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ブーケの種類&人気の花を解説【ウエディングドレスとの合わせ方ガイド付き】

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結婚式で花嫁に欠かせないウエディングブーケには、デザインのタイプや花材などにさまざまな種類があり、ウエディングドレスのデザインによっても似合うブーケの種類は異なります。そこで、今回はブーケの種類や人気の花をはじめ、ウエディングドレスとの合わせ方や、新郎のブートニアとのコーディネート方法など、ブーケ・ブートニアの基礎知識をまとめてご紹介します。

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ブーケ・ブートニアの由来とは? 

▲ふたりのイメージに合う花を選んで(画像提供:ザ ストリングス 表参道/港区・表参道駅)

花嫁の幸せの象徴ともいえるウエディングブーケ。その由来には諸説ありますが、その昔、ヨーロッパで男性が愛する女性へプロポーズをする際に、野に咲く花を束ね結婚を申し込んだことが始まりといわれています。また、ブートニアはプロポーズされた女性が結婚の申し出を受けた印として、花束から一輪抜き取り男性の胸元に挿したもの。結婚式で新郎・新婦が身に付けるブーケ&ブートニアは、まさにふたりのプロポーズ・結婚の象徴というわけです。

▼花嫁がゲストに背中を向けてブーケを投げる「ブーケトス」は人気のある演出。フラワーシャワーでゲストに祝福された後、広いスペースでブーケトス

(画像提供:マリエール高崎


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ブーケのデザイン・形の種類と似合うドレスのデザイン

▲白いバラとグリーンを組み合わせたブーケとブートニアのコーディネート。甘くてやさしい色調の会場なら、あえてシンプルな色味でまとめたブーケもオシャレ
(画像提供:シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル/千葉県・舞浜駅)

ウエディングブーケのデザイン選びのポイントは、ウエディングドレスとの相性はもちろん、小物とのバランスや会場の雰囲気との調和を考えることが大切です。ここでは、ブーケの種類と似合うドレスのデザイン、選び方のポイントをご紹介します。

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●ラウンド:
半円状のドーム型に花を束ねたデザイン。丸く愛らしい雰囲気が人気で、プリンセスラインやAラインなどボリュームのあるウエディングドレスと相性がよい。また、ブーケに使う花の種類の選択肢も自由度が高いため、ドレスとのコーディネートを考えて「色」優先で花を選ぶこともできる。


(画像提供:日本工業倶楽部


ラウンドブーケ



●リース:
「永遠」を意味する丸い輪の形をしたブーケ。花以外にも、グリーンや実がある植物を加えることで雰囲気が大きく変わる、ナチュラルな雰囲気の結婚式やガーデンウエディングでも人気のデザイン。エンパイアラインのウエディングドレスや、お色直しのカラードレスにもぴったり。



●オーバル:
花を楕円形にまとめたもので、涙の形に似ていることから「ティアドロップ」とも呼ばれるデザイン。ラウンドよりもボリュームと長さがあるので、ウエディングドレスにオーバルのブーケを加えると、エレガントで甘くなりすぎない印象に。どんなデザインのドレスとも合わせやすい。

オーバルブーケ



●ハンギング:
丸いタイプが多いので「ボールブーケ」と呼ばれたり、もち手が付いていることから「バッグブーケ」とも呼ばれるブーケ。丸や四角、ハートなどデザインのバリエーションが豊富で、キャンドルサービスなど披露宴の演出で手がふさがらない方がいい場合にも便利。和装やカラードレスに合わせやすいデザインです。


(画像提供:明治神宮・明治記念館






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●キャスケード:
「小滝」という意味を持つキャスケードのブーケは、ボリュームのあるトップから花が下へ流れるようなデザインが特徴的。キャスケードのエレガントな雰囲気は、クラシカルなデザインのウエディングドレスに似合い、また荘厳なチャペルでの挙式にオススメ。


(画像提供:日本工業倶楽部


キャスケードブーケ


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●クラッチ:
「掴む」「握る」を語源に持つクラッチは、その名の通り花を束ねて茎の部分を持つタイプのブーケ。野に咲く花をそのまま束ねたような雰囲気は、使う花材によって雰囲気が異なるので、ナチュラルなデザインのウエディングドレスをはじめ、マーメイドラインなどのエレガントなデザインのドレスまで幅広くコーディネートが可能。


(画像提供:日本工業倶楽部





●クレッセント:
三日月のようにゆるやかな弧を描いたエレガントな雰囲気を演出するブーケ。縦長のデザインなので、ウエディングドレスはボリュームのあるものより、マーメイドラインやスレンダーなタイプのドレスとの相性が◎。

クレッセント


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ブートニアとの“ペア感”を出すためのおしゃれアイデア 

新郎の左胸に飾るブートニアは、新婦へのプロポーズの際、ブーケを贈り、「YES」の返事をもらった証とされているので、ブートニアに使う花材の種類はブーケと同じものが基本です。









また、ブートニアを束ねるリボンを花嫁のドレスの色や結婚式のテーマカラーと揃えると、新郎・新婦のペア感が格段にアップ。





さらにタイの色もブートニアの色に合わせてコーディネートすれば、ワンランク上のオシャレを楽しめます。









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ブーケ・ブートニアによく使われる花の種類とは?

ブーケ・ブートニアに使用する花は、咲き頃のシーズンもあることを前提に、結婚式やウエディングドレスのテイストによって使うものもさまざま。そこで、ブーケ・ブートニアにオススメの花の種類と、お店に依頼する場合の豆知識をご紹介します。花言葉の意味も踏まえて、結婚式のブーケ・ブートニアの花を選んでみるのもステキかも!

●バラ:
花言葉「あなたを愛しています」
入手可能な時期/オールシーズン
バラは花言葉に込められた意味も含めて、ウエディングブーケ・ブートニアで不動の人気を誇る種類の花。色とデザイン次第でキュート系から清楚系までアレンジが可能。また、四季咲きのバラも多いため一年中選ぶことができる。さらにバラは持ちがいいので、結婚式当日は一日中活躍できるのも魅力。



●カサブランカ:
花言葉「雄大な愛」
入手可能な時期/オールシーズン
カサブランカの大輪の花は“ユリの女王”とも呼ばれ、ブーケ・ブートニアに使えば甘い香りが漂い、気品ある仕上がりに。大聖堂をはじめ大人数が収容できる広い披露宴会場にも負けない存在感も魅力。キャスケードタイプのデザインとの相性がよいので、結婚式を荘厳な雰囲気でまとめたい花嫁にオススメ。



●ガーベラ:
花言葉「希望」
入手可能な時期/オールシーズン
可愛らしいフォルムと、ブーケのデザインを選ばないことから、結婚式でも人気の高い種類のガーベラ。赤やピンク、黄色、オレンジなどカラーバリエーションが豊富なので、ドレスの色と合わせてアレンジができるという便利な側面も。

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●トルコキキョウ:
花言葉「優美」
入手可能な時期/3月~11月頃
華やかでありながら可憐なたたずまいのトルコキキョウ。花の色によって雰囲気が大きく変わることから結婚式でも重宝されている。種類が同じ花でも白一色であれば清楚系、淡い色を使えばキュート系、濃い紫などを挿し色に使えばシックな雰囲気に。ボリュームがありながら、ブーケやブートニアにしても重たくならない印象に仕上がるのも魅力。

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●カラー:
花言葉「清浄」
入手可能な時期/オールシーズン
直立した長い茎先に、くるりと巻き込んだ花びらが上品で洗練された印象を持つカラー。色は白やピンク、赤、黄色などがあり、ドレスとブーケを清楚な雰囲気でまとめたい場合には、白一色のカラーを使ったクラッチタイプのブーケを持つのがオススメ。ブートニアとしてカラーを使う場合も、モーニングやタキシードのデザインを選ばないので便利。

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●チューリップ:
花言葉「思いやり」
入手可能な時期/11月~4月頃
色ごとに「愛」にまつわる花言葉を持ち、さまざまな色の花を咲かせるチューリップ。赤いチューリップの花言葉は「愛の告白」、紫は「永遠の愛」、ピンクは「誠実な愛」で、結婚式でも好まれます。どんなデザインのブーケでもアレンジがしやすく、チューリップ以外の花はもちろん、グリーンとのコーディネートもでき、それぞれが異なる雰囲気に仕上がるのも魅力。

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●ユーチャリス:
花言葉「純心」
入手可能な時期/オールシーズン
長く伸びた茎の先に少しうつむいたように花を咲かせるユーチャリス。純白の花は清楚な気品にあふれ、正統派の結婚式にぴったり。グリーンや他の花材との相性もよく、オーバルやキャスケードタイプのブーケによく使われるほか、ブートニアにする場合もシンプルに仕上がるので、モーニングやタキシードのデザインを選ばない。



●ピンポンマム
花言葉「君を愛す」
入手可能な時期/10月~11月頃
コロンとした丸い形がキュートなキク科の種類の花。カラーバリエーションが豊富なので、色使い次第で、ドレス・和装どちらともコーディネートしやすいため結婚式では人気の花。特に、持ち手を組紐でアレンジしたボールブーケは和装の花嫁に人気が高い。





●芍薬(シャクヤク)
花言葉「はにかみ」
入手可能な時期/4~5月頃
昔から美人を表現する際に「立てば芍薬、座れば牡丹」という言葉があるように、美しい和花の種類の代表格である芍薬(シャクヤク)。可憐な花びらが重なった大輪の芍薬(シャクヤク)は、結婚式のブーケに使えば花嫁を華やかに彩り、また、ドレスだけでなく和装との相性もバッチリ。




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知っておくと便利! ブーケ・ブートニアの準備の仕方&豆知識  

ブーケの準備を始めるのは、一般的に結婚式の約3カ月前が目安。その時期にはもう結婚式のスタイルやウエディングドレスのデザインが決まっているので、全体的な雰囲気に合わせてブーケをオーダーするのがポイントです。

<ブーケをオーダーするときに準備しておくと便利なもの>
・好きなブーケのテイストや形、デザインなどネットや雑誌の切り抜き画像:
どんなテイストのブーケが好きなのか、ブーケに使いたい花の種類やデザインなど、ネットや雑誌を参考にして画像をいくつか持参するようにしましょう。画像があればフラワーショップとの打ち合わせ時も具体的な話ができてスムーズです。

・結婚式当日に着るウエディングドレスや新郎衣装の画像:
新郎新婦が結婚式当日に着るドレスや衣装は、ブーケをアレンジしてもらうにあたって最重要情報です。衣装の色味や素材、あしらい、柄など細かな情報も伝えるとベター。また、花冠やヘッドパーツなどブーケ以外にも生花を取り入れたい場合には、事前に伝えておくようにしましょう。

・会場の雰囲気や会場装花のイメージ画像:
披露宴会場の雰囲気や、使用するクロスの色、結婚式のテーマカラーを伝えておけばブーケも全体の雰囲気に合わせてアレンジしてもらうことができます。また会場装花を一緒にオーダーする場合もあるので、好みの装花イメージもピックアップしておくと便利です。

<ブーケを会場提携外のショップや手づくりして持ち込む場合の注意事項>
結婚式場提携外のショップに依頼したり、手作りしたブーケ・ブートニアを持ち込みする場合には、事前に持ち込み可能かどうか会場への確認が必要です。挙式会場によっては管理上の理由から持ち込みNGだったり、持ち込み料が必要となる場合も。また、提携外ショップでオーダーする場合にはブーケの受け渡し方法や、受け取った後に会場で保管してもらえるかなどの確認も忘れずに。

<生花以外でも作れるブーケの種類>
ブーケ・ブートニアに使用する花には、プリザーブドフラワーやシルクフラワーといった生花以外で作るものもあります。プリザーブドフラワーとは、生花のうちに色素を抜き、特殊な染料を吸わせることで何年も色鮮やかな美しい色味と形が保たれる花のこと。一方、シルクフラワーはコットンやポリエステルなどの素材で作られた造花です。プリザーブドフラワー、シルクフラワーともにカラーバリエーションが豊富なので、花の咲き頃に関係なく衣装とのコーディネートを優先してブーケのデザインを考えることができ、とても便利。また、結婚式後も新居に飾れるので、長きにわたって楽しめるのも魅力です。

まとめ

ウエディングブーケの基礎知識、いかがでしたか? ブーケのデザインを決めるのは、結婚式準備も後半に入った何かと忙しい時期ですが、お気に入りの花や、ふたりの思い出、結婚式のテーマなどをベースに、ふたりにぴったりのブーケ・ブートニアを見つけてくださいね!


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