プロポーズの定番【バラの花束】 本数や色に込められた意味、その後の保存方法までご紹介

プロポーズの定番と言えば、バラの花束と婚約指輪のセットというイメージがありますよね。実際、「プロポーズ時にもらって嬉しいプレゼント」ランキングでは、一位の婚約指輪に次ぎ、「バラの花束」が第二位という結果に(※)。では実際どういったバラの花束がいいのか、失敗しない選び方のコツや、渡した後の保存方法までご紹介します。



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※アンケート概要
調査期間：2019年11月8日～2019年11月14日/調査方法：サービス利用者アンケート/調査対象：20～50歳 全国 464名

プロポーズにオススメの花は“バラ”

プロポーズにオススメの花はやはり“バラ”。というのも、バラの花言葉には「愛」「美しい」というプロポーズにピッタリの意味が込められており、愛の象徴とされているからです。
また、ロマンティックな見た目も人気の理由のひとつ。なかなか自分で買う機会のないバラを贈ることで、普段とは違う特別感を演出できます。

ただし、バラの花束であればなんでもOKというわけでもないので注意。実は花の本数や色によってはプロポーズにふさわしくないケースもあります。
事前にしっかり確認して、伝えたい想いを花束に託してプロポーズに臨みましょう。

花の数で意味が違う!?　プロポーズにオススメの本数とは

さりげない一輪のバラの花から、ドラマチックな両手いっぱいの花束まで、花の本数はさまざま。実は、この本数ごとに意味が込められていることをご存じでしたか？　注意をしないと、プロポーズには適さない意味を持つ本数を贈ってしまったなんてことも……。

そこでここでは、「バラの本数ごとに込められた意味」を一挙ご紹介。しっかりチェックして、花束を贈るお相手のことをイメージしながら、相応しいメッセージとバラの本数を決めましょう。

花の本数	意味
1本	「あなたしかいない」「一目ぼれ」
2本	「この世界はふたりだけ」
3本	「愛しています」
4本	「一生愛します」「死ぬまで気持ちは変わりません」
5本	「あなたと出会えて心から嬉しいです」
6本	「互いに敬い愛し合いましょう」「あなたに夢中」
7本	「隠れた愛」
8本	「あなたの思いやりに感謝します」
9本	「いつも一緒にいてください」
10本	「あなたは完璧な人です」
11本	「最愛の人」
12本	「妻(恋人)になってください」
13本	「永遠の友情」
14本	「あなたを誇りに思う」
15本	「ごめんなさい」
16本	「不安な愛」
17本	「絶望的な愛」
18本	「誠実」
19本	「忍耐と期待」
20本	「私のひとひらの愛」
21本	「真実の愛」「あなただけに尽くします」
22本	「あなたの幸運を祈ります」
24本	「1日中あなたを想っています」
25本	「あなたの幸せを祈っています」
30本	「ご縁があると信じています」
33本	「生まれ変わってもあなたを愛します」
40本	「真実の愛」
50本	「永遠」「恒久」
99本	「永遠の愛」「ずっと好きでした」
100本	「100％の愛」
101本	「これ以上ないほど愛しています」
108本	「結婚してください」
365本	「あなたが毎日恋しいです」
999本	「何度生まれ変わってもあなたを愛します」
1000本	「1万年の愛を誓います」

とくに人気の本数は「ダーズンローズ」とも呼ばれる12本と、「結婚してください」というまさにプロポーズのセリフの意味を持つ108本。プロポーズの時に花束に込めた気持ちもあわせて伝えると、よりロマンティックになるでしょう。

≫ダーズンローズとは？　由来や意味、結婚式での取り入れ方を解説

≫【夫婦インタビュー】リングボックスにバラがセットされた「ローズボックス」を使った、ロマンティックなプロポーズ

※【ダーズンローズ】は、12本のバラに心を託す社会還元ビジネスを目指す『ダーズンローズ倶楽部』(株)モリタ食材開発研究所の登録商標です。

色でも意味が異なる？　色別バラの花言葉一覧

代表的な赤やピンク、白、黄色、さらに最近では青や虹色など特殊なカラーまで豊富に揃うバラ。実は、本数以外にもこの「色(カラー)」によって込められた意味が異なってきます。本数と色、それぞれに込められた意味をしっかりと理解し、素敵な意味を掛け合わせて贈ると、より想い出深いプロポーズになるでしょう。



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バラだけじゃない！　プロポーズに最適な花3選

「ありきたりなプロポーズにしたくない」「パートナーに似合う花がいい」という方のために、バラ以外の選択肢をご紹介。オリジナリティあふれるプロポーズを叶えてみては。

■チューリップ

春を代表する花、チューリップは、赤やピンクがオススメ。色をミックスした花束にすると、華やかな印象になります。

赤：「真実の愛」「永遠の愛」「愛の告白」
ピンク：「誠実な愛」「愛の芽生え」

■ヒマワリ

ヒマワリの花言葉は「あなただけを見つめる」。プロポーズにぴったりな意味なので、夏のプロポーズにオススメです。

■ガーベラ

色鮮やかなガーベラもステキな花言葉をもつ花です。複数の色を組み合わせて、世界に一つだけの花束を作ってみてはいかがでしょうか。

ピンク：「熱愛」
赤：「燃える神秘の愛」
黄色：「究極の愛」「究極美」

花束の手配方法と、当日渡すまでの保管場所

花は生ものなので、何日も前に手元に準備しておくことができません。「手配はどこでする？」「当日受け取るの？」「デートの間はどうしておけばいい？」など、想像するだけで準備が難しいプレゼントですよね。

基本的に、花の手配は事前にフラワーショップに予約をしておくか、通販での注文となります。
フラワーショップで予約をする場合は、使いたい花やイメージ、本数などしっかりすり合わせができます。季節によっては「希望の花が手配できない」という場合もあるので、早めに注文を済ませましょう。
通販での注文は、注文が簡単・ホテルやレストランに直接届けてくれるというメリットはありますが、事前に面密に打ち合わせができないというデメリットもあります。

また、プロポーズのシチュエーションも想定して、手配しましょう。
「思い出の海辺でプロポーズしたい」など、特定の場所基準の場合は事前に花束を郵送して保管しておいてもらうことが難しい可能性があります。その場合は朝早くにお店に取りに行き、車のトランクに隠しておく、などの工夫が必要です。ただし花は暑い環境が苦手。夏の車内などに長時間保管することは避けたほうが良いでしょう。


「レストランかホテルでプロポーズしたい」という場合は、店によっては直接花を郵送するとしっかり管理したうえで、適切なタイミングで持ってきてもらうことができるので、デートや食事の間は持ち歩く必要がありません。デザートの時にもってきてほしい、など事前にタイミングの打ち合わせはしっかり行いましょう。


ホテルの場合は、宿泊する部屋にあらかじめセッティングを頼んでおくことも可能。さらには『プロポーズプラン』として、チャペルを貸し切ってプロポーズができるなど、特別なプランがあるホテルも。ただし、ホテルによっては提携のフラワーショップ以外の花束が持ち込めないことがあるので、事前確認はしっかりとしましょう。

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プロポーズの後の花束はどうする？　オススメの保存方法をご紹介

贈った/もらった花束、その後はどうするべき？　という人も多いのでは。せっかくの思い出の品、できるのであれば永久に保存したいですよね。とはいえ花は新鮮な期間が短いもの。もらってすぐにどうするかを決めないと、たちまち傷んでしまいます。
そこでここでは、長期間保存が可能なオススメ方法3パターンをご紹介します。



●自宅でドライフラワーにする
花束を逆さにして風通しの良いところにつるすだけで、簡単にドライフラワーを作ることができます。ただし、色が退色してしまったり、脆く壊れやすくなってしまうので、取り扱いには十分気を付けましょう。

●専門店に依頼し「アフターブーケ」にしてもらう
結婚式で使った花を専門店に依頼して、長期間キレイに保存できるよう加工してもらった花束のことを「アフターブーケ」といいます。プロポーズの花束も同様に、専門店に頼んで様々な形で残すことが可能です。

例えば押し花加工。専門店に依頼すれば、花びらや花弁などひとつひとつのパーツに分解したうえで加工し、再度ブーケの形に組み直して、立体的な押し花加工を施してくれます。加工後は額縁に入れて飾ることも可能なので、インテリアとして楽しんだり、結婚式のウェルカムスペースに飾るのもオススメです。

花の形をそのまま残したい！　という方にオススメなのは、ガラスのボトル内に水分を抜いた状態で花を保存する「ボトルブーケ(ボトルフラワー)」や、樹脂に花を閉じ込める「クリスタルフラワー」です。どれも特殊な加工で、長期間立体的で色あせない花を楽しむことができます。

●レジンに閉じ込めてアクセサリーやキーホルダーにする
最近は自宅で簡単にレジン(樹脂)加工ができるので、花びらなどをレジンに閉じ込めてアクセサリーやキーホルダーにするのもオススメ。肌身離さず持ち歩くことができます。


また、108本などたくさんのバラの花束の場合は、すべてを残すことが難しいため、色々な楽しみ方にわけて満喫してみてはいかがでしょうか。
たとえば12本(ダーズンローズ)を特殊加工し、それ以外は、自分でドライフラワーにしたり、バラ風呂にしたり、花瓶に生けたりなど、さまざまな方法で花を楽しんでみてください。


プロポーズ当日は本番のことで頭がいっぱいかもしれませんが、事前に花束を渡した後のことまで気を回すことができれば、一生の思い出に残るプロポーズになるでしょう。