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オークションで高額落札されたジュエリー&ダイヤモンド

世界各国で行われているオークションには、数多くの高級ジュエリー&ダイヤモンドが出品され、話題を集めています。近年では、いったいどんなジュエリー&ダイヤモンドが出品され、誰がいくらで落札しているのでしょうか。セレブの世界をのぞいてみましょう。

■レセディ・ラ・ロナ

2016年、もっとも注目されているオークションと言っても過言ではないのが、「レセディ・ラ・ロナ」。なんとテニスボール大もある、巨大なダイヤモンドの原石です。その大きさは1,109カラット。過去1世紀の間に見つかったダイヤモンドの中では、最大のものと言われています。さらに過去をさかのぼってみても、レセディ・ラ・ロナを上回るのは、1905年に南アフリカで採掘された3,016.75カラットのカリナンのみです。

ダイヤモンドが発掘されたのは、ボツワナの鉱山。「レセディ・ラ・ロナ」という名前は、ボツワナで使われているツワナ語で「私たちの光」という意味です。レセディ・ラ・ロナは、ロンドン・サザビーズによって、2016年6月29日に競売にかけられました。その大きさだけではなく、その透明度や質の高さでも高い評価を得ているレセディ・ラ・ロナ。その予想価格は7,000万ドル(約75億円)以上とされていましたが、落札には至りませんでした。
今後、いったいいくらで、誰が落札することになるのか、要注目です。


■ジョセフィーヌのブルームーン&ザ・スィート・ジョセフィーヌ

2015年に相次いで落札されたのが、12.08カラットのファンシービビッドブルーダイヤモンドと、16.08カラットのファンシービビッドピンクダイヤモンドです。人気のブルーダイヤを4,800万ドル(約60億円)、ピンクダイヤを2,850万ドル(約35億円)で落札したのは、なんと同一人物で、香港在住のジェセフ・ラウ氏だと言われています。

彼が二つのダイヤモンドを贈ったのは、なんと当時7歳の娘さん。
購入したダイヤモンドを改名し、「ジョセフィーヌ」とつけたのは、それが彼女の英名だからだそう。「親の愛情」ということなのでしょうが、正直桁が違います。
■オッペンハイマー・ブルー

2016年5月に話題となったのが、クリスティーズ ジュネーブオークションに出品された「オッペンハイマー・ブルー」。近年海外のセレブたちを中心に人気を高めている、ファンシービビッドブルーのダイヤモンドです。その大きさは、今までに出品されたブルーダイヤモンドの中で最大。14.62カラットとなります。

落札価格は5,750万ドル。日本円にして、約63億円です。宝石のオークション史上最高額を記録したこちらは、1カラットあたり、なんと4億円以上という計算になります。ブルーダイヤモンドは、世界で採掘されるダイヤの中の0.0001%ほどしか存在しないと言われている希少性が魅力。また世界中で人気が高まっていることもあり、今後も高騰が予想されています。

オッペンハイマー・ブルーの前所有者は、あのダイヤモンド会社「デビアス」の経営者でもあった、故フィリップ・オッペンハイマー卿。落札者は不明ですが、個人の収集家とのこと。とてもうらやましいですね。
■カルティエネックレス&カシミアの宝石

2015年秋の香港・サザビーズオークションに出品されたのは、カルティエ製のナチュラルグレーパールのネックレスと27.68カラットのサファイアとダイヤがあしらわれた指輪「カシミアの宝石」。カルティエ製のパールネックレスは526万ドル(6.3億円)、「カシミアの宝石」は670万ドル(8億円)にてそれぞれ落札。同じアジアの収集家が購入したと言われています。

カルティエ製のネックレスは、カウドライ子爵夫人レディー・ピアソンなど、著名な収集家が所有していたことでも知られており、天然の海水グレーパールを42粒も使った希少な品。そしてサファイアとダイヤの指輪では、サファイアの1カラット当たりの史上最高額を更新しました。こちらも、現在の所有者は匿名を希望とのこと。どんなセレブが身につけているのか、気になるところです。

次元が違う! 世界のセレブご用達の、高級ジュエリーオークションはいかがでしたか? 実際に落札するのは無理でも、ぜひ一度目にしてみたいと思う方も多いのではないでしょうか。

(ファナティック)

※画像はイメージです

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