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ふたり暮らしの始まりに! 新生活を始めるときに決めておきたい家事分担のコツ

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同棲・同居が決まりふたりでの暮らしが始まると、これまでひとりでは当たり前だったことが相手にとっては思いがけないことだったり、家事の仕方や内容の思い描くイメージが違ったりと、ケンカのきっかけになってしまうことも…。

事前にすべてをふたりの共通イメージにすることは難しいですが、少しでもすれ違いを減らすために、家事分担を行う際のコツ、ポイントをご紹介します。

■家事をリストに書き出す

どんな家事があるのか、どんなことをしなければならないのか、まずは見えるように書き出してみましょう。ふたりそれぞれが書き出して、すり合わせることで、「家事」として認識していることのズレを防ぐこともできるうえ、後々の話し合いがスムーズになります。

書き出す際のポイントとしては、「名の無い家事」まで細かく書き出すこと。例えば、”食器を洗う”という項目が挙がった場合、自分にとっては生ごみの片付け、シンクを磨く、布巾を洗って干す、という一連のキッチンでの片付けをイメージしていたけれど、パートナーは食器を洗って終わり、というイメージだった、ということを極力防ぐことができるよう、作業を洗い出してみましょう。

■リストをもとに分担する

家事を書き出した後に大切なのが、分担すること。細かな作業までひとつひとつ分担をする必要はないですが、仕事の時間、自分の得意なことや不得意なことなど二人で話しあい、分担をしてみましょう。

分担をするときの決め方としては、大きなタスクごとに分けるパターンや、ふたりの行動によって切り分けるパターンがあります。

タスクごとに切り分ける場合は、リストの中で例えば、晩御飯づくり、片付けなど大枠で決めて、片付けの中に含まれる細かいタスクはリスト化の時点ですり合わせておくと、お互いの認識違いを防ぐことができます。

仕事の帰宅時間の変動がある場合は、お互いの休日が違う場合などは、行動によって切り分けるのもオススメ。例えば、早く帰宅したほうが晩御飯づくり、晩御飯をつくらなかった方が片付けを担当する、など。

タスクの分担は作成したリストをもとに話し合いましょう。子どもが生まれたり、仕事内容や働き方が変わったりと生活に変化があったときにも、話し合いがしやすくなるはずです。

■決めたことは目に見えるようにする

作成したリストや分担については、お互い目に入る場所に貼っておいたり、すぐに見えるように携帯のメモに入れておくなど、忘れないような工夫をしましょう。

お互いのルールを決めて満足、ではなく運用していくことが大切です。

■お互いのウィークポイントを補う

日々家事をこなす中で、ふたりが得意なこと、なんなくこなせることと、苦手なことや家事を苦痛に感じてしまうことなど、新たな発見があるかもしれません。また、もともと苦手意識がある家事など、やらなければいけない、という意識のもと続けていくとどんどんイヤになってしまうことがあります。

お互いの苦手と得意が分かれている場合は、補う形で分担を振り分けてみるのもいいでしょう。ふたりとも苦手なことがあった場合、代替策を考えてみるのもおすすめです。


料理が苦手な場合は料理の工程が大幅に減らすことができる調理家電を活用したり、外食や宅配サービスを活用したりなど、色々な家事の手助けになるような家電やグッズ、サービスの活用など、探してみると意外とたくさんあるはずです。

■決めたルールに縛られすぎない

最後に、家事分担のコツ、ポイントをお伝えしてきましたが、その時の状況や自身の体調、また気分によっても決めたことをやりきる、というのは難しいことがあります。
大切なのはお互いが納得の上、気持ちよく過ごせること。

お互いに完璧を求めすぎず、予定通りにできない場合は、素直にヘルプを求めたり、他のやり方を考えてみたり、分担を見直したりなど、無理のない方法を見つけていくことが大切です。

リスト化をしたり、分担を決めたりすることはあくまで一つのやり方として、ふたりらしい暮らし方を見つけていきましょう。

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