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結婚式ムービー・動画の種類や自作ポイント、オススメBGMなど基本を解説!

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結婚式を盛り上げる演出のひとつとして、今や欠かすことのできない「ムービー・動画」。披露宴のオープニングからエンディングまで、さまざまな場面を盛り上げるツールとして活用されています。ここでは、その種類や自作する際のポイント、使用する曲のオススメなど、ムービーにまつわる基本知識を紹介します。

結婚式で上映する動画演出7種を知ろう!
上映時間やタイミング、アイデアなど基本をチェック

結婚式で上映するムービーの種類と役割は?
いまやムービーは結婚式に欠かせない演出のひとつ。でも、その種類も上映タイミングもさまざまなバリエーションがあり、どれを取り入れようか悩んでしまうのでは。
そこで、ここではそれぞれの特徴をご紹介。もちろん、すべてを取り入れる必要はナシ。内容も自分たちのスタイルやこだわりに合わせて作成して、上手に動画演出を取り入れてみて。



●ウェルカムムービー
ウェルカムムービー

放映タイミング披露宴開始前や歓談中など、待ち時間
上映時間5分~10分程度

【内容・アイデア】
ウェルカムムービーとは、披露宴開始前や歓談中など、待ち時間に流す動画のこと。

ふたりのいままでの写真や前撮りの写真、結婚式の準備をしている様子など、ループで流して会場の雰囲気作りをする役割があります。

50~100枚程度の写真(1枚あたり5~10秒)をつなぎ合わせて作ることが多いです。BGMは別で会場で流すことが多いので、つけてもつけなくてもOK。

結婚式のテーマに合わせて、待ち時間もゲストが退屈しないような内容をこころがけてみて。

【アイデア集】待ち時間にぴったり! プロフィールブックを作ってみよう


●オープニングムービー
オープニングムービー

放映タイミング披露宴時の新郎新婦入場前など
上映時間1分~3分程度。あくまでも入場前のムービーなので、短くまとめるのがスマート

【内容・アイデア】
オープニングムービーは、披露宴スタート前の新郎新婦入場の直前に流す動画のこと。「今日はお運びいただきありがとうございます」というごあいさつ的な役割や、「まもなく新郎新婦が入場します」「カメラをご準備ください」などのお知らせを入れて作成することが一般的。入場を盛り上げるためのカウントダウン的役割も果たします。

その他、ふたりの簡単な自己紹介や結婚式準備中の写真・動画を組み込んでメイキング風にするのもオススメ。
たとえば結婚式場を見学中の一枚や、ウエディングアイテムを制作している様子などを取り入れると、より臨場感あふれるムービーに。ふたりがゲストに喜んでもらうためにがんばって準備を進めてきた様子が伝わります。
さらに、ドレスを試着しているシーン、ヘア・メイクリハーサル中などの写真・映像を上手に活用すると、まるでリアルタイムで準備を進めているかのような演出もでき、これから始まる披露宴へのワクワク感が高まること間違いなし。

入場の雰囲気を作るために、カウントダウン仕様にするなど、会場のテンションをMAXにできるような演出を心がけてみて。


●プロフィールムービー(プロフィールビデオ)
プロフィールムービー(プロフィールビデオ)

放映タイミングお色直し中の中座時など、中だるみしないための演出としてオススメ
上映時間3分~5分程度
写真枚数30~40枚程度の写真がベスト。多くても50枚。
写真は最低でも3秒、できれば7秒程度表示するとゲストがしっかりと見ることができます。文字を入れる場合は、1スライドあたり20文字程度が適切です(読み込むスピードの確保、後方席からの視認性向上のため)

【内容・アイデア】
余興の一つとして、お色直しで新郎新婦が中座している間などに上映する動画。ふたりの生い立ちやなれそめなどをまとめ、お互いのゲストに簡単な自己紹介をするためのムービーです。

オープニング→新郎プロフィール(生い立ち)→新婦プロフィール(生い立ち)→ふたりの出会い→エンディングという構成で作られることが多く、手書き風やコマ撮り、逆再生など工夫を凝らした動画も人気です。

写真はなるべくゲストが一緒に写っているものを多めに選ぶのがオススメ。プロフィールムービーを見る側にとって、自分との思い出の写真を見つけたら、ちょっと嬉しくなりますよね。そんな見る側の気持ちを想像しながら写真を選ぶのも、ゲストに楽しんでもらうためには大切です。

【定番~面白系】席次表プロフィールの質問項目100例|真似したい先輩カップルの実例付き


●レタームービー・サンクスムービー
エンディングムービー

放映タイミング披露宴終盤、花嫁の手紙のタイミングなど
上映時間5分程度

【内容・アイデア】
レタームービー・サンクスムービーとは、親やゲストに向けて感謝の気持ちを伝える動画のこと。人前で花嫁の手紙を読むのが恥ずかしいという人でも、その内容を写真や映像でなら伝えられるケースもあります。

もちろん、親向けだけではなく、ゲスト向けのサンクスムービーもオススメ。なかなか日常で言葉にして伝えることのできない感謝の気持ちを、この際伝えてみては。

【花嫁の手紙の例文30選】書き方のポイントと忌み言葉などのマナーを解説!

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●エンディングムービー
エンディングムービー

放映タイミング披露宴がお開きになるタイミング
(その間にふたりと両親はお見送りの準備へ)
上映時間3分~5分程度

【内容・アイデア】
エンディングムービーとは、新郎新婦が退場し、扉の外でお見送りの準備をする間に上映する動画のこと。ゲストの名前や、それぞれへの感謝のメッセージを流すのが一般的です。

最近では、結婚式場(または提携)の映像製作会社が当日撮影した映像をその場で編集してエンディングムービーで流す「撮って出し」も人気です。


●サプライズムービー
ゲストがふたりにサプライズでメッセージを集めたり、余興として行う動画演出。ゲストからだけではなく、新郎から新婦へなど、お互いにサプライズするのもオススメ◎。


●お祝いムービー・ビデオレター
参列しているゲストをはじめ、式にこれなかった友人や職場の人、恩師、近所の人など、お世話になった人からふたりへの10秒程度のメッセージを集めてひとつの動画にしたもの。二次会などの余興としても人気です。



ムービーは外注?自作? メリデメをご紹介

どのタイミングで、どんな内容のムービーを上映したいかを考えたら、自作するか、プロに依頼するかを決めます。ふたりがかけられる時間、費用などをよく考えて決めましょう。

●自作する場合
自作する場合

〈メリット〉
・コストを抑えることができる
・小さい修正はすぐに対応できる

〈デメリット〉
・時間がかかる

自作する最大のメリットは、コストを抑えられること。時間とツールさえあれば、ほとんどお金をかけず、ムービーを作ることができます。
パソコンがWindowsなら「Microsoftフォト」、Macなら「iMovie」などの無料ソフト、その他にも「PowerDirector365」」やプロ仕様の「Adobe Premiere Pro」など有料ソフトがあります。パソコンのスペックや自分の編集レベル、トータルでかかるコストなどを加味して、ソフトを選びましょう。

ソフトが決まったら、おおまかな完成イメージを考えましょう。ネットや動画投稿サイトに見本や先輩カップルの動画が上がっているので、要チェック! 自分たちの結婚式のテーマにあわせて、ほかの動画も参考にイメージを固めます。

動画のイメージが固まったら、使用したい写真や動画、BGMを決めてパソコンに取り込みます。古い写真はスキャナでデータ化するか、街の写真店でデータ化してもらうとよいでしょう。

結婚式のムービーにオススメのBGMは?

自作の場合、思ったよりも時間がかかってしまったり、いざ始めるとソフトが難しくなかなか思い通りにいかない……など、出来上がりがギリギリになるといったケースが多いようです。スケジュールはしっかりと余裕を持って取り掛かりましょう。

初心者は押さえておくべき!喜ばれる結婚式プロフィールムービー制作のコツ


●プロに依頼する場合
自作する場合

〈メリット〉
・クオリティの高い動画ができる
・手間がかからない

〈デメリット〉
・費用がかかる

ムービーを自作する時間や自信がない、より感動できるクオリティの高い映像を上映したい……そんな人は、プロの映像制作会社に依頼するのがオススメです。

料金は、使う写真の点数や上映時間の長さなどによって異なりますが、たとえばプロフィール映像なら3万~10万円くらいが一般的のよう。制作にかかる期間は2~5週間くらいが目安ですが、制作会社や素材の選定にかかる時間を考えると、結婚式の3カ月前くらいから検討し始めておきたいですね。

上手な制作会社選びのポイントは、料金だけでなく、サンプル映像を見て決めること。「こんな映像処理をしたい」などといった希望があれば、それが可能かどうか、追加料金は発生するかを確認しましょう。最低料金だけで比較するのではなく、希望のオプションを追加した場合の見積りを出してもらったうえで検討するのがオススメです。



オススメのBGM5選

結婚式のムービーで使用するBGMは、内容やタイミングによって変えると◎。そこで、実際に使用されている人気の曲をはじめ、オススメBGMを5つご紹介します!

●オープニングムービー
La La Land Cast/Another Day of Sun

映画「LA LA LAND(ラ・ラ・ランド)」のオープニングに使用されている『Another Day of Sun』。オシャレでアップテンポの明るい曲と、前向きな歌詞が魅力の一曲。結婚式の始まりにふさわしい、ワクワク感が演出できること間違いなしです。


●プロフィールムービー
Official髭男dism「115万キロのフィルム」

ウエディングソングの代名詞、Official髭男dismの『115万キロのフィルム』。“115万キロ”とは80年分の映像を記録するのに必要なフィルムの長さのこと。歌詞の通り、命ある限り撮影を続けよう=生涯のパートナーでいることを伝える、結婚式にぴったりな一曲です。

Mrs. GREEN APPLE「Soranji」

こちらも大人気のMrs. GREEN APPLE『Soranji』。ボーカルの大森元貴さんが「とてつもない愛をこめた」と語るこの曲は、美しいストリングスと神秘的なコーラスが特徴で、ドラマティックな演出になること間違いなし。

『Soranji』を使用したムービーでゲストの心をつかんだ、先輩カップルレポート


●エンディングムービー
Novelbright/愛結び

Novelbrightの『愛結び』は、エンディングにふさわしいしっとりした曲調と、純粋な愛の気持ちを伝える歌詞が魅力の一曲。ゲストも感動すること間違いなしの、ステキなエンディングムービーになるではず。

DISH///ウェディングソング

ふたりの結婚式を祝福する、まさに結婚式のための曲。シンプルで真っ直ぐな歌詞によって、ステキな結婚式の余韻が残るはず。

人気BGMをもっと見る! 【最新】結婚式で実際に使用された曲ランキング!



思わぬ落とし穴! 注意しておきたいポイント

結婚式のムービーを自作する際に、特に注意しておきたいポイントは下記の2つ。作り直し……なんてことにならないよう、あらかじめ確認しておきましょう。

●BGMの著作権
自作する場合

ムービー制作時に特に気を付けたいのが、BGMの著作権。曲には著作権が存在し、著作権の中でも演奏権(市販されているCDを流す等)と複製権(データを複製しオリジナルCDを作る、ムービーと曲を一枚のDVDにする等)にわかれて権利が存在しています。

多くの結婚式場では著作権管理事業者と契約しているので演奏利用は問題ないことが多いですが、念のため事前に確認しましょう。また、複製利用する場合は申請が必要になってきますので、こちらも必ず確認しましょう。

結婚式で好きな曲を流したい場合はどうする?著作権をクリアする方法


●動画の縦横比や納入形式
自作する場合

上映する結婚式場ごとに放映の仕様は異なります。そのため、結婚式場提携の制作会社などで準備する場合を除き、事前の確認が必須です。仕様があわないと、最悪の場合当日に上映自体ができなくなることも。

映像の縦横比を示すアスペクト比や、画面端に余裕をもたせるセーフゾーン、納入形式(DVDなのかUSBなのか、ファイル形式の指定等)、上映時間など会場ごとに細かく決まっているので、制作前に必ず確認しましょう。

心配な場合はムービーが完成した際に、事前に会場でテスト放映して最後まで問題なく流せるか、音は問題ないか、後ろの席からでも文字が読めるかなど確認しましょう。万が一、修正が入ることをかんがみて、制作スケジュールは余裕をもって進めてくださいね。



先輩カップル事例

結婚式に、ステキなムービー演出を取り入れた先輩カップル事例をご紹介! ぜひ参考にしてみてね♪

先輩カップルレポート
photo:THE KAWABUN NAGOYA(ザ・カワブン・ナゴヤ) ●Plan・Do・Seeグループ

式の結びで、「いままでかかわってきてくださった方たちに感謝を伝えたい」と、ありがとうのムービー(サンクスムービー)と共に新婦がピアノの演奏を。より感謝の気持ちが伝わる、感動的な空間に。

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先輩カップルレポート
photo:THE NANZAN HOUSE(ザ・ナンザンハウス)●Plan・Do・Seeグループ

車の中や芝生の上で屋外シアターを見るような、海外の文化を取り入れたいと決めていたふたりは、ガーデンでエンドロールムービーを上映。ライトアップされた夜のガーデンで映し出される映像は、日本とは思えないほどロマンティックな雰囲気でゲストからも大好評だったとか。

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先輩カップルレポート
photo:インターコンチネンタルホテル大阪

披露宴会場の両面に大きくあるパノラミックビューをフル活用して、ムービー(オープニング、プロフィール)にこだわった先輩カップル。プロフィールムービーは11分にもなる大作を自作し、参列ゲストが全員登場する動画に。

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先輩カップルレポート
photo:ウェディングスホテル・ベルクラシック東京

「子供を通した家族の絆」がテーマの結婚式。両親に向けたメッセージムービーはじっくり準備したそう。披露宴をした会場“ラプソティ”にある、360度に映像を映し出すムービングプロジェクターを活用して、自分が親になった今だからこそ伝えたい気持ちを、映像で伝えました。

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オープニングムービーをアニメーションに! 花嫁のお姉さま作のこだわりのアニメーションムービーは、ついつい見入ってしまう完成度!



まとめ

ムービーを取り入れた演出にはメリットがたくさん。当日のふたりだけでなく、生まれてから結婚式までのふたりを紹介することができるうえ、感謝のメッセージもステキなBGMに乗せるとより感動的に伝わります。

さらに、結婚式が終わってからも思い出として振り返ることができます。やむを得ない都合で会場に来てもらうことができないゲストに後日見てもらったり、子どもが大きくなった時に見せることができたりと、一生の宝物に。

自作するにしても、プロに依頼するにしても、写真や動画、BGMを決めるのは自分たち。時間がなくて中途半端なものしか作れなかった、などと後悔しないよう早めに準備をスタートして、満足のいく作品を作りましょう!


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