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イマドキ男女の結婚観
2015年6月06日

あなたは気付いている? 旦那さん・奥さんに「察してほしいこと」ランキング


敢えて口には出さないけれど察してほしい……とパートナーに期待したことは誰しもあるはず。世間の夫婦はどんなことを察してほしいと思っているのでしょうか。マイナビウエディング編集部では「夫婦の察してほしい問題」について、男女261名にアンケートを行いました。

■「察してほしい」と思ったことがある人は3割超
Q.あなたの旦那さん・奥さんに対して、「(言わないけど)察してほしい」と思うことはありますか。
<女性>
はい(39.8%)
いいえ(60.2%)

<男性>
はい(35.6%)
いいえ(64.4%)

女性のほうが「察してほしい」率は若干高め。続いて、具体的にどんなことを察してほしいか聞いてみました。

■4割超が「家事をもっとやってほしい」
Q.どんなことを「察してほしい」と思いますか。※複数回答可

女性
1位 家事をもっとやってほしいこと(63.8%)
2位 育児をもっとやってほしいこと(25.5%)
3位 親族との付き合いが大変なこと(23.4%)
4位 夫婦の時間をもっととりたいこと(20.2%)
5位 仕事が大変なこと(12.8%)

男性
1位 仕事が大変なこと(50.0%)
2位 夫婦の時間をもっととりたいこと(24.2%)
3位 家事をもっとやってほしいこと(16.1%)
4位 親族との付き合いが大変なこと(12.9%)
5位 育児をもっとやってほしいこと(4.8%)

男女で察してほしいと感じる内容は全く違う結果に。女性からは家事・育児に関する要望が大半で、男性からは仕事に関する要望が圧倒的に多いことがわかります。一方で夫婦の時間を増やしたいのは男女共々のよう。それぞれを選んだ理由やエピソードを詳しく聞きました。

■女性側の分担量が多すぎるから家事をもっとやってほしい
まず、「家事をもっとやってほしいこと」と答えた人は、「家事は女性のするものだと思っている節があり、基本何もせず、言われたらイヤイヤする。私も正社員の営業として働いているので、助力がないと無理」(女性/28歳/商社・卸)、「一番時間も手間もかかる料理を担当しているので、それ以外でできることは進んでやってほしい。『汚れてるよ』などと報告はいらないので気づいたら自分で掃除してほしい」(女性/29歳/マスコミ・広告)など、ほとんどが女性でした。特に共働きで勤務時間も同程度なのに、男性側の負担が少ないと女性がモヤモヤするのも当然!?

■仕事が大変で疲れているからそっとしておいてほしい
「仕事が大変なこと」と答えた人は、ほとんどが男性でした。「仕事で疲れて帰っても、家に帰ると関係なく家事をさせられて大変」(男性/28歳/警備・メンテナンス)、「疲れている時にお構いなしに用事を押し付けてきたり話しかけてきたりするので、そっとしておいてほしいなと思う」(男性/30歳/学校・教育関連)、「簡単に稼いでいる訳じゃないとわかってほしい」(男性/33歳/金融・証券)など、自宅では疲れた心身を休めてのんびりしたい気持ちを察してほしい、という人が目立ちます。

■会話を増やしたいから夫婦の時間をもっととりたい
「夫婦の時間をもっととりたいこと」と答えた人は、「テレビやゲームに熱中していて会話が少ないから」(女性/30歳/運輸・倉庫)、「仕事を頑張ってくれるのはうれしいが、それで疲れて家に帰ったらすぐに寝てしまうのでなかなか会話ができないから」(女性/27歳/人材派遣・人材紹介)など、女性からの声が多め。会話の量を増やしたいといった、切実な声がたくさん寄せられています。

■親族との付き合いが大変だからねぎらってほしい
「親族との付き合いが大変なこと」と答えた人は、「あまり相手の家族の悪口を露骨には言えないので、姑や舅のうっとおしさを察してほしい」(女性/38歳/生保・損保)、「相手の親のために無駄に時間を割いてあげているんだから、もう少し感謝されてもいいと思う」(女性/33歳/小売店)など、鈍感な男性側へイラッときている女性が少なくありません。感謝の言葉がひと言あるだけで違うのに……。

■育児にもっと参加して子どもとの時間を大事にしてほしい
「育児をもっとやってほしいこと」と答えた人は、「平日は仕事で全く子どもたちと会うことがない分、休みの日にもっと遊んであげてほしい」(女性/30歳/医療・福祉)、「休みの日はゲームばかりしているが、子どもと過ごす時間をもっと大切にしてほしい」(女性/33歳/小売店)など、やはり女性からの意見が目立ちます。女性よりも子どもと過ごす時間が少なくなりがちな男性だからこそ、休日くらいは子育てに積極的になってほしいもの。

とはいえ「察してほしい」とばかり願っていても、相手が気づかないことは往々にしてあります。どうしても動いてくれない場合は、思いきって言葉に出して伝えることも必要なのかもしれませんね。

※アンケート対象
調査時期:2015年5月8日~2015年5月12日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20~50代の男女261名
調査方法:インターネットアンケート

(文/池田園子)

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