1
ハイブランドの結婚指輪の相場を公開! 人気ブランドランキングや先輩カップルの決め手、指輪選びのポイントも解説
結婚を決めたカップルの多くが購入するといわれている結婚指輪。基本的には生涯身につけるため、シンプルなデザインを選ぶカップルが多いが、それだけに差が見た目に分かりにくい。憧れのハイブランドの結婚指輪が気になるけれど、みんなどれくらいの価格で何を重視した? ブランドは? 決め手は? そんな疑問を令和婚のリアルカップルに調査! 結婚指輪の相場と合わせて、選び方についても解説する。
やっぱり素敵! ハイジュエラーならではの結婚指輪の魅力について
ティファニー、カルティエ、ハリー・ウィンストン、ブルガリ、ヴァン クリーフ&アーペル。「世界5大ジュエラー」とも呼ばれるこれらの老舗をはじめとする人気のハイジュエラーは、シンプルゆえに差が出るデザイン性や素材使い、そしてつけ心地でも圧倒的なクオリティの高さを誇る。そこに加えて何よりも変えがたい魅力は、 “憧れ”を手にした喜びではないだろうか。
一生身につけるものだからこそ、結婚指輪は長く愛せると確信できる色褪せないひとつを選ぶことが最も大切。妥協のなき本物の輝きを放つハイジュエラーの結婚指輪は、一生ものとして最高にふさわしい存在だ。
では、さっそくそんな運命の一本に出会ったカップルの声を見ていこう。
≫ハイブランドの婚約指輪の予算はどれくらい? 先輩カップルの平均購入金額や実際に購入したブランド、購入の決め手を公開
ハイブランドの結婚指輪の相場は○○円!
ティファニーやカルティエをはじめとしたハイブランドの結婚指輪の相場は、全体平均で421,053円!
一般的な婚約指輪の購入平均額は35.1万円なので、ハイブランドで結婚指輪を購入した層の平均額は約7万円多いという結果になった。割合では、20〜30万円未満が最も多かったが、約半数が40万円以上の指輪を購入しているなど、比較的高額な結婚指輪を購入している人も多いよう(通常の国内ブランドの場合約26%)。
2024/7/23~28実施インターネット調査
2023/5∼2024/6の期間に結婚指輪を対象ブランドで購入した全国男女202名
≫国内のブランドも対象!【結婚指輪の相場】はこちら
みんなはどこで買った? ハイブランドの結婚指輪ランキング
憧れのハイブランドの婚約指輪はハードルが高いけれども、結婚指輪であれば予算内におさまる! という方も多いのでは? ここでは、実際にハイブランドで結婚指輪を購入した先輩カップルの購入ブランドランキングをご紹介。先輩カップル実例や、決め手もあわせてチェックしてみて。
■ 1位 カルティエ(Cartier)を選んだ先輩カップルの声
「もともとブランドの赤い箱に憧れがあり、祖母と母からカルティエのダイヤの質は本物だと聞いていたため」
「元々ブランドに憧れがあり、試着してみてとても気に入ったから」
「実際に来店して試着したときもトキメキがすごくて、「絶対にこれが良い」となって即決だった」
カルティエ(Cartier)を選んだ先輩カップルによると、憧れのブランドだからという声が多数。また、重ね付けのことを考え、婚約指輪とそろえてどちらもカルティエ(Cartier)にした、という声も多くみられた。
\結婚指輪にカルティエ(Cartier)を選んだ先輩カップル/
信頼できるブランドを選びたいと思っていた新郎と、レッドボックスに憧れがあった新婦naramiさんが選んだのは、カルティエ(Cartier)。婚約指輪はバレリーナ ソリテール リング、結婚指輪はバレリーナ ウェディング リングをチョイス。結婚指輪のシンプルなデザインは、婚約指輪と重ね着けの相性もバッチリで気に入っているそう。
≫このカップルのウエディングストーリーはこちら
■ 2位 ティファニー(Tiffany)を選んだ先輩カップルの声
「"もともとブランドに憧れがあり、購入するなるばTiffanyと決めていた。種類もforeverが一番シンプルでずっとつけられると考えていたのでそれにしました」
「記念日等には毎年ティファニーを貰っていたので、結婚指輪もティファニーで揃えました」
「2人で同じデザインの指輪を付けたかったから。アフターケアが充実している。一生物のため、妥協せずに気に入ったブランドのものを身に付けたかった」
ティファニー(Tiffany)を選んだ先輩カップルによると、1位同様「憧れのブランド」という声と「婚約指輪と揃えた」という声が大多数を占める結果に。また、「着け心地がよかった」という声も多数。日常使いする結婚指輪においては着け心地など実用的な面までしっかりと検討しているカップルが多いよう。
\結婚指輪にティファニー(Tiffany)を選んだ先輩カップル/
ティファニー(Tiffany)の婚約指輪ティファニー セッティング エンゲージメント リングにあわせ、結婚指輪はティファニー ソレスト V リング ダイヤモンドをセレクトした新婦。指が長く見えるようにV字のデザインを探していたこと、そして重ね着けしても婚約指輪のダイヤモンドにかぶらないことが決め手になったそう。
≫このカップルのウエディングストーリーはこちら
≫20万円代のティファニー(Tiffany)結婚指輪一覧
■ 3位 ミキモト(MIKIMOTO)を選んだ先輩カップルの声
「日本を代表する老舗ジュエリーブランドだから」
「"元々、信頼できる老舗のブランド(メーカー)で購入したいと思っていたので、国内海外問わず検討してミキモトにしました。皇室御用達のため、数十年先でも不変の価値を持つであろうブランドという点も決め手でした」
「柔らかな丸みのある形ながらに品があって長く共にできると思ったため」
ミキモト(MIKIMOTO)を選んだ先輩カップルによると、「老舗ブランド・国内ブランドであることの安心感」を決め手にあげる声が寄せられた。何十年という時を共にする指輪だからこそ、安心感や信頼感を求めるカップルが多いようだ。
\結婚指輪にミキモト(MIKIMOTO)を選んだ先輩カップル/
ミルグレインのリングに憧れがあったというMさんは、婚約指輪は Mikimoto Mellia (ミキモト メリア)、結婚指輪はミルグレインと呼ばれる伝統的で繊細な模様が美しいマリッジリングMIKIMOTO Milgrain(ミキモト ミルグレイン)に。
「ミキモトは格式があり信頼できるブランドというイメージ」「海外ブランドのリングは少し主張が強い気がしてしまったのと、どちらかというと華奢なデザインの指輪が好みだったので、ミキモトのデザインが気に入っています」とMさん。
≫このカップルのウエディングストーリーはこちら
デザイン、つけ心地etc. 購入のいちばんの決め手になったのは?
先輩カップルに結婚指輪の購入の決め手を聞いてみると、下記のような結果に。
1位 憧れのブランドだから
2位 デザインが気に入ったから
3位 つけ心地がよかったから
1位は「憧れのブランドだから」がランクイン。結婚の記念でもあり、長い年月しようする結婚指輪は、せっかくだからずっと憧れていたブランドで買いたかった、という声が多数あがりました。
2位は1位と僅差で「デザインが気に入ったから」。婚約指輪と違いシンプルさを重視する結婚指輪は、「どれでも同じ」と考えられがちだが、シンプルだからこそ、細かいディテールやクオリティの差が出やすい。その点で、それぞれが独立したアトリエを持ち、卓越した職人技を誇るハイジュエラーは一線を画す。丁寧に磨かれたプラチナやゴールド、どこから見ても優美で完璧なフォルムは、伝統ある名門ジュエラーだからこそ手に入る。
3位の「つけ心地のよさ」も、毎日身につけるという点では結婚指輪探しではとても大切なポイント。ブランド力やデザイン性も大切だが、しっかりと試着をして自分の指への馴染み具合もチェックしたいところ。
また結婚指輪ならではの決め手として「婚約指輪と同じブランドがよかった」という回答もあった。やはり婚約指輪と結婚指輪は同じブランド、同じコレクションを選んだほうがまとまりやすい。結婚後はセットで身につけたいという人は、選ぶ際に意識してもいいかもしれない。
結婚指輪の価格が決まるポイント。選ぶ際にはここに気をつけて!
結婚指輪の価格は、素材、ダイヤモンドなどの宝石の有無、そしてリングの幅で決まる。
それぞれの選び方やメリット、デメリットを見てみよう。
■素材
多くの人が地金のみ、あるいは地金メインのシンプルなデザインを購入する結婚指輪。素材は、印象を決める大きなポイントだ。一般的にプラチナとゴールドに分けられる。
・プラチナ:白金と呼ばれる銀白色の金属のこと。ptと表記される。
・ゴールド:主にイエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドの3色に分かれる。金の純度によってK10、K14、K18と表記される。K18は純度75%で、K24(24金)は純金。K14、K10と、純度が低くなるほどより白っぽい色みになる。
プラチナは、よくホワイトゴールドと混同されがちだが、ホワイゴールドよりも上品でやわらかな色合いを持つ。逆にホワイトゴールドは、硬質でクリーンな色合いだ。イエローゴールドやピンクゴールドは、黄味寄りの日本人の肌になじみがよく、手持ちのジュエリーと合わせやすい点でも魅力だ。価格はゴールドより希少性の高いプラチナの方がやや高めの傾向があるが、近年、ゴールドの価格高騰によって価格が変わらないケースもある。
またプラチナとゴールドは重さも異なるので注意したい。重厚感のある指輪が好きな人はプラチナ、軽やかなつけ心地が好きな人はゴールドがおすすめだ。
■宝石の有無
ダイヤモンド、あるいは色石の有無、大きさによっても価格は変わる。どのブランド、ショップも、同じデザインで宝石ありとなしの両方を揃えていることが多いので、価格を抑えたいなら宝石なしを選ぶといいだろう。
■リングの幅
ペアで身につけることを前提とした結婚指輪は、同じデザインで幅のバリエーションを揃えていることがほとんどだ。基本的には2〜3mm幅で、細いほど華奢な印象になるが、指が骨太でゴツゴツしていると悪目立ちしてしまうので注意。「自分にはデザインが似合わない」と思った指輪でも、リングの幅を変えると意外としっくりくることもある。
またブランドによって4mmを超える幅広タイプも展開していて、骨太さんや男性、またファッションリング感覚で身につけたい人にも。
上の3要素に加えてもうひとつ。カスタムオーダーやオプションサービスを付けるかどうかによっても金額が変わってくる。
たとえばフルオーダーや、既製品に好きなデザインや石をプラスできるセミオーダー、裏側に想いを込めた色石をセットするシークレットストーンサービス、また好きな文字や数字を入れられる刻印サービスはほとんどのブランド、ショップが行っている。もしこういったサービスを利用したい場合は費用を確認し、予算にきちんと組み込んでおきたい。
結婚指輪はワリカン? パートナーに出してもらう?
結婚指輪の購入費用は「パートナーが全額出した」という人もいるし、「お互いに贈り合った」という人もいる。「ふたりで身につけるものなのできっちりワリカン」派もいるし、あるいは男女関係なく、「収入が多いほうが多めに払う」というカップルもいる。
ライフスタイルや価値観によってさまざまで、どの選択もありだが、お金のことなのでパートナーとは事前にきちんと話し合っておきたい。
婚約指輪と違い、結婚指輪はふたりで身につけるものだからこそ、お互いが納得しなければ決められない。ちなみにペアリングにこだわらないカップルもいる。ブランドだけ統一し、デザインはそれぞれが似合う、好きなデザインを選ぶという自由なスタイルもここ数年でグッと増えてきた。相場価格や人気ブランドはあくまでも“平均”だ。結婚指輪のバリエーションは年々増え続け、サービスもどんどん充実している。周囲に流されず、ふたりが「これだ!」と思う結婚指輪は必ず見つかるはずだ。