BOUCHERON

ブシュロン ヴァンドーム広場26番地のブティックをリニューアルオープン

「ブシュロン」の創業者フレデリック・ブシュロンは、1893年、ヴァンドーム広場26番地のノセ邸と呼ばれるオテル・パティキュリエール(個人の邸宅として都市部に建てられた館)にブティックを開き、やがて続々とこの広場に進出することになるハイジュエラーのさきがけとなりました。この伝説のブティックが大規模な改修を経てリニューアルオープンしました。

ブシュロン  ヴァンドーム広場26番地のブティックをリニューアルオープン(1)―BOUCHERON(ブシュロン)

▲左から サロン デ ルミエール、外観

1717年に建てられ、1930年に歴史的記念物に指定されたノセ邸は時と共に、ブシュロンのメゾンとして、そのサヴォワールフェールを象徴する場として、単なる店舗の枠を越えた存在となってきました。このような特別な場所だからこそ、ブシュロンは創業160周年の機会に、ケリンググループの支援のもと大規模な改修を行うことを決定したのです。

1717年よりヴァンドーム広場の、1893年からはブシュロンの歴史の一部を担い、今日ではケリンググループの所有物でもあるノセ邸には、歴史とヘリテージを尊重したリノベーションによって当初のエスプリを蘇らせることが不可欠だと考えられたのです。この目的を達成するために選ばれたのが、歴史的記念物主任建築家のミシェル・グタールでした。300年の間に加えられた改装を検証し、かつての輝きとたたずまいを取り戻すという使命を託されたグタールは、美術と建築の技を極めた、フランスが誇る選りすぐりの職人を呼び集めました。

内装は、国際的名声を誇るフランス人インテリアデザイナー、ピエール=イヴ・ロション氏が担当。ロション氏は、ブシュロンが創業以来大切にしている自由な精神に呼応するように、伝統的なハイジュエリーブティックの型に疑問を投げかけ、この歴史あるアドレスに現代の私邸という性格を与えたいと考えました。それぞれの世代の足跡が刻まれた、歴史ある邸宅のように、館内のどの空間においても、コンテンポラリーな要素と美術品、もしくは骨董品が調和よく共存することになりました。

ヴァンドーム広場26番地のオテル・パティキュリエールはこうして、ブシュロンのエスプリの真髄を体現する姿となって蘇りました。メゾンの歴史、サヴォワールフェールや価値観がすべて反映されています。ジュエリーのデザインに始まり制作を経て販売にいたるまで、メゾンの全職種がここに結集しています。ブシュロンの私邸ともいえるこのオテル・パティキュリエールを訪れる人に、これまでにないジュエリー体験が待っています。店舗を訪れる顧客というよりも私邸を訪れた友人のように迎えられるからです。実際、3階に設けた本物のアパルトマンでは、くつろいだり喉を潤したりするだけでなく宿泊も可能です。

ブシュロン  ヴァンドーム広場26番地のブティックをリニューアルオープン(2)―BOUCHERON(ブシュロン)

▲左から サロン デ フイアンセ、メイン階段

ブシュロン  ヴァンドーム広場26番地のブティックをリニューアルオープン(3)―BOUCHERON(ブシュロン)

▲力強い自然をテーマとしたジャルダン ディヴェール

ブシュロン  ヴァンドーム広場26番地のブティックをリニューアルオープン(4)―BOUCHERON(ブシュロン)

▲1階のグランドサロン

ブシュロン  ヴァンドーム広場26番地のブティックをリニューアルオープン(5)―BOUCHERON(ブシュロン)

▲宿泊も可能なアパルトマンのサロン


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