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結婚式当日!新郎新婦の心構えとマナー

「わたしたち、いつ何するの?」彼からプロポーズされた!だけどこれからどうすれば......。2人で、家族と、友だちと。みんなで進める結婚準備、「いつ、何をするか」を順番に見ていきましょう!

第19話

結婚式当日! 新郎新婦の心構えとマナー

大切な家族に感謝の気持ちを伝るため、そして来てくれたゲストに楽しい時間を過ごしてもらうために、何カ月もかけて準備をした結婚式もいよいよ当日! 今週は、「素敵な新郎新婦ね♪」と言ってもらえるポイントをお伝えします。

START

挙式がはじまるまでの時間

時間に遅れてバタバタと会場に駆け込んで、落ち着かない気持ちのまま結婚式を迎えることがないよう、時間に余裕をもって行動をしましょう。会場に到着したら、まず当日お世話になる人たちに「よろしくお願いします」と笑顔であいさつをしましょう。あいさつをすることで、当日一緒に結婚式を盛り上げてくれる人たちとの距離感が縮まり、2人にとって居心地のよい空間になるはずです。

そして、ヘアメイクをおこないドレスを身にまとい、すべての準備が整ったら、心の準備をお忘れなく。笑顔はバッチリですか? そして「みなさんに感謝を伝えようね」「まず、私たちが楽しもうね」など、2人で今日をどんな一日にしようかを決めましょう。

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美しい姿勢とエスコート

やっぱり花嫁なら「美しい」と言われたい、写真は美しく撮られたいですよね。決め手は美しい姿勢です。特に、素敵なドレスも猫背では台無し。そこで、美しい立ち姿勢の3つのポイントをお伝えします。

ポイント1は、下半身は膝をしゃんと伸ばし、お尻にきゅっと力を入れましょう。ポイント2は、背筋は頭は斜め上から糸でつられているイメージで伸ばします。そして、ポイント3は首から胸元にかけてのデコルテ。ドレスを美しく着こなすには、デコルテを美しく開くことが欠かせません。上半身は肩が凝ったときにする運動のように、前から後ろにくるくるとまわし、後ろの位置ですっと力を抜きましょう。こうするとデコルテがすっと開きます。

この美しい立ち姿勢がすべての姿勢の基本。座るときも、お辞儀をするときも、この"すっと"伸びた背筋とデコルテを意識して。座っているときに、ついつい緊張の糸が切れて椅子の背もたれによりかかったり、「素」にもどってしまう新郎新婦をたびたびみかけます。「自分らしさ」と「素を出す」ことは別のことですよ! 

新郎の「エスコート」も重要なポイントです。着慣れない衣裳を着て、いつものように動けない新婦をやさしく気遣う新郎の姿に、「2人の幸せ」をゲストは感じることでしょう。エスコートをする際のコツは、新婦の動きに新郎が合わせることです。新郎は新婦から1メートル以上離れないことを意識してくださいね。

初めて会う人たちに伝わる第一印象、大丈夫?

なかのいい友人なら、多少はめをはずしても「〇〇ちゃんらしいね」と笑ってもらえるかもしれません。ですが、初めて会う相手方の親族や上司はどう思うでしょうか? 初対面の人にとっては、その日のあなたの第一印象が、一生の印象にもなる可能性があります。挙式・披露宴の日は、いつでも、どんなときでもゲストの方に見られています。お開きになって、衣裳を着替えるまでは、「舞台の上」にいるつもりで、美しい言葉づかいと振舞いを心がけましょう。それには、普段から意識することが大切です。
初めて会う人たちに伝わる第一印象、大丈夫?

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「わたしたち、いつ何するの?」

ひぐちまり

監修・執筆

ひぐちまり

結婚ジャーナリスト&マリッジコンサルタント

外資系銀行、建築企画会社をへてブライダル業界へ。その後、23年間ブライダル事業に携わり、ウェディングプロデュースの先駆者として1万組以上の婚礼を手がける。
ブライダルやパーティのマナーにも精通し、2010年には、モナコ王室主催の舞踏会に参加。
書籍監修は『ウエディングのマナーとコツ』(学習研究社)など計10冊、累計発行部数20万部を突破。
現在は、ウェディングマナーや企業研修、ブライダル業界の有識者としてパネルディスカッションに参加するなど幅広く活躍中。30歳からの婚活を応援する「婚活クリニック」が好評。
そのほか新郎新婦立居振舞レッスンマナーレッスンやイベントなどを主催。