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なぜ人はダイヤモンドに魅せられるのか その歴史と輝きに秘められた魅力を探る<PR>

 PR  提供:株式会社ニューアート・シーマ

ダイヤモンドの誕生と歴史


ダイヤモンドの歴史と輝きに秘められた魅力

今ではごく当たり前のように定着している、プロポーズ時にダイヤモンドの指輪を贈る行為。ダイヤモンドがそうした特別なときに用いられる宝石となった理由とは? さらにダイヤモンド最大の魅力ともいえる、まばゆい輝きにはどんな秘密があるのだろうか。
ダイヤモンドが人々に愛されるようになった歴史と、比類なき輝きが生まれた背景を探ってみよう。

ダイヤモンドと婚約指輪が、恋人たちに愛されるようになった理由

ダイヤモンドの誕生は、遥か太古の昔に遡る。古いものは45億年前、新しいものでも1億年前にできたとされている。

ダイヤモンドの原石は地球の奥深く、地表からおよそ100〜150キロにある「外部コア」と呼ばれる地形、その地殻の中で育まれる。2万気圧とされる非常な高気圧と、2,000度近い高温の中で炭素の原子が強く結びつき、結晶となるまでには数億年の時間を要するという。

地球を“母”とし、気が遠くなるほどの永い時間をかけ生まれるダイヤモンド。奇跡のように生まれる原石が、人類に発見されたのは紀元前7〜8世紀頃のこと。火山の噴火などによって地上に運ばれるという、さらなる奇跡が重なったのだ。

ただ、古代ではその価値を人々が知ることはなかった。ダイヤモンドはあまりに硬いため加工が難しく、今では誰をも魅了する“輝き”を目にすることができなかったためだ。その無類の硬さから、かつては魔除けやお守りとして用いられる石に過ぎなかった。

ダイヤモンドの評価が一転したのは、15世紀のベルギーにおいて。硬く加工が困難なダイヤモンドも、同じダイヤモンドを使えば研磨できることが発見されたのだ。「ダイヤモンドをダイヤモンドで磨く」という現代ではよく知られた方法を用いることで美しさが知られるようになり、宝石としての価値が高まることとなった。

一方で指輪を交換する意味が生まれたのは、古代エジプト時代。当時“結婚”を表す象形文字は、“永遠”を意味する円で描かれていた。指輪の円形はその象徴だった。
その後古代ローマ時代になると、婚約が成立した証拠としての婚約指輪が生まれる。それまで鉄製だった素材は、ゴールドに変化したとされている。

中世になると、宝石をあしらった婚約指輪が知られるようになる。当初はルビーやサファイヤが使われていたが、後にそれがダイヤモンドへと代わる。
ダイヤモンドが使われた婚約指輪として最古の記録は、ハプスブルク家のマクシミリアン1世(のちの神聖ローマ皇帝)が、ブルゴーニュの公女マリーへ贈ったものだという。天然の鉱石の中で最も硬いダイヤモンドに、“永遠”そして“不屈の力”の意味を込めたそうだ。

とはいえ当初、ダイヤモンドをセットした指輪は一部の王侯貴族の装飾品であった。19世紀末に南アフリカでダイヤモンド鉱山が発見され安定した供給が始まると、ようやく一般の人々にも広がるようになる。
18世紀半ばから19世紀半ばにかけては、欧米を中心に高い技術を持つジュエラーが多く誕生した。人々はその美しさに夢中になり、「ダイヤモンドで飾られたプラチナの婚約指輪でプロポーズする」習慣が一般にも浸透することとなった。

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歴史から学ぶ、ダイヤモンドとアントワープ(ベルギー)の関係

先にも述べたように、ダイヤモンドとベルギーには深い関わりがある。

その関係性が生まれる遠く以前。紀元前4世紀頃から、インドではダイヤモンドの取引を行っていたとされている。しかしあまりに原石が硬いため、木の円盤をゆっくり回転させ研磨していたという。これがどれほど多くの時間と手間を要する作業かは、容易に想像がつくだろう。

ダイヤモンドの研磨技術が進化を始めたのは、13世紀に入ってから。そして「ダイヤモンドをダイヤモンドで磨く」という技術にたどり着いたのが、15世紀。ベルギーの職人・ベルケムが考案したその研磨方法は近隣の職人たちの間に広がり、秘伝の技として受け継がれることになる。

その技術は受け継がれ、少しずつ改良を重ねることで、ダイヤモンドの加工技術は発展していく。

18世紀半ばになるとベルギーの大都市・アントワープはアムステルダム(オランダ)と並ぶ、ヨーロッパにおけるダイヤモンド貿易の中心地となる。現在もアントワープにはダイヤモンドの原石が世界各地から集まってくる。その割合は世界中のダイヤモンドの85%にものぼるとされる。
集められた良質なダイヤモンド原石を職人の高い技術で磨くことで、高品質なダイヤモンドが仕上がる。ベルギーのダイヤモンドが「宝石の王様」と称されるのは、そのためだ。

ダイヤモンドの世界3大市場の特徴

世界中のダイヤモンド原石が集まる都市、アントワープ(ベルギー)。実は他にもダイヤモンド取引の中心となっている場所がある。イスラエルのテルアビブ、そしてインドのムンバイだ。この3都市(国)は「ダイヤモンドの世界3大市場」と呼ばれており、それぞれが異なる特徴を持つ。

【ベルギー アントワープ】
ダイヤモンドのためのすべてのインフラが整うアントワープは、世界最大級のダイヤモンド取引所。ダイヤモンド鑑定機関、ダイヤモンド取引用銀行、ダイヤモンド研磨用機材の販売店など、すべてがダイヤモンドを中心に動いている。サイトホルダー(原石を買い付けすることが許された企業)の事務所の数は、世界最大級である。
取引の中心がハイグレードで価値の高い原石であることも、特徴のひとつ。ベルギーは「紛争ダイヤモンド」の撲滅を取り組み、市民社会連合が「紛争ダイヤモンド」を扱わないように取り組んでいる。また、「リユースダイヤモンド」「リカットダイヤモンド(一旦仕上がったダイヤモンドを再研磨したもの)」を多く扱わない国であり、その結果「バージンダイヤモンド」を中心に扱うことで知られている。

また、アントワープは著名なダイヤモンドカッターを輩出している。ダイヤモンドのトリプルエクセレントやH&C(ハートアンドキューピッド)など、価値の高いダイヤモンドの最終仕上げを行う世界最大級の市場である。

【イスラエル テルアビブ】
1948年の建国時から、その基幹産業としてダイヤモンド産業を発展させてきたイスラエル。現在はベルギーと同様に、原石からカット・研磨を施したダイヤモンドが多く集まる世界最大級のダイヤモンド取引所がある国となっている。
後述する「サリネライト」を開発したサリネ社があることからもわかるように、ダイヤモンドのカット・研磨、さらに鑑定などのテクノロジーを駆使した最新技術、機器を開発する技術に優れていることが大きな特徴だ。

世界のダイヤモンド流通の重要拠点として、イスラエルではキンバリープロセス証明制度に準じた「紛争ダイヤモンド」でない、最高品質の「バージンダイヤモンド」が世界中から集まる。現地法人を持ち、高品質なダイヤモンドを仕入れている日本企業も存在する。

【インド ムンバイ】
ダイヤモンドビジネスに従事する人口が、世界最大級の国である。インドから持ち出された世界最古のダイヤモンド「コ・イ・ヌール」を始め、リカット技術で注目を集める都市・スーラトもインドだ。主に「リカットダイヤモンド」「リユースダイヤモンド」を扱うことで知られている。

ダイヤモンドの再加工技術が世界一と称される、インド。婚約指輪や結婚指輪を日本の買取業者が購入し、ダイヤモンドの多くは、インド人が持つ技術で新たに生まれ変わる。現在では世界のダイヤモンド再加工の多くを担う国が、インドとされている。

アントワープに拠点を置くトルコウスキー一族と、ダイヤモンドの輝きが生まれるまで

ダイヤモンド産業が非常に盛んなベルギー・アントワープで、忘れてはならない一族が存在する。トルコウスキー家だ。
18世紀にポーランドから移住してきたアブラハム・トルコウスキーがダイヤモンドに関わる仕事を始めると、3人の子供たちもそれに倣うようになる。200年間にも渡るこの一家の伝統は、今もなお脈々と受け継がれており、そのときどきでダイヤモンドに対する大きな影響を与えている。

特筆すべきそのひとつは、4代目マーセル・トルコウスキーによる輝きの発明だ。数学博士でもあった彼は、ダイヤモンドに“輝き”という命を吹き込むことを追求した。

1950年代半ばまでダイヤモンド業界で重視されていたのは、いかに大きく、重量のあるダイヤモンドを生み出すかであった。そうした状況の中アメリカのGIA(現代ではダイヤモンド鑑定を行う、世界で最も権威ある組織)を通して発表されたのが、ダイヤモンドの「4C」だ。4つのCとは「カラット(重さ)」「クラリティ(透明度)」「カラー(色)」「カット」のこと。この中で唯一人間が手を加えることができるのが、「カット」である。どのようなカットが最も美しく輝くか、GIAによる研究が進む中で発見されたのがマーセルが導き出した理論だった。

「ダイヤモンド」と聞いたときに誰もが思い浮かべるあの形、「アイディアルラウンドブリリアントカット」である。

カッティングプロポーションによる光の効果を緻密に分析し導き出された「アイディアルラウンドブリリアントカット」は、今では9割を超えるダイヤモンドカットのルーツになっている。これを超える美しいカットは、未だ発見されていない。


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輝きの原点を生み出した一族が率いる「エクセルコ ダイヤモンド」

ダイヤモンドの歴史で200年にも渡り重要な役割を果たし続けている、トルコウスキー一族。現代の当主となるのが、7代目のジャン・ポール・トルコウスキーだ。1994年に設立された「エクセルコ ダイヤモンド」は、輝きの原点となるカットを生み出したことからもわかるように、ダイヤモンドの輝きに特別なこだわりを持つブランドだ。4代目マーセル・トルコウスキーが発明した「アイディアルラウンドブリリアントカット」を7代目のジャン・ポール・トルコウスキーが具現化している。

カッティングや研磨が機械でもできる現代においてなお、輝きを重視するエクセルコ ダイヤモンドは職人の手作業で行っている。その輝きが生まれるまでの工程は36、検査工程は33と通常の4倍にも及ぶ。研磨されたダイヤモンドは、ジャン・ポール・トルコウスキー自らがチェック。ベルギー王室を始めとする世界中から、厚い信頼を寄せられている。

時代が進みダイヤモンドの輝きを測定するシステム「サリネ ライト」が開発されました。4Cでは測れなかったダイヤモンドの輝きを科学的に測定できるようにしたのです。エクセルコ ダイヤモンドの輝きは最高基準である「Ultimate(アルティメット)★★★(スリースター)」を獲得している。世界有数の研磨業者から選定し、測定したダイヤモンドの中で「Ultimate」を得られるのは、27.4%のみ。エクセルコ ダイヤモンドのダイヤモンドでは99%以上が「Ultimate★★★」に当たることからも、いかにこのブランドのダイヤモンドの輝きが特別であるかがわかるだろう。

ダイヤモンドの特別な輝きを堪能できるエンゲージリング

【Lien Infini(リアンフィニ)】
リアンフィニ
フランス語で“永遠の絆”を意味する婚約指輪「LienInfini(リアンフィニ)」。石座とアームは、絆をイメージする途切れない1本のリボンで繋がれている。メレダイヤが並ぶリボンが反射して、センターダイヤモンドをより輝かせる緻密なデザインとなっている。

【Excelsior(エクセルシア)】
エクセルシア
センターダイヤモンドの下にメレダイヤモンドを留めた「リフレクティブセッティング」を採用。小さなダイヤモンドから反射した光が、中央のダイヤモンドの輝きをより美しく照らし出している。ダイヤモンドの輝きをダイレクトに目にできる、究極にシンプルなデザイン。

【Optique(オプティーク)】
オプティーク
ダイヤモンドの輝きを最大限に引き立たせるため計算された、ブランドを代表するデザイン。ほぼガードル部分だけで留めることで石座の内側に生まれる大きな空間が、その工夫のひとつ。高い技術力があるからこそ可能となった設計だ。

【Chance Éternelle(シャンスエターナル)】
シャンスエターナル
圧倒的な輝きを放つダイヤモンドが、上昇しながら永遠に繋がっていく様子をイメージ。センターダイヤモンドのセッティングは、アームに沿って繋がるメレダイヤモンドの上。「アイディアルラウンドブリリアントカット」の美しさをどの角度からも愛でることができる。

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