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年齢を重ねても馴染むショーメのリング&ふたりにとって大切なものを見つめ直したウエディング

photo:Fika and Fotos(https://fika-and-fotos.com/|Instagram:@fika_and_fotos)

hairmake:Kiyo(https://www.atelier-sappuyer.com/|Instagram:@kiyo_wdhairmake)


年齢を重ねておばあちゃんになってもずっと着けていられるデザインがいいねって、ふたりで決めて選んだという『ショーメ(CHAUMET)』の婚約指輪や、タイムレスなデザインが気に入ったという結婚指輪。そして、花嫁の明るく朗らかで、飾らない人柄が感じられる『アンダーズ東京』でのウエディングの実例をご紹介します。

誕生日に正式なプロポーズ。エンタメ感満載のプロポーズリングが名わき役に

誕生日の夜、彼の家で彼の手料理をご馳走になったあと、メイクも落としすっぴんでリラックスしていたというM.S.さん。「急に部屋が暗くなって〝Marry me〟ってなぜか英語で、彼が箱をパカっとしてプロポーズしてくれました」
感動のサプライズと思いきや「実は私の誕生日の少し前に、彼の実家に連れて行ったもらったんです。そしたら、おじいさまにおばあさま、お父さま、お母さまが勢ぞろいで迎えてくださって、そこに彼と私も加わり、全員でごはん食べて……とてもうれしくて、心温まる時間だったのですが、ほとんど結婚相手として紹介された感じで。むしろ彼の実家での出来事のほうがサプライズに近かったんです(笑)」
プロポーズ用のリングは彼がECサイトで購入したという、パカっと開けると箱の中が光るエンタメ感満載のものだったそう。

〝年齢を重ねても身に着けていられる〟ショーメの婚約指輪

婚約指輪は好きなリングを一緒に買いに行こう、ということで選んだブランドは『ショーメ(CHAUMET)』。予約して訪れたショーメ 銀座本店でM.S.さんが選んだのは「ジョゼフィーヌ」コレクション アムール デグレット リングでした。


「婚約指輪を選ぶときに、年齢を重ねておばあちゃんになって、手がしわしわになってもずっと着けていられるデザインがいいねって、ふたりで決めていたんです。特別感があって、Tシャツにデニムといったカジュアルなスタイルにも違和感がないので、身に着ける機会がたくさんありそうなところも気に入っています。なにより、ティアラがモチーフのデザインにずっと憧れていました」


photo:Fika and Fotos(https://fika-and-fotos.com/|Instagram:@fika_and_fotos)

※こちらの写真は挙式当日に撮影したもの


挙式当日、フォトグラファーさんに撮影していただいたという写真。婚約指輪や結婚指輪、当日のアクセサリーをとても美しく撮影いただき気に入っているのだそう。

結婚指輪はショーメの「トルサード」。タイムレスなデザインがお気に入り

M.S.さんご自身が、パリの名門ジュエラーである『ショーメ』に憧れていたことに加えて、歴史がありヨーロッパ諸国の王室に愛されているジュエラーとしての背景も信頼できたというふたりは、結婚指輪もショーメで購入。選んだのは「トルサード」コレクション マリッジリングでした。
「ふだん夫はアクセサリーを身に着けないのですが、トルサードのリングをはめてみたら、とても馴染んで違和感がなかったんです。リングの太さや厚みなど含め、着け心地がとても良いところも好き。婚約指輪を選んだ理由にも通じるところがありますが、やはり年齢を重ねても身に着けられるタイムレスなデザインが決め手になりました」


photo:Fika and Fotos(https://fika-and-fotos.com/|Instagram:@fika_and_fotos)

hairmake:Kiyo(https://www.atelier-sappuyer.com/|Instagram:@kiyo_wdhairmake)

※こちらの写真は挙式当日に撮影したもの

忙しい仕事の合間を縫って、鎌倉で行った白無垢と色打掛での前撮り

photo:野村 洋一(https://photopia.info/|Instagram:@yoichi_nomura)


ふたりともお仕事が多忙ななか、鎌倉の海蔵寺で前撮りを実施。当日は雪景色だったものの、雰囲気のある仕上がりに満足しているというM.S.さん。「実は、ウェブ招待状やプロフィールブックに使える写真があまりにも少なくて、急遽、前撮りをしよう! ということになったんです。そういった理由から、はじめは前撮りに関して強いこだわりもなくて。白無垢と色打掛を着ましたが、雪で本当に寒かったことや、ふたりの緊張感を感じさせないステキな写真に仕上げてくださってとても気に入っています」


スタジオで撮影した色打掛のカットはプロフィールブックの表紙に

〝ふたりにとって大切なもの〟を改めて考えた『アンダーズ東京』での結婚式

挙式会場として選んだのは、虎ノ門ヒルズ最上階に位置するラグジュアリーホテル『アンダーズ東京』。決め手となったのは、同会場のウエディングにおけるコンセプト、世界にひとつのウエディングを意味する「パーソナルスタイルウエディング」だったと言います。


上写真2点 photo:Fika and Fotos(https://fika-and-fotos.com/|Instagram:@fika_and_fotos)

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「結婚式の準備をするなかで、自分たちらしさや、ふたりにとって大切なものは何かということを改めて考える機会になりました。結婚式というと両家が主催する形が多いと思うのですが、私たちは〝ふたり〟であることが大前提。ふたりを起点にそれぞれの家族や、それぞれの友人に関係が広がっていくというイメージでした。そんな、ふたりで導き出した考えを軸に、プランナーさん含めスタッフの方たちがブレずに進めてくださったのも有難かったです」


photo:Fika and Fotos(https://fika-and-fotos.com/|Instagram:@fika_and_fotos)


また、アンダーズ東京といえば最上階の52階に位置する独立型のチャペルが、都心の最上階にあるチャペルとしても広く知られるところ。
「祭壇の奥にある十字架を一筋の光が照らす光景が幻想的でとても好きなんです」

会場に差し込む光でさまざまに表情を変える『アントニオ・リーヴァ』のウエディングドレス

M.S.さんが挙式で着用したウエディングドレスは『アントニオ・リーヴァ(ANTONIO RIVA)』の「アレッサンドラ(ALESSANDRA)」。シルクオーガンジーを用いたドレスは立体的でありながら柔らかな雰囲気が特徴。



「アンダーズ東京は最上階にあることから、さまざまな角度から光が入る会場。このドレスは光が当たったときに映えるので、会場との相性も考えて選びました。正面から見るととてもシンプルなのに、バックスタイルはふわふわしていて立体感があって、かわいいところも気に入っています」
また、ウエディングベールは『ピーター・ラングナー(Peter Langner)』によるものながら、立体感がありドレスのバックスタイルとも好相性。


上写真4点 photo:Fika and Fotos(https://fika-and-fotos.com/|Instagram:@fika_and_fotos)

上写真3点 hairmake:Kiyo(https://www.atelier-sappuyer.com/|Instagram:@kiyo_wdhairmake)


挙式ではお母さまからのプレゼントという『MIKIMOTO(ミキモト)』のパールのピアスでシンプルに。


hairmake & photo:Kiyo(https://www.atelier-sappuyer.com/|Instagram:@kiyo_wdhairmake)


披露宴では『orgablanca(オルガブランカ)』のピアスでパーティらしさを演出。シャクヤク、トルコキキョウ、バラを使ったブーケは、すべて白い花を用いているものの、異なる種類を組み合わせることで奥行きが生まれ、ドレスと同様に立体的な印象に。

2着目のドレスはボヘミアンテイストなデザインでガラッと雰囲気をチェンジ

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2着目に選んだドレスは『プロノビアス(PRONOVIAS)』の「MOHER」。スレンダーなシルエットに、ハイネック、肩を出すトレンド感あふれるボヘミアンテイストの〝ツウ〟なデザイン。
「1着目とイメージをガラッと変えられるように、デコルテ部分は隠して、シルエットはスレンダーで……というようにそれぞれのパーツを異なるデザインで選びました。個性的なデザインですが、親しい友人からは〝私らしい〟って言ってもらいました」



ウエディングケーキの入刀を屋外で行うことを考慮して、ケーキのデコレーションと雰囲気を合わせて、くすみ系のカラーのブーケをオーダー。

開放感あふれる会場の雰囲気を最大限に生かすグリーン×オレンジの装花

上写真3点 photo:Fika and Fotos(https://fika-and-fotos.com/|Instagram:@fika_and_fotos)


披露宴会場は緑に囲まれ太陽の光が差し込み、オープンテラスへと続く全面ガラス張りの扉など、開放感あふれる「ルーフトップスタジオ」。そのため、会場の開放的な雰囲気や明るさを最大限生かすため、会場装花はグリーンやオレンジを使った明るいイメージに。「ふたりともオレンジ色が好きなので、元気な感じでお願いします! ってオーダーしました」


photo:Fika and Fotos(https://fika-and-fotos.com/|Instagram:@fika_and_fotos)

hairmake:Kiyo(https://www.atelier-sappuyer.com/|Instagram:@kiyo_wdhairmake)
ご登場いただいたM.S.さんのinstagram
@damichan_wedding

【Brand Data】
ショーメ(CHAUMET)
ナポレオン1世とその皇后ジョゼフィーヌを魅了したパリの名門ジュエラー、ショーメのブライダルリング。ティアラを代表する「愛のジュエリー」の制作で名声を得てきたショーメは、ヨーロッパ諸国の王室に愛され続け、240年に及ぶ歴史を誇るブランドです。その伝統を受け継ぐリングは、永遠の愛と絆の証を意味しています。

MIKIMOTO(ミキモト)
1893年、創業者 御木本幸吉は世界で初めて真珠の養殖に成功。以来、ミキモトは「世界中の女性を真珠で飾りたい」という創業者の思いを受け継ぎ、一世紀以上の歳月にわたり美を求め続けてきました。パールはもちろん日本のダイアモンドの歴史を築きあげ、ハイジュエリーからブライダルまで、多彩なラインナップを誇る総合宝飾ブランドとして地位を確立。国内外の多くのお客様から愛され続けています。


取材・構成・文/青山のりこ

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