ウエディングドレスへの花の生け込みで、令和流お色直しを披露
本イベントでは、喜多村氏によるウエディングドレスへの花の生け込みライブパフォーマンスも行われた。モデルとなったのは『バチェラー・ジャパン シーズン3』に参加経験もある、ウォーキング講師の野原遥氏。
第一部では「Galia Lahav(ガリアラハヴ)」のウエディングドレスのデザイン性の高さを活かし、胸元に白を基調とした花をあしらい、新しいビスチェタイプのドレスとして提案。四季の移ろいを楽しみながら緩やかなデザインを大切に、そして大胆な色使い、自然の造形を活かした表現が光る。
一方、第二部ではグリーンを主体に珍しいオレンジ色のカラーという花を主役にした、ワンショルダーの装花アレンジを披露。真っ白なウエディングドレスにニュアンスカラーのオレンジをワンポイントあしらうことで、気品や美しさを損なわず、馴染みの良い装いに仕上がった。また、造形の美しい赤いグロリオサをいくつかあしらい、華やかさをプラスしながらも、柔らかい印象の葉っぱやスズラン、リキュウバイという枝物を加え、バランスを調整。右肩から左の腰にかけあしらうことで、ウエストのくびれや足の長さも強調され、スタイルアップにもひと役買うデザインに。
同じドレスながらも、一部と二部で全く異なる印象へとドレスチェンジを遂げた喜多村氏の手腕に脱帽。
「例えばこのようにスタイルチェンジをして披露宴会場へ入場されると、ウエディングドレスの楽しみ方の幅が広がると思うんですね。また、挙式日はベーシックにフォーマルなドレス姿を披露しつつ、前撮りでスタイルチェンジしていただくのもいいですね。旬の草花を盛り込んでいくので、その時にしか作れない唯一無二のスタイルが作れるのが装花アレンジの魅力だと思います」と新たなウエディングドレスの楽しみ方を提案した。