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結婚への覚悟をカタチに……夫が選んだグラフのリング&スタイリッシュなウエディング

photo:グランドハイアット東京 写真室 Studio S(http://studios.satophoto.jp/|Instagram:studios_weddingphoto)


遠距離での交際期間を経て結婚したふたり。妻yuukiさんの親御さんと面識があったという、夫のhirotakaさんは義父の〝ひとり娘だから大切にしてほしい〟の言葉に忠実に、婚約指輪選びや会場見学も「妻にとって最高なもの」を基準に選びました。そんな夫が選んだのは『グラフ(GRAFF)』のリング。今回はセンスあふれるブライダルリングや衣装、結婚式についてふたりからお話しを伺いました。

夫が選んで準備した『グラフ(GRAFF)』のリングと手紙を渡してプロポーズ

photo:CHEZ ROBE(https://chezrobe.com/|Instagram:@chezrobe)

※写真は前撮りで撮影したもの


自動車メーカーに勤務し、社会人野球の選手として活躍していた夫のhirotakaさんは、もともと妻yuukiさんの親御さんと顔見知り。ひょんなことからふたりは知り合い、hirotakaさんが出場する試合観戦などを経て交際がスタート。交際中はyuukiさんが近畿地方在住で、hirotakaさんが関東という遠距離恋愛の期間もあったものの、ふたりが付き合い始めた京都でプロポーズ。手紙と『グラフ(GRAFF)』の婚約指輪を準備していました。

事前に婚約指輪を準備する場合は、デザインはもとよりサイズ選びも気になるところですが「付き合い始めてプロポーズするまで2~3年あったので、指輪のサイズは調査済でした(笑)。『グラフ(GRAFF)』にたどり着くまで、ふたりでいろいろなブランドでジュエリーを見て、妻の反応をチェックする中で『グラフ』は特に反応が良かったし、婚約指輪を購入した当時、まだ日本では〝知る人ぞ知る〟ブランドでもあったので『グラフ』に決めました」(hirotakaさん)

「プロポーズにびっくりしてしまって。まず手紙を読んでって言うので読もうとするのですが、手紙を読む私を彼が見ているので内容がなかなか入ってこない(笑)。手紙の最後に〝僕の言うことを聞いてあげてください〟って書いてあり、そして、跪いて〝結婚してください〟って箱をパカッとしてプロポーズしてもらいました」(yuukiさん)



夫が選んだのは『グラフ』の〝プロミス エメラルドカット ダイヤモンド エンゲージメントリング〟。yuukiさんは特に、エメラルドカット ダイヤモンドのシャープなデザインとダイヤモンドの輝きに感動したそう。

結婚指輪も『グラフ(GRAFF)』で。長く身に着けるのでシンプルさを重視

hirotakaさんがひとりで婚約指輪を選びに出かけたのは、東京・有楽町『ザ・ペニンシュラ東京』内にある『グラフ東京サロン』。結婚指輪を購入する時はふたりで訪れました。

初めて『グラフ』のブティックを訪れたyuukiさんは「こんなステキなショップで買ってくれたんだ、ってまず感動したんです。そして、いくつか試着して、重ね着けをしてしっくり馴染むデザインであることと、指がきれいに見えることで選びました。プロポーズの時に婚約指輪を指にはめてくれたように、結婚指輪を試着する時も夫がはめてくれたのでずっとドキドキしていました」

ふたりが選んだ結婚指輪は、モダンかつミニマルなホワイトゴールドのラインが立体的に指の周囲で螺旋を描く〝スパイラル バンド〟。「長く身に着けるので、シンプルで飽きがこないデザインで気に入っています」(hirotakaさん)


上写真3点 photo:グランドハイアット東京 写真室 Studio S(http://studios.satophoto.jp/|Instagram:studios_weddingphoto)

東京国立博物館、東京駅、東京タワー……東京の人気エリアを1日でまわった充実の前撮り

前撮りは、東京国立博物館と丸の内エリア、東京駅周辺、東京タワーの4か所を1日かけて撮影。当初の予定日は雨で延期になったものの、延期した日は晴れて前撮りにぴったりのお天気。また、前撮りスポットとして大人気の東京国立博物館は、当初予約がいっぱいで難しいと言われていたものの、急遽空きができて撮影スケジュールに組み込むことができたそう。



yuukiさんが前撮りで選んだのは『ヴェラ・ウォン(VERA WANG)』の「フェルナンダ(Fernanda)」で、デコルテや背中を強調するカッティング、ボリュームたっぷりのチュールが花嫁の憧れを体現したようなデザイン。



yuukiさんは結婚式に向けていつも食事に気を遣われていて「甘い物を我慢していたので、朝に飲むプロテインの甘さが美味しすぎて、毎日朝が来るのが楽しみでした」。そんな妻を間近で見て「カロリーを全体的に抑えていて、スポーツ選手よりもストイック」とhirotakaさん。


上写真4点 photo:CHEZ ROBE(https://chezrobe.com/|Instagram:@chezrobe)

木の温もりあふれる〝グランド チャペル〟でのセレモニー

挙式会場は六本木ヒルズ直結のラグジュアリーホテル『グランドハイアット東京』。会場見学をスタートした当初はまだyuukiさんが地方在住だったため、hirotakaさんがひとりでさまざまな会場を見て回りました。決め手となったのは、木の温もりが感じられて神秘的な雰囲気の〝グランド チャペル〟でした。



「何か所見学したか覚えていないほどですが、最終的に候補を3会場に絞って、妻と検討し『グランドハイアット東京』に決定しました。彼女の親御さんにとって本当に大切なひとり娘なので、婚約指輪を選んだ理由と同じく、結婚式も素晴らしいものにしたいという思いだけでした」(hirotakaさん)

結婚式での1着目は『アントニオ・リーヴァ』のモダンで立体的なミカドシルクのドレス

yuukiさんが結婚式で着用したドレスは2着。1着目は元建築家のデザイナーによる『アントニオ・リーヴァ(ANTONIO RIVA)』のモダンで立体的なシルエットの「カルメン(CARMEN)」。

ミカドシルクの上質な光沢が会場に映えると感じて選んだyuukiさん。「最初に試着をしたのが、アントニオ・リーヴァのウエディングドレスだったのですが、最初に着てしまったせいで、ほかのドレスがまったく印象に残らなくなってしまったんです」
ドレスの存在感を最大限生かすため、アクセサリーはシンプルにパールをチョイス。メイクはツヤ肌×マットなリップでメリハリを出して仕上げました。



ブーケはフローリストと相談し、胡蝶蘭をメインに「ドレスに負けないような存在感のあるブーケに」とオーダー。

お色直しは繊細なデザインかつ女性の美しさを強調する『ガリア・ラハヴ』のマーメイドドレス

お色直しで2着目に着用したドレスは『ガリア・ラハヴ(Galia Lahav)』のマーメイドラインのエレガントなドレスで、前撮り1着目ドレスと同様、デコルテを強調するデザイン。「マーメイドラインで体のラインがより強調されるので、一番着るのに苦労したドレスです。二の腕、鎖骨、デコルテ……デザインでシースルーになる部分もあるので、お腹も。とにかくがんばりました(笑)」



『ガリア・ラハブ』のドレスに合わせたブーケは、会場装花にも使っているカラーをパープルに着色したもの。ブーケ単体で見るとアヴァンギャルドな印象ながら、ドレスとブーケ、そして会場とトータルで見ると、とてもエレガントでスタイリッシュ。

ブラックとパープルがテーマカラー。モダン&スタイリッシュな会場コーディネート

会場はブラックとパープルを中心にコーディネート。当初、テーブルクロスの色をyuukiさんは黒、hirotakaさんは白、と異なる意見に。「そうしたらフローリストさんが、クロスは黒だけれど、白を基調とした装花をうまく使い、シックでモダンなコーディネートを提案してくれたんです。それを見て夫も〝いいじゃん!〟って言ってくれて、黒のテーブルクロスになりました」



装花はテーブルによって高さを変えていて、会場の前方にはガラスのボウルなどを使い高さが出ないデザインに、後方テーブルには高さのある装花を配置しているそう。「後方に高さのある装花があると、入場シーンでも背景にアクセントができて絵になるというか。当日来てくださったゲストの方々にも、非日常のゴージャズな雰囲気を味わっていただけるかなと思いました」(hirotakaさん)



ウエディングケーキはケーキの表面をメレンゲで覆い、焼き目を付けているオリジナリティあふれるデザイン。たくさんのデザインの中から、ふたりとも「このケーキを食べたい」という理由で選んだものの、残念ながら食べることはかなわなかったそう。

挙式当日の立ち居振る舞いも美しく。ふたりで通ったウォーキングレッスン

グランドハイアット東京のブライダルフェアに参加した際、ウォーキングレッスンの先生のブースがあり、その出会いをきっかけに歩き方はもちろん、挙式でふさわしい振る舞いなどについて、ふたりで指導いただいたと言います。

「ふたりでレッドカーペットを歩くように、挙式や披露宴ではモデルになりきって歩こうと。そのために、ウォーキングの先生に指導いただいて、歩き方や姿勢、動作のスピード、グラスの持ち方など、きれいな立ち居振る舞いを習いました。挙式ではつい緊張して速く歩いてしまうので、事前に教えていただけてよかったです。それでもチャペルに入場する時だけは緊張してロボットみたいになってしまいましたが……」(hirotakaさん)



社会人野球で活躍していたhirotakaさんの身長は185cm。どんなスーツも着こなせそうと思ってしまうものの、
「野球をしていたので下半身に安定感がある」ことから、自宅でもウォーキングレッスンは怠らず、体形に気を付けたそう。そして選んだ衣装はウエストを強調したスリムでシャープなシルエットが特徴の『カルロ・ピニャテッリ(CARLO PIGNATELLI)』のウエディングスーツ。挙式での1着目は角度によって、光沢を感じる華やかなデザイン。


上写真13点 photo:グランドハイアット東京 写真室 Studio S(http://studios.satophoto.jp/|Instagram:studios_weddingphoto)


お色直しで選んだのはナポレオンカラーと呼ばれる襟が特徴のジャケットが主役のスタイリッシュなスーツ。光によってさまざまな陰影が生まれる繊細な素材は、生地からひとつひとつ糸を抜くことで絵柄を作りだす特殊な技法によるもの。yuukiさんが持つパープルに着色したカラーを1輪、胸元にさしてブートニアにしました。
ご登場いただいたyuukiさんのInstagram
@yuuki.voyage

【Brand Data】
グラフ(GRAFF)
1960年、ローレンス・グラフが英国・ロンドンに創業したジュエラー。創業から長い年月をかけて、匠の職人技の追求、ディテールへの確かなこだわり、そして美に対する限りない探究心によって現在の姿へと進化。ダイヤモンドにおける革新と創造性、そしてその卓越したクラフツマンシップにおいても、世界が認める真のダイヤモンドカンパニーへと発展しています。

取材・構成・文/青山のりこ

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