate」を獲得しています。サリネ・ライトレポートはふたりにとって特別なダイヤモンドの輝きがどれほど美しいものなのか、科学的に証明してくれます。一粒への思い入れがひときわ強くなるソリティアリングには、とくにうれしいサービスではないでしょうか。
ダイヤモンドを留める爪や石座。ディテールにもこだわりを
ダイヤモンドを留める爪の数でも、印象は変わります。
6本タイプは、いわゆる王道。ダイヤモンドの丸い形に沿って爪をセッティングしたもので、どこかクラシカルな印象を与えます。4本タイプは爪を4点に配したもの。ダイヤモンドが四角く見えるので、よりモダンなイメージになります。同じ4本でも爪がひし形(十字)になるように配したタイプはダイヤモンドがひし形に見え、上品な印象に。
さらに石座(ダイヤモンドをセットする部分)の形も注目したい部分です。ごくシンプルなものからデザイン性の高いもの、爪やアームと一体化したものなど、あらためて注目してみると意外なほどデザインが豊富です。石座はリング全体のイメージを左右するのはもちろん、ダイヤモンドの見え方にも大きな影響を与えます。
また忘れがちなのが、ダイヤモンドとリングのバランスです。例えばサンプルのリングに留まっているダイヤモンドが0.3ctだった場合、選んだダイヤモンドが0.5ctになるとリングのイメージは大きく変わります。とくにソリティアはデザインがシンプルゆえ、その違いは歴然。
エクセルコ ダイヤモンドではダイヤモンドとリングを、それぞれ別に選ぶことができます。選んだダイヤモンドを気に入ったリングに乗せ完成形に近い形で確認できるので、イメージとのズレが生じません。
パッと見は同じように見えるソリティアリングも、個性や魅力は様々です。ダイヤモンドの輝きはいうまでもなく、そのデザインがいかに一粒の魅力を際立てるデザインなのか考えるのも、楽しい選び方のひとつではないでしょうか?
ダイヤモンドの輝きを計算し尽くした、エクセルコ ダイヤモンドのソリティアリング5選
高品質なダイヤモンド、とくにその輝きに定評があるエクセルコ ダイヤモンド。ソリティアリングの種類も実に豊富です。多彩に揃う中から、おすすめの5点をご紹介しましょう。