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〝年齢を重ねてもステキに着けていたい〟そんな思いに寄り添うカルティエのバレリーナ

photo:Boheme Photograph MOMO (https://www.bohemephotograph.com |Instagram:@boheme_photograph_wedding @momophotography10 ) hair & make:知花(Instagram:@ichica.today)

婚約指輪と結婚指輪はともに『カルティエ(Cartier)』の〝バレリーナ〟を選んだふたりが登場。上質なテキスタイルに施された繊細な刺繍やビーズが美しい『ガリア・ラハヴ(Galia Lahav)』のウエディングドレスや、『ヴェラ・ウォン(VERA WANG)』のカラードレスを着こなす花嫁にも注目です。

婚約指輪はカルティエ。年齢を重ねてもステキに手元を魅せてくれる〝バレリーナ〟

お母さまが『カルティエ』の時計を着けていたことから、カルティエはずっと身近な存在のブランドであったと語るnaramiさん。「母はブランドにこだわりがあるほうではありませんが、母と同じブランドを選ぶことでその気持ちに寄り添えるような気がして、潜在的にカルティエがいいなと思っていたのかもしれません。それにレッドボックスへの憧れもありました」。
長く大切にしたいという思いがあり、飽きのこないデザインで年齢を重ねてもステキに着けられるリングを選びたいというのが念頭にあり、婚約指輪はカルティエのバレリーナ ソリテール リングを選びました。
「王道の一粒ダイヤのリングと、全体がキラキラしているデザインのリングで迷いました。カルティエのブティックで試着の際にスタッフの方から〝年齢を重ねると、全体的にボリュームのある華やかなデザインのほうが似合ってくると思います〟というアドバイスをいただき〝バレリーナ ソリテール リング〟に決めました」

結婚指輪もカルティエ。普遍的で美しいシンプルなリングを選択

結婚指輪もシンプルなデザインで性別を問わず指になじむクラシックなラインのバレリーナ ウェディング リングをカルティエで購入。「夫はブランドにそれほど興味があるほうではないのですが、自分もまわりの人も知っていて、信頼できるブランドを選びたいと思っていたみたいです」。結婚指輪のシンプルなデザインは、婚約指輪と重ね着けの相性もバッチリで気に入っているそう。

グランドハイアット東京の神秘的な〝グランド チャペル〟でのウエディング

photo:Boheme Photograph MOMO (https://www.bohemephotograph.com |Instagram:@boheme_photograph_wedding @momophotography10 ) hair & make:知花(Instagram:@ichica.today)

遠方から参列するゲストを想定すると、宿泊ができて交通アクセスの良いホテルでの挙式ということになったそう。中でも、六本木ヒルズに直結した『グランドハイアット東京』の〝グランド チャペル〟が印象的だったと言います。「天井の高さがあって、木目調なのにカジュアルにならなくて、神秘的。ふたりだけに光が当たるような幻想的な空間が気に入りました」
グランドハイアット東京の〝グランド チャペル〟は天井が高く開放感があり、木の温もりを感じさせながらもモダンでスタイリッシュ。それでいて神秘的で厳かな空間がふたりを祝福しているようです。


photo:Boheme Photograph MOMO (https://www.bohemephotograph.com |Instagram:@boheme_photograph_wedding @momophotography10 ) hair & make:知花(Instagram:@ichica.today)

結婚式の準備を進めていましたが、コロナの影響で挙式・披露宴は100人規模の予定だったところ、家族だけの結婚式に変更。「延期したところで、いつ結婚式をできるかその時は分からなかったし、遠方から東京に来ていただくなんて申し訳ない気持ちにもなってしまって。それでも、家族だけの結婚式に切り替えたことで、家族に心から感謝の気持ちを伝えることができましたし、家族と過ごせたことは本当に幸せだなと感じました」

ガリア・ラハヴのドレスがコンプレックスをプラスに変えてくれた

photo:Boheme Photograph MOMO (https://www.bohemephotograph.com |Instagram:@boheme_photograph_wedding @momophotography10 ) hair & make:知花(Instagram:@ichica.today)

ウエディングドレスを選び始めた当初は、『グランドハイアット東京』のボールルームという大きな会場でも存在感があり、ボリューム感のあるドレスを探していたというnaramiさん。「若い頃からのなんとなくのイメージで、プリンセスラインやAラインのドレスがいいかなと思っていたんです。試着を進める過程で体型のコンプレックスについてドレスショップのスタッフの方にお話したら、その方から〝(体型を)もしマイナスとして感じているなら、それをプラスにできるのがマーメイドラインのドレスですし、誰にでも似合うデザインではないので検討してみてはいかがですか〟って言っていただいたんです。そこで新たな気づきを得て、マーメイドラインのドレスを探し始めたときに『ガリア・ラハヴ(Galia Lahav)』というブランドにたどり着きました」


photo:Boheme Photograph MOMO (https://www.bohemephotograph.com |Instagram:@boheme_photograph_wedding @momophotography10 ) hair & make:知花(Instagram:@ichica.today)

「『ガリア・ラハヴ』のドレスは、エレガントで繊細で美しいところがとても気に入っています。それに、ダイエットやボディメイクで体のラインにメリハリをつけることで、コンプレックスだと感じていたマイナスをプラスにできるのがうれしいですし、自分を変えることができるんだなって、挑戦できるんだなって思いました。ただ、親世代がイメージするウエディングドレスとは異なるデザインというのもあり、少し迷いはありました。海外の花嫁さんのように大胆に着こなすというプランもありましたが、家族だけの結婚式に変更したこともあり、大胆な着こなしになりすぎないようにと、ヘアメイクさんがメイクやヘアアレンジでうまくバランスを取ってくださいました」

アクセサリー選びの基準はウエディングドレスのデザインを最大限生かすこと

photo:Boheme Photograph MOMO (https://www.bohemephotograph.com |Instagram:@boheme_photograph_wedding @momophotography10 ) hair & make:知花(Instagram:@ichica.today)

繊細な刺繍やビーズが施された『ガリア・ラハヴ』のドレスは、大胆に開いた胸元がデコルテを美しく見せるデザインでそれ自体がゴージャスなアクセサリーのよう。そのため、アクセサリーについては「ドレスのデコルテ部分がとても華やかだったので、そのデザインを生かすように、ネックレスなどは着けませんでした。デコルテ部分のデザインや刺繍、鎖骨をメインに見せようと思ったので、敢えて物足りないくらいな感じのコーディネートに仕上げています」
ヘッドパーツはアメリカ・ニューヨークのブランド『マリア・エレナ(Maria Elena)』のもの、そしてイヤリングはいろいろ準備をしていたものの「先輩からご自身の結婚式で着ける予定だったけれど、着けなかったというイヤリングをいただいたのですが、それを着けてみたらとてもしっくりきたんです。サムシングフォーのジンクスとは少し異なりますが、先輩からいただいたイヤリングを着けることで〝つながり〟を感じられてうれしかったです」

2着目はヴェラ・ウォンのヌードカラー。ゴージャスなドレスを生命力あふれるコーディネートに

photo:Boheme Photograph MOMO (https://www.bohemephotograph.com |Instagram:@boheme_photograph_wedding @momophotography10 ) hair & make:知花(Instagram:@ichica.today)

カラードレスはinstagramで卒花さんからの〝お譲り〟で『ヴェラ・ウォン(VERA WANG)』のヌードカラーを選んだnaramiさん。〝ヌード・ヘイリー〟と呼ばれているプレ花嫁の間で人気のドレスは「ベージュでもグレーでもピンクでもない絶妙なカラーが自分に似合う色でしたし、ふわふわなトレーンも華やかでゴージャスでとても気に入っています。アクセサリーはゴールドのお花モチーフのピアスのみ。ドレス自体が十分かわいいので、小物でナチュラルさを表現できればと思いました」
また、生命力あふれる鮮やかなブーケは生花で「『世界の花屋』さんという世界中から花を買い付けているフローリストに外注しました。このブーケはアフリカの花を使っていて、生命力があって明るくてエネルギッシュなところを表現できたらって。エレガントなブーケよりも自分らしさを表現できると思ったんです」
ちなみにドライフラワーとして残したかったので、ドライフラワー向きの花を選んだといいます。

結婚式まで1年以上。準備期間は前撮りをして有意義に過ごしました 

photo:高山達也 (Instagram:@tatsuya_takayama)

「結婚式まで一年以上の準備期間があったので、有意義に時間を使いたいと思ったんです」というnaramiさん。そこで桜の季節を含め、すべての四季の中での前撮りを計画しました。「京都はプロポーズされた場所でもあり、ふたりにとって思い出の場所。学生時代は友人関係だったので、和装での京都のロケーションフォトはなんだか、学生時代に戻って修学旅行にやって来たみたいな楽しさがありました」


photo:高山達也 (Instagram:@tatsuya_takayama)

「葉山は自然体なふたりを撮影しているのですが、旅行先で思い出を写真に残しているような、ナチュラルな仕上がりが好きです」とnaramiさん。


photo:eiji_marthgraphy(https://www.marthgraphy.com/|Instagram:@eiji_marthgraphy)



photo:STUDIOZERO(https://tokyo-maedori.com/|Instagram:@studiozero_tokyo)

カルティエのブティックの前や桜を背景にしたウエディングフォトは、これから前撮りを計画しているプレ花嫁さんにも参考になるアイデアばかり。


photo:ayako bridal photograpghy(Instagram:@ayako.bridalphotography)

【Brand Data】
カルティエ(Cartier)
1847年にルイ=フランソワ・カルティエによってパリで創業したカルティエは、「王の宝石商、宝石商の王」と呼ばれ、その豊かなクリエイションは伝説に残るカップルたちを魅了してきました。愛すること、創造することを"愛する”メゾン カルティエは永遠の愛の証となる唯一無二のダイヤモンドをセッティングし、人生に寄り添い遂げるリングを生み出します。そして象徴的なレッドボックスの中に大切に閉じ込めて、人生最高の瞬間を祝福します。

取材・構成・文/青山のりこ

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