
『シーティングチャート』でゲストをエスコート♪ 真似したいアイデアも! 席次表に代わるトレンドアイテムをチェック

海外ウエディングで主流の『シーティングチャート』。おしゃれなデザインが豊富で、ウェルカムスペースに華を添えることから、トレンドに敏感なカップルの間で流行中! 今回はそんなシーティングチャートの魅力やデザインアイデア、注意点をご紹介します。
『シーティングチャート』とは? 魅力とメリット

『シーティングチャート』とは、披露宴の際のゲストの席次をひとつのボードにまとめ、ウェルカムスペースなどに飾り、一目で席がわかるようにするアイテムのこと。
元々日本では、名前や肩書なども併記された席次表をゲストひとりひとりに配布し、着席してもらうスタイルが主流でしたが、海外で主流のシーティングチャートやエスコートカードでの案内が昨今人気となってきました。
シーティングチャートのメリットは下記5点。
①ゲストの名前やテーブル番号、会場内のテーブル配置などが一目でわかる
受付の際に、一目で「自分が会場内のどこの席に座るか」がわかるので、スムーズに着席することができます。
②配布する席次表を作らなくてもよいので、コストカットにつながる
ひとりひとりに配布する紙の席次表は、1冊あたり100~300円の費用がかかります。ゲストの人数が多ければ多いほど、コストがかかりますよね。シーティングチャートにすれば、このペーパーアイテム代がカットできるので、予算を他の部分にまわすことが可能です。
③柔軟な配置変更が可能
紙の席次表の場合、印刷の関係で早め早めの準備が求められます。その際、発注後に欠席者が出たり、席の変更があった場合、修正が難しいケースも。シーティングチャートなら、ボード上で調整が可能なので、ギリギリまで調整することができるデザインもあります。
≫【席次例あり】結婚式の席次・席順の決め方は? マナーやパターン別まで徹底解説!
④肩書きの記載などが不要なので、堅苦しくない
紙の席次表の場合、基本的に肩書が併記されますが、シーティングチャートは肩書不要。カジュアルな結婚式にしたい場合は、シーティングチャートがオススメです。
≫席次表の肩書きはどうする? 親族や職場などゲスト別の書き方から面白いアイデアまで徹底ガイド
⑤ウェルカムスペースが華やかになる
ウェルカムスペースに置くシーティングチャートは、デザイン自由! ふたりの結婚式のテーマにあわせて、オリジナリティあふれるものを作ってみてはいかがでしょうか。
≫【結婚式のウェルカムスペース】コーディネートのアイデア&実例総まとめ!
エスコートカードとの違い

席の案内の際によく使用されるアイテムとして、「エスコートカード」というものもあります。エスコートカードは、ゲストの名前とテーブル番号が書かれた紙で、受付時にそれぞれに配布されます。
そのため、シーティングチャートと異なり各ゲストに配布されるものとなりますが、シーティングチャートとエスコートカードを組み合わせて案内するのも◎。
受付でエスコートカードを配布し、そこに記載されたテーブル番号をもとにシーティングチャートで会場内の配置を確認してもらう……など、使い方は自由! ゲストが迷わないことを第一に、ふたりのオリジナリティを発揮してエスコートしてみましょう。
≫もっと詳しく! シーティングチャートとエスコートカードとの違いとメリット
≫エスコートカードのオシャレなデザインアイデア集♪ 海外の結婚式みたいにゲストを席までご案内
センスが光る! シーティングチャートのデザインアイデア6選
シーティングチャートの魅力は、何といってもオシャレな見た目♡ ここでは、わかりやすさとオシャレさを兼ね備えた、シーティングチャートアイデアをご紹介します。▼木製フレームとシーリングスタンプ風シールでナチュラルに

@kimu_gohan さん
ナチュラルで明るい色合いのフォトフレームは、ダイソーで¥400で手に入れたものだそう。シーリングスタンプ風のシールで、1卓ごとに張り付けてシンプルな仕上がりに。
テーブルごとに「クラスメイト」「バイト先の友人」など紹介が添えられていて、思わず全員見たくなってしまうシーティングチャートに。
コロナで来れなくなってしまったゲストがいても、当日にササっと書き換えられたので、シーティングチャートにして良かったと感じたそう。挨拶まわりをする両親には、席次表を小さく印刷して渡たす配慮も◎。
▼シーティングチャート×エスコートチョコで、ゲストも嬉しいご案内に

@haon_wd さん
人気のフェレロ ロシェのチョコレートに名前とテーブルナンバーを書いた紙をセットし、エスコートチョコに♡ さらに近くにシーティングチャートを置くことで、わかりやすく誘導。写真映えするエスコートに、思わずゲストも撮影してしまいそう!
親族には、しっかりと席次表を渡したそう。
▼ウェルカムミラー×シーティングチャートで、フォトスポットに

@__211127 さん
家にあった大きな鏡を利用して、ウェルカムミラーとシーティングチャートを兼ねたオシャレアイテムに! 鏡越しに写真も撮れるので、ゲストのフォトスポットとしても有効活用できますね。
≫「ウェルカムミラー」の先輩カップル事例をご紹介!写真映え抜群の鏡や文字をチェック
▼大きなくまのぬいぐるみがお出迎え!

シーティングチャートを持ってゲストをお出迎えするのは、大きなくまのぬいぐるみ! シーリング風スタンプを卓に見立てたシーティングチャートと、エスコートカードをあわせて使用したそう。
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▼待ち時間もゲストが楽しめる工夫をつめこんで

こちらもエスコートカードと併用でシーティングチャートを使用した先輩カップル事例。エスコートカードは写真付きの手作りだそう! 待ち時間もゲスト同士で盛り上がれること間違いなしです。
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▼テーマは世界旅行! 隅々まで趣向を凝らしたウエディング

世界旅行がテーマの結婚式では、卓を国名にし、シーティングチャートは国旗で表現。エスコートカードは搭乗券風に、席札はメッセージ付きの紙飛行機にしたそう。
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≫ひと工夫でオシャレに変身! 座席表・席札DIYのアイデアまとめ
シーティングチャートを取り入れる際の注意点

●年配のゲストなど、シーティングチャートに馴染みのないゲストへの配慮を
年配のゲストの中には、シーティングチャートに馴染みがないゲストも。親族のみ席次表をひとり一部用意するなど、ゲストに合わせた配慮をしてみて。
●挨拶まわりをする親には別紙を
披露宴中の親の役目として大切なのが、挨拶まわり。その際、どこに誰が座っているか把握しておかないと、挨拶が難しいことも。親用に、席次表や小さく印刷した座席表を用意しておくと◎。その際は、肩書も添えておきましょう。
≫結婚式当日の親の役割とマナー、挨拶まわりのタイミングは?
●受付時の案内を徹底する
シーティングチャートは、ウェルカムボードと間違われスルーされる可能性があります。受付を依頼する人や、会場のスタッフにお願いして、しっかりとゲストにご案内が行き渡るようにしましょう。
また、ボードの前が混み合わないよう誘導したり、招待人数が多い場合はボードを複数枚用意するなど、工夫をしましょう。
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●エスコートカードを併用する
シーティングチャートは動かすことができないので、「あれ、どこだっけ?」となった時、またボードの前まで戻らなければなりません。そういったことを避けるために、エスコートカードも併用するとよいでしょう。
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