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花嫁は手紙をしたため、花婿は締めのあいさつをキメる!

「わたしたち、いつ何するの?」彼からプロポーズされた!だけどこれからどうすれば......。2人で、家族と、友だちと。みんなで進める結婚準備、「いつ、何をするか」を順番に見ていきましょう!

第18話

花嫁は手紙をしたため、花婿は締めのあいさつをキメる!【2週間前】

結婚式は、来てくれたゲストから「おめでとう」を言ってもらえる場であると同時に、2人の感謝の気持ちを伝え、これからも2人の応援をお願いする場でもあります。新郎新婦から直接ゲストにメッセージを伝える「花嫁の手紙」と「花婿の挨拶」は、披露宴のクライマックスとも言える大切なシーン。押さえるべき大切なポイントをお伝えします。

「花嫁の手紙」は、親御さんや家族に向けてのメッセージとなるので、「ゲストを前にプライベートなことに時間を使うのはどうなのかしら......」と心配される花嫁もいるのではないでしょうか。でも、心配はご無用! 花嫁の手紙を通して感じる「家族のあたたかな絆」こそが、ゲストへの感動のプレゼントとなるのですから!

花嫁の手紙、花婿の挨拶の共通点

相手に思いを伝えるには、「伝えたいことは何か?」を、まず考えてみましょう。これが絞れていないと、話があちらこちらに飛んで、何が言いたいかわらかなくなってしまいます。時間は3分が目安。事前練習が、当日の心の余裕につながります。文章の構成は、「出だし⇒中心の話題⇒結び」の流れで考えましょう。
花嫁の手紙、花婿の挨拶の共通点

花嫁の手紙

手紙の準備は、結婚式の約1~2週間前からはじめましょう。一気に書きあげなくても、最初は話したいエピソードなどをメモしはじめるといいでしょう。文字は800字が目安です。

下書きができたら、声に出して読んでみて、読みにくい言い回しはないかなどをチェック後に、清書を行います。ゲストの前で読むお手紙ですし、読んだ後は親御さんに渡すので、素敵な便箋と封筒を選んでください。

エピソードは、思い出に残っている家族での行事や親の言葉、家族の人柄を表すエピソード、初めて彼を家に連れてきた日のこと、結婚準備をしながら感じたことなどから考えてみましょう。締めには、どんな家庭をつくっていくのかなど、今後の決意、そして新郎の親へのお礼や挨拶を必ずいれることで、感謝の気持ちがより一層伝わります。

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花婿の挨拶

花婿の謝辞は、結婚式の主催者として、両家を代表しゲストに感謝の気持ちを述べるとともに、これからはじまる新しい人生への思いを宣言し、ゲストに応援をしてもらうという大切な場面。キメるコツはズバリ、「メリハリ」と「間」です。司会からきっかけが入ったら、1~2秒の間を空けて話をはじめましょう。あせって話しはじめると軽い感じになってしまいます。

花婿の謝辞も、事前に原稿をつくって読む練習をすることをおすすめします。ただし、本番はメモなしで話したいものです。暗記して話すというより、事前に用意をしたものを土台に、その場で伝えたいと思ったゲストへの感謝の気持ちを盛り込んで話すと、より想いが伝わります。感謝の気持ちや抱負は「幸せになりたいと思います」という希望的な表現でなく、「幸せになります!」と言い切ることで、力強さ、頼りがいが伝わります。

最後は「今日はありがとうございました!」とはっきりと伝え、その思いをのせて深くお辞儀をしましょう。最後のフレーズがはっきり伝わるほど拍手は大きくなり、「終わりよければすべてよし」と言われているとおり、披露宴全体の印象も素晴らしいものになります。

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INDEX

「わたしたち、いつ何するの?」

ひぐちまり

監修・執筆

ひぐちまり

結婚ジャーナリスト&マリッジコンサルタント

外資系銀行、建築企画会社をへてブライダル業界へ。その後、23年間ブライダル事業に携わり、ウェディングプロデュースの先駆者として1万組以上の婚礼を手がける。
ブライダルやパーティのマナーにも精通し、2010年には、モナコ王室主催の舞踏会に参加。
書籍監修は『ウエディングのマナーとコツ』(学習研究社)など計10冊、累計発行部数20万部を突破。
現在は、ウェディングマナーや企業研修、ブライダル業界の有識者としてパネルディスカッションに参加するなど幅広く活躍中。30歳からの婚活を応援する「婚活クリニック」が好評。
そのほか新郎新婦立居振舞レッスンマナーレッスンやイベントなどを主催。