ティファニーとショーメ。遠距離で愛を育んできたふたりが選んだハイブランドジュエリーphoto:antswedding Kumiko Shigeta(https://www.antswedding.com/ |Instagram:@antswedding ) 妻はドイツ、夫はフランスでの遠距離恋愛を経て結婚したふたり。そんなふたりが選んだブランドは婚約指輪が『ティファニー(Tiffany & Co.)』、結婚指輪が『ショーメ(CHAUMET)』でした。指輪を選んだ理由や思い、プロポーズや前撮り、結婚式などでのステキなエピソードをご紹介します。 ≫ショーメの「リアン」ってどんなジュエリー? “ふたりの絆を結ぶ”コレクションに込められた意味 〝婚約指輪といえばティファニー〟というイメージがありました 「婚約指輪といえばティファニーというイメージがありました。それに、一生大切な指輪になりますから、ずっとお世話になれるブランドだといいなと思っていて。婚約指輪は夫と見に行ったのですが、ブティックで接客いただいた方のアドバイスなどを踏まえてティファニーに決めました。理由として大きかったのは、購入した店舗でなくても、ティファニーのブティックならどこでもクリーニングなどの対応をしてくれるところでした」とKさん 。婚約指輪の購入から結婚式まで2年くらいあり、その間も婚約指輪を着けていたため、結納や結婚式の前に購入店舗以外でクリーニングできたことはとても便利だったそうです。 ふたりの思い出にも由来する「トルサード」という名前のショーメの結婚指輪 「結婚指輪は婚約指輪とお揃い感のあるデザインにしたかったので、ティファニーをまず検討しましたが、ショーメに決めました」。ショーメはフランスのジュエラー。実はふたりはそれぞれヨーロッパに音楽留学をしていた経験があり、妻はドイツ、夫はパリというインターナショナルな遠距離恋愛をしていたそう。購入したのはショーメの「トルサード(TORSADE)」というマリッジリング。「トルサードは、パリのヴァンドーム広場にある塔の名前に由来しているのですが、トルサードタワー自体に思い出があったので親近感を抱きましたし、夫が名前の由来を含めて気に入ったので決めました」 ちなみに婚約指輪も結婚指輪もネットを中心に、情報収集をしていたというKさん。「リング特集をよくチェックしていましたが、シンプルなデザインであればあるほど実物のイメージがなかなか沸かなかったので、instagramの# (ハッシュタグ)で検索して、実際に着けている人の写真を参考にしました」。それでも実際にブティックで着けてみると写真だけで見ていた時の印象とは異なったと言います。「ショーメのトルサードは写真だとディテールがよく見えるので特徴的なデザインだと思っていましたが、実際に着けてみると、とてもしっくり馴染むんです。着け心地も良く、肌のうえに載るだけでイメージが全然違う。やはり試着は大切だなと感じた出来事でした」 ≫CHAUMET(ショーメ)のリングで指先に絆を 結婚の証に 「ビー ドゥ ショーメ」はいかが? たくさんのバラに囲まれて、感動的なプロポーズ 「彼はサプライズでプロポーズをしたかったようなのですが、お付き合いする中で結婚の話が出ていたので、諦めたみたいです(笑)。ドイツとフランスでの音楽留学から日本に帰国してからは、それぞれ地方に住んでいました。彼の誕生日に都内のホテルでお祝いをしたのですが、客室に入ると108本の赤いバラの花束が敷き詰められていたんです。今思えば、私にドアを開けるように促したのも、驚かせるためだったのかなと……。ほかに12本のプリザーブドフラワー、1本のバラを用意してくれていて、本数それぞれに意味があると知りました」。ちなみに、108本は「108=とわに」の語呂合わせから、プロポーズにぴったりの本数とされています。(※写真は前撮りのもの) 韓国風の前撮りで、作り込んだ世界観を満喫 上写真2点 photo:ブライダルフォトスタジオLUXE( https://studio-luxe.jp/|Instagram:@photostudioluxe) 作り込んだ世界観が魅力の韓国風の前撮りにあこがれていたというKさん。前撮りは『スタジオ LUXE(リュクス)』を選んだそう。「撮影当日は母が付き添ってくれて、少しだけ見学して帰ろうと思っていたらしいのですが、フォトグラファーの方が、お母さまも一緒にと言ってくれたので、母娘の写真をたくさん撮ってくれたんです。演出には使いませんでしたが、とても大切な思い出になりました」 挙式会場はときめきを大切に『シャングリ・ラ 東京』に決定。現実に戻る時間がないんです 「遠方ゲストが多かったので宿泊できること、記念日などでまた訪れたときに宿泊できる、ということから挙式会場はホテルで考えていました。アクセス面から東京駅周辺のホテルをいくつか見て、一番ときめいたのが『シャングリ・ラ 東京』だったのでこちらに決定。挙式・披露宴ではワンフロア貸切にできるのでゲストも迷わないし、何よりすべての空間を自分たちだけで使えることが魅力でした。チャペルも披露宴会場も控室も同じフロアにあり、すべてがステキなフォトスポット。現実に戻る瞬間がないんです 」 日本人のための日本人によるドレス『ラ・クチュール ヨシエ』 もともとスレンダーな体形のKさん。海外ブランドのウエディングドレスは、希望のサイズが見つからなかったことから、ウエディングドレスはデザイナー・山下芳枝による『ラ・クチュール ヨシエ(La Couture Yoshie)』のエレガントなデザインをチョイス。「日本人のための日本人デザイナーによるドレスだと思いました。このシルエットがとても気に入っています」 鍛えられていた背筋に、ヨガで磨きをかけて 「 ピアノを弾いているのでどちらかというと背筋はあるほうですが、運動不足はよくないなと思い、ホットヨガに2年間通いました。ピアノを弾いていると前かがみになることが多いので、姿勢が良くないところは気になっていたのですが、ヨガのおかげで姿勢が良くなりました」。ウエディングドレスをより美しく着こなすために、肩甲骨を動かしたり、むくみを取ることに気を配ったそう。 肌馴染みのいいピンクのネイルが、指をより美しく見せてくれる ピアニストとして活動するKさん。仕事柄ネイルはあまりしないので、挙式当日はナチュラルなデザインをイメージしたと言います。優しい雰囲気で、指が長く美しく見えるよう肌馴染みのいいピンクをチョイス。リングはブティックで試着すると「年齢を重ねてから似合うリングを選ぶといいのでは」とアドバイスされることもあったそうですが「私はその時にいいなと思うリングにしたので、とても華奢なデザインを選びました。先々のことを考えると、やや重厚感のあるデザインが良かったのかもしれませんが、夫も似合うと言ってくれたのでうれしかったです。先のことはわからないし、もし仮に似合わなくなったらその時にまた買おうという話になりました」 ヨーロッパへ音楽留学中に出会ったふたり。ゲストへの感謝の思いを込めてピアノを演奏 上写真5点 photo:antswedding Kumiko Shigeta(https://www.antswedding.com/ |Instagram:@antswedding ) ふたりはヨーロッパへ音楽留学をしている時に出会ったと言います。「私はピアノを学ぶためにドイツへ。現在夫は家業を継いでいますが、ピアノと作曲を学ぶためにフランスへ。恩師も大学も違うのですが、ふたり共通の日本人の恩師が、たまたまドイツでの夏期集中セミナーの講師として日本から招へいされ、数週間滞在されたことがありました。そこで私も夫も、日本から先生が来るならという理由で別々の場所からセミナーに参加したのが出会いです」。そんな音楽で結ばれたふたりは、披露宴ではゲストに「来てくれてありがとう」の意味を込めて音楽を演奏しました。ちなみに、ティアラは『IVORY&CO.(アイボリーアンドコー)』の「アレクサンドラ」を購入。結婚式では真正面から撮影する写真は少ないため、全体的にキラキラしていて横からも美しく見えるデザインを選んだそう。 夫がこの日のために作曲した楽曲を、新郎新婦と姉夫婦でカルテット 実はKさんのお姉さまもピアニスト。姉妹で「Duo OZAWA」 という名前でピアノデュオとして活動しているそう。義兄も趣味でチェロを、Kさんはバイオリンの経験があることから、披露宴ではカルテットを結成。演奏したのは、夫がこの日のために作曲した四重奏曲。「私たちばかり楽しんでしまったけれど、クラシック畑の人もそうでない人も楽しんでいただけたんじゃないかなと思っています」。ちなみにお色直しで着用したのは『ハツコ エンドウ』のカラードレス。 ご登場いただいたKさんのinstagram @k.wd.620 【Brand Data】 ティファニー(Tiffany & Co.) 1837年、ニューヨークで創業した、世界的に有名なジュエリー・ブランド、Tiffany & Co.。「キング オブ ダイヤモンド」と呼ばれたティファニー氏が考案したリングは、世界のエンゲージリングの代名詞的存在。厳選された最高品質のダイヤモンドが輝くエンゲージリングや、多彩なデザインのマリッジリングは、純白のリボンがかけられたブルー ボックスに収められ、世界中の花嫁が憧れる永遠の愛のシンボル。 ショーメ(CHAUMET) ナポレオン1世とその皇后ジョゼフィーヌを魅了したパリの名門ジュエラー、ショーメのブライダルリング。ティアラを代表する「愛のジュエリー」の制作で名声を得てきたショーメは、ヨーロッパ諸国の王室に愛され続け、240年に及ぶ歴史を誇るブランドです。その伝統を受け継ぐリングは、永遠の愛と絆の証を意味しています。 取材・構成・文/青山のりこ ハイブランドジュエリー実例SNAP一覧に戻る
絶景と癒しの沖縄5エリアで、特別なプロポーズを成功させてパスポートの要らないリゾート地として、幅広い世代に人気の沖縄。「首里城」や「沖縄美ら海水族館」など観光スポットや白砂のビーチ、マリンアクティビティが有名だが、大人のステイを実現するリュクスなリゾート地としても年々進化中。今回は、プロポーズを意識したスポットとステイを中心に、エリア別にピックアップ。沖縄ならではの“絶景”と“癒し”の旅で、特別なプロポーズをかなえてみて。 INDEX ■1.沖縄の空の玄関口・那覇市近郊でリゾート旅を満喫■2.恩納村で大人旅。名ホテルでプロポーズ計画も■3.おしゃれなデートと洗練されたステイなら名護の近郊へ■4.宮古島で海外リゾート級のラグジュアリーステイ■5.沖縄の原風景に抱かれる石垣島で、忘れられない休日 1.沖縄の空の玄関口・那覇市近郊でリゾート旅を満喫 沖縄の空の玄関口・那覇空港に着いたら、まずは「国際通り」へ。ヤシの木が並ぶ街並みには、沖縄そばやスパムおにぎり、タコライスなどを提供するお店がいっぱい。南国気分を味わいながら、ランチを楽しんで。 その後は定番ながら、やっぱり外せない「首里城」へ移動。琉球王国の文化を伝える赤色がメインの石造りの建物は、世界遺産にも登録されている美しさ。“日本の道100選”に選ばれた「金城町石畳道」も、すぐそば。風情ある古民家が建ち並ぶ通りをパートナーと散策しながら、歴史のロマンに想いを馳せて。 何度目かの沖縄旅なら、那覇空港から南へ車で15分ほどの「瀬長島ウミカジテラス」はいかが? 海に向かって建つ複数のテラスに、旬のショップやレストランが集結! 沖縄産のフルーツで作られた沖縄ジェラートのお店や、メディアでも人気の「幸せのパンケーキ」など、ベイビューを楽しみながらゆったりと流れるひとときを過ごして。 時間に余裕があるなら、手作り指輪の「イトシナ」もチェック。当日持ち帰りもOKなので、素朴な味わいの指輪がふたりの特別な思い出になること間違いなし。 ディナーは那覇市から北へ移動して、ステイ先の「ジ・ウザテラス ビーチクラブヴィラズ」のダイニングで。フランス・コルシカ島のミシュランキーホテルのシェフが監修するメニューは、洗練とダイナミックさが融合された地中海料理。壮大なサンセットの風景を味方に、プロポーズへとつなげて。 ≫【プロが伝授】沖縄で写真だけのフォトウエディング、前撮りのポイント特集 沖縄県のおすすめ フォトウエディング 前撮りスタジオ11選 2.恩納村で大人旅。名ホテルでプロポーズ計画も 海沿いに広がる「恩納村」も、大人旅で人気のエリア。「琉球村」は築100年ほどの古民家を移築した、“昔の沖縄”を体感できるテーマパークだ。エイサーなど伝統芸能を楽しんだり、紅型(びんがた)の着付けをしたりと、リラックスムードの休日を楽しんでみて。 ファミリー連れでにぎわう「恩納村海浜公園ナビービーチ」では、「カヤッククルージング」をセレクト。7~9月はサンセットクルーズも実施しているので、万座毛の夕陽を海上から眺めて、ロマンティックなひとときを過ごすのもよし。 明るい陽射しの下もいいけれど、「青の洞窟」でのシュノーケリングもオススメ。この「青」は、透明度が高い海水に日が差し込むことで、鮮やかな深いブルーに輝くというもの。ここではあえての“冬のシュノーケリング”をレコメンド。沖縄では冬も海に潜れるので、人が少ない時期ならふたりで美しい光景が広がる海中散歩を楽しめる。 絶景のオーシャンビューやラグジュアリーな館内だけでなく、ホスピタリティの高さでも知られる名ホテル「ハレクラニ沖縄」や、「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」もこのエリア。成功談多数の先輩カップルにならって、事前にプロポーズの計画してみて。 想い出に残る ハイグレードな プロポーズ特集 3.おしゃれなデートと洗練されたステイなら名護の近郊へ 沖縄本島北部の都市・名護市近郊にも、大人が楽しめるスポットがたくさん。「沖縄美ら海水族館」には、深さ10m・幅35m・奥行き27mという世界最大級の水槽が。ジンベエザメやナンヨウマンタが悠々と泳ぐ様子を見た後は、近くの「エメラルドビーチ」へ。全国的にも珍しい「礁湖(ラグーン)」に囲まれたビーチは、国営沖縄記念公園内のため美しく整えられた白浜。のんびりと静かに海を見ながら歩きたい大人カップルにピッタリだ。 離島の古宇利島は、「古宇利オーシャンタワー」に「シェルミュージアム」やオシャレなレストラン・ショップが集まり、カップルに人気のスポットのひとつ。ラグジュアリーなダイニング「アイランドブルー」は、すべての席がオーシャンビュー。沖縄の食材を生かしたプレミアムなランチに舌鼓を打って。 ディナーとステイなら、市街から少し離れたところにある「ザ・ブセナテラス」や、「MAGACHABARU OKINAWA マガチャバル オキナワ」をレコメンド。海に抱かれるように建つ「ブセナテラス」も、世界自然遺産“やんばるの森”に佇む「マガチャバル」も、プライベート感たっぷりなステイが堪能できる。ディナーは多彩なダイニングから選べる「ブセナテラス」、宿泊客のみが利用できる「マガチャバル」と、ふたりのステイプランに応じて使い分けて。 30代があこがれる オシャレブランドの婚約指輪 4.宮古島で海外リゾート級のラグジュアリーステイ 上質なホテルにステイしながら、たくさんのレストランやショップ、アクティビティも楽しみたいという欲張りカップルには、宮古島の「シギラセブンマイルズリゾート」がオススメ。約130万坪の広大な敷地内には、ラグジュアリーな8つのホテルが点在している。 「シギラベイサイドスイート アラマンダ」は全室スイートルームで、サロンやブティックも備えた本館のほか、海外リゾートのようなヴィラ棟が並ぶ。レストラン「グランマーレ」は、宮古近海で採れた鮮魚や名産“やんばる地鶏”を使ったイタリアンが楽しめる。落ち着いたしつらえのマチュアな空間で、特別な時間を過ごしてみては? より明るい南国の雰囲気を味わいたいなら、「ホテル シギラミラージュ」へ。愛犬同伴可(朝食のみ)のレストラン「シギラ タートルベイ」や、ラリックの作品が飾られたラウンジバー「ザ シギララウンジ」など、使い勝手の良さも魅力だ。 2023年7月には、ハイエンドホテル「ザ シギラ」に、新エリアの「ラ・ブルーヴィスタ」がオープン。オーシャンビューをかなえる10棟のスイートヴィラでは、部屋専属のバトラーが宮古空港からの送迎からすべてのアレンジメントを担当。こんなに心強い味方がいるステイなら、思い切ったサプライズプロポーズも実現しそう。 ≫世界のユニーク&ロマンチックなプロポーズ動画5選 ≫「プロポーズするならバラも必須」取り扱い方や意味をご紹介 5.沖縄の原風景に抱かれる石垣島で、忘れられない休日 外国人旅行者向けに日本各地の魅力を解説する「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で、三ツ星を獲得している「川平湾」。数ある沖縄のビーチの中でも、透き通るような海の色と真っ白な砂浜、緑豊かな島々が点在する「川平湾」の景色は格別だ。 遊泳はNGなので、グラスボートでの遊覧か無人島まで出てのシュノーケリング、カヤックを使ったクルーズというのも大人旅にピッタリ。ビーチでのプレイフルなひとときは、ふたりの心の距離をグッと近づけてくれることだろう。 石垣島から船で約10分の竹富島は、全周が9kmほどの小さな島。赤瓦の屋根が連なる風情ある集落は、「重要伝統的建造物群保存地区」にも選ばれているほど。名物の「水牛車」で集落を巡り、遠浅の海をわたって真っ青な空と海に抱かれる頃には、パートナーの自然な笑みもこぼれるはず。 「星のや竹富島」は、そんな竹富島の魅力をたっぷり味わえるステイができる。沖縄の伝統建築風の48棟の家々(ヴィラ)に滞在すれば、海と風の音に加えて、どこからともなく三線の音が。ディナーは、フレンチの技法で地元の食材をアレンジしたダイニングか、鍋料理のレストラン、もしくは部屋での夕食をセレクト。24時間利用可能なプールからふたりで星空を見上げれば、忘れられないプロポーズステイがかなうことだろう。 沖縄県の人気結婚式場ランキング ワンランク上の プロポーズ記事一覧はこちら
ブルガリとシャネル。花嫁らしい可愛いこだわりが詰まったウエディング会場:Grand Hyatt Tokyo(https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/ |Instagram:@grandhyatttokyo_wedding) photo:LA-VIE FACTORY(https://www.la-viephoto.com/|Instagram:@laviefactory ) サプライズのプロポーズでは『ブルガリ(BVLGARI)』の婚約指輪を、そしてふたりで選んだ『シャネル(CHANEL)』のブライダル コレクションのマリッジリング。衣装選びや装飾など可愛らしい花嫁のこだわりが詰まったウエディングに迫ります。 バースデーのお祝いとプロポーズ、2重のサプライズだった特別な夜 「私のバースデーのお祝いに『ザ・リッツ・カールトン東京』で食事を予約してくれて、その日は泊まることになっていました。食事を終えて客室に戻ったら、指輪とクローゼットから100本の赤いバラの花束が出てきて……。レストランではバースデーのお祝いということで、まず1つめのサプライズがあって、最終的なサプライズとしてプロポーズがあるということをホテルの方に伝えて協力してもらったそうです」とA.T.さん。 一生の思い出に残りそうなロマンティックなプロポーズ、女性なら誰しも一度はあこがれてしまいそうなシチュエーションと言えそう。 ブルガリの婚約指輪は太陽みたいにキラキラしているところがお気に入り 会場:Grand Hyatt Tokyo(https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/ |Instagram:@grandhyatttokyo_wedding) photo:LA-VIE FACTORY(https://www.la-viephoto.com/|Instagram:@laviefactory ) サプライズのプロポーズで夫が用意してくれたのは『ブルガリ(BVLGARI)』のインコントロ ダモーレ。 ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドにパヴェダイヤモンドを配したリングは「夫はいつも自分のことを晴れ男と言っているので、太陽みたいにキラキラしているところも気に入ったみたいです」 また、『ブルガリ』はいくつか宝飾店を回った中で特に接客が素晴らしかったところと、A.T.さんの周りにこのブランドのリングを持っている友人がほとんどいなかったことも決め手に。ただサプライズだったため、指輪のサイズについては「実はティッシュペーパーで測られたことがあったのですが、それだと正確なサイズが分からないらしくて(笑)。『ブルガリ』では身長・体重など骨格から判断した、サイズ調整が可能なリングを購入してくれました」 photo:CRYSTAL WEDDING(https://www.tokyoekimaedori.com/|Instagram:@marunouchi_studio @kuro_wedding)※こちらの写真は前撮り時のもの カメリアを象った、シャネルの華奢なマリッジリング 結婚指輪もほかの人とかぶらなくて、華奢なリングを探していたというA.T.さん。さまざまなブランドのリングを試着してみたものの、どれも決め手に欠けていたとき、帝国ホテルプラザ内の『シャネル ファイン ジュエリー ブティック』で試着したのが、『シャネル(CHANEL)』のブライダル コレクションのマリッジリング。 「カメリア(椿)のお花をイメージさせるデザインが本当にかわいくて、花びらのようなくぼみが隙間を埋めてくれるような感じで、婚約指輪との重ね着けの相性もバッチリ。華奢なデザインでフィット感があるところもすごく気に入りました」 ※こちらの写真は結婚式の時のもの A.T.さんは〝カメリア コレクション ハーフエタニティリング〟を、夫は〝カメリア コレクション マリッジリング〟に決定。「私の結婚指輪はハーフエタニティなので。半分回すと夫のリングと同じデザインに見えるのもステキだなって思っています」 上写真3点 会場:Grand Hyatt Tokyo(https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/ |Instagram:@grandhyatttokyo_wedding) photo:LA-VIE FACTORY(https://www.la-viephoto.com/|Instagram:@laviefactory ) ちなみに、ブライダルフェア期間中なら、指輪の購入者は特典としていただけることもあるという『シャネル』のリングピロー。A.T.さんは特典が適用される期間ではなかったため、フリマサイトで購入し挙式で使用したそう。 『シャネル』で指輪を購入した際のラッピング。 東京駅での前撮りは「ついに自分も!」と、感慨もひとしお 前撮りは計3回行ったというA.T.さん。中でもお気に入りはウエディングフォトの人気スポットでもある東京駅。「ほかのカップルが東京駅周辺で前撮りをしているのをよく目にしていたので、ついに自分も!って思いました。撮影している花嫁さんは多いけれど、そんな中でもとてもいい写真を撮っていただけてうれしかったです」。ちなみに、小柄で華奢なA.T.さんと夫の身長差は約20cm。その身長差がウエディングフォトに〝おとぎ話〟のようなエッセンスをプラス。 上写真2点photo:CRYSTAL WEDDING(https://www.tokyoekimaedori.com/|Instagram:@marunouchi_studio @kuro_wedding) 婚姻届を提出した後、市役所の前で。市役所からの帰り道、「ついに夫婦になれたね」とふたりで一安心。お天気にも恵まれステキな入籍日となったそう。 photo:もったん(https://lovegraph.me/photographers/mottan |Instagram:@mottangraph_lg) 繊細なレースとサテンオーガンジーを用いたプリンセスラインのドレス プリンセスラインのウエディングドレスを探していたというA.T.さんが決めたのは、『HatsukoEndo(ハツコ エンドウ)』の〝Louise(ルイーズ)〟 。レースのトップス、スカート部分にはサテンオーガンジーを用いて美しいシルエットをつくり出しているエレガントなデザイン。小柄で細身という悩みもありつつ試着をしたところ「上半身がコンパクトで、スカート部分にボリュームがあってバランスが良いところが気に入りました。ビスチェタイプのドレスがあまり似合わなかったのですが、こちらはオフショルダーで上半身がレースでとても華やかなデザイン。小柄な私でもバランス良く着こなせると思いました」 ドレスのレースを生かす意味もあってアクセサリーは控えめ。ティアラは挙式と披露宴で2つ着けたものの、ともにフリマサイトで手配したそう。費用も抑えられるところは抑えて、メリハリをつけたという点も見習いたいところ。 木のぬくもりが感じられて厳かな〝グランド チャペル〟 結婚式はホテルを希望していたA.T.さんが決定した会場は、六本木ヒルズ直結の『グランドハイアット東京』。中でも〝グランド チャペル〟が決め手になったと言います。 「参列いただくゲストの印象にも残る会場がいいね、って夫とも話していたんです。〝グランド チャペル〟は木のぬくもりが感じられて厳かで、ほかの会場にはない圧倒的な魅力を感じました」 披露宴は海外のパーティをイメージし、かしこまり過ぎず、ゲストみんなで楽しめる演出を心掛けたのだとか。 白無垢に施された〝相良刺繍(さがらししゅう)〟がお気に入り 白無垢は提携外の『THE KIMONO SHOP(ザ・キモノショップ)』でレンタル。部屋支度にしたため持ち込み料もかからず費用を抑えたそう。 白無垢に施された刺繍は、相良刺繍といい、生地の裏から糸を抜き出して玉結びをつくり、ひと針ひと針縫い上げて模様を描いていく技法のこと。「玉結びをしていく様子から、“縁を結ぶ”の意味を持っているので花嫁にはぴったりの1着。白無垢は花嫁しか着ることができないので、ぴったりの衣装に出合えてよかったです」 オシャレな工夫がいっぱい。ウェルカムスペースのデコレーション ウェルカムスペースは自分でデコレーションしたというA.T.さん。「プロポーズの時にいただいたバラの花束を加工したものと、プロポーズのお返しに私からプレゼントした似顔絵を飾ったので、特に購入したりというのはなかったです」 また、テーブルナンバーも数字がモチーフのお菓子をネットで探して、自分で〝かわいい〟と思ったものをチョイス。A.T.さんの節約を感じさせないオシャレさと工夫はとても参考にしたいポイント。 上写真9点 会場:Grand Hyatt Tokyo(https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/ |Instagram:@grandhyatttokyo_wedding) photo:LA-VIE FACTORY(https://www.la-viephoto.com/|Instagram:@laviefactory ) ご登場いただいたA.T.さんのinstagram @t_hanayome 【Brand Data】 ブルガリ(BVLGARI) 1884年の創業以来、ローマの芸術や建築美をモチーフに、独特の素材使い、ボリューム感を融合した、モダンでエレガントなジュエリーを世界に発信し続けるブルガリ。世界中の女性をグラマラスに彩る、ダイナミックなジュエリーは発表されるたびに、周囲の驚きを集めてきました。その存在感のあるデザインはひと目でブルガリとわかるほど、斬新でタイムレスな魅力を放っています。そして、現在ではそのフィールドを拡大し、ライフスタイルをトータルで華やかに彩るラグジュアリーブランドへと進化。さらに女性たちを虜にしています。 シャネル(CHANEL) 1909年、ココ・シャネル(ガブリエル・シャネル)が開業した帽子店を発祥に、オートクチュール、プレタポルテ、香水、宝飾品、革製品、化粧品などを手掛けるフランスのビッグメゾン。 取材・構成・文/青山のりこ ハイブランドジュエリー実例SNAP一覧に戻る
〝年齢を重ねてもステキに着けていたい〟そんな思いに寄り添うカルティエのバレリーナphoto:Boheme Photograph MOMO (https://www.bohemephotograph.com |Instagram:@boheme_photograph_wedding @momophotography10 ) hair & make:知花(Instagram:@ichica.today) 婚約指輪と結婚指輪はともに『カルティエ(Cartier)』の〝バレリーナ〟を選んだふたりが登場。上質なテキスタイルに施された繊細な刺繍やビーズが美しい『ガリア・ラハヴ(Galia Lahav)』のウエディングドレスや、『ヴェラ・ウォン(VERA WANG)』のカラードレスを着こなす花嫁にも注目です。 婚約指輪はカルティエ。年齢を重ねてもステキに手元を魅せてくれる〝バレリーナ〟 お母さまが『カルティエ』の時計を着けていたことから、カルティエはずっと身近な存在のブランドであったと語るnaramiさん。「母はブランドにこだわりがあるほうではありませんが、母と同じブランドを選ぶことでその気持ちに寄り添えるような気がして、潜在的にカルティエがいいなと思っていたのかもしれません。それにレッドボックスへの憧れもありました」。 長く大切にしたいという思いがあり、飽きのこないデザインで年齢を重ねてもステキに着けられるリングを選びたいというのが念頭にあり、婚約指輪はカルティエのバレリーナ ソリテール リングを選びました。 「王道の一粒ダイヤのリングと、全体がキラキラしているデザインのリングで迷いました。カルティエのブティックで試着の際にスタッフの方から〝年齢を重ねると、全体的にボリュームのある華やかなデザインのほうが似合ってくると思います〟というアドバイスをいただき〝バレリーナ ソリテール リング〟に決めました」 結婚指輪もカルティエ。普遍的で美しいシンプルなリングを選択 結婚指輪もシンプルなデザインで性別を問わず指になじむクラシックなラインのバレリーナ ウェディング リングをカルティエで購入。「夫はブランドにそれほど興味があるほうではないのですが、自分もまわりの人も知っていて、信頼できるブランドを選びたいと思っていたみたいです」。結婚指輪のシンプルなデザインは、婚約指輪と重ね着けの相性もバッチリで気に入っているそう。 ≫ブライダルリングに重ねたい 纏う人を輝かせる「カルティエ」の名コレクション グランドハイアット東京の神秘的な〝グランド チャペル〟でのウエディング photo:Boheme Photograph MOMO (https://www.bohemephotograph.com |Instagram:@boheme_photograph_wedding @momophotography10 ) hair & make:知花(Instagram:@ichica.today) 遠方から参列するゲストを想定すると、宿泊ができて交通アクセスの良いホテルでの挙式ということになったそう。中でも、六本木ヒルズに直結した『グランドハイアット東京』の〝グランド チャペル〟が印象的だったと言います。「天井の高さがあって、木目調なのにカジュアルにならなくて、神秘的。ふたりだけに光が当たるような幻想的な空間が気に入りました」 グランドハイアット東京の〝グランド チャペル〟は天井が高く開放感があり、木の温もりを感じさせながらもモダンでスタイリッシュ。それでいて神秘的で厳かな空間がふたりを祝福しているようです。 photo:Boheme Photograph MOMO (https://www.bohemephotograph.com |Instagram:@boheme_photograph_wedding @momophotography10 ) hair & make:知花(Instagram:@ichica.today) 結婚式の準備を進めていましたが、コロナの影響で挙式・披露宴は100人規模の予定だったところ、家族だけの結婚式に変更。「延期したところで、いつ結婚式をできるかその時は分からなかったし、遠方から東京に来ていただくなんて申し訳ない気持ちにもなってしまって。それでも、家族だけの結婚式に切り替えたことで、家族に心から感謝の気持ちを伝えることができましたし、家族と過ごせたことは本当に幸せだなと感じました」 ガリア・ラハヴのドレスがコンプレックスをプラスに変えてくれた photo:Boheme Photograph MOMO (https://www.bohemephotograph.com |Instagram:@boheme_photograph_wedding @momophotography10 ) hair & make:知花(Instagram:@ichica.today) ウエディングドレスを選び始めた当初は、『グランドハイアット東京』のボールルームという大きな会場でも存在感があり、ボリューム感のあるドレスを探していたというnaramiさん。「若い頃からのなんとなくのイメージで、プリンセスラインやAラインのドレスがいいかなと思っていたんです。試着を進める過程で体型のコンプレックスについてドレスショップのスタッフの方にお話したら、その方から〝(体型を)もしマイナスとして感じているなら、それをプラスにできるのがマーメイドラインのドレスですし、誰にでも似合うデザインではないので検討してみてはいかがですか〟って言っていただいたんです。そこで新たな気づきを得て、マーメイドラインのドレスを探し始めたときに『ガリア・ラハヴ(Galia Lahav)』というブランドにたどり着きました」 photo:Boheme Photograph MOMO (https://www.bohemephotograph.com |Instagram:@boheme_photograph_wedding @momophotography10 ) hair & make:知花(Instagram:@ichica.today) 「『ガリア・ラハヴ』のドレスは、エレガントで繊細で美しいところがとても気に入っています。それに、ダイエットやボディメイクで体のラインにメリハリをつけることで、コンプレックスだと感じていたマイナスをプラスにできるのがうれしいですし、自分を変えることができるんだなって、挑戦できるんだなって思いました。ただ、親世代がイメージするウエディングドレスとは異なるデザインというのもあり、少し迷いはありました。海外の花嫁さんのように大胆に着こなすというプランもありましたが、家族だけの結婚式に変更したこともあり、大胆な着こなしになりすぎないようにと、ヘアメイクさんがメイクやヘアアレンジでうまくバランスを取ってくださいました」 アクセサリー選びの基準はウエディングドレスのデザインを最大限生かすこと photo:Boheme Photograph MOMO (https://www.bohemephotograph.com |Instagram:@boheme_photograph_wedding @momophotography10 ) hair & make:知花(Instagram:@ichica.today) 繊細な刺繍やビーズが施された『ガリア・ラハヴ』のドレスは、大胆に開いた胸元がデコルテを美しく見せるデザインでそれ自体がゴージャスなアクセサリーのよう。そのため、アクセサリーについては「ドレスのデコルテ部分がとても華やかだったので、そのデザインを生かすように、ネックレスなどは着けませんでした。デコルテ部分のデザインや刺繍、鎖骨をメインに見せようと思ったので、敢えて物足りないくらいな感じのコーディネートに仕上げています」 ヘッドパーツはアメリカ・ニューヨークのブランド『マリア・エレナ(Maria Elena)』のもの、そしてイヤリングはいろいろ準備をしていたものの「先輩からご自身の結婚式で着ける予定だったけれど、着けなかったというイヤリングをいただいたのですが、それを着けてみたらとてもしっくりきたんです。サムシングフォーのジンクスとは少し異なりますが、先輩からいただいたイヤリングを着けることで〝つながり〟を感じられてうれしかったです」 2着目はヴェラ・ウォンのヌードカラー。ゴージャスなドレスを生命力あふれるコーディネートに photo:Boheme Photograph MOMO (https://www.bohemephotograph.com |Instagram:@boheme_photograph_wedding @momophotography10 ) hair & make:知花(Instagram:@ichica.today) カラードレスはinstagramで卒花さんからの〝お譲り〟で『ヴェラ・ウォン(VERA WANG)』のヌードカラーを選んだnaramiさん。〝ヌード・ヘイリー〟と呼ばれているプレ花嫁の間で人気のドレスは「ベージュでもグレーでもピンクでもない絶妙なカラーが自分に似合う色でしたし、ふわふわなトレーンも華やかでゴージャスでとても気に入っています。アクセサリーはゴールドのお花モチーフのピアスのみ。ドレス自体が十分かわいいので、小物でナチュラルさを表現できればと思いました」 また、生命力あふれる鮮やかなブーケは生花で「『世界の花屋』さんという世界中から花を買い付けているフローリストに外注しました。このブーケはアフリカの花を使っていて、生命力があって明るくてエネルギッシュなところを表現できたらって。エレガントなブーケよりも自分らしさを表現できると思ったんです」 ちなみにドライフラワーとして残したかったので、ドライフラワー向きの花を選んだといいます。 結婚式まで1年以上。準備期間は前撮りをして有意義に過ごしました photo:高山達也 (Instagram:@tatsuya_takayama) 「結婚式まで一年以上の準備期間があったので、有意義に時間を使いたいと思ったんです」というnaramiさん。そこで桜の季節を含め、すべての四季の中での前撮りを計画しました。「京都はプロポーズされた場所でもあり、ふたりにとって思い出の場所。学生時代は友人関係だったので、和装での京都のロケーションフォトはなんだか、学生時代に戻って修学旅行にやって来たみたいな楽しさがありました」 photo:高山達也 (Instagram:@tatsuya_takayama) 「葉山は自然体なふたりを撮影しているのですが、旅行先で思い出を写真に残しているような、ナチュラルな仕上がりが好きです」とnaramiさん。 photo:eiji_marthgraphy(https://www.marthgraphy.com/|Instagram:@eiji_marthgraphy) photo:STUDIOZERO(https://tokyo-maedori.com/|Instagram:@studiozero_tokyo) カルティエのブティックの前や桜を背景にしたウエディングフォトは、これから前撮りを計画しているプレ花嫁さんにも参考になるアイデアばかり。 photo:ayako bridal photograpghy(Instagram:@ayako.bridalphotography) 【Brand Data】 カルティエ(Cartier) 1847年にルイ=フランソワ・カルティエによってパリで創業したカルティエは、「王の宝石商、宝石商の王」と呼ばれ、その豊かなクリエイションは伝説に残るカップルたちを魅了してきました。愛すること、創造することを"愛する”メゾン カルティエは永遠の愛の証となる唯一無二のダイヤモンドをセッティングし、人生に寄り添い遂げるリングを生み出します。そして象徴的なレッドボックスの中に大切に閉じ込めて、人生最高の瞬間を祝福します。 取材・構成・文/青山のりこ ハイブランドジュエリー実例SNAP一覧に戻る
横浜のおすすめ5エリアで、自分スタイルのプロポーズを叶えて港や洋館、中華街など、異国情緒漂う街として知られる横浜。中でも、ショッピングやアミューズメント施設、高層ホテルがひしめく「みなとみらい」は、年々進化を続ける人気エリア。とはいえ、「みなとみらい」と「中華街」以外となると、あまり知らないという人も多いのでは? 少し足をのばせばまた違った雰囲気が楽しめるのが、横浜の大きな魅力! 今回は旬のスポットから知る人ぞ知るお店まで、5エリア別にたっぷりご紹介。最新クルージング情報もあるので、最後までぜひチェックして。 INDEX ■見どころいっぱい! 充実の1日が過ごせる「みなとみらい」エリア■横浜の歴史と最旬スポットを兼ね備えた「山下公園~横浜港」エリア■ラグジュアリー感あふれる老舗がおすすめの「中華街」エリア■開港時の外国人居留地! 地元民が愛する「元町~山手」エリア■都心からアクセス抜群! 仕事帰りにピッタリな「横浜駅周辺」エリア 見どころいっぱい! 充実の1日が過ごせる「みなとみらい」エリア Photo: 横浜ロイヤルパークホテル 駅を出てまず目に入るのが、地上70階建ての「横浜ランドマークタワー」。69階の展望フロアは房総半島から伊豆半島まで見渡せるから、やっぱりマスト! ……なのだけれど、大人カップルには、ランドマーク内「横浜ロイヤルパークホテル」の「スカイラウンジ シリウス」がおすすめ。 こちらはタワー最上階の70階、つまり展望フロアより高い場所にあるレストラン・バー! ディナータイムには窓一面のきらめく夜景が楽しめるほか、バーにはコンパートメント席もあるので、プロポーズの強い味方に。 ≫横浜ランドマークタワー内の「横浜ロイヤルパークホテル」で優雅で上質なホテルウエディングを Photo: ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル 海に向かって建つ絶景ビューを堪能したいという人は、ヨットの帆をイメージした外観の「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル 」へ。31階にある中国料理「カリュウ」は、オリエンタルな雰囲気のダイニング。和洋とエスニックの要素も取り入れた料理に舌鼓を打ちながら、リュクスなひとときが過ごせる。 ≫海間近のベイリゾートホテル「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」で、贅沢2泊付きウエディング さらにホテル正面の「ぷかりさん橋」は、毎年11~2月にライトアップを実施。海が好きなふたりならこちらへ。 このエリアは他にも、大観覧車のある「よこはまコスモワールド」や「赤レンガ倉庫」、最旬ショップがそろう「クイーンズスクエア横浜」、ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」など、見どころいっぱい。その分観光客も多いので、事前のチェックとリザーブは忘れずに。 ≫みなとみらいのおすすめフォトウエディング・前撮りスタジオをご紹介! 撮影の料金や特徴をチェック 横浜の歴史と最旬スポットを兼ね備えた「山下公園~横浜港」エリア 「ホテルニューグランド」は、1927年に海外の賓客をもてなす迎賓館として開業。クラシカルで重厚な調度品で彩られた館内と、各国の王族やセレブリティが愛した“味”は健在。豪華客船をイメージしたレストラン「ル・ノルマンディ」や、オーセンティックなバー「シーガーディアンⅡ」は、大人が静かに過ごせる場所として押さえておきたい。 Photo: マリンタワー ホテル正面に広がる山下公園と横浜港は、まさに異国情緒が体感できる場所。遠くに行き交う船を眺めながらふたりの時間を過ごせば、特別な1日になりそう。すぐそばのマリンタワーは、30階の展望フロアから見える夜景が人気。高層階の建物が少ないエリアのため、夜景も“港町”らしいレトロな味わいが魅力だ。 ≫【2022年9月オープン】リニューアルした横浜マリンタワーを貸切にした結婚式で特別な一日を叶えて その近くで海上に長く延びる「横浜港 大さん橋」を訪れるなら、屋上広場へ。24時間開放されているので、待ち合わせにもデートの終わりにも便利。その大さん橋先端に位置する「インターナショナル キュイジーヌ サブゼロ」は、スタイリッシュなファインダイニング。きらめくみなとみらいの夜景を楽しみながら、星付きレストランで修行を積んだシェフの味を楽しんで。 大さん橋の付け根、海岸通りにある老舗「スカンディヤ」も根強い人気。古い客船のような重厚な調度品に囲まれていただくのは、珍しい北欧のフルコース。海外にいる気分を味わいながら、ふたりでグラスを傾けたい。 ≫地図から探せる! 横浜・元町・みなとみらいエリアの結婚指輪・婚約指輪ショップマップ ラグジュアリー感あふれる老舗がおすすめの「中華街」エリア 山下公園からマリンタワーの横を陸側に歩くと、すぐに中華街が見えてくる。今も昔も本格中華が味わえる街として人気を誇るが、ここ数年は観光客が激増しているため、どこも長蛇の列。大人カップルなら、品格漂う老舗レストランを予約しておきたい。 2018年にリニューアルした「重慶飯店」は、世界的なデザイナー、アラン・チャンが手掛けたラグジュアリーモダンな外観が目印。すっきりとおしゃれなダイニングのほか個室もあるので、伝統の味をゆっくりと楽しめる。 一方、こちらも老舗として知られる「萬珍樓」は、緑の瓦と赤い柱の純中華風の建物がメインストリートにそびえる。足を踏み入れると、天井から調度品までオリエンタルなラグジュアリー感あふれる空間が! 両店とも料理の確かさはもちろん、中華街ならではの非日常感がデートのスパイスになること請け合い。 もう少しリラックスして過ごしたいなら、“セカンドライン”の「重慶飯店 新館」(ローズホテル横浜1階)や、気軽に点心が味わえる「萬珍樓點心舗」もおすすめ。おなじく老舗の「華正樓」や「景徳鎮」も人気だ。 開港時の外国人居留地! 地元民が愛する「元町~山手」エリア JR石川町駅から伸びる元町商店街と、坂を昇ったところに点々と洋館が建つ山手を含むこのエリア。開港した当時は外国人居留地として栄え、今も多彩な国籍の人々が多く住むため、ベーカリーや洋菓子店、レストラン、洋品店、輸入食品店など、長い歴史を持つ店が並ぶ。引き出物にピッタリなアイテムがそろう「近沢レース店」や、直輸入の食品を見ているだけで楽しい「もとまちユニオン」でショッピングを楽しみながら、新生活に想いを馳せて。 すぐそばのフランス山の坂を登ると、「港の見える丘公園」が。海風に吹かれて横浜ベイブリッジや山下ふ頭を眺める時間は、横浜デートならでは。さらに、大正~昭和初期に建てられた複数の洋館が建ち並ぶエリアは絶好のフォトスポット。アンティークな家具をそのまま使った洋菓子店「えの木てい」や、レストラン・カフェの「山手十番館」でひと休みすれば、ロマンティックな時間が過ごせそう。 ディナーは再び元町に降りて、一軒家レストラン「霧笛楼」へ。横浜らしい和洋折衷の館内と旬の食材を使ったフレンチは、地元民が愛してきた味。等身大の街らしい温かな雰囲気の中、心のこもったプロポーズを実現して。 都心からアクセス抜群! 仕事帰りにピッタリな「横浜駅周辺」エリア Photo: 横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ 仕事帰りでもお互いの誕生日やアニバーサリーなどで、「この日に横浜デートがしたい!」ということはあるはず。そんなときは、横浜駅に隣接する「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ 」のレストラン「ベイ・ビュー」をレコメンド。最上階の28階から見える夜景は海がすぐそこに見えて、駅前ということを忘れてしまうほど。上質なフレンチを味わいながら、しっかり横浜デートが楽しめる。 ≫横浜駅直結! 世界的ブランドホテルで上質なおもてなしウエディング もっと近くで海を眺めたいなら、こちらも駅から直結のそごう横浜店10階「イルピノーロ スカイテラス」へ。高級家具ブランドの「カッシーナ・イクスシー」でしつらえられた店内は、シンプルシックでマチュアな空間。イタリアワインをソムリエにセレクトしてもらえば、芳醇なふたりの時間がスタート。 さらに海風を感じるディナーがしたいというワガママなふたりには、マリーンルージュ号での船上ディナーがおすすめ。みなとみらい線馬車道駅から徒歩6分の赤レンガ倉庫が乗り場とはいえ、出航は19時30分(2023年12月現在)という遅めの時間帯が◎。120分のディナークルーズでは、「伊勢海老と白身魚のパイ包み焼き」など本格フレンチのフルコースを。「三塔すべて見ると幸せになる」といわれている“横浜三塔”のキング(神奈川県庁)、クィーン(横浜税関)、ジャック(横浜開港記念会館)が見られるクルージングで、ロマンティックなプロポーズデートの完成! どこを切り取ってもロマンティックな「横浜」エリアで、非日常のプロポーズを叶えてみては。 ≫愛する人に捧ぐ、新たな選択肢「ダイヤモンドを贈るプロポーズ」。メモリアルな瞬間が倍増する、そのメリットとは【PR】
2024-2025 トレンドアワードINDEX FLOWER LILING LIAO//RIREI RYO HAIR MAKEUP YUI KOYAMA HAIR MAKEUP HIROFUMI NAGATA PHOTO EIJI TAKAHASHI PHOTO RINTARO UKON DRESS AYUKA MATSUMOTO PREMIUM編集部厳選のクリエーターたちによる最新ウエディングトレンドを発表! FLOWER LILING LIAO//RIREI RYO HAIR MAKEUP YUI KOYAMA HAIR MAKEUP HIROFUMI NAGATA PHOTO EIJI TAKAHASHI PHOTO RINTARO UKON DRESS AYUKA MATSUMOTO LILING LIAO//RIREI RYO FLOWER 装花 Liling Liao//rirei ryo 2016年にJIELIを設立。現在はウエディングのほかに、企業パーティやアパレルとのコラボレーション・雑誌や広告などの撮影でも活躍。独自のセンスはウエディングを超えて、ライフスタイル自体が男女を問わず高い支持を得ている。 LILING LIAO//RIREI RYO BOUQUET TRENDブーケランキング 1 大ぶりな蘭の花が新婦の魅力を最大限に パフィオ(蘭)と胡蝶蘭、リキュウソウの王道白×グリーンをベースに、3種を使っただけのブーケだが、透明感が際立ち、廖さん自身もオススメの組み合わせ。シンプルなドレスにも合う。ありそうでなかった蘭と蘭の組み合わせが新しい。 2 カラフルカラー使いで遊び心を持たせて 花の濃淡を楽しめるブーケ。淡いカラーの中に紫の花をプラスしてアクセントを楽しんで。リボンもカラフルなデザインを選んで手元に遊びを入れると、洗練された印象に。 3 同系色の淡いカラーブーケで可憐な手元を演出 淡いピンク系をメインにしながらも、遊びで淡いオレンジ系を入れて、遊びを持たせて。少し濃い目の小花も入れてふっくらさと遊びを持たせることで、かわいらしさがアップ。淡い色が新婦に可憐なイメージを与えてくれる。 白いバラの周りにぴょんぴょんとグリーンの葉を入れるのがポイント。 カスミソウをたっぷりと使って、ボリューミーなブーケに。 はみ出る小花でアクセントを加えると立体感が生まれる。 キャスケードのグリーン大胆に垂らすとイマドキ。 胡蝶蘭、アンスリウム、バラ、小さなランを入れて。 ヒヤシンス、フリージア、ダイヤモンドリリーを使用。 アンスリューム、カンガルポ―などに羽を加えてドラマチックに。 LILING LIAO//RIREI RYO VENUE 会場装飾アイディアランキング 1 スプレーしたカスミソウをカラフルにアレンジ カスミソウとハイブリッドスターチス、アスパラペラ、アマランサスを使いシャンデリアにデコレーション。カスミソウはここまでキレイなグラデーションが出せないので、スプレーで色付け。大きさの違う3種類を使い立体感を出すのがポイント。 2 「ゲストをもてなす」を大切にしたテーブルアレンジ トルコキキョウ、ビバーナム、アジサイ、パッションフルーツの蔦、ヤマゴボウなどを使用。ゲストに向かって下に垂らすようにアレンジ。通年でできるデザインだが、目線をさえぎらないように計算するのが大事。 3 投げ込みスタイルで、ラグジュアリーかつスタイリッシュな印象に マグノリア、胡蝶蘭、セルリア、シースターという葉を使ったアレンジ。ポイントにオレンジの胡蝶蘭を入れるとラグジュアリーに変化。 サイズの異なった胡蝶蘭、ダリア、トルコキキョウ、スイートピーを使用。 白×緑でシャンデリアをデコ。緑は細かな葉を垂らすとセンスアップ。 メインはキャンドルだけに、花でメリハリを。アセビの枝で抜け感を。 ベースフラワー、胡蝶蘭、カスミソウ、オウニソウを使用。 かわいらしい花を入れながらも、青や赤紫を入れると大人っぽく変化。 粒の違うカスミソウは、間隔を開けるようにするのがポイント。 キャンディカラーの花はかわいらしく作り込むのがベスト。 LILING LIAO//RIREI RYO NEXT TREND ネクストトレンドドレス 一癖ある質感や個性的なデザインをワンポイントプラスして一気にトレンド感満載に 最新ヒットドレスはボディラインを意識しつつ、大胆な肌見せをするのが大事。またギャザーや立体感のある生地を取り入れてシンプルなデザインの中に個性を光らせるのがネクストトレンドに。 RECOMMEND Liling Liao//rirei ryoさんイチオシの映えアイテムをご紹介! JEWELRY Liling Liao//rirei ryoさんセレクト今注目のブライダルジュエリーはこれ! Tiffany & Co.ティファニー ソレストクッション カット ダブル ハローエンゲージメント リング Tiffany & Co.の婚約指輪はこちら PiagetRose リング Piagetの婚約指輪はこちら BVLGARIローマ アモール BVLGARIの婚約指輪はこちら Tiffany & Co.ティファニー ソレストクッション カット ダブル ハローエンゲージメント リング Tiffany & Co.の婚約指輪はこちら PiagetRose リング Piagetの婚約指輪はこちら BVLGARIローマ アモール BVLGARIの婚約指輪はこちら YUI KOYAMA HAIRMAKEUP ヘアメイク 湖山 結衣 大手ウエディングサロンに勤務し、ブライダルスタイリストとして活躍後、独立し株式会社YUI collecttion YUIweddingを設立。今や、「カワイイ」をつくるプロフェッショナルとしてウエディング業界問わずファンが増え続けている。 YUI KOYAMA HAIRMAKE ヒットヘアメイクランキング 1 リール再生3,200万回のバズリアレンジ 蝶々とパールを生かしたトレンドヘア。蝶々はオルガブランカ、パールはパールシールを散りばめたスタイルで。ドレスはハツコエンドウのマグノリア。かわいらしさと上品さを兼ね備えた最強アレンジ。 2 背中パールとイヤリングをシンクロ。シンプルシニヨンも一癖ある感じに。 3 ハーフアップに蝶々のイヤリング、濃いめのリップを足して海外風に。 ワンショルドレスにエルメスのツイリーもアシンメトリーに。 濃いめのメイクに髪型はシンプルにアシンメトリーなシニヨンで。 カラーの水引を使用したアシンメトリーなリボン和装ヘア。 シースルーで甘めなドレスには、ショート&濡れ感ヘアが垢抜けたイメージに。 生花用の針金に生花をつけ、イヤリングのように揺れるスタイルを実現。 パールピンを数本アレンジに加え、シンプルだが都会的なシニヨンスタイルへ。 韓国風アップスタイルにチューリップとかすみ草を散りばめキュートに。 YUI KOYAMA HIT ITEM ヒットアイテムリスト 1 前撮りや後撮りにオススメヘアスタイル 小ぶりのビーズイヤリングを合わせて、シンプルなダウンスタイルに。ベールをくしゃっとさせたベールアレンジがポイント。 2 生花用の針金に生花をつけ、イヤリングのように揺れるスタイルに。 3 海外風に仕上げたアップスタイル×Burberryチェックの太めカチューシャで。 1から手作りをしたビッグリボン。ローポニーに合わせて正面から見えるように。 ジェニファーベアのリボンパールと大きめのウェーブでリッジを効かせたポニーテール。 今旬がまだまだ続きそうな予感の、蝶々アクセサリー。 チュール付きトーク帽とパールネックレスの組み合わせで80sスタイルに。 パールカチューシャを2連に合わせたヘアスタイル。パール素材は優しい雰囲気に。 韓国巻のくびれウェーブダウンヘアは今年もヒットしているスタイル。 ボリュームあるドレスにベロアチョーカーを付けておしゃれ抜け感ヘアメイク。 YUI KOYAMA NEXT TREND ネクストトレンドアイテム 主人公になれる「束感まつ毛」で大人かわいいに 最近の韓国メイク流行から束間まつ毛に注目が集まっている。コームでまつ毛に馴染ませた後、ピンセットで束間を作っていくのがポイント。コーティング剤は「フェニックス アイ カールアップコーティング」がオススメ。 RECOMMEND 湖山 結衣さんイチオシの美容アイテムをご紹介! JEWELRY 湖山 結衣さんセレクト今注目のブライダルジュエリーはこれ! CHAUMET「ジョゼフィーヌ」コレクションアムール デグレット リング CHAUMETの婚約指輪はこちら CHAUMET「ビー マイ ラブ」コレクションソリテールリング CHAUMETの婚約指輪はこちら CHAUMET「リアン」コレクションリアン ダムールエンゲージメントリング CHAUMETの婚約指輪はこちら CHAUMET「ジョゼフィーヌ」コレクションアムール デグレット リング CHAUMETの婚約指輪はこちら CHAUMET「ビー マイ ラブ」コレクションソリテールリング CHAUMETの婚約指輪はこちら CHAUMET「リアン」コレクションリアン ダムールエンゲージメントリング CHAUMETの婚約指輪はこちら HIROFUMI NAGATA HAIRMAKEUP ヘアメイク 長田 博文 個性を活かすヘアメイクが支持され、広告や有名雑誌の仕事も手掛ける。トレンドカラーや質感にもこだわり、遊びを取り入れた「らしさ」を感じるスタイルに仕上げることで、熱い支持を受けているヘアメイクアップアーティスト。 HIROFUMI NAGATA HAIR STYLE 個性派ヘアスタイルランキング 1 生花の燐はトレンド満載のアイテム この画像ではスイートピーの生花を使用しているが、平たい装花がオススメ。燐を一枚一枚削いで顔専用のグルー(つけまつげ剤でも可)で顔にもかかる様に髪に貼っていく。かわいさを演出するなら、フレアな生花で動きを出すのが効果的。色のついたフレアな花なら、グラデーションが作りやすい。 2 ツインのツイスト編み下ろし。細リボン(10㎜程度)を絡み入れるのがポイント。 3 カチモリヘアは、毛先を遊ばせ動きを出すのがポイント。 顔周りに小花を張り付け、かわいらしく。裏面が平らな生花がオススメ。 ツインスタイルをアレンジしたヘア。髪色に合わせてリボンの質感やカラーを変えて。 冬らしくモヘアの毛糸を使ったツイン。ボリューミ―なドレスのヘアはタイトに。 トレンドのカチモリヘアだが、ねじねじを5つほどランダムするとより個性的に。 分け目をランダムに、リボンをドレスにかかるくらい長く垂らすのが今っぽい。 カチモリ+ひねりツイスト+複数リボン使いで辛めトレンド満載のヘアに。 ツインをベースにして毛先を左右上下に動かせると、トレンドヘアに変身。 HIROFUMI NAGATA HIT ITEM ネクスト小物・生花アイテムランキング 1 華奢な小花で背中をデコレーション。後ろ姿も美しく 顔からヘアー・ぱっくり開いた背中までにネギ科の花を曲線を描くように配置。シンプルなドレスも花をつける位置によって何通りもの魅せ方ができるので、前撮りや披露宴それぞれ変化を出しやすくオススメ。 2 上品な白花と対照的に長めにユキヤナギの枝を付けてオリエンタル風に。 3 ブーケを持たない手の方に小花をいれることで可憐なアクセントを。 多めのゴールドピンも耳に添わせるように面でつけると、ラグジュアリーに。 ロールヘアのアレンジ。チューリップを髪の毛で包み込んで今っぽく。 クルミボタンの様に演出できるボディパール。ECサイトで500円程度で購入可能。 グリーンをイヤーカフ風にすると一着でもガラッと雰囲気を変えることが可能。 カチモリ×三つ編み。お団子から編み下ろしスタイルは流行の予感。 長いリボン使いは2色使いで、すとんと落ちるコットン素材がオススメ。 生花でイヤーカフが時期トレンドに。アクセサリーを使わず今っぽく。 HIROFUMI NAGATA NEXT TREND ネクスト和装スタイル 「和すぎないヘアメイク」がトレンド 和装は洋装で使うようなイヤーカフやパールアクセサリーを使ったりと、和洋折衷で遊ぶのがのトレンド。ヘアはシニヨンだけではなく、お団子を重ねたり、カチモリヘアの進化版を取り入れたりするのが被りたくない人にオススメ。 RECOMMEND 長田 博文さんイチオシの美容アイテムをご紹介! JEWELRY 長田 博文さんセレクト今注目のブライダルジュエリーはこれ! HARRY WINSTONエメラルドカット・クラシック・リング HARRY WINSTONの婚約指輪はこちら Cartierエタンセル ドゥ カルティエ Cartierの婚約指輪はこちら Tiffany & Co.ティファニー ノヴォ™ クッションカット エンゲージメント リングパヴェ ダイヤモンド バンド Tiffany & Co.の婚約指輪はこちら HARRY WINSTONエメラルドカット・クラシック・リング HARRY WINSTONの婚約指輪はこちら Cartierエタンセル ドゥ カルティエ Cartierの婚約指輪はこちら Tiffany & Co.ティファニー ノヴォ™ クッションカット エンゲージメント リングパヴェ ダイヤモンド バンド Tiffany & Co.の婚約指輪はこちら 長田 博文さんと提携がある結婚式場はこちら ≫今の「結婚式トレンド」は? インタビュー記事はこちら EIJI TAKAHASHI PHOTO フォト 高橋 エイジ 写真家・沢渡 朔氏に師事。独立後は広告、ファッション、 ウエディング界隈で活躍し、maRthgraphyを立ち上げ。何気ない瞬間のカップルの魅力を引き出す感度の高いポートレートを得意とする。海外撮影にも同行するなど、オシャレなカップルから支持を受けている。 EIJI TAKAHASHI PHOTO STYLE ドラマティック構図ランキング 1 車を使うとゴージャスになる「新郎がお出迎え」ショット 横浜税関の出入り口付近。「車でお迎え」というのがコンセプト。車を大きく映しながら、建造物を背景にふたりを入れ込むと、美しくキレイな構図に。車好きにオススメなショットは新名所になる予感。 2 丸ノ内にて、スローシャッターで撮ると周りに動きが。 3 通称キムタクショット。場所は丸ノ内の横断歩道で。 周りをぼかしレンズの下に反射板を入れることで舞踏会のように。 国立博物館の表慶館の階段。黒白にするとアールデコ調に。 オープンカーの真上から撮影でドラマティックに。 ニューヨーク・タイムズスクエアの一角が新名所に。 赤坂迎賓館の表門。星空を加工で加えてドラマティックに。 ピントをサイドミラーのふたりに合わせ周りをぼかした一枚。 昭和記念公園。インパクトのある建造物との撮影が今っぽい。 EIJI TAKAHASHI PARIS SPOT パリオススメスポットランキング 1 スイートルームの美しいバルコニーでパリの眺めをひとり占め 有名なホテル・プラザアテネのスイートルーム。宿泊して交渉すれば、スイートルームでの撮影が可能との情報も。花と空とエッフェル塔をいれるとパリっぽい色合いに。 2 ルーブル美術館の夕日の光が美しい。アップ構図でドラマチックに。 3 凱旋門。建築物がシックなので、カラードレス等を指し色に。 シャングリ・ラ ホテル パリの披露宴会場で。(宿泊者限定) 定番のビル・アケム橋の下が新名所に。 人の入れ替えタイミングで。エッフェル塔横のメリーゴーランド。 リュクサンブール公園はチケットを購入すれば撮影自由な新名所。 ドラマ「エミリー・イン・パリス」に登場するカフェの前で。 アレクサンドル3世橋。ドラマチックなウエディングドレスで。 パリのカフェは大体の場所が撮影可能。小物を利かせて。 EIJI TAKAHASHI NEXT TREND 近代建築スポット 近代建築とふたりのドラマチックを楽しんで 東京体育館は「近未来感」が満載。撮影は夜がオススメであり、建物の横にふたりを立たせるのがベスト。「レインボーブリッジ」の下はまるで、アメリカの橋の下のよう。西日の時間帯がオススメ。 RECOMMEND 高橋 エイジさんが考えるカメラテクニックをご紹介! JEWELRY 高橋 エイジさんセレクト今注目のブライダルジュエリーはこれ! HARRY WINSTONエメラルドカット・クラシック・リング HARRY WINSTONの婚約指輪はこちら HARRY WINSTONクッションカット・マイクロパヴェ・リング HARRY WINSTONの婚約指輪はこちら Cartierバレリーナ Cartierの婚約指輪はこちら HARRY WINSTONエメラルドカット・クラシック・リング HARRY WINSTONの婚約指輪はこちら HARRY WINSTONクッションカット・マイクロパヴェ・リング HARRY WINSTONの婚約指輪はこちら Cartierバレリーナ Cartierの婚約指輪はこちら RINTARO UKON PHOTO フォト 右近 倫太郎 パレスホテル東京写真室にて勤務。すぐに予約の取れない人気フォトグラファーとなり独立。株式会社UKPHOTOGRAPHYを設立し、国内外問わず多方面からの撮影依頼を受けている。また、ワールドカップWPC2024にて日本一の称号「BEST OF NATHION」も獲得し、多方面にて活躍中。風景の色を一切加工しない彼のテクニックに特に注目。 RINTARO UKON URBAN SPOT 首都圏フォトスポットランキング 1 みんながあこがれる国立博物館で上質なワンショットを 国立博物館のエントランス。天井の窓から日の光が入り、中央の階段がダイナミックに見せてくれる絶好のフォトスポット。ドレスはできるだけ裾が長いほうが映える。シャッターを切る際、ベールをふわっと膨らますと、立体的な印象を作れる。 2 雨の東京駅、ふたりの少し後ろにライトを置くと幻想的な一枚に。 3 国立科学博物館のエントランスは天井のドームを入れた構図で。 明治生命記念館の前。ふんわりとしたドレスがオススメ。 寒色系ライトを新郎が持ち傘を発光。ビルとの暖色対比を楽しんで。 国立博物館。レンズの下に反射板を置いて水辺に浮かぶように。 和田倉噴水公園。晴れた夕暮れだとこのような写真が撮影可能。 東京博物館。ランタン越しに撮影したドラマチックな一枚。 横浜の大さん橋。ふたりの後部にライトを置いて夜景との対比を工夫。 東京国立博物館の表慶館。アーチが西洋的な上、日光の入り方が絶妙。 RINTARO UKON JAPAN PHOTO SPOT 全国フォトスポットランキング 1 海外に行かずとも、ワンランク上の上級ショットに 佐賀の有田ポーセリングパークはドイツの宮殿をそのまま移築した建物。貸し切りもできるので贅沢な撮影が可能だ。皇室のようなショットが撮れるスポットであり、ウエディングには最適。行くならば、レンタカーもしくはタクシーがオススメ。 2 福井・敦賀の水晶浜。水質がリゾートに似て、沖縄のようなショットが撮れる。 3 大阪市中央公会堂は、建物内の美しいステンドグラス窓が印象的。 大阪府立中之島図書館。外観もお洒落だが、階段が長く裾長ドレスが合う。 有田ポーセリングパークの内部の吹き抜け上部からの構図もオススメ。 宮古島の海は透明度が高く、水中カメラを半分入れて美しいショットに。 アウトドア好きにはたまらない長野・上高地。青空をメインにして。 敦賀の赤レンガ倉庫も映えスポット。サイド、足元からライトで照らして。 横須賀にある荒崎海岸。海外っぽいロケーションなら岩肌が見えるここは外せない。 宮古島の星空は7月の七夕時期がベスト。空気が澄み渡り星空がしっかり映る。 RINTARO UKON NEXT TREND ドラマチックテクニック プロのテクニックを活用してトレンドショットを 水中の場合、できるだけ動かないようにするのがベスト。水の色は水質により変わるので、できるだけクリアに見せるライトを入れるのがオススメ。雨のショットはライトを新郎新婦から離してしまうと雨が滝のようになってしまうので距離感覚に注意して。 RECOMMEND 右近 倫太郎さんイチオシのパリスポットを一気にご紹介! JEWELRY 右近 倫太郎さんセレクト今注目のブライダルジュエリーはこれ! HARRY WINSTONラウンド・クラシック・リング HARRY WINSTONの婚約指輪はこちら HARRY WINSTONラウンド・マイクロパヴェ・リング HARRY WINSTONの婚約指輪はこちら Cartierソリテール 1895 Cartierの婚約指輪はこちら HARRY WINSTONラウンド・クラシック・リング HARRY WINSTONの婚約指輪はこちら HARRY WINSTONラウンド・マイクロパヴェ・リング HARRY WINSTONの婚約指輪はこちら Cartierソリテール 1895 Cartierの婚約指輪はこちら AYUKA MATSUMOTO DRESS ドレス 松本亜佑香 ウェブサイト「martha stewart weddings japan」エディター・アット・ラージ。毎年世界各地のfashionweekに参加し、ウエディングドレスの最新情報を発信。ほかにも、エディターとして日米のメディアでファッション&ブライダルの記事執筆や、ウエディングドレスの新ブランド発掘に携わる。 AYUKA MATSUMOTO DRESS トレンドドレスランキング 1 ロマンチックなドレスで夢のような時間を GIAMBATTISTA VALLIのドレス。パリオートクチュールでしか出会えないGBVによる待望のブライダルライン。ロマンティックなデザインと上質なファブリックのまさに夢のようなドレス。THE TREAT DRESSINGで取り扱い中。 2 STEPHANE ROLLAND。見る者を一目で魅了するファン待望のウエディングライン。 3 ELLY SOFOCLI。腰からボリュームアップする独特のラインや極上の生地は唯一無二。 DANIELLE FRANKELの最新ドレスは、光沢が美しく、可憐に見せてくれる。 ANDREW KWON。胸元のセクシーなシースルーデザインが都会的かつ洗練されたドレス。 OSCAR DE LA RENTA。大胆なレザーカットのデザインで右に出るものなし。 Viktor & Rolf Mariageの最新作はパンツスタイルで。胸元の大胆に置かれたモチーフが個性を引き出す。 THE 2ND SKIN CO。シースルーの上に大胆にあしらわれた大きなリボンが特徴的。 FRANCESCA MIRANDAの最新ドレスはロングスリーブに大胆にも脚を見せるセクシーなデザイン。 GEORGES HOBEIKAのドレスは、親族ウケ間違いなしの上質なデザインがそろっている。 AYUKA MATSUMOTO NEXT TREND ネクストブランド ウエディングドレス界隈で今大注目のANDREW KWON コリアンアメリカンであり、韓国政府が一目置く存在でもある。政財界の要人やセレブリティのドレスオーダーも受けており、これからが楽しみなデザイナーのひとり。彼がデザインするドレスはどれも新鋭的でありそうでなかった都会的で洗練されたドレスは今期編集部も大注目。日本では、唯一ドレスモアで取り扱いがスタート。 RECOMMEND 松本 亜佑香さんイチオシのトレンドウエディングアイテムをご紹介! JEWELRY 松本 亜佑香さんセレクト今注目のブライダルジュエリーはこれ! Cartierカルティエ デスティネ Cartierの婚約指輪はこちら BOUCHERONキャトル ラディ
ふたりの物語に、特別な輝きを。 ベストイシダが提案する 新しいウエディングジュエリー【PR】提供:株式会社ベスト販売 結婚指輪やウエディングジュエリー選びで「人と同じじゃつまらない」「もっと自分たちらしいものを選びたい」——そんなふたりにこそ知ってほしいのが、 ISHIDA表参道のセレクトジュエリー。 王道だけじゃない、確かなセンスとストーリーを持つ“知る人ぞ知る”ブランドたちが、ふたりの未来に寄り添う特別な輝きを届けてくれます。 INDEX ■実際に見て試着できる! イベント情報■世界にひとつの、オーダーメイドリング。 acredo(アクレード)■ふたりの未来に寄り添う、イタリアンエレガンス。 FOPE(フォッペ)■芸術の都フィレンツェから届く、感性を纏うジュエリー。 ANNAMARIA CAMMILLI(アンナマリアカミリ)■取扱店舗情報 【2025年8月31日(日)開催】 腕時計やacredoのリングが試着できる ウエディングイベント 2025年8月31日(日)、ホテル インターコンチネンタル 東京ベイにて、人気ジュエリーブランドが集結するウエディングイベントを開催。腕時計やacredoのリングを実際に手に取り、試着しながらふたりでじっくりご相談いただけます。骨格・カラー・肌診断の無料体験や、ウエディングフォトの相談コーナーも充実。来場特典に加え、豪華賞品が当たる抽選会も実施。ふたりの未来にふさわしいジュエリーと出会える、上質なひとときをぜひご体感ください。 イベント予約はこちら 世界にひとつの、オーダーメイドリング。 acredo(アクレード) ドイツ・プフォルツハイムに本拠を構えるacredo(アクレード)は、世界にひとつだけのブライダルジュエリーを叶える、オーダーメイドリング専門のブランド。熟練のクラフトマンシップと最先端技術を融合させ、ふたりの想いをかたちにする唯一無二のリングを生み出します。デザイン、素材、仕上げに至るまで細部にこだわり、約2万通り以上の組み合わせから理想のスタイルを創造可能。自由な刻印とドイツならではの精緻なものづくりで人生の節目にふさわしい気品ある美しさが宿るジュエリーは、ふたりの物語を永遠に輝かせます。 acredo(アクレード)の商品一覧 ISHIDA表参道で実際に acredo(アクレード)のジュエリーを体感する 来店予約はこちら ふたりの未来に寄り添う、イタリアンエレガンス。 FOPE(フォッペ) 1929年にイタリア・ヴィチェンツァで創業したFOPE(フォッペ)は、伝統と革新を融合させたラグジュアリージュエリーブランド。ゴールドジュエリーの名門として知られ、独自の技術と洗練されたデザインで、世界中のファッショニスタを魅了しています。ブランドの象徴であるしなやかなチェーンや、ミニマルでありながら存在感のあるフォルムは、日常にも特別な瞬間にも自然に寄り添い、ふたりの絆をさりげなく彩ります。人生の節目にふさわしい気品と自由な美しさを備えたFOPEのジュエリーは、ブライダルシーンに新しい選択肢をもたらし、ふたりらしいスタイルを叶えます。 FOPE(フォッペ)の商品一覧 ISHIDA表参道で実際に FOPE(フォッペ)のジュエリーを体感する 来店予約はこちら 芸術の都フィレンツェから届く、感性を纏うジュエリー。 ANNAMARIA CAMMILLI(アンナマリアカミリ) ANNAMARIA CAMMILLI(アンナマリアカミリ)は、画家であり彫刻家でもあるアンナマリア・カミリが1983年に創設したジュエリーブランド。芸術的な感性と金細工師の熟練技術が融合したジュエリーは、まるで彫刻のような立体美と、ベルベットのように柔らかな質感を持つ独自のゴールドカラーで、見る人の心を惹きつけます。繊細なフォルムと深みのある色彩が織りなすその輝きは、まさに“身に纏うアート”。ふたりの人生の節目にふさわしい気品と個性を宿し、ブライダルシーンにおいても、記憶に残る美しさを添えてくれるでしょう。身に着けるたびに、フィレンツェの空気と芸術の息吹を感じられる、唯一無二のラグジュアリージュエリーです。 ブランド取り扱い店舗 ISHIDA表参道 原宿・表参道の中心、神宮前交差点から歩いて3分の位置にあるISHIDA表参道。広々としたエントランスとシックなバーカウンターの佇まいで、上質リゾートに訪れたような体験が楽しめる。店内はワンフロアでバリアフリーなので、地上の喧騒に疲れたらISHIDA表参道でぜひリフレッシュしてみては。 店舗情報 住所 東京都渋谷区神宮前4-25-15 B1F 営業時間 12:00 ~ 19:30 平日/12:00~19:30 土・日・祝祭日/11:00~20:00 TEL 03-5785-3600 アクセス情報 地下鉄「明治神宮前駅」5番出口より徒歩3分「表参道駅」A2出口より徒歩3分・JR「原宿駅」より徒歩6分 実際にジュエリーを体感する 来店予約はこちら
大人の街・銀座に新スポットが続々と! プロポーズに最適な4スタイル伝統ある老舗やハイブランドショップが建ち並び、年齢層高めの街として知られていた銀座。ところがここ数年は、インバウンドが多く訪れることもあり、新スポットが続々登場! 20~30代のカップルにも人気の、新旧の魅力を併せ持つ街としてすっかりおなじみに。そんな今、銀座でプロポーズをするなら、上質な本物と旬のモードをミックスしたプランがおすすめ。ここでは話題のスポットからアップデートを続けるホテル・ショップまで、4スタイルをレコメンド。 INDEX ■最旬ショップがそろうスポットはデートに最適■ホスピタリティ抜群のハイクラスなホテルでプロポーズ■きらめく夜景を見下ろせる、リュクスなレストランでプロポーズ■感性が潤う、大人のためのアートスポット 最旬ショップがそろうスポットはデートに最適 まずは銀座の目抜き通り(銀座中央通り)に面して建つ「ギンザ シックス」。銀座エリア最大の商業施設で、ハイブランドはもちろん、ヴァン クリーフ&アーペルやカルティエ、ブルガリ、ティファニー、ショーメと、ハイジュエリーも集結! 2021年にはショップやレストランの大幅入れ替えがあり、指輪の購入から大切な食事、パートナーの家族への手土産まで、旬のテイストを外さず手に入れられるスポットとしての存在感は健在。ギャラリー併設の「銀座 蔦屋書店」でこだわりの雑貨をチェックすれば、新生活に向けたイメージもはかどりそう。 ≫生まれ変わった「ティファニー 銀座本店」へ! ニューヨーク本店のエッセンスを散りばめたラグジュアリー空間を堪能 有楽町駅から徒歩4分の「東急プラザ銀座」は、雑貨やコスメのほかレストランも充実。無料で使える屋上テラスもあるので、リラックスしてデートをスタートさせたい人はこちらへ。 また、「東京ミッドタウン日比谷」は、皇居寄りの日比谷に立地。こちらもトレンド感あるショップやグルメが楽しめるほか、シネコンも入っているので映画デートに最適。 ちなみに3ヶ所とも、地下鉄銀座駅から伸びるコンコースで行き来できるのが◎。オケージョンな装いでも、急な悪天候に慌てないで済むのが嬉しい。 ≫ハイブランドの結婚・婚約指輪はどこで買う? 路面店と百貨店のメリット・デメリット ≫地図から探せる! 銀座エリアの結婚指輪・婚約指輪ショップマップ ホスピタリティ抜群のハイクラスなホテルでプロポーズ 帝国ホテル 東京 日比谷の地で130年以上、国内外の要人や著名人をもてなしてきた「帝国ホテル 東京」。一歩足を踏み入れると、華やかながらも心地よい安心感で満たされるのは、ホテルマンたちの高いホスピタリティのため。フランス料理「レ セゾン」などレストランはもちろん、広々としたロビーで待ち合せをしたり、オーセンティックなバーで語らったりと、プロポーズのために多彩に使えるのが魅力。 外資ならではのスマート&ラグジュアリーなサービスで人気なのは、「ザ・ペニンシュラ東京」。モダンな館内に加え、スパやフィットネスセンターも完備されているのが特徴。 さらに、2023年4月にオープンしたばかりの「ブルガリ ホテル 東京」も、地下鉄銀座一丁目駅から徒歩圏内。ミシュラン三ツ星のシェフが監修するレストランや、40階に位置するスパ、コンテンポラリーモダンな館内などは、ブルガリブランドの真髄を伝えて大人のラグジュアリーを体現。ぜひチェックを。 ≫TOP of TOP ― 最高にラグジュアリーなジュエリーメゾンと至高の結婚式場特集はこちら ≫銀座・東京駅周辺の結婚式が叶うホテル一覧をチェックする きらめく夜景を見下ろせる、リュクスなレストランでプロポーズ 銀座はハイブランドが提供するレストランも点在。ジュエリーのフロアで指輪を見てから、別フロアのレストランでディナー、というスタイルも人気だ。 「ベージュ アラン・デュカス 東京」は、シャネル銀座ビルディングの10階にある、ミシュラン二ツ星のフレンチレストラン。2023年4月にリニューアルした店内は、ベージュトーンで統一されたリラックス感あるしつらえ。素材本来の味を生かしたコンテンポラリーフレンチときらめく夜景が、プロポーズをドラマティックに盛り上げる。 イタリアン派のふたりには、ブルガリ銀座タワーにある「イル・リストランテ ルカ・ファンティン」がおすすめ。伝統料理を現代的に解釈した料理は、洗練されているが堅苦しくないのが嬉しい。店内は天井が高いシックな雰囲気で、プロポーズの場としてもピッタリ。最上階の野外テラス「ラ・テラッツァ ドン ペリニヨン ラウンジ」では、シャンパンを楽しんで。 銀座・並木通りにある「グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウ」も、伝統的なイタリア料理を大切にしつつ、自由な発想で人気のレストラン。併設のルーフトップテラスとバーでアペリティーヴォをいただけば、パートナーも自然と笑みがこぼれるはず。 他にも、東京交通会館の最上階に位置し、有楽町の夜景が見渡せる「銀座スカイラウンジ」(東京會舘の運営)や、天井まである窓の向こうに和光の時計台など夜の街並みが広がる「リストランテ ポルトファーロ」など、夜景が楽しめるレストランはいっぱい。デートプランに応じて使い分けて。 ≫「レストラン」vs「ホテル」 プロポーズはどっちでする? 迷ったらメリット・デメリットを事前にチェック 感性が潤う、大人のためのアートスポット カルチャーの発信地でもある銀座は、映画館や劇場、アートスポットも多数。大型シネコンのほか、「シネスイッチ銀座」や「ヒューマントラストシネマ有楽町」など、欧米の秀作にこだわって上映する小規模な映画館も。さらに「帝国劇場」「日生劇場」「東京宝塚劇場」「歌舞伎座」など、華やかな舞台を見せてくれる劇場が集まっているので、エンタメ好きなパートナーなら、テンションが上がること請け合い。 また、銀座は画廊やアートギャラリーが密集しているのも特徴。お値段的に手の届く作品も意外とあるので、気に入ったらキュレーターに声をかけてみて。 一方、アミューズメントとしてカップルに人気なのは、「銀座三越」新館にある「アートアクアリウム美術館 GINZA」と、有楽町マリオン9階の「コニカミノルタ プラネタリアTOKYO」。デジタルアートと日本美術の融合を楽しめる「アートアクアリウム」は、フォトスポットもあるので大切な日の思い出に。一方の「プラネタリア」は、デートに人気の“プラネタリウム”の進化版。アーティストとのコラボ作品やアロマを取り入れたプログラムをペアシートで楽しめば、ロマンティックなひとときを共有できる。 感度の高い人たちが集う街「銀座」でプロポーズをして、パートナーと忘れられぬ時間を過ごしてみては。 ≫プロポーズ前に知っておきたい、婚約指輪の選び方と基礎知識。ダイヤモンドやデザインはどう選ぶのが正解か?【PR】
Cartier(カルティエ) トリニティ ドゥ カルティエ リング|名品図鑑|ハイブランドの結婚指輪・婚約指輪 マイナビウエディング プレミアムジュエリーブランド 伝説のジュエリーに彩られた世界のラグジュアリーブランド「カルティエ(Cartier)」。美しい「カルティエ(Cartier)」のレッドボックスの中に収められたジュエリーは、世界中の女性の喜びと幸せの証。 商品紹介 トリニティ ドゥ カルティエ リング カルティエの代表作のひとつ、「トリニティ ドゥ カルティエ(Trinity de Cartier)」。3つのリングと3色のゴールド……ホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールドが絡み合い、美しく融合するリングです。ピンクは愛を、イエローは忠誠を、ホワイトが友情と、3つのゴールドはそれぞれに意味を持ち、結婚指輪として選ぶカップルも多く、絶大な人気を集めています。1924年にこのデザインが誕生して以来、「トリニティ ドゥ カルティエ」は、カルティエ(Cartier)のジュエリーコレクションの中でも不動の人気を誇るジュエリーのひとつとなり、今でも少しずつ形を変えながら、リング、ブレスレット、イヤリング、ネックレスとシリーズを拡大しています。多くの著名人やセレブリティを虜にしてきたカルティエですが、なかでもフランスの芸術家ジャン・コクトーは、トリニティのリングを1本の指に2つはめるという独創的な着け方を提案し、パリの社交界で「トリニティ ドゥ カルティエ」が流行するきっかけとなりました。スリーカラーのゴールドはシンプルでありながら、ボリュームのあるデザインが、身につける人の自由なセンスを引き出してくれます。自らの存在価値がいままで以上に問われるようになった今日、「トリニティ ドゥ カルティエ」は、それを身に着ける唯一無二の自分自身を象徴するジュエリーとして、さらに多くの人々の心を捉えて離しません。フォトクレジット:© Cartierお問合せ:カルティエ カスタマー サービスセンター 0120-301-757、www.cartier.jp >Cartier(カルティエ)の結婚指輪を全て見る このブランドの他のアイテムを見る "LOVE" コレクション リング ブランド一覧 ブシュロン(BOUCHERON)の創業は1858年。パリ・ヴァンドーム広場に本店を構えた最初のジュエラーであるブシュロン(BOUCHERON)は、宝石の魅力を引き出す卓越した技術をもつ老舗メゾンです。 キャトル クラシック 1884年の創業以来、大胆でいてグラマラスな独特のスタイルをキープし続けるブルガリ(BVLGARI)。「ブルガリ(BVLGARI)スタイル」とも称される高いファッション性が、世界中の人々を魅了しています。 ブルガリ 伝説のジュエリーに彩られた世界のラグジュアリーブランド「カルティエ(Cartier)」。美しい「カルティエ(Cartier)」のレッドボックスの中に収められたジュエリーは、世界中の女性の喜びと幸せの証。 トリニティ ドゥ カルティエ リング 1910年に創業以来、ファッション界の歴史を塗り替え続けるシャネル(CHANEL)。1932年に、ガブリエル シャネルが初のジュエリー コレクションを発表。その魅力は、ブライダルジュエリーにも受け継がれています。 ココ クラッシュ(エンゲージメント リング) ナポレオン皇帝を始めとする、ヨーロッパ各国の皇室御用達ジュエラーとしても知られているショーメ(CHAUMET)。1780年の創立以来、伝統とコンテンポラリーな創造性が世界の女性の心を惹きつけてやみません。 ジョゼフィーヌ エクラリング スイスを代表するハイジュエラー、ショパール(Chopard)は1860年に時計工房として誕生。精巧な高級時計の製造で培った高度な技術から生み出されるモダンで大胆なジュエリーが審美眼ある女性たちを魅了。 アイスキューブ オールハンドメイドの着け心地の良さと洗練されたデザインで知られるダミアーニ(DAMIANI)。宝飾デザインコンテストの最高峰「ダイヤモンド・インターナショナル賞」を18回受賞するなど、多くのセレブリティに支持されています。 ボッチョーロ 130年以上の歴史を持つダイヤモンドエキスパート「デビアス グループ」から誕生したデビアス フォーエバーマーク(DE BEERS FOREVERMARK)。選び抜かれた希少なダイヤモンドの輝きが、世界中の女性を虜にしています。 デビアス フォーエバーマーク エターナル コレクション™ソリティア プレーン リング 「21世紀のキング オブ ダイヤモンド」と称されるローレンス・グラフ氏が、1960年に創業したGRAFF(グラフ)。大粒で極上のダイヤモンドのみを扱うブランドの姿勢が、世界中のセレブリティから熱い支持を集めています。 ザ グラフ プロミス 1世紀近く前のグッチ(GUCCI)創設以来受け継がれるエレガントなデザインと、トスカーナの職人たちが支える最高級のクオリティ。グッチ(GUCCI)は時代のファッショニスタたちが常に注目する、ハイブランドです。 LINK TO LOVEソリテール リング アメリカが誇るラグジュアリーブランド、ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)。その選び抜かれたダイヤモンドに宿るタイムレスな美しい輝きに、ときめき、あこがれ、心を奪われる女性たちが多数。 エメラルドカット・トリスト・リング エレガントなデザインと高い機能性で老若男女問わず支持されているLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)。ジュエリーにも1959年に発表されたモノグラムをはじめとするブランドの象徴が織り込まれています。 ソリテール アルダント ルイ・ヴィトンカット ダイヤモンド 日本を代表するハイジュエラー MIKIMOTO(ミキモト)。「世界中の女性を真珠で飾りたい」と願い続け、一世紀以上の歳月を美のために捧げてきたMIKIMOTO(ミキモト)の夢はさらに広がります。 Fortune Leaves CollectionPR-1434U スイスの高級時計ブランドとして知られるピアジェ(Piaget)は、緻密でいて創造性に満ちたジュエリーのクリエイションでも人気。エンゲージメントリング(婚約指輪)もエレガントで華やかなデザインが豊富に揃います。 ピアジェ パッション イタリア・ミラノに拠点を置くポメラート(POMELLATO)。金細工の卓越した職人技を背景に、上質でファッション性の高いジュエリーを作り続けいているブランドです。ヌード(Nudo)などヒットコレクションも多数。 ヌード ソリテール タサキ(TASAKI)は日本で唯一、ダイヤモンドの「サイトホルダー」資格を持つプレミアムジュエラー。運命のエンゲージメントリング(婚約指輪)にふさわしいハイクオリティなダイヤモンドが揃います。 ピアチェーレ ソリティアエンゲージメント リング アメリカを代表するハイジュエラー、ティファニー(Tiffany & Co.)。清楚な白いリボンが結ばれたティファニー(Tiffany & Co.)のブルー ボックスに包まれたジュエリーは女性たちの憧れ。 ティファニー セッティングエンゲージメントリング 愛の物語から誕生したメゾン、ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)。花や鳥、蝶など自然をモチーフにしたフェミニンなデザインと高品質なジュエリーは、今も昔も多くの女性たちを虜にしています。 フリヴォル リング
Cartier(カルティエ) LOVE コレクション リング|名品図鑑|ハイブランドの結婚指輪・婚約指輪 マイナビウエディング プレミアムジュエリーブランド 世界中の王室を華々しく魅了する「カルティエ(Cartier)」。たぐいまれなジュエリークリエーションを遂げる「カルティエ(Cartier)」のエレガンスをこよなく愛する人々から熱い支持を獲得しています。 商品紹介 "LOVE" コレクション リング 1970年代に誕生したカルティエ(Cartier)の"LOVE"コレクション。愛する人の手首をスクリュードライバーで開閉することで、ふたりだけの愛をジュエリーに封じ込めてきた「ラブ ブレスレット」の存在感は絶大。「ラブ ブレスレット」は、信頼するパートナーの手を借りなければ、外すことも、身につけることもできないというデザインの特性が話題を集めました。多くのハリウッドスターたちからも愛されてきたジュエリー「ラブ ブレスレット」のフィロソフィーをそのまま受け継ぐリングがカルティエ(Cartier)の「ラブ リング」です。指にぴったりと寄り添うフラットなリングに、グラフィカルなビスモチーフがあしらわれた斬新なデザインは、「ラブ ブレスレット」の刺激的な世界観をそのまま表現。「ラブ リング」のデザインのポイントでもあるビスモチーフは、愛の融合と強い絆を象徴するロマンティックなアイコンとなり、結婚指輪に選ぶカップルが多いこともうなずけます。その独特で深い愛情を象徴するデザインに込められたストーリーは、結婚指輪にはもちろん、カップルのペアリングとしても最適。ストーリー性のある結婚指輪を求めるおふたりにおすすめのリングです。発売以降、「ラブ リング」は、2人の愛の証として世界中の恋人たちに愛され続けるカルティエ(Cartier)の定番となっています。また、"LOVE"コレクションは、ブレスレットやリング以外に、ネックレスとイヤリングも展開。結婚記念日や誕生日、出産のお祝いなどにひとつずつコレクションしても素敵です。フォトクレジット:Vincent Wulveryck © Cartier お問合せ:カルティエ カスタマー サービスセンター 0120-301-757、www.cartier.jp >Cartier(カルティエ)の結婚指輪を全て見る このブランドの他のアイテムを見る トリニティ ドゥ カルティエ リング ブランド一覧 ブシュロン(BOUCHERON)の創業は1858年。パリ・ヴァンドーム広場に本店を構えた最初のジュエラーであるブシュロン(BOUCHERON)は、宝石の魅力を引き出す卓越した技術をもつ老舗メゾンです。 キャトル クラシック 1884年の創業以来、大胆でいてグラマラスな独特のスタイルをキープし続けるブルガリ(BVLGARI)。「ブルガリ(BVLGARI)スタイル」とも称される高いファッション性が、世界中の人々を魅了しています。 ブルガリ 伝説のジュエリーに彩られた世界のラグジュアリーブランド「カルティエ(Cartier)」。美しい「カルティエ(Cartier)」のレッドボックスの中に収められたジュエリーは、世界中の女性の喜びと幸せの証。 トリニティ ドゥ カルティエ リング 1910年に創業以来、ファッション界の歴史を塗り替え続けるシャネル(CHANEL)。1932年に、ガブリエル シャネルが初のジュエリー コレクションを発表。その魅力は、ブライダルジュエリーにも受け継がれています。 ココ クラッシュ(エンゲージメント リング) ナポレオン皇帝を始めとする、ヨーロッパ各国の皇室御用達ジュエラーとしても知られているショーメ(CHAUMET)。1780年の創立以来、伝統とコンテンポラリーな創造性が世界の女性の心を惹きつけてやみません。 ジョゼフィーヌ エクラリング スイスを代表するハイジュエラー、ショパール(Chopard)は1860年に時計工房として誕生。精巧な高級時計の製造で培った高度な技術から生み出されるモダンで大胆なジュエリーが審美眼ある女性たちを魅了。 アイスキューブ オールハンドメイドの着け心地の良さと洗練されたデザインで知られるダミアーニ(DAMIANI)。宝飾デザインコンテストの最高峰「ダイヤモンド・インターナショナル賞」を18回受賞するなど、多くのセレブリティに支持されています。 ボッチョーロ 130年以上の歴史を持つダイヤモンドエキスパート「デビアス グループ」から誕生したデビアス フォーエバーマーク(DE BEERS FOREVERMARK)。選び抜かれた希少なダイヤモンドの輝きが、世界中の女性を虜にしています。 デビアス フォーエバーマーク エターナル コレクション™ソリティア プレーン リング 「21世紀のキング オブ ダイヤモンド」と称されるローレンス・グラフ氏が、1960年に創業したGRAFF(グラフ)。大粒で極上のダイヤモンドのみを扱うブランドの姿勢が、世界中のセレブリティから熱い支持を集めています。 ザ グラフ プロミス 1世紀近く前のグッチ(GUCCI)創設以来受け継がれるエレガントなデザインと、トスカーナの職人たちが支える最高級のクオリティ。グッチ(GUCCI)は時代のファッショニスタたちが常に注目する、ハイブランドです。 LINK TO LOVEソリテール リング アメリカが誇るラグジュアリーブランド、ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)。その選び抜かれたダイヤモンドに宿るタイムレスな美しい輝きに、ときめき、あこがれ、心を奪われる女性たちが多数。 エメラルドカット・トリスト・リング エレガントなデザインと高い機能性で老若男女問わず支持されているLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)。ジュエリーにも1959年に発表されたモノグラムをはじめとするブランドの象徴が織り込まれています。 ソリテール アルダント ルイ・ヴィトンカット ダイヤモンド 日本を代表するハイジュエラー MIKIMOTO(ミキモト)。「世界中の女性を真珠で飾りたい」と願い続け、一世紀以上の歳月を美のために捧げてきたMIKIMOTO(ミキモト)の夢はさらに広がります。 Fortune Leaves CollectionPR-1434U スイスの高級時計ブランドとして知られるピアジェ(Piaget)は、緻密でいて創造性に満ちたジュエリーのクリエイションでも人気。エンゲージメントリング(婚約指輪)もエレガントで華やかなデザインが豊富に揃います。 ピアジェ パッション イタリア・ミラノに拠点を置くポメラート(POMELLATO)。金細工の卓越した職人技を背景に、上質でファッション性の高いジュエリーを作り続けいているブランドです。ヌード(Nudo)などヒットコレクションも多数。 ヌード ソリテール タサキ(TASAKI)は日本で唯一、ダイヤモンドの「サイトホルダー」資格を持つプレミアムジュエラー。運命のエンゲージメントリング(婚約指輪)にふさわしいハイクオリティなダイヤモンドが揃います。 ピアチェーレ ソリティアエンゲージメント リング アメリカを代表するハイジュエラー、ティファニー(Tiffany & Co.)。清楚な白いリボンが結ばれたティファニー(Tiffany & Co.)のブルー ボックスに包まれたジュエリーは女性たちの憧れ。 ティファニー セッティングエンゲージメントリング 愛の物語から誕生したメゾン、ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)。花や鳥、蝶など自然をモチーフにしたフェミニンなデザインと高品質なジュエリーは、今も昔も多くの女性たちを虜にしています。 フリヴォル リング
【PREMIUM CREATORS/飯島智子】八芳園の進化系衣裳室ブランド「The Bridal Boutique KOTOHOGI by HAPPO-EN」、 五感で体験する究極のウエディング空間とは?日本の美意識が息づく専門式場としての歴史を積み重ねてきた八芳園。2025年秋のグランドオープンを機に、「日本の、美意識の凝縮」をコンセプトとし、さらなる魅力の進化を目指している。 今回は、新しいバンケットやチャペルのお披露目に先駆け2025年3月1日にオープンした、「KOTOHOGI」を紹介。プロデュースを手がけたのは、プレミアムクリエイターズの飯島智子さんだ。 インポートドレス、オリジナルドレス、さらには現代風に再解釈された和装が一堂に会する「KOTOHOGI」の空間。視覚・触覚・嗅覚といった五感での体験を楽しめ、その根底にある八芳園の新たなビジョンも感じることができる。そんな「KOTOHOGI」への想いや今後の展望について、飯島さんに伺った。 INDEX ■ 飯島さんが手がける衣裳セレクト、そのこだわりとは? ■オリジナルの和装は、匠の技とモダンな感性の融合 ■八芳園の新コンセプトを体感できる空間、「KOTOHOGI」 ■ これからの「KOTOHOGI」、これからのウエディング 飯島さんが手がける衣裳セレクト、そのこだわりとは? PREMIUM編集部(以下、編集部):「KOTOHOGI」のオープン、おめでとうございます! 構想の段階からさまざまお話を伺っていたので編集部としても大変感慨深いです。 まずは読者の皆さんが一番気になられているであろう、衣裳ラインナップについて聞かせてください。 飯島智子さん(以下、飯島さん):ありがとうございます! 以前からPREMIUM CREATORSでお話をさせていただいていた構想を、こうして、実際に形として皆さまに見ていただくことができて、私自身もとてもうれしいです。 八芳園には本当に幅広いお客様層がいらっしゃいます。そのお客さまたちに向け、”どんなかたでもぴったりの衣裳に出会っていただけるよう”なセレクトを目指しました。 「The Bridal Boutique KOTOHOGI by HAPPO-EN」では、海外から厳選した洗練されたインポートドレスや今注目の韓国ブランド、そしてこれまでになかったデザインのオリジナルドレスなど、幅広いテイストのドレスを取り揃えています。 インポートに関しては毎シーズンのニューヨークブライダルウィークなどへ出向いて、私自身の目と感覚でセレクトをさせていただいています。セレクト基準は、八芳園のブランドコンセプトにマッチするストーリーがあるドレスたち。デザインはもちろん、デザイナーの思いも感じ取りながら毎回セレクトをしています。 また、約60種類あるオリジナルドレスは、八芳園の伝統美と新しい時代の感性を両立させるために、私自身がデザイン監修をさせていただきました。 オリジナルの和装は、匠の技とモダンな感性の融合 編集部 :和装についても新たな取り組みがあったと伺いましたが、どのような工夫をされているのでしょうか? 飯島さん:八芳園の歴史ある庭園には、和装がとても似合います。私自身も、そして八芳園のスタッフたち全員が、たくさんの職人のかたの匠の技が詰まったお着物をぜひ多くのかたに着ていただきたいと強く思っています。 そんなお着物への熱い思いから、八芳園ならではの、ここでしか出会えないオリジナルの和装を作ろうということになったんですね。 八芳園の持つ物語を色柄に生かしたり、伝統の意匠をモダンにアップデートしたり。確かな職人技をベースに、新しく生まれる八芳園のコンセプトもそこに盛り込みました。 編集部:お着物を拝見したのですが、伝統や格を大切しながらも、現代のライフスタイルにマッチするクリエイティブなデザインだと感じました。 飯島さん:ありがとうございます! 衣裳だけでなく、「KOTOHOGI」という空間も、伝統的な和の美しさと今の気分のセンスの融合を具現化する方向でディレクションさせていただいたんです。 八芳園の新コンセプトを体感できる空間、「KOTOHOGI」 編集部:改めて「KOTOHOGI」とは、どんな衣裳室なのでしょうか? 飯島:“KOTOHOGI”という名前は、祝いの言葉「ことほぎ」に由来していて、人生の特別な瞬間を華やかに彩る意味が込められています。 「KOTOHOGI」は、ただ衣裳が並ぶ展示スペースではなく、実際にその空間に入った瞬間、ここにしかない雰囲気をこころで 感じてもらえる衣裳室にしたいと思ったんですね。 衣裳室というと一般的には「洋」のイメージが浮かぶと思うのですが、「KOTOHOGI」では和の要素をベースにしたアートな空間デザインをミックスさせています。 例えば、和紙を使った柔らかな光の演出は、八芳園でお付き合いのある若い和紙職人WAVE様にお願いしたもの。 お客様から大理石のような高級感があるという言葉をいただきました。 ショップのフロントを飾る西陣織のタペストリーは、数々のラグジュアリーブランドとコラボレーションされているHOSOOさんにお願いしました。 また、ショップの音楽は、八芳園のお庭で音を録音し、鳥の囀りや風で木々が擦れ合う空気感を感じていただけるように、SOUND COUTURE様に音楽を創っていただきました。 そして、店内に漂う香りもオリジナルなんです。八芳園を象徴する松のアロマを入れていただいてTOMOKO SAITO AROMATIQUE STUDIOさんに調香していただきました。 編集部:入ったとたんにものすごく落ち着く贅沢な香りに癒されました! まさに五感に訴える衣裳室ですね。 飯島さん:店内の壁は、八芳園の土を練り込んで作っているんです。八芳園の歴史や思いを受け継ぎながら未来を感じていただく場所であるというストーリーを店内に散りばめています。 この店舗作りが最高の形で完成したのは、八芳園が長い歴史の中で培った職人のかたがたとのネットワークがあったからこそなんです。歴史に裏打ちされた伝統と、新しい感性がしっかりと結びついた場所になりました。 来店されたお客様からは、美術館のようという評価もいただきましたし、今までの衣裳室とはまるで違う贅沢な空間というお誉めの言葉もいただきました。 これからの「KOTOHOGI」、これからのウエディング 編集部:最後に、これからの「KOTOHOGI」としての展望をお聞かせください。 飯島さん:「KOTOHOGI」は、今後も常に進化し続ける空間でありたいと思っています。八芳園の伝統美を大切にしながらも、現代の新しい感性を積極的に取り入れ、国内外のお客様に”ここでしか味わえない体験”を提供し続けていきたいですね。 職人さんとの対話を重ねながら、常に新たな挑戦を続けることで、お客様にとって本当に魅力のあるウエディングのイメージを自由な感性で描いていければと思っています。 プロフィール 飯島智子 早稲⽥⼤学を卒業後、(株)トリートに新卒⼊社。 THE TREAT DRESSINGにてドレスコーディネータを経験し、2019年に同社クリエイティブディレクターに就任。 ⽇本初のオートクチュールブランドの買い付けやオリジナル着物の製作、ファッションデザイナーとのコラボレーションコレクションを発表。 また、新店舗の空間ディレクションやブランドビジュアル撮影のディレクションを⾏うなど、世界観をカタチにする業務に携わる。 2023年、独⽴。 クリエイティブディレクターの経験を活かし、完全オーダーメイドのウエディングシーン・フォトウエディングシーンの創造をスタート。 その他、ビジュアル撮影やイベントの空間コーディネート、事業コンセプトの提案など、 ウエディングの分野にとどまらず、ブランディングディレクションを⾏う。
NY発ウエディングドレスの新トレンド!「ラグジュアリーを極めるレース&韓国人デザイナーの美しいミニマルドレス」ハイセンスなウエディングのプランニングやディレクションで感度の高いブライダルユーザーからの圧倒的な支持を集めている飯島智子さん。現在は、ウエディングだけにとどまらず、さまざまな企業やブランドのクリエイティブディレクションも。マーケットの気分を先取りしながら“真の上質”を常に提案し続けている、情熱と繊細さを併せ持つクリエイターだ。そんな彼女がこの4月、ドレス買い付けためにブライダル・ファッションウィーク開催中のニューヨークを訪れた。グローバルなセンスと卓越した審美眼を持つ飯島さんの目に映った、“新しい時代のウエディングドレストレンド”について話を聞いた。 INDEX ■二極化するドレストレンド。 デザイナーの情熱で、完成度は高く■MIRA ZWILINGER 極上レースが圧巻な最高級ドレス■NAEMM KHAN オリエンタル風味のシダモチーフに注目■Besa 韓国人デザイナーが極めるミニマルな美しさ■ドレス選びの決め手は、 「誰とどんな過ごし方をするか?」 二極化するドレストレンド。 デザイナーの情熱で、完成度は高く PREMIUM編集部(以下編集部):今回ニューヨークでは、どのくらいの数のブランドをご覧になりましたか? 飯島さん(以下敬称略):実際に対面したのが10ブランドくらいですね。すべてのデザイナーやセールススタッフから感じたのは、コロナ禍を経験でして世界的にアップデートした価値観に立って、そこから見つめる未来の形を提案していましたね。 編集部:ドレストレンドとしてはどんな要素が出てきていますか? 飯島:完全に二極化していると思います。ひとつは、カジュアルでリラクシーなデイリーファッション寄りのスタイル。もうひとつは、セレモニー感のある本当の意味で贅沢なスタイル。完全にそのふたつに分かれていて、中途半端なスタイルがない。 ルック数も、かつてはなるべく多く発表する傾向だったのが、1着1着のクオリティをとにかくこだわって作るという流れに。デザイナーたちは「本当にいいと思うもの」にこだわって、絞り込んで作っている印象です。 ゴージャスなスタイルにしても、ファッション寄りのスタイルにしても、デザイナーたちの「この1着を通して多くの人に夢を与えたい、勇気を与えたい」という熱い思いがこめられているのを強く感じました。 編集部:飯島さんが“これは絶対注目!”と感じたブランドについて教えていただけますか? MIRA ZWILLINGER(ミラ・ズウィリンガー)極上レースが圧巻な最高級ドレス 飯島:まず、真っ先にピックアップしたいのは、MIRA ZWILLINGER(ミラ ズウィリンガー)です。 今、日本に上陸しているブランドの中では最高級だと私は思っています。ふたつのタイプで言うと、完全にゴージャスでラグジュアリーなウエディングドレス。ブランドのアイデンティティとも言える極上のオリジナルレースを使ったドレスは圧巻。すべて自社アトリエでハンドメイドしているから、細かい部分も丁寧だし、新鮮なデザインアイデアに満ちている。オートクチュールに近い感覚です。 たった一枚のチュールを、ここまでモデルのボディにフィットさせるシルエットを作れるのはミラだけ。さらにそのチュールにいくつものフラワーモチーフをあしらい、その生地を何層にも重ねる技術は崇高なものです。女性にとって永遠に愛されるフラワーモチーフやリボンモチーフを決してやりすぎ感なく上品に見せてくれるのもミラならではの魅力です。 NAEEM KHAN(ナイーム カーン)オリエンタル風味のシダモチーフに注目 飯島:高感度な方からの支持が熱いNAEEM KHAN(ナイーム カーン)も今季とても面白かった。世界中のウエディングユーザーに愛されているインド出身のデザイナーが手がけるニューヨークのドレスブランドです。ナイームのドレスは全体的に太いアウトラインで縁取られた立体的な刺しゅうレースのドレスに心くすぐられました。 とくに目が釘付けになったのが、シダのようなリーフモチーフのシルバー刺しゅうのドレス。(上の画像の下段の2カット)今季全体的に、フラワーモチーフに負けないくらい目立っていたのが、リーフモチーフ。とりわけ、シダのような柄が、刺しゅうやレースで表現されているものが多かったんです。フェミニンでありながらかっこよさも出る感じです。どこかオリエンタルな雰囲気も漂う柄なので、日本の結婚式に間違いなくマッチすると思います! besa(ベサ) 韓国人デザイナーが極めるミニマルな美しさ 飯島:クラシカルで上質というのとはまた違う、もうひとつの大きな流れの中で、ファッション志向のブランドでも非常に注目しているブランドがあります。besa(ベサ)という比較的新しくて、まだ日本ではそれほど知られていないブランドで、韓国人デザイナーが手がけるニューヨークのブランドです。すごく上質なのに、リーズナブルというのも大きな特長。 このブランドの魅力は、シンプルでミニマルなのですが、ものすごくパターンがキレイなんですね。日本人女性が着こなすととても映えると思います。上の画像の上段2カットは、胸元から背中にかけてオーガンジー素材の構築的なデザインが美しい1着です。オーバースカートもオーガンジーで、クレープ素材のしなやかな生地を使った本体との異素材コントラストが最高に美しい! 下段の3カットは、ゆったりとしたシルエットのオフショルダーデザインで、これは今季の大きなトレンドでもあります。女性らしさを演出するだけでなく絶妙な抜け感もあって、オフショルが時代にマッチする形でアップデートしています。 Francesca Miranda(フランチェスカ・ミランダ)刺しゅうとシルエットの完璧な調和 飯島:南米コロンビアのデザイナーFrancesca Miranda(フランチェスカ・ミランダ)も、今回買い付けには至らなかったんですけど、素晴らしかったです。このブランドも、大きい葉っぱのモチーフを刺しゅうで表現していました。もともと美しい刺しゅうとシルエットがとても魅力的なブランドですが、そのアイデンティティをさらに強めている感じでした。 画像の上段左のドレスは、今季大注目のシダモチーフのドレス。存在感が圧倒的でした! 上段右や下段の2カットのような、大柄模様のレースも引き続き多かったです。緻密に計算されたパターンだからこそ、大柄のレースがよれたりすることなく美しい模様を見せることができますし、極上のシルエットも生まれます。 ドレス選びの決め手は、「誰とどんな過ごし方をするか?」 編集部:最後に、読者の皆さんにウエディングドレスを選ぶポイントをお願いできますか? 飯島:もちろん自分がまずは「かわいい!」って思えることは絶対大事。でもそれと同時に、「それを着る場所とのマッチングや、それを着ることで生まれる自分らしさ」についていろいろ想像してみていただけたらと思います。そのドレスを着た自分が、会場や撮影場所にマッチするかどうかというイメージがたいせつ。もちろん、その日どんな人たちとどんな過ごし方をするか、という要素もドレス選びの重要な要素になってきます。 どんな時間にしたいかがきちんとイメージできたら、必然的に、自分にとって「特別感」のあるドレスがどんなものなのかが見えてきますよ。 プロフィール 飯島智子 早稲⽥⼤学を卒業後、(株)トリートに新卒⼊社。 THE TREAT DRESSINGにてドレスコーディネータを経験し、2019年に同社クリエイティブディレクターに就任。 ⽇本初のオートクチュールブランドの買い付けやオリジナル着物の製作、ファッションデザイナーとのコラボレーションコレクションを発表。 また、新店舗の空間ディレクションやブランドビジュアル撮影のディレクションを⾏うなど、世界観をカタチにする業務に携わる。 2023年、独⽴。 クリエイティブディレクターの経験を活かし、完全オーダーメイドのウエディングシーン・フォトウエディングシーンの創造をスタート。 その他、ビジュアル撮影やイベントの空間コーディネート、事業コンセプトの提案など、 ウエディングの分野にとどまらず、ブランディングディレクションを⾏う。
サプライズ&ふたりで選んだ『ティファニー』のリング。花嫁らしいふんわり柔らかなウエディングphoto:潮 洋美(Instagram:@tg_ph.ushio ) 軽井沢旅行で贈られたサプライズの『ティファニー(Tiffany & Co.)』、そしてふたりで選んだ結婚指輪もティファニー。指輪選びも「結婚というストーリーのひとつ」と語る花嫁に決め手となったエピソードをはじめ、ドレスや和装など花嫁のセンスが詰まったウエディングをご紹介します。 あこがれていた軽井沢旅行、サプライズのプロポーズ プロポーズはhitoさんの誕生日を兼ねて、軽井沢に旅行中のこと。「ずっと行ってみたかった『星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコート』へやっと行くことができて、私があこがれていた場所だから、そこでプロポーズを考えていてくれたみたいです。レストランで食事を済ませて、部屋に戻ってきたら、赤いバラの花束と指輪がセットしてあって、いわゆるホテルぐるみのサプライズでした。ただ、私は誕生日のプレゼントだと思ってしまい、プロポーズには気づかず……。プレゼントにアルバムが添えてあって、そこに〝結婚してください〟って書いてあって、やっとプロポーズだと気づいたんです。映画のように指輪をパカってしてもらって、とってもうれしかったです」 夫から贈られた『ティファニー』の婚約指輪は、ずっと欲しかったデザイン hitoさんが夫から贈られたのは『ティファニー(Tiffany & Co.)』のティファニー セッティング エンゲージメント リング。6本の爪によるセッティングがブリリアント カットのダイヤモンドを浮かび上がらせるティファニーのアイコニックなデザイン。「私が立て爪に一粒ダイヤのような、シンプルで王道デザインの婚約指輪を欲しいと言っていたので、夫はいくつかのブランドで探してくれたようでした。以前にも誕生日にティファニーのアクセサリーをプレゼントしてくれていたこともあり、ティファニーで選んでくれたみたいです」 〝結婚というストーリーの大切な要素のひとつ〟指輪の購入は信頼できる人から ティファニーの婚約指輪を贈られたので、一番最初に結婚指輪を見に行ったのもティファニー。その後、いくつかのブランドを見て回り、最終的にティファニーに戻り、3石のダイヤモンドをあしらったティファニー クラシック ウェディング バンドリング ダイヤモンドに決めたと言います。 「いろいろなブランドで試着したのですが、やっぱり一番最初に行ったティファニーが良かったので戻りました。結婚指輪は雑誌やネットで見て、さまざまなブランドとデザインがあるのは知っていました。ただ、実際試着に行ってみると、接客でブランドのイメージが決まってしまうことに気づいたんです。重ね着けをしたときの雰囲気も気になっていたら、ティファニーではスタッフの方が、夫が購入した婚約指輪のデザインに近いリングを出してくださり、それに合わせて結婚指輪を試着していきました。接客もとても丁寧で、一生着ける指輪だからこのスタッフさんから買いたいと思ったんです。結婚指輪を購入する時も大切な記憶になりますし、結婚っていうストーリーの要素だと思うから」 前撮りでのラベンダーカラーの着物は花嫁の雰囲気にぴったり 前撮りはドレスと和装、2回行ったというhitoさん。特に気に入っているのは、咲き始めた桜の花を背景にした和装のウエディングフォト。「撮影をプロデュースしている『THE DRESS ROOM(ザ・ドレスルーム)』のサイトで、ピンクの絞りの着物が気になったのですが、実際試着に訪れた時に、入ったばかりというラベンダーカラーの着物を見てとても気に入って即決しました。母は綿帽子と白無垢をイメージしていたようですが、ラベンダーカラーの着物の写真を送ったら、母も似合っているって言って気に入ってくれて。ラベンダーカラーの絞りの着物は珍しいみたいで、写真を見せた友人にも好評でした」 和装の髪型がイメージできなかったというhitoさんが、ヘアメイクを依頼したのは、instagramでも人気のKUMIさん。ほとんどお任せだったけれど、ご自身の雰囲気にぴったりでとても気に入っているそう。 上写真3点 photo:ryoshimizuphoto(Instagram:@ryoshimizuphoto ) 結婚式の会場選びも信頼できるプランナーさんの存在が決め手に 結婚式は貸切の会場を探していたというhitoさん。ただし、いざ見学に行ってみると、チャペルは気に入ったものの披露宴会場が決め手に欠けるなど迷っていたそう。「気になっていた会場をすべて見学した後でも、決めかねていた時、新横浜に住んでいる夫が地元に結婚式場があるって言い出して。見学に行ってみたら、白が基調で披露宴会場の天井が高くて、写真で見るよりもずっとステキだったんです。ゲストにゆっくりくつろいでほしかったので、ロビーが広いところも気に入りました。何より、プランナーさんがとてもいい人で〝このプランナーさんが担当してくれるなら〟と言って決定しました」 指輪も含めて〝人〟を重視して結婚式場も決定したhitoさん。ふたりが選んだ会場は『アクアテラス迎賓館 新横浜』でした。結婚式は2021年3月にコロナの影響で9月に延期したところ、たまたま同じ日に予約が入っていたカップルがキャンセルになって、会場を終日貸し切れるようになり「チャペルが密になりそうなのが気になって、挙式を親族と友人の二部制にしたんです。なかなか前例がないとのことでしたが、特別に対応いただけて安心でした」 上品で清楚な長袖のウエディングドレスは『MIRROR MIRROR』のオリジナル ウエディングドレスは式場と提携しているドレスショップ『MIRROR MIRROR(ミラーミラー)』のオリジナル。当初はインポートドレスを中心に探していたというhitoさんは身長150cmと小柄で細身。海外ブランドドレスの一般的なサイズでしっくりくるデザインが見つからなかったところ「『MIRROR MIRROR』でオリジナルのドレスをすすめられたんです。試着する5着のうち、5着めに選んだ長袖(ロングスリーブ)のドレスには試着予約が入っているとのことで、その隣にあった長袖ドレスを試着したらすごくしっくりきて。最初から選んだのではなくて〝長袖ってどんな感じか見てみたい〟くらいの感覚だったのですが、同行していた母も似合うって言ってくれたので、こちらに決めました」 ウエディングドレスで持ったのは、hitoさんが大好きなブルーファンタジーだけを使った大きなブーケ。 花嫁のやわらかな雰囲気にぴったりの〝くすみカラー〟のカラードレス お色直しのカラードレスも『MIRROR MIRROR』のオリジナル。カラードレスを着るイメージがあまりなかったhitoさんは当初、2着めも白のドレスを考えていたものの「せっかくだから、ってカラードレスも試着してみました。1着めのウエディングドレスが光沢のある素材だったので、くすみカラーで柔らかい素材のドレスはイメージも変えられるのも気に入りました」 結婚式のテーマは「ピンク・ゴールド・星」。柔らかい素材にスパンコールが刺繍され、上半身がキラキラしたカラードレスはパーティのテーマにもぴったり。ウェルカムスペースの装飾とともに、ドレスにコーディネートした星のアクセサリーで世界観を表現。 カラードレスに合わせたのはドライフラワーのブーケ。これは姉と夫のサプライズによるもの。「余興で、ゲストみんなからお花を集めて作ってくれました」 上写真9点 photo:潮 洋美(Instagram:@tg_ph.ushio ) ご登場いただいたhitoさんのinstagram @hitohito0626 【Brand Data】 ティファニー(Tiffany & Co.) 1837年、ニューヨークで創業した、世界的に有名なジュエリー・ブランド、Tiffany & Co.。「キング オブ ダイヤモンド」と呼ばれたティファニー氏が考案したリングは、世界のエンゲージリングの代名詞的存在。厳選された最高品質のダイヤモンドが輝くエンゲージリングや、多彩なデザインのマリッジリングは、純白のリボンがかけられたブルー ボックスに収められ、世界中の花嫁が憧れる永遠の愛のシンボル。 取材・構成・文/青山のりこ ハイブランドジュエリー実例SNAP一覧に戻る
【PREMIUM CREATORS/鈴木ゆう子】どんな“好き”も必ず形にする。ウエディングドレス・スタイリスト、というお仕事ドレススタイリストという職業をご存知だろうか? 鈴木ゆう子さんは、日本ではまだ珍しいフリーでウエディングドレスのスタイリストを手がける先駆者。ドレス探しは、自分探しの旅と言い切る、その真意とは?ウエディングシーンだけに止まらない、その先の人生も応援する仕事に迫ってみた。 INDEX ■ 世界中から、自分の“好き”を探し出すそのお手伝いが私の役目■自分らしいドレスを探すことは、その後の人生も変える、自分探しの旅■ウエディングのコーディネートはふたりでひとつ■ 先駆者としての自負と誇りを次の人にも繋げたい 世界中から、自分の“好き”を探し出すそのお手伝いが私の役目 PREMIUM編集部(以下、編集部):鈴木さんのインスタには、いわゆる王道のウエディングフォトとは一線を画す、個性豊かなドレスや衣装、とびきりの笑顔があふれています。まずは、ドレススタイリストとして、どんなことをなさっているのか、教えてください。 鈴木ゆう子さん(以下、鈴木さん):基本的には結婚式、前撮りでのおふたりの衣装をプロデュースする、というのがメインです。ドレス、タキシードだけでなく、小物はもちろん、シューズや靴下といった身につけるもの、手に触れるものすべてをスタイリングします。 細部に至る部分まで、おふたりの世界観を形にしていく作業なので結果としてメイク、撮影場所も含めてトータルプロデュースをしています。 編集部 :例えばドレス選びをどんな感じで進められるのでしょうか? 鈴木さん:マニュアルにはあえて当てはめないようにしています。それよりもその方のキャラクター、人柄をどうやってドレスに落とし込むか、ということに注力しています。そのために、ご本人とはドレス以外の話をたくさんします。そうすると、その方が大事にしているものがわかるから。ライフスタイルと考えは似てくるものなので、ドレスや式とは全然関係のない話をして、その人自身をまるごと知ってから、その方にベストなドレスを提案するようにしています。 自分らしいドレスを探すことはその後の人生も変える、自分探しの旅 編集部 :鈴木さんのところにいらっしゃる方達はどんな方が多い印象ですか? 鈴木さん:一生に一度の大切なウエディングドレスは自信を持って着たいと思っている方が多いです。 でも自分で本当に似合うものを選ぶ自信がなかったり、自分で選ぶと体型などが気になって、ときめきよりコンプレックスをカバーできるデザインを優先しそうだからという理由でお問い合わせくださったり。 また、普段からファッションがお好きで、ドレスはもちろん、アクセサリーやシューズ、お相手の衣装までとことんこだわり抜きたい方も多いです。 編集部:「一生に一度の大切なウエディングドレスは自信を持って着たい」という言葉がとても印象的です。自信を持てるドレス案までの具体的なプロセスを教えてください。 鈴木さん:はい。初回のミーティングでは「どんなドレスが着たい?」という話の前に、おふたりの馴れ初めや、お仕事のことなど、いわゆる雑談をします。その理由としては、初めて着るドレスで「これが着たい!」とすぐに言える方のほうが少ないので。おふたりの馴れ初めや、お仕事のことなど、まずはリラックスしていろんなお話をしていただき、その会話の中から“ふたりらしさ”を感じとります。 その後は「好き」の擦り合わせ。まずは最初に似合う、似合わないという目線は一旦なくして、写真をみて「かわいい!」とおもったドレスの写真を送ってもらっています。無意識にこれは自分に似合わない・・と排除してしまっていることも多いと思うので、とにかく「かわいい!」と思ったものはどんどん送ってもらいます。 また、好きなものだけでなく、“これは違う”も用意していただき、さらに、“好き”の本質を見極めます。 その写真をすり合わせた後、今度はウエディング関連のお店はもちろん、いろんなショップに行き、好きなものをどんどん見極めて行きます。 この時間はただ、好きなものを選んでいるだけでなく、ある意味『自分探しの旅』でもある、と私は思っていて。こんなに自分の“好き”にフォーカスを当てる時間って人生の中でも、なかなかないもの。だから私はこの旅がウエディングのためだけでなく、新しい自分の発見であったり、今後の人生も変わるような経験であって欲しいと思っています。 ウエディングのコーディネートはふたりでひとつ 編集部:好きを見つける過程は、自分探しの旅とは素敵なフレーズですね。鈴木さん的なこだわりって何かあったりしますか? 鈴木さん:私はウエディングは、ふたりでひとつのコーディネートを完成させることだと思っているので、基本は式をあげられるおふたりと一緒にカウンセリングをします。 ウエディングの事となると、「僕はなんでもいいよ」「彼女に合わせます」と言われる方って結構多いのですが、でもそれって“結婚式は女性のもの”という考えに縛られ、式を他人事に捉えてしまっているように思うんです。 なので、私は最初のカウンセリングからお相手の衣装についても積極的にフォーカスしています。 メンズ衣装もドレスと同じように選べること、「こんなスタイルはとても似合いそうですよ」とお写真を見せると、興味を示してくださったり好みや普段のお洋服のことを話してくださることも多いんです。 結局やっぱりそういったところがふたりの幸せ感とか、撮影の仕上がりや今後のふたりの人生にも繋がっているので、絶対手を抜けない。“なんでもいい”って人ほど、燃えてます(笑)。 編集部:なんでもいい人ほど、燃える鈴木さんが目に見えるようです。 当日にどんな事をなさるのか、具体的に教えてください。 鈴木さん:まずは、配送などで届いたドレスのメンテナンスからはじめます。シワひとつないベストな状態でお召しいただきたいので、アイロンをかけ、フィッティングもさせていただきます。 一緒に決めたドレスやタキシードを着ていただく瞬間は、とても感慨深いものです。 通常は、はじめて衣装をみたアテンドさんやヘアメイクさんが指示書を見ながら、着付けることが多いですが、一緒に付き添ったスタイリストが着せてくれるのは、おふたりにとっても安心、その一言だと思います。 万が一、ドレスが緩くなっていたりしてもその場で対応ができること、これも大きなわたしの役目だと思っています。 編集部:確かに、ドレスを当日アイロンかけるだけでも、大変な重労働だし、そのあたりを綺麗に整えてくれる存在はありがたいし、安心して撮影に臨めますね。 鈴木さん:そうですね。私はもともとドレスショップに勤めていたのでドレスの扱いには自信があります(笑)。 私は、もともとはウエディングドレスのショップでコーディネーターをしていました。そのころは、コーディネート、サイズチェックまでが仕事で、当日のハレの姿は見れず、また式が終わったあと「当日ドレスが下がってしまって・・」などのお言葉をいただくこともあり、不甲斐ない思いをしたこともあります。 だからフリーになったら、1番大切な結婚式当日まで付き添いたいと決めていました。何かトラブルがあっても対応できるし、何よりふたりのハレの姿を一緒に祝福できる。ドレススタイリストとしての理想が叶ったと思っています。 先駆者としての自負と誇りを次の人にも繋げたい 編集部:最後に、今後の夢を聞かせてください。 鈴木さん:フリーのドレススタイリストという働き方はまだ日本では前例がありませんでしたが、求めてくださるお客様がいることが、実際に職業として成立することが証明できたのではないかと思っています。 今後は、この働き方が続くようフリーのドレススタイリストを日本にもっと増やすことがひとつの目標です。 お客様目線になったときにも、「この方のテイストが好き、人柄が好き!」と美容師さんみたいに人で選べたら、もっとドレス選びが楽しくなるだろうし、安心して好きなものをきることができる世界がやってくると思っています。 プロフィール 鈴木ゆう子 2019年にフリーランスのドレススタイリストとして独立し、これまでに約1000組の新郎新婦をスタイリング。新しい美の可能性を引き出しながら、おふたりに寄り添い、ドレス選びから当日の細かなケアまでトータルでサポート。センスフルな花嫁たちからの支持が熱いクリエイターの1人。2024年企業のドレススタイリスト5年以上のスタイリストが集まるフリーランスチーム「veve stylist team」を設立。代表を務める。 https://www.instagram.com/dress.stylist.yuko/
「年齢を重ねた時に似合う人になりたい」という存在感あるショーメのリング、飾らない自然の中でのウエディングphoto:cocofleur (ココフルール) (https://coco-fleur.com|Instagram:@cocofleur_wedding ) 〝未来の自分も考慮して〟選んだという存在感ある『ショーメ(CHAUMET)』の婚約指輪と結婚指輪の実例をはじめ、削ぎ落した引き算の美学が貫かれたウエディングドレスやコーディネート、アイテムなど花嫁らしいセンスあふれるウエディングをご紹介します。 ≫ショーメの「リアン」ってどんなジュエリー? “ふたりの絆を結ぶ”コレクションに込められた意味 大きな鏡で全身のバランスをチェックしながら選んだ『ショーメ』の婚約指輪 「金曜の夜はいつも仕事終わりで食事に行くというパターンが多かったのですが、なぜかその日は彼がスーツを着ていて、海沿いのホテルに食事に行った後、部屋で花束とネックレスをもらって……」というステキなプロポーズのエピソードを披露してくださったkarinさん。ということで、婚約指輪はプロポーズの後にふたりでショップを見てまわって購入することに。いくつかブランドの候補があった中で、『ショーメ(CHAUMET)』に決めた理由は「 ショーメ独自の美意識が感じられるデザインと、ショップの方の接客が好きだったから」とのこと。 また、婚約指輪を実際に試着した際、全身を映すことができる大きな三面鏡の前でバランスをチェックできたことが印象的だったと言います。「『ショーメ』のスタッフの方から〝今の自分だけではなくて、未来の自分も考慮して指輪を選んでください〟とアドバイスいただいたんです。そうして年齢を重ねた自分を想像して婚約指輪を選んだのですが、この考え方は新鮮でした。全身を見ることで〝リングを着けた自分〟を客観的に見ることができたのも良かったです。単に手元だけを見て、手がキレイに見えるとかじゃなくて、全体を引いて見て存在感のあるデザインを選ぶことができました」 そんなkarinさんが選んだリングは、センターストーンにラウンドブリリアントカット ダイヤモンドを配した「ジョゼフィーヌ」コレクション エクラ デテルニテ リング。 「今は年齢相応にカジュアルな服装が多いけれど、年齢を重ねた時にこのリングが似合う人になりたいと思っています」 重ね着けが美しすぎる「ジョゼフィーヌ」コレクションのリング 婚約指輪を選んでから数か月後、結婚指輪もショーメで購入。「ほかのブランドは候補にありませんでした」とKarinさん。ただ、婚約指輪を選びに行った際、結婚指輪も合わせて見ていたので候補はあったものの、ふたりお揃いのリングにすべきか、Karinさんのエンゲージリングとセットリングの結婚指輪にすべきかで悩んだそう。 photo:cocofleur (ココフルール) (https://coco-fleur.com|Instagram:@cocofleur_wedding ) ※写真は挙式当日のもの 最終的にkarinさんはセットリングの「ジョゼフィーヌ」コレクション エクラ デテルニテ バンドーリングに、夫はパリ・ヴァンドーム広場のトルサードの塔からインスピレーションを得たという「トルサード」コレクション マリッジリングに決定。Karinさんが重ね着けした『「ジョゼフィーヌ」コレクション』の計算し尽くされた美しさは必見! また、結婚指輪を購入した時期はたまたまブライダルフェア期間であったことから、いくつか選べる特典の中から似顔絵をお願い。「似顔絵はふたりの写真を渡してイラストレーターさんが描いてくださるという流れ。後日、結婚指輪を受け取る時に似顔絵もいただき家に飾っています」 前撮りは海で。ふたりらしい表情とあこがれていた世界観にいることに感動 前撮りはフォトウェディングの『SHEER』に依頼。「Instagramに投稿している画像の雰囲気が好きだったので、撮ってもらいたいなって思ってお願いしました。結婚式のオープニングムービーに使うために動画撮影もお願いしたのですが、自然の中で1日歩き回って撮影するのは、すごく楽しかったけど普段運動不足なのでヘトヘトになりました」とKarinさん。 上写真2点photo:SHEER (https://www.sourire-sheer.com/|Instagram:@sheer.weddingphoto ) 前撮りはあいにく雨で延期も経験したものの、撮影自体がとても楽しく「仕上がった写真と映像を見ると、すごく自分達らしい表情で、それでいて、あこがれの世界観の中にいることに感動しました」 ≫CHAUMET(ショーメ)のリングで指先に絆を 結婚の証に 「ビー ドゥ ショーメ」はいかが? 〝新しいけどクラシカルな印象〟アレックス・ペリーのウエディングドレス 結婚式のウエディングドレスは2着とも広尾のドレスショップ『NUMBER 5(ナンバー ファイブ)』で。担当スタイリストのスタイリングやセンスが自分の感覚に合うと思い、全部お任せすることに。1着目はオーストラリアのブランド『ALEX PERRY(アレックス・ペリー)』のドレスをチョイス。オフショルダーで少し肩が落ちたドロップのシルエット、ゆるっとした袖のデザイン、マーメイドラインでかなりタイトめなシルエットが特徴です。 「シンプルだけどありそうでなかった感じ、新しいけどクラシカルな印象。そのバランスが決め手になりました。マーメイドでかなりタイトなシルエット、直線的なデザインなのにフィットする……自分の体の曲線とドレスの直線の組み合わせがほかにはないと思いました。そして、このドレスはサイズ感が命だったのでアトリエスタッフの方が最後まで微調整をしてくれつつ、自分も体型が変わらないように頑張ったのでベストなバランスで当日を迎えることができました」 披露宴で着用したドレスは『HARRIETTE GORDON(ハリエット・ゴードン)』のもの。1着目と同様、オーストラリアのブランドでNUMBER5で手配したそう。「1着目と印象が変わることと、繊細なレースやパフスリーブがロマンティックだけど、甘過ぎずリラックスした雰囲気で着られるところ」が決め手となりました。 結婚式のテーマは「スローダンス」。ゆったり過ごす時間とゆったり続く関係をつくっていきたいという思いを込めて 挙式会場は鎌倉にあるフレンチレストランの『古我邸(こがてい)』。Karinさんが普段利用しているお花屋さん経由でこの会場を知り、見学に訪れたらイメージ通りだったためその日に契約。 結婚式のテーマは、ゲストとふたりがこれからゆったりした時間をつくっていきたいという思いと、当日ゲストにゆったりした時間を楽しんでほしいという思いから〝スローダンス〟に決定しました。 挙式会場は築100年という洋館の裏手にあるガーデン。「結婚式のための施設というより、人の手があまり入っていなくて、自然そのままという雰囲気が気に入って。そしてそのガーデンでは、打ち合わせの時も挙式当日もリスが走り回っていたのが印象的。ふたりが入場する前にはシンボルツリーにリスが登っていて、ゲストが盛り上がってたらしいです(笑)」 アクセサリー選びの基準は「自分らしく」。スタイリングはプロのセンスにお任せ 結婚式と披露宴のヘアやアクセサリーはかなりシンプル。ウエディングドレスがなるべく引き立つようにスタイリングしたため、ヘアチェンジはしたけれどヘアアクセサリーは着けず、当日着けたアクセサリーはイヤリングとピアスのみでした。 「挙式で着けたイヤリングはバロックパールと一粒のパールのタイプどちらにしようか迷っている時に、両方ついているデザインを見つけて自分で購入しました。アクセサリーはいつも金具が気になるのですが、繊細で浮いているようなデザインと、ウエディングの王道な感じと抜け感の両方を兼ね備えているような雰囲気も気に入っています」 〝自分らしくいること〟を基準にアクセサリー選びをしたというKarinさん。普段のご自身のファッションの延長に結婚式のドレスやアクセサリーがあるからこそ、すべてが似合って、そして結婚式ならではの晴れやかさも表現できているのでは? そもそもそのセンスが秀逸&プロに任せるべきところはしっかり線引きしている姿勢も見習いたいところ。「ヘアメイクさんもフォトグラファーもそれぞれの作品を見て決めるなど人選にはこだわりました。だから自分で選んだ人のセンスに任せると決めて、プロの方々に細かくオーダーすることはしませんでした」 「ムダなく、なるべく環境に配慮して」を心掛けた、統一感あるアイテムいろいろ 結婚式の「スローダンス」というテーマが抽象的だったため、小物や色のコーディネートで、ゲストに統一された世界観を感じてもらうようにしたというKarinさん。真っ白にしたいという気持ちは特になかったものの「いろいろとシンプルな分、オーセンティックな〝結婚式らしさ〟を大事にしたくて白色を多く使いました」 中でも、統一感だけでなくアイデアも特筆すべきは結婚証明書に用いたリボン。オーダーのウエディングドレスで余った布をリボンにして再利用しています。「結婚式という場が結びの場でもあることから、リボンを結ぶことに繋がるかなと思って。でも、リボンにスタンプで1文字ずつ、ゲストの名前を押す作業はかなり地道で大変でした」 リングピローとして用いたトレイは、イヤリングやピアスと同様に結婚式のあとも使うために、新居の雰囲気に合うものを購入。ただ渋すぎる色合いだったため、フラワーシャワーのお花を乗せてもらって華やかさを演出しました。「結婚式だからといって、特別にモノをたくさん作りたくなくて、なるべくムダなく、できる範囲で環境に配慮することを心掛けました」 上写真14点photo:cocofleur (ココフルール) (https://coco-fleur.com|Instagram:@cocofleur_wedding ) ご登場いただいたKarinさんのInstagram @mkrn_wedding 【Brand Data】 ショーメ(CHAUMET) ナポレオン1世とその皇后ジョゼフィーヌを魅了したパリの名門ジュエラー、ショーメのブライダルリング。ティアラを代表する「愛のジュエリー」の制作で名声を得てきたショーメは、ヨーロッパ諸国の王室に愛され続け、240年に及ぶ歴史を誇るブランドです。その伝統を受け継ぐリングは、永遠の愛と絆の証を意味しています。 取材・構成・文/青山のりこ ハイブランドジュエリー実例SNAP一覧に戻る
理想のプロポーズを完成させる、とっておき“大人の京都”5選神社仏閣や京町屋、何代も続く老舗に、本物のホスピタリティが味わえる宿まで、奥深い魅力で人気の京都。大学も多いので、古いものだけでなく進取の気風でオシャレなカフェやレストランも続々登場するのも人気の理由。ただ、おすすめスポットがたくさんあるだけに、大人デートにはどこがふさわしいのか迷ってしまうもの。ここではプロポーズを意識したふたりに向けて、ステイ目線込みで“大人の京都”をご紹介。 INDEX ■静かな京都を満喫するなら“岡崎デート”からスタート■にぎやかな祇園のデートコースも、ポイントを押さえて大人旅に■京都駅近くの“穴場な夜景”は、プロポーズの強い味方■京都最古級のパワースポット「下鴨神社」でリラックスデート■やっぱり外せない「嵐山」。品格の非日常空間で特別な1日 静かな京都を満喫するなら“岡崎デート”からスタート 観光客の人混みを避けて、向かいたいのは東山エリア。注目の“岡崎デート”は、平安神宮内のアフタヌーンティーからスタート。和と洋、クラシックとモダンが融合したインテリアの平安神宮会館でいただく「京アフタヌーンティーセット」は、フレンチのシェフとパティシエが創り上げる美しいスイーツの数々。春はしだれ桜、初夏は杜若・花菖蒲など四季折々に楽しめる国指定名勝庭園「神苑」を眺めながら、ふたりで特別な時間を過ごして。 近くの京都国立近代美術館や京都市京セラ美術館でアート鑑賞を楽しんだあとは、二条方面へ。「一保堂茶舗 京都本店」は伝統銘柄のほか、人気のオシャレな缶に入ったお茶やミニマムな抹茶キットなど、気になるアイテムがたくさん。新生活に向けて少しずつ揃えても楽しい。 このエリアは京都の老舗旅館・御三家といわれる「俵屋旅館」、「炭屋旅館」、「柊家」も点在。一度は泊まってみたいけれど、まずはそばにある「ギャラリー遊形」をチェック。ここは「俵屋旅館」で使用されているタオルや寝具など雑貨を販売するショップ。ベルガモットやローズ、サンダルウッドなど20数種の天然香料などをブレンドして作ったこだわりの石鹸「サヴォン・ド・タワラヤ」は手土産にもピッタリ。 ディナーは「ザ・リッツ・カールトン京都」の、「シェフズ・テーブル By Katsuhito Inoue」をレコメンド。国内外の名店で腕を磨いてきたシェフが「くつろいで過ごしてほしい」と6名限定でサーブするのは、イタリアンと和食のマリアージュ。京都らしい“七十二候”を生かした料理に舌鼓を。 ≫リッツカールトン京都をはじめとするラグジュアリーホテルでのプロポーズアイデア にぎやかな祇園のデートコースも、ポイントを押さえて大人旅に たくさんの買い物客でにぎわう錦市場も、夕方には提灯のあかりが揺れてノスタルジックな雰囲気に。ふたりで散策すれば、京野菜やおばんざいなど、意外な発見を楽しめる。その後は四条河原町に出て、祇園エリアへ。八坂神社は縁結びと厄除けのパワースポット。美容にまつわる神様も祀っているうえ24時間開放されているので、滞在中に一度は訪れておきたい。 (写真)パークハイアット京都 シグネチャーレストラン「八坂」 八坂神社から徒歩圏内の二寧坂に建つ「パーク ハイアット 京都」で食事をするなら、京都市街を一望できるシグネチャーレストラン「八坂」へ。天井までの窓ガラス越しに広がる夜景は、高層階とはまた違ったきらめきが。厳選した旬の食材で鉄板焼やフレンチを味わいながら、リュクスな時間を過ごせそう。 食後のカクテルは、祇園のバーへ。「バー・タリスカー」や「ロッキングチェア」など、オーセンティックなバーが多いのも京都の魅力。カクテルを傾けながら大切な時間を過ごせば、心の距離もグッと近くなるはず。 あまり外出したくないというふたりには、いま注目の“スモールラグジュアリー・ホテル”はいかが? 築100年以上の町屋をモダンによみがえらせた「SOWAKA(そわか)」は、クリエイティビティ豊かなランチとディナーが館内でいただける。宿泊客以外も利用できるので、泊まらずともチェックしておきたい。 ≫いつが最適? プロポーズを成功させるスペシャルデー7選 京都駅近くの“穴場な夜景”は、プロポーズの強い味方 レンガ造りの京都国立博物館は興味深い展覧会が目白押しで、アート好きなふたりなら押さえておきたいスポット。ミュージアムショップ「京都便利堂」では、所蔵の名品をあしらったポストカードやクリアファイルのほか、仏像はがきや額装などもラインナップ。また館内のカフェ「前田珈琲」は、重要文化財の明治古都館やロダンの彫刻「考える人」がある庭園のそば。入館券がなくても利用できるので、デートプランに組み入れて。 向かいの「ハイアット リージェンシー 京都」と、「フォーシーズンズホテル京都」、さらに蓮華王院(三十三間堂)が建ち並ぶこのエリアは、京都駅から徒歩圏内とは思えない静けさが魅力。「ハイアット リージェンシー 京都」の「トラットリア セッテ」は、ライトアップされた竹林や庭園を見ながら。 (写真)フォーシーズンズホテル京都 茶室・ラウンジ「楓樹」 「フォーシーズンズホテル京都」の「楓樹」は、800年の歴史を受け継ぐ池庭・積翠園を眺めながら……と、どちらも古都の四季を五感で愛でる夜景スポット。 一方、高層階からの夜景なら、ここは「リーガロイヤルホテル京都」の最上階にある「フレンチダイニング トップ オブ キョウト」をセレクトしたい。今ではすっかり珍しくなった“回転展望レストラン”なので、料理とともに、360度の大パノラマで見る古都の夜景を胸に刻んで。 ≫京都府の結婚式場一覧をチェックする 京都最古級のパワースポット「下鴨神社」でリラックスデート 京都在住者から「とても落ち着く」という声多数なのが、世界遺産の下鴨神社(賀茂御祖神社)を中心とした“鴨川デルタ”のエリア。「糺の森(ただすのもり)」は縄文時代から続く3万6千坪の森で、神社を含む全域がパワースポット。中でも神社の末社である相生社(あいおいのやしろ)は、縁結びとして人気。近くにそびえる「連理の賢木(れんりのさかき)」は、2本の木が途中で1本になっている不思議さから、縁結びのご神木といわれているもの。エフォートレスな時間を過ごしたいなら、このエリアへ。 下鴨神社の南側には、重要文化財「旧三井家下鴨別邸」がたたずむ。豪商・旧三井家が造った庭園を眺めながら、抹茶でひと休みもおすすめ。2016年から一般公開がスタートしたので、それほど観光客が多くないのも◎。神社東側には、150年以上続く京料理茶懐石の「下鴨茶寮」が。京都の文化や美しさを盛り込んだランチやディナーをいただけるほか、「和のアフタヌーンティー」も鮮やかな彩りで人気。 その他、香り高いコーヒーで有名な「カフェ・ヴェルディ」や、果物専門店の絶品パフェで人気の「フルーツ&カフェ ホソカワ」など、名店ばかりのこのエリア。上質とリラックスを兼ね備えたデートなら、パートナーの自然な笑顔が見られるはず。 やっぱり外せない「嵐山」。品格の非日常空間での特別な1日 人気の観光地と分かっていても、やっぱり外せない嵐山。まずは数々の映画や小説に登場してきた、美しい風情の「渡月橋」からスタート。橋を渡ると、庭園で有名な天龍寺が。すぐそばの「竹林の小径」も定番のフォトスポットだ。 その後は大人カップルにふさわしい、ゆったりとした時間が流れる場所を巡りたい。「竹林の小径」に隣接する「大河内山荘庭園」は、映画俳優だった大河内伝次郎が造った名園。百人一首で有名な小倉山の南面で、桜や楓が四季折々の景色を彩る。紅葉なら、「厭離庵(えんりあん)」も徒歩圏内。こちらも藤原定家が百人一首を撰したといわれる寺院で、毎年11月から12月初旬の紅葉シーズンのみ特別公開。静けさの中、恋の歌でも有名な百人一首に想いを馳せれば、忘れられない時間が過ごせそう。 多くの政財界人・著名人が訪れるため、今も昔も老舗の料亭やこだわりのレストランが点在する嵐山。和食なら、老舗の「京都吉兆 嵐山本店」や「嵐山熊彦」がプロポーズの時間にふさわしい。 明治期の歴史的建造物を改装し、和食とフレンチを融合させた料理の「京 翠嵐」や、保津川を臨むテラスのあるカフェ「茶寮 八翠」があるのは、「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」。嵐山の景色を特等席から堪能しながら、理想のプロポーズにつなげたい。 ≫プロポーズ前に知っておきたい、婚約指輪の選び方と基礎知識。ダイヤモンドやデザインはどう選ぶのが正解か?【PR】
【PREMIUM CREATORS/飯島智子】25年春オープンの八芳園ドレスショップ。絶対注目すべきは圧倒的センスで作られたオリジナル和装ハイセンスなウエディングのプランニングやディレクションで圧倒的な支持を集めている飯島智子さん。現在は、ウエディングだけにとどまらず、さまざまな企業やブランドのクリエイティブディレクションも。ビッグプロジェクトとして進んでいるのが、2025年に予定されている八芳園のリニューアル。品格と正統と時代のセンスが溢れる八芳園が、改めて交流文化創造拠点として大きく生まれ変わる。飯島さんはクリエイティブディレクターとしてさまざまな企画やコンセプト作りを担当。中でも注目を集めているのが八芳園ドレスショップのオープン。今回はそのドレスショップで展開予定の八芳園オリジナルの婚礼和装のことや、飯島さんご自身が手がける高級着物のレンタルショップについて話を伺った。 INDEX ■職人の匠の技と文化を伝える柄にこだわったオリジナル和装を制作■逸品着物レンタルショップ「糸縷 」で日本の伝統文化を楽しむ“きっかけ”を提供 職人の匠の技と文化を伝える柄にこだわったオリジナル和装を制作 ↑飯島さんが作った八芳園オリジナル和装の企画コンセプト資料。2025年春に向けて制作が急ピッチで進んでいる。 PREMIUM編集部:2025年3月に新しく生まれる八芳園のドレスショップはどんな場所になりそうですか? 飯島さん:ショップの名は「The Bridal Boutique KOTOHOGI by HAPPO-EN」と言います。“ことほぎ”というのは「言葉による祝福」という意味。ウエディングドレスや婚礼衣裳は祝福の想いや言葉がたくさん詰まったもの。その意味を改めてお客様に伝えたいという思いを込めたショップ名です。 八芳園という場所だからこそまとうことができる、和装はもちろん、ドレスにしても、「ここにしかない」衣裳をご用意しています。 PREMIUM編集部:大きな注目を集めそうなのが、八芳園オリジナルの婚礼衣装(和装)ですね。 飯島さん:そうなんです! 八芳園は日本の美意識を感じられる場所、それを伝えていくこと自体が八芳園の大切な役割です。400年続く和の庭園に美しく映えて日本の美意識やものづくりの粋を伝えてくれる、本当の意味で「ここでしか出会えない」着物を作りたいと思いました。 結婚式当日にその着物を着ていただくことを通じて、和装や日本文化の価値や美意識のようなものを伝えられたら、と。そこで体感いただいた着物の素晴らしさを、結婚式が終わってからも、お客様のライフスタイルに取り入れていただけたらなぁと思っています。 例えば、お茶やお花の習い事で着物に親しんでいただいたり、織物や染めの伝統工芸に興味を持ち続けていただいたり。 そんなゴールを目指すからには、日本の伝統技術を伝える職人の方や企業の匠の技にこだわった、思いの詰まった和装を一から作る必要がある。本当にたいへんな作業なのですが、色々な職人さんに協力いただきながら、今それを進めているところです。 ↑八芳園の庭園での撮影をディレクションする飯島さん。緑あふれる庭園は365日いつ訪れても美しい場所だ。 PREMIUM編集部:具体的にはどんな婚礼衣装を作っているのですか? 飯島さん:今回、ドレスショップオープンに向けて、まずは色打掛と白無垢を複数作っています。 例えば、八芳園のウェディングの新しいコンセプト「季節が祝福する」を形にしたような柄。これは、四季の移ろいをさまざまな手法で表現しています。季節ごとに表情を変える見せる木々や花が彩る八芳園の庭園は、365 日いつ訪れても美しい場所。そんな八芳園の魅力自体を纏っていただこう、というコンセプトです。 また、八芳園の象徴である赤松にオマージュを捧げたデザインなども。八芳園といえば松が象徴的なアイコンで、その松をテーマにした古典柄を再解釈して取り入れました。松はおめでたい日本の文化で縁起のいいものの象徴ですし、日本の着物文化の歴史においても大切にされてきたモチーフ。日本の伝統色でもある朱赤や金箔、金刺しゅうなどを用いて、古典柄を再解釈した厳かな着物となる予定です。 PREMIUM編集部:このオリジナルの着物以外も、選べる和装はたくさんのバリエーションがあるんですよね。 飯島さん: はい、京都で開催されたファッションウィークをはじめ、その他京都を代表する企業様にお力添えいただきながら、素晴らしいお着物を制作中です。 どの着物も八芳園オリジナルデザインとして、糸の色をすべてアレンジいただいたり、柄や裏地の色を変えたりと、まさに、「ここでしか出会えない」1着に出会っていただけると思っています。 ↑ニューヨークへドレス買い付けに。八芳園の美しさと共鳴するドレスを選び抜く。 PREMIUM編集部:ドレスについても飯島さんディレクションのセレクトなんですよね。 飯島さん:はい、今年は春秋ともにニューヨークのブライダルファッションウィークに出向いて、八芳園という場所にマッチして、しかも今の気分にぴったりな新鮮なドレスをセレクトしています。こちらも楽しみにしていただきたいです! PREMIUM編集部:「ここでしか出会えない」衣装がそろい、その背景文化まで感じることができる空間になりそうですね。楽しみです。 逸品着物レンタルショップ「糸縷 」で日本の伝統文化を楽しむ“きっかけ”を提供 ↑「糸縷 (SHIRU)」の公式サイトより。 PREMIUM編集部:飯島さんは日本の和装文化をたくさんの人たちに楽しんでもらいたいという思いで、2024年1月に着物レンタルセレクトショップも立ち上げられました。 飯島さん:はい、「糸縷 (SHIRU)」というショップ名で、取り扱うのは1960年代後期に生まれた高級着物です。60年代後期の日本は高度経済成長の黄金期と言われていて、装飾文化と技術力が融合した素晴らしい着物がたくさん誕生しているんですね。そんな逸品ぞろいの着物を着ていただくことを通じて、日本の美意識を堪能いただきたいと思っています。 PREMIUM編集部:単にレンタルショップというだけでなく、シーンに合わせたコーディネート提案もしてくれるとか。 飯島さん:お客様が希望される着物のデザインや着用シーンに合わせて、着物本体はもちろん、帯や小物などすべてを含めてオリジナルコーディネートをご提案します。 PREMIUM編集部:着物を着こなすことに慣れていない人でも安心ですね! ↑参加者が糸縷 (SHIRU)の着物を着て参加したお茶会イベントの様子。飯島さんも参加したそう。 飯島さん:着物の装いの提案をすることはもちろん、着物を着るシーンをご提案するのも私たちのミッションだと思っています。着物に慣れていない方は、「どんな時に着物を着ればいいの?」と迷われる方も多いですしね。 今、いろいろな方とコラボレーションして、着物を着て参加するイベントをいくつか企画しているんです。 例えば、インフルエンサーの方とのコラボでお茶のお稽古の体験イベントを行いました。お稽古に参加される皆様全員に「糸縷 (SHIRU)」がコーディネートしたそのかたにお似合いなる着物を着ていただいたんです。着物を着る体験とお茶席に参加する体験をセットにして、日本文化の奥深さや楽しさを味わっていただくイベントで、皆様に大変喜んでいただきました。 今後は、着物と食体験を合わせた企画も準備中です。 寿司職人の方が京都のお寺でお寿司を握って参加者に振る舞うというイベントや、同じく京都で湯葉懐石を楽しむイベント。どちらも、女性の参加者の方には、そのシーンやその方の個性に合った「糸縷 (SHIRU)」の着物をお召しいただきます。 日本の伝統文化である着物は、その技術や芸術性を未来へ伝えていくためにも、多くに人に魅力を知っていただき、たくさん着ていただくことが重要ですよね。「糸縷 (SHIRU)」の着物を着ていただくことが、日本の文化や美意識をライフスタイルに取り入れるきっかけの一つになれば、と思っています。 PREMIUM編集部:「糸縷 (SHIRU)」の着物で結婚式に参列するのも素敵な体験いなりそうですね! 飯島さん:そうなんです! “着物の格”的に言っても結婚式のようなきちんとしたシーンにふさわしいものもたくさんありますので、和装の興味があるかたはぜひ検討してみていただきたいです! プロフィール 飯島智子 早稲⽥⼤学を卒業後、(株)トリートに新卒⼊社。 THE TREAT DRESSINGにてドレスコーディネータを経験し、2019年に同社クリエイティブディレクターに就任。 ⽇本初のオートクチュールブランドの買い付けやオリジナル着物の製作、ファッションデザイナーとのコラボレーションコレクションを発表。 また、新店舗の空間ディレクションやブランドビジュアル撮影のディレクションを⾏うなど、世界観をカタチにする業務に携わる。 2023年、独⽴。 クリエイティブディレクターの経験を活かし、完全オーダーメイドのウエディングシーン・フォトウエディングシーンの創造をスタート。 その他、ビジュアル撮影やイベントの空間コーディネート、事業コンセプトの提案など、 ウエディングの分野にとどまらず、ブランディングディレクションを⾏う。
女性たちを熱狂させるブライダルヘアメイクの神。感動を形にする“YUIメイク”の魅力とは?“最高のビジュアルをプロデュースしてくれる”と、高感度な女性ユーザーから指名が絶えない人気ヘアメイクアップアーティストの湖山結衣さん。2024年5月には新サロンがオープン、9月にはアパレルブランドとコラボしたゲストドレスの発表も控え、まずます注目が集まりそう。彼女が手がけるビジュアルプロデュースは、ヘアメイクだけにとどまらず、ドレスやアクセサリー、撮影ディレクションなど多岐に渡り、顧客のほとんどが”まるっと結衣さんにお任せ”スタイルだそう。何がここまで女性たちの心を掴んで離さないのか。その魅力に改めて迫ってみた。 INDEX ■“王道メイク”が私の強み。別格の上品さを作る、王道8割+トレンド2割のYUIメイク■女性の魅力を引き出して輝かせること。それを“感動”というエンターテイメントに■小さなことにも信念を持って真摯に取り組むことが大きな未来を作る “王道メイク”が私の強み。別格の上品さを作る、王道8割+トレンド2割のYUIメイク PREMIUM編集部(以下編集部):たくさんのお客様から支持されているYUIメイクの魅力ってご自身はどう分析されていますか? 湖山さん(以下敬称略):おかげ様でたくさんの方に受け入れていただき、本当にありがたく思っているのですが、でも正直、自分ではそんな実感があまりなくて。(笑) ただ、どんな時も意識しているのは、“王道は外さないメイク”。 今の気分やトレンドを盛り込んだオシャレっぽさはもちろん入れていきますが、全体的には、「ザ・王道」の雰囲気で仕上げる、というのが私のヘアメイクの持ち味だと思っています。 これまでの経験上実感するのは、多くの方々に満足していただけるのは“王道メイク”だということ。時代が変わってもすたれない基本のメイク理論って、どんな女性をも美しくしてくれるんですよね。 編集部:湖山さんらしい王道メイクとは、具体的にはどういったメイクでしょうか? 湖山:王道8割、トレンド2割くらいのバランスで、美しさの基本はしっかり押さえて、スパイス的にトレンドを加えていくメイクでしょうか。 肌の質感などは王道をしっかり守って作り込みます。肌色にムラがなくキレイにカラー補正をして、立体感を出したい部分にはちゃんとツヤをプラス、反対に削りたい部分にはシェーディングでナチュラルな陰影が入れるとか。 トレンドを入れるのは、例えば眉メイク。眉は特にトレンドを反映しやすい部分なので、誰もが美しく見えるフォルムに整えながらも、カーブや太さをその人の顔立ちに合わせてトレンド感をひとさじ。 今は、バランス的に人中(鼻と上唇の間)を短く見せるメイクが気分だったりもするので、そのあたりをちょっと意識したり。 その人の顔立ちや雰囲気に合わせることを最優先しながら、造作美の理にかなった、誰もが美しくなれる“王道”に、スタイリッシュさや今っぽさを感じる“トレンド感”をプラスしていくことをたいせつにしています。メイクで、晴れの日にふさわしい特別な上品さを実現できるんです。手が届かなさそうに見えて、実は誰もが取り入れられるメイクというのが、私らしいヘアメイクかなと思っています。 編集部:確かに、湖山さんのヘアメイクはパッと目を引く華やかさがありながらも、誰もが憧れるような品の良さがありますよね。 湖山:ありがとうございます! 以前は何をやっても王道に仕上がってしまうのが嫌で、色々チャレンジした時期もあったんです。 でもある時スタッフに「湖山さんのメイクはどうやっても王道になる。でもそれがいいんですよ」と言われて。 その一言で自分ではウィークポイントと思っていた部分を強みに転換できたんです。 そこから自分の強みである王道メイクに、トレンドやスパイスを少しだけ効かせた今の“YUIメイク”が生まれた感じです。 ↑5月に移転したばかりのサロンには、湖山さんが買い付けたアクセサリーや開放感のあるフィッテングルームが並ぶ。品のあるグレージュトーンで統一された室内の一角には湖山さんのご両親から送られたメッセージカードが大切に飾られている。 ≫湖山結衣さんにヘアメイクを依頼したパレス花嫁の体験記 女性の魅力を引き出して輝かせること。それを“感動”というエンターテイメントに 編集部:湖山さんのヘアメイクは、受注からどんなプロセスで出来上がっていくのか教えてください。 湖山:ベースになるのは、3年かけて今の形に完成したYUI独自のカウンセリングシートです。 すべては、この一枚からはじまりますね。 いつ、どこで挙式されるのか、テーマやコンセプトはお持ちなのか、好きなテイストやふだんのファッション傾向やメイクの感じ、季節感の取り入れ方など、このカウンセリングシートをもとに、細部に渡ってお客さまの情報をインプットしていきます。 すべては、お客様が持っている魅力を、最大限以上に引き出して輝かせるため。まずはそのお客様の中にあるいろんな美しさの要素を理解することからはじまるんです。お客様本来の魅力を無視した変身メイクではなく、お客様らしさを生かしながら、最高の美しさをドラマチックに引き出すお手伝いをするのが私たちの使命。 ブライダルメイクは、お客様ご本人へはもちろん、その場に集ったゲストのかたがた全員への私達からのサプライズプレゼントだと考えています。 会場の扉があいておふたりの姿が見えた時に、ゲストの皆様から「わぁ!!」と憧れと賞賛の声が上げる瞬間をイメージしながら、その方のヘアメイクプランを練っています。 ↑超コンフィデンシャルなカウンセリングシート。メイクに関するお客様とのライン相談のやり取りは、1件につき100回以上になることも。ヘアメイクに関する相談は、独立後今現在に至るまで、湖山さん自身が返答しているそう。 編集部: カウンセリングはどのくらいの期間をかけるのですか? また、どういった希望が多いですか? 湖山:お申し込みいただくのは1年前で、そこから短期間で決まる場合もあるし、決まった後でもご相談ごとなどは、ラインでやりとりさせていただいています。 ご希望に関しては、ご自身がこれ!と決められている場合もありますが、「衣装も含めてトータルディレクションでお任せしたい」とおっしゃっていただくオーダーが一番多いです。 私はヘアメイクだけでなく、身に付けるものひとつにしても絶対妥協をしたくないんです。それでヘアアクセサリーなども自分で買い付けを始めたくらい。(笑) トータルでオーダーしていただけるのがとてもうれしく、やりがいを感じています。 編集部:まるっとお任せ!というオーダーにはどんな風に提案していくのですか? 湖山:お客様との最初の打ち合わせのときに、“この方にはこれだ!”というイメージが浮かびます。カウンセリングを進めながら、そのイメージの解像度を上げていく感じです。 例えば、海外でのフォト撮影依頼であれば、まず海外で映えるスタイルを考えます。海外の空気感を素敵に切り取りたいから、あまり堅苦しくなくリラックス感がある方がいいなと思えば、ウエディングに限定せず海外のリアルファッション系のインスタを見てヒントをもらったり。 もしアイデアが閃いても、それを表現できる小道具がなければ手作りもします。イメージに近づくためには絶対諦めない(笑)。 “世の中にないものを生み出したい”というのが私の目標なので、むしろワクワクしてきます。 自分の強みである王道スタイルも極めながら、時代のトレンドを作りだせる感性も磨きたい。 その2つの力の相乗効果で、ブライダルが“感動”というエンターテイメントになるような。そんなイメージを持って取り組んでいます。 小さなことにも信念を持って真摯に取り組むことが大きな未来を作る 編集部:お話を聞けば聞くほど、湖山さんのその情熱の大きさに圧倒されます。 湖山:情熱も野望も人一倍あると思います! でも、一番たいせつにしたいのは、小さなことを積み重ねていくこと。 私が大切にしている言葉は、「微差は大差」。小さなことをおろそかにせず、どれだけ情熱と信念を持って突き詰めて行けるか。それが未来での大きな発展につながっていくと思っています 編集部:今後、湖山さんがブライダルの世界で目指していきたいもの、実現させたいものについて教えてください。 湖山:具体的にいうとドレスブランドを立ち上げるのが目標だったのですが、これは来年あたり実現しそうな予感! 将来的には、コスメの企画開発や、ウエディングのフィールドを超えたヘアメイクやイメージコンサルティングなどトータルで美を広げる活動をしていければと思っています。 どんどん夢は大きくなって広がって行きますが、私のルーツはやっぱりウエディング。ウエディングにはこれからもずっと関わって行きたいと思っています。 編集部:2024年9月にはファッションECサイト 「STYLEVOICE」とのコラボで、湖山さん監修のゲストドレスが発売になる予定なんですよね! こちらに関しては、次回のPREMIUM CREATORSでお話聞かせてください。 湖山:もちろんです! すごくオシャレでマルチに着こなせるスペシャルなワンピができましたので、ぜひご紹介したいです。 写真/沼尾翔平 プロフィール 湖山結衣 ヘア&メイクアップアーティスト 株式会社YUI collection / YUI wedding 代表取締役 美容専門学校卒業後、大阪から東京に上京。大手美容室に入社しスタイリストから婚礼部門へ転進しブライダルヘアメイクに就く。「花嫁さまが求めてるもの、望んでいるものを感じ取って花嫁さまの笑顔のために常にベストを尽くすことを心がけています。安心して当日を迎えていただきたいからこそ、想いに丁寧に、寄り添うヘアメイクアーティストでありたいと考えています」 https://yui-wedding.jp/ https://www.instagram.com/koyamayui.weddinghairmake/
【PREMIUM CREATORS/飯島智子】日本にブルゴーニュの風を!日仏の”らしさ”が溶け合う国際ウエディングの舞台裏を独占取材!その卓越したセンスで、ウエディングのみならず様々なクリエィティブシーンでラブコールを受けるクリエイティブ・ディレクター飯島智子さん。ファッショナブルでラグジュアリーなウエディングは、どうやって作られるのか?今回はスケール感の大きい、日仏国際ウエディングシーンの舞台裏を取材した。 INDEX ■ 入念な準備で実現した、かつてないスケールのウエディング ■ 2つの国の異なる価値観。お互いの魅力を引き立てあって ■ リラックスした空間の中で思いがけないドラマも生まれて 入念な準備で実現した、かつてないスケールのウエディング PREMIUM編集部:今回ご紹介いただくウエディングプランは、かなりのスケール感であったと伺っています。概要を教えていただいてもいいですか? 飯島さん:はい。今回は日本とフランス、それぞれにルーツを持つおふたりのウエディングシーンを担当させていただきました。60名のゲストのうち30名がフランスから、そして残りの日本のゲストも日本各所から集結するという、移動だけでもかなり大掛かりなプランでした。 PREMIUM編集部:フランスと日本各地からゲストが集結。場所を決めるだけでも、大変そうですね。今回はどのようにプランを決めて行ったのでしょうか? 飯島さん:おふたりからは、ふたりの出会いの場所でもある“フランス、ブルゴーニュの雰囲気を感じられるウエディングシーンにしたい”というリクエストがありました。 そのリクエストを叶えつつ、さらに“ふたりにとっての最高のウエディングシーン”まで高めるために、そのリクエストの中にどんな本質が隠されているのかを見極める作業からまずはじめました。 PREMIUM編集部:“リクエストの中にある本質を見極める作業”とは、具体的にはどういった事でしょうか? 飯島さん:はい。ご両家ともにご家族で事業をなさっているからこそ、プライベートだけでなく仕事面でもコミュニケーションをとることが多く、ご家族との関係性をとても大切にされていらっしゃいました。 ゲストについても、遠いフランスや日本各地からご招待なさる方々ですから、おふたりにとって特別な方達のはず。この特別な方達とおふたりとの親密度を理解することこそが私のミッションだと思ったので、おふたりと家族、ゲスト一人一人の関係性を紐解いていきました。 そこから、おふたりの価値観や大切にしていることやご家族との関係性が見えてきて、当日のプログラムを具体的にイメージしていきました。 構成がある程度見えてきたところで、そのプログラムを具現化できる可能性が高いロケーションを絞っていきました。 PREMIUM編集部:今回の式場は、鳥取の『プリムローズガーデン』を選ばれていますが、決め手となった理由はありますか? 飯島さん: ロケーション選びは、冗談ではなく日本中の式場を探しました(笑)。 『プリムローズガーデン』は、ロケーションの素晴らしさはもちろんですが、地形や気候がブルゴーニュに似ていること、また私が考える理想の1日をお話した際に、担当の方が全面協力すると言っていただけたこともあり、決断しました。 PREMIUM編集部:まるで映画を1本撮影するかのような準備ですね。 飯島さん:(笑)そうかもしれないですね。 この仕事において何かを決断するときに、ご本人以外のキーパーソンを考慮することがとても重要なんです。 ある意味、キーパーソンとの関係性こそがその方の人生でもあるので、そのリアルをどこまで聞き出せるのか、というのが私のミッションだと思っています。 今回のケースは、おふたりにとってのキーパーソンは、ご両家のご両親。 家族としての一体感を感じながらも、それぞれにスポットを当てていく、という事を心がけました。 2つの国の異なる価値観。お互いの魅力を引き立てあって 編集部 :それでは、映画のような夢の1日の詳細を教えてください! 「ファーストセレモニー」で愛の誓いを 飯島:午後お昼すぎ、シャンパンタワーを使ったファーストセレモニーからスタートしました。 通常でしたら『おふたりの誓い』を行う場面なのですが、フランスのファミリーが無宗教だということもあり、人前式のような堅苦しいものはフィットしないと考え、代わりにおふたりにとって縁のあるシャンパンタワーを使ったファーストセレモニーを行いました。 編集部:セレモニーを屋外にした理由はあるのでしょうか? 飯島:ブルゴーニュでは「どんな時でも外で飲む」という文化があるのでそれにならい、屋外にしました。 このシーンは、日仏のファミリーやゲストが初めて顔合わせするタイミングでもあったので、参列席はシャンパンタワーを中心に、ぐるりと円を描くように配置して、互いのゲストのお顔がなんとなく見えるよう工夫をしました。 編集部:円座の参列席、素敵だなあ、と思っていました。そういった心配りもあったのですね。 飯島:言葉を交わさずとも、なんとなくどういった方達がいるのか、ゲストの全体像がわかると互いに安心しますよね。でも参列席を円座にしたのには、実はもうひとつ理由があるんです。 この配置だと、おふたりが入場する時に参列席を歩けて、ゲストの方々一人一人のお顔を見られるんです。おふたりが両端から別々に入ってきて、真ん中で出会うという流れもドラマティックでしたし、とてもパーソナルであたたかでな瞬間が作り出せたと思います。 日仏どちらのゲストにも喜んでいただける「おもてなし」 編集部:パーソナルでいてドラマティックな演出ですね。その後は、お食事タイム。今回はビュッフェスタイルにしたんですよね? 飯島:はい。日仏どちらの感性も感じられるお料理をラインナップしました。 ビュッフェやテーブルの配置も、日仏それぞれのゲストとの間に自然な交流が生まれるように工夫して。 このシーンでは美味しいお食事をいただきながら、それぞれの国の文化にふれたり、交流が生み出せるようにちょっとしたアイデアやサプライズを盛り込みました。 編集部:そういった文化交流的な部分は、今回こだわったところでもあるのでしょうか? 飯島:そうですね。フランスの方々へは、ブルゴーニュらしい過ごし方を楽しんでいただきつつ、日本ならではの演出やおもてなしを入れることで、日本を知ってもらう工夫を。 日本のゲストへは、型にはまらないブルゴーニュ的な演出を楽しんでいただきながら、日本的なシーンごとに区切りをちゃんと感じてもらう構成にしました。 フランスと日本は文化、時間の過ごし方の価値観も全く違うので、ことあるごとに「2つの国のゲスト達の感覚をそれぞれ理解できているよね?」という問いを自分自身で確認しつづけることを心がけました。 編集部:日本は日本らしいおもてなしで演出。日本で行うブルゴーニュらしい演出は、どんなところでしょうか? 飯島:フランスのウエディングで伝統的に行われるイベントを意識しました。ヴィジュアルディレクション的なところでいうと、屋外で行ったオープンセレモニーやブラックのクロスをキーとしたテーブルセッテイング、ブルゴーニュの夜を表現したファーストダンスでのキャンドルの演出などでしょうか。 特にガーデンパーティのテーブルセッティングは、ラグジュアリー志向ではあるけれどブルゴーニュらしい抜け感が欲しかったので、クロスをブラックにしました。 そこに、おふたりならではの演出として、ドリンクリストだけを置きました。 もうひとつ、おふたりらしい演出と言えば、飲み物は持ち込みにして提供されるワインのセレクトはおふたりがされ、中には家族とのエピソードが深いワインもご用意しました。皆さん、よく飲まれるのでどんどんボトルが空いていき、その度にお父様がそのワインの説明をする。 そうやって、おふたりにとってのキーパーソンにもスポットライトを当てていく、という演出もこだわったところでもあります。 リラックスした空間の中で思いがけないドラマも生まれて 夕暮れにはブレイクできる「カクテルタイム」を 編集部:おふたりにとってのキーパーソンとなる方やゲストにも、それぞれスポットライトを当てる演出で、さらにその場の幸福感や雰囲気が盛り上がりますよね。 飯島:そうなんです。スポットライトが当たる、と言えば印象的だったのがカクテルタイム。カクテルタイムとは日本で言う、一次会と二次会の間の休憩時間のようなもので、フランスでは必ずあるブレイクタイム。そこでちょっとした盛り上がりがありました! 両家のゲストたちが、世代を超えてテーブルを囲んで、お互い翻訳アプリを使って、一生懸命コミュニケーションを取っていたり。自然発生的にそういったことが行われているのを見て、ブルゴーニュのような開放的な雰囲気を演出できたのかな、ととても嬉しくなりました。 編集部:緊張感から解き放たれ、お互いリラックスできたからこその空間ですね。 二次会も同じ場所で開催されたのでしょうか? 19時からはロマンティックな「ファーストダンス」 飯島:19時くらいからファーストダンスが始まったのですが、それがいわゆる二次会のような位置付けです。ブルゴーニュの夏の夜を表現するために、キャンドルだけで光の演出をしました。さらに非日常感を出すために天井をガーランドの布でアレンジして。風が入ってきてなびく布がとてもロマンティックで。 老若男女みなさんが手に手を取りあって踊っている姿は、幸福そのものでしたね。 編集部:キャンドルの光の中、参加者全員がダンスって、それだけでもう夢!(笑) 国際ウエディングならではの印象ですが、飯島さん的に一番うれしかったことや達成感を感じたのはどんなところですか? 飯島:やはりシーンが変わるたびに、ご両家のご両親様から褒められたことでしょうか。 フランスのご両親からは、「日本のかっちりした感じをフランス流にアレンジして心地よくしてくれてありがとう。フランスのゲストが、みんな笑顔。それがとってもうれしい」と言っていただきました。日本のご両親からも「素晴らしい気遣いをありがとう!」と。 この一大プロジェクトのリーダーでもあるおふたりのご両親は、それぞれのゲストがどう過ごされているか、というのを一番気にしていらっしゃいます。 そのリーダーたちにお誉めいただいたと言うことは、私が表現したことは間違いではないんだなと安心しましたね。 プロフィール 飯島智子 早稲⽥⼤学を卒業後、(株)トリートに新卒⼊社。 THE TREAT DRESSINGにてドレスコーディネータを経験し、2019年に同社クリエイティブディレクターに就任。 ⽇本初のオートクチュールブランドの買い付けやオリジナル着物の製作、ファッションデザイナーとのコラボレーションコレクションを発表。 また、新店舗の空間ディレクションやブランドビジュアル撮影のディレクションを⾏うなど、世界観をカタチにする業務に携わる。 2023年、独⽴。 クリエイティブディレクターの経験を活かし、完全オーダーメイドのウエディングシーン・フォトウエディングシーンの創造をスタート。 その他、ビジュアル撮影やイベントの空間コーディネート、事業コンセプトの提案など、 ウエディングの分野にとどまらず、ブランディングディレクションを⾏う。
Premium Crators 高橋エイジ(function(d) { var config = { kitId: 'rfr1ekw', scriptTimeout: 3000, async: true }, h=d.documentElement,t=setTimeout(function(){h.className=h.className.replace(/\bwf-loading\b/g,"")+" wf-inactive";},config.scriptTimeout),tk=d.createElement("script"),f=false,s=d.getElementsByTagName("script")[0],a;h.className+=" wf-loading";tk.src='https://use.typekit.net/'+config.kitId+'.js';tk.async=true;tk.onload=tk.onreadystatechange=function(){a=this.readyState;if(f||a&&a!="complete"&&a!="loaded")return;f=true;clearTimeout(t);try{Typekit.load(config)}catch(e){}};s.parentNode.insertBefore(tk,s) })(document); 高橋 エイジ Eiji Takahashi Photographer 個性を生かしつつ、何気ない瞬間から花嫁様の魅力を最大限に引き出す写真家。圧倒的なセンスと自然な抜け感でふたりの大切な「1秒」を切り取るフォトグラファー集団『maRthgraphy』の代表も務める。 NEW TOPIC 新着記事
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