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ハリー・ウィンストンとブルガリ。一流を知るふたりによる〝女性の憧れが詰まった〟ウエディング

photo:Takaaki Orihara from kuppography(https://www.kuppography.co.jp|Instagram:@kuppography_wedding @takaaki_orihara)

婚約指輪には『ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)』の一粒ダイヤのリングを、結婚指輪には『ブルガリ(BVLGARI)』を選んだふたりが登場。『ヴェラ・ウォン(VERA WANG)』のドレスをさらっと着こなすセンスにも注目です。

婚約指輪には花嫁の憧れが詰まったハリー・ウィンストンの一粒ダイヤ

婚約指輪には『ハリー・ウィンストン』のラウンド・ソリティア・リングという、ブランドの代名詞にもなっているダイヤモンドそのものの究極の輝きを引き出す“スプリット・プロング・セッティング ”が施されたシンプルなデザインを選んだというH.M.さん。
「結婚した友人から、一粒ダイヤのリングはプロポーズのタイミングならではのもの、と聞いていたこともあり 、タイムレスに愛用できる一粒ダイヤのエンゲージリングを『ハリー・ウィンストン』で選びました。デザインはラウンド・ソリティア一択。心から憧れていた『ハリー・ウィンストン』で、シンプルながら存在感を感じさせるデザインを選びました」

結婚指輪は実際に着けてみて、指の形にフィットしたブルガリをチョイス

結婚指輪を購入する際に、『ブルガリ』は候補になかったと言うものの「百貨店が結婚するふたりに向けた『伊勢丹ブライダルクラブ』というサービスを活用して結婚指輪を見せていただいたんです。ブランドの垣根を越えて気になるリングを比較検討できるのが魅力で、さっそく指輪を試着してみたところ、自分の指の形に本当にフィット。それが『 ブルガリ』のインコントロ ダモーレで、即決でした。当初は婚約指輪とお揃いにしたいと思っていたのですが、自分の指に似合ったことや肌なじみなどを考えたときに『ブルガリ』がとてもしっくりきました」
指輪の情報収集は、雑誌やSNS、店頭に足を運ぶなどしていたけれど、実際に指に着けてみると事前の印象とは異なることが多かったそう。指輪選びの際はとにかく試着が大切、ということを教えてくれるエピソード。婚約指輪や結婚指輪を検討中のプレ花嫁さんもぜひ参考に。

時計に詳しい友人から情報収集。返礼品として選んだのはIWCのクロノグラフ

photo:Takaaki Orihara from kuppography(https://www.kuppography.co.jp|Instagram:@kuppography_wedding @takaaki_orihara)

婚約指輪の返礼品には、『アイ・ダブリュー・シー(IWC)』のクロノグラフの腕時計を選んだH.M.さん。「男性が身に着ける腕時計にはあまり詳しくなかったので、オシャレで時計に詳しい男性の友人に、40代、50代になっても長く着け続けられるブランドを聞いたら、『IWC』を教えてくれたんです。夫はどちらかというと派手な雰囲気ではないので、知的で落ち着いたデザインを探していましたが、『IWC』のラインナップは好みに合うものが多かったので、夫の雰囲気に合うデザインを選ぶことができました」

プロポーズの思い出の場所・恵比寿で、前撮りも撮影

photo:eiji_marthgraphy(https://www.marthgraphy.com/|Instagram:@eiji_marthgraphy)

プロポーズの前に夫から、好きなホテルや行ってみたいレストランなど、さまざまなヒアリングをされていたというH.M.さん。そして、恵比寿の『ジョエル・ロブション(Joel Robuchon)』で食事の後、『ウェスティンホテル東京』でプロポーズ。日頃の会話からふたりにとって特別な1日となるプロポーズプランを計画してくれたのがうれしかったそう。「プロポーズのときにワインをもらったのですが、私はアルコールが飲めないので、なんてセンスのないプレゼントなんだろうって正直思っていたら(笑) 〝ワインは20年間寝かせて子供が成人したときに一緒に飲もう〟って言ってくれて。その言葉がプロポーズでした」。愛が深いとってもステキなエピソードはうらやましいかぎり。


photo:eiji_marthgraphy(https://www.marthgraphy.com/|Instagram:@eiji_marthgraphy)

そんなロマンティックなプロポーズエピソードの世界観を前撮りで再現。「前撮りは丸の内と、プロポーズをされた恵比寿で撮影しました。ジョエル・ロブションやウェスティンホテル東京は思い出の場所だったので、ここで撮影したかったんです」


photo:Takaaki Orihara from kuppography(https://www.kuppography.co.jp|Instagram:@kuppography_wedding @takaaki_orihara)

コロナ禍で結婚式は延期に。そんななか支え合えた #パレス花嫁 との絆

photo:Takaaki Orihara from kuppography(https://www.kuppography.co.jp|Instagram:@kuppography_wedding @takaaki_orihara)

いくつか式場見学をして、最後に足を運んだのが、丸の内に位置する『パレスホテル東京(PALACE HOTEL TOKYO)』だったそう。「夫の家族や親族が遠方からいらっしゃるというのもあり〝東京〟を一望できるパレスホテル東京を、夫がとても気に入ったのが決定した理由です。皇居からも近いところなど、東京に住んでいる人にとっても特別感のある場所だと思いました」。ところが、結婚式は新型コロナウィルスの影響で延期に……。「結婚式を延期にせざるをえなかったのは残念でしたが、instagramのハッシュタグ #パレス花嫁 で、パレスホテル東京で結婚式を予定しているプレ花嫁さんたちと繋がることができたので、みんなで支え合いました。みなさんとてもステキな人ばかりで、やはりパレスホテル東京にしてよかったなと思っています」

デザインに一目ぼれ ヴェラ・ウォンのウエディングドレス

photo:Takaaki Orihara from kuppography(https://www.kuppography.co.jp|Instagram:@kuppography_wedding @takaaki_orihara)

ウエディングドレスはアメリカの人気ブランド『ヴェラ・ウォン 』のなかでも、アイコニックなデザインで知られる〝リーゼル(LIESEL)〟を購入したH.M.さん。「リーゼルのデザインがとても気に入っていたので、似合わなくてもこれを着ると決めていました(笑)」


photo:Takaaki Orihara from kuppography(https://www.kuppography.co.jp|Instagram:@kuppography_wedding @takaaki_orihara)

『ヴェラ・ウォン』のインパクトのあるドレスにコーディネートするアクセサリーも計算され尽くしているよう。「挙式では落ち着いた雰囲気になるようにパールを中心に選び、ヘッドアクセサリーは頭の大きさや形にフィットするものを選びました」

お色直しは ザ・トリート・ドレッシング オリジナルの鮮やかな真紅のカラードレス

photo:Takaaki Orihara from kuppography(https://www.kuppography.co.jp|Instagram:@kuppography_wedding @takaaki_orihara)

お色直しでは『ザ・トリート・ドレッシング(THE TREAT DRESSING) 』のオリジナルブランド〝リーフ・フォー・ブライズ(leaf for Brides)〟から鮮やかな真紅のカラードレスをチョイス。ボリュームのある真紅のカラードレスを着用する際はマーメイドラインを選ぶ花嫁さんが多いなか、堂々とAラインを着こなすH.M.さん。そのバランスやコーディネートは本当に上級者! 必見です。


photo:Takaaki Orihara from kuppography(https://www.kuppography.co.jp|Instagram:@kuppography_wedding @takaaki_orihara)

「披露宴で着用するカラードレスに合わせるアクセサリーは、パーティらしくしたかったので、華やかなデザインのイヤリングを選びました」

photo:Takaaki Orihara from kuppography(https://www.kuppography.co.jp|Instagram:@kuppography_wedding @takaaki_orihara)

コロナの影響で半年以上、結婚式を延期。その期間中に猫ちゃんという新しい家族を迎えたというH.M.さん。「犬と異なり猫は結婚式に参加するのは難しいので、どうやってゲストに〝私たちの家族です〟って知ってもらえるかを考えて、パネルという結論に至りました(笑)。パネルやポスターなどをプリントできる店舗で猫の写真を印刷したのですが、ふだん見ているはずなのに実寸のサイズがわからなくて、実物大にするのに苦労しました」


大切な家族である猫さんを結婚式に参加させたい〝猫派〟 のみなさんも参考になるアイデアですね。
ご登場いただいたH.M.さんのinstagram
@hm_wed2020

【Brand Data】
ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)
1932年、創始者のハリー・ウィンストンが、ニューヨークにサロンを構えたことからブランドがスタート。創始者ハリー・ウィンストンは宝石の真の価値を見抜く類稀な才能、そしてその美しさにこだわり続ける並外れた情熱から“キング・オブ・ダイヤモンド”と呼ばれました。以来ブランドは、創始者の意志を受け継ぎ、ダイヤモンドの品質を追求し続けるとともに、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すデザインを創造し続けています。現在においても「ダイヤモンドといえばハリー・ウィンストン」と言われるほど、その名は世界中の女性の憧れであり続けています。

ブルガリ(BVLGARI)
1884年の創業以来、ローマの芸術や建築美をモチーフに、独特の素材使い、ボリューム感を融合した、モダンでエレガントなジュエリーを世界に発信し続けるブルガリ。世界中の女性をグラマラスに彩る、ダイナミックなジュエリーは発表されるたびに、周囲の驚きを集めてきました。その存在感のあるデザインはひと目でブルガリとわかるほど、斬新でタイムレスな魅力を放っています。そして、現在ではそのフィールドを拡大し、ライフスタイルをトータルで華やかに彩るラグジュアリーブランドへと進化。さらに女性たちを虜にしています。

アイ・ダブリュー・シー(IWC)
1868年、米国出身の時計師、フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズが、大いなる開拓精神をもってスイスのシャフハウゼンにインターナショナル・ウォッチ・カンパニー(International Watch Company)を創立。ジョーンズは、スイスが誇る優秀な時計師の技と、最新の製造技術、近隣にあるライン川の水力発電を利用し、最高品質のムーブメントの製作を可能にしたのち、150年以上の間この遺産を守り続けてきました。IWC の機械式腕時計は、ディテールに細心の注意を払いながら、手作業で一つひとつ自社工場にて製造されています。精巧なエンジニアリングと、時代に左右されない個性的なデザインが融合した 6つのコレクションを取り揃え、最高峰の技術と唯一無二の感動をお届けしています。

取材・構成・文/青山のりこ

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