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ウエディングが旬の華やぎに。会場装飾だけではない装花トレンドー『PREMIUM WEDDING EVENT 2023』開催レポート

2023年5月3日にコンラッド大阪で開催された『PREMIUM WEDDING EVENT 2023』。このイベントで空間づくり、そして花の生け込みパフォーマンスなどを担当したのが「竹中庭園緑化 Kazen」だ。
今回は竹中庭園緑化 Kazen 喜多村氏による、会場装飾だけではない“五感で楽しむ結婚式”という新たな装花の提案にもフィーチャーしてご紹介。

▼竹中庭園緑化 Kazen 喜多村氏による装花解説や、イベントの様子はこちら

イベント開催レポートはこちら


アロマの香りとキャンドルのゆらめきの中に、草花が咲き誇る天空の披露宴会場


装花

夏をイメージした披露宴会場1の装飾は「フローティングルーム」をテーマに、空に浮かび上がるような景色を作成。グリーンにカラートーンを整えながらも、単調になりすぎないようゴールドも取り入れ、ハレの日にふさわしい祝祭感を演出。テーブルクロスなどはブラックでシックにまとめることで、多様性がありながらも原産地を揃えたエネルギッシュな草花たちを際立たせた。

また、ウエディングを香りでスタイリングする"センテッド・ウエディング"のパイオニアであるフレグランスブランド「Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン)」のアイテムも会場に展示。さまざまな香りのアロマキャンドルをテーブルに配すことで、香りが混ざり合い、来場者を視覚だけでなく、嗅覚でも満たした。

装花

テーブルの上でゆらめくキャンドルの灯と、それを反射するかのように空中できらめくクリアバルーン、そしてスモークを焚く演出も行われ、さながら雲の上に浮かび上がる天空の披露宴会場のよう。
さらに会場のカーテンを開け放つことで、幻想的な雰囲気から光のヴェールが降り注ぐブライトな雰囲気へイメージチェンジ。乾杯後やお色直しの入場シーンを、よりドラマティックに演出してくれそう。

装花




白とニュアンスカラーの花がロマンティックな、冬をイメージした高砂装花


高砂ソファ

披露宴会場2では、冬をテーマに白を基調とした装花を高砂ソファにセッティング。白にベージュや淡いピンクなどのニュアンスカラーを取り入れることで、冬のエレガントなウエディングを印象づけた。ダリアや紫陽花などを中心に、その時期にしかない花の色味を大切にしながら同じ品種の花を使い分けることで、統一感のあるテイストに。

装花

高砂エリアにはシューズブランド「Jimmy Choo(ジミーチュウ)」も展示。「Jimmy Choo(ジミーチュウ)」の“シンデレラシューズ”に花を添える、可憐で優美な装花が来場者を魅了した。




陽光降り注ぐアトリウムで草花が咲き誇る、春がテーマの会場


装花

自然光が燦々と降り注ぐ天井高16.5メートルを誇る「コンラッド大阪」自慢の開放的なアトリウムは、春をイメージした装花で彩られた。アトリウムの中央には新緑が綺麗に引き立つ、咲き乱れるようなカラフルな草花が鎮座。細かい花々は着色された鮮やかな発色でありながら、自然界に存在する草木とも調和が取れるよう葉っぱなどのアクセントカラーでまとめられた。

装花

螺旋階段の脇には、イベント当日に合わせて開花するように調整されたミヤマツツジが見事に鮮やかなピンクの花を咲かせ、ステージを彩った。

アトリウムの窓際には、ディスプレイされたウエディングドレスの純白な輝きを際立たせるように、3m級の木々を配置。足元を苔で装飾することで、まるで森のなかのような美しい空間に。

装花


ウエディングドレスへの花の生け込みで、令和流お色直しを披露


本イベントでは、喜多村氏によるウエディングドレスへの花の生け込みライブパフォーマンスも行われた。モデルとなったのは『バチェラー・ジャパン シーズン3』に参加経験もある、ウォーキング講師の野原遥氏。

第一部パフォーマンス

第一部では「Galia Lahav(ガリアラハヴ)」のウエディングドレスのデザイン性の高さを活かし、胸元に白を基調とした花をあしらい、新しいビスチェタイプのドレスとして提案。四季の移ろいを楽しみながら緩やかなデザインを大切に、そして大胆な色使い、自然の造形を活かした表現が光る。

第二部パフォーマンス

一方、第二部ではグリーンを主体に珍しいオレンジ色のカラーという花を主役にした、ワンショルダーの装花アレンジを披露。真っ白なウエディングドレスにニュアンスカラーのオレンジをワンポイントあしらうことで、気品や美しさを損なわず、馴染みの良い装いに仕上がった。また、造形の美しい赤いグロリオサをいくつかあしらい、華やかさをプラスしながらも、柔らかい印象の葉っぱやスズラン、リキュウバイという枝物を加え、バランスを調整。右肩から左の腰にかけあしらうことで、ウエストのくびれや足の長さも強調され、スタイルアップにもひと役買うデザインに。
同じドレスながらも、一部と二部で全く異なる印象へとドレスチェンジを遂げた喜多村氏の手腕に脱帽。

花の生け込みパフォーマンス

「例えばこのようにスタイルチェンジをして披露宴会場へ入場されると、ウエディングドレスの楽しみ方の幅が広がると思うんですね。また、挙式日はベーシックにフォーマルなドレス姿を披露しつつ、前撮りでスタイルチェンジしていただくのもいいですね。旬の草花を盛り込んでいくので、その時にしか作れない唯一無二のスタイルが作れるのが装花アレンジの魅力だと思います」と新たなウエディングドレスの楽しみ方を提案した。



ゲスト参加型のウェルカムボード、フォトスポットという新提案


フォトスポット

今回「竹中庭園緑化 Kazen」は会場の装飾に加え、ゲスト参加型のウェルカムボードおよびフォトスポットも新たに提案。あらかじめ球体のガラスに花をあしらった装飾を施したボードに、ゲストが受付で選び取ったリボンをかけていくことで、世界にひとつだけのフォトスポットが完成するという演出を実際の来場者に体験いただいた。このウェルカムボードでの演出体験を通じ、ゲスト同士の会話も弾み、ウエディングという祝福の時をさらに盛り上げる取り組みになるだろう。

フォトスポット

空間を彩るだけではなく、お色直しやゲスト参加型の演出など、インタラクティブで印象的なウエディングを演出する「竹中庭園緑化 Kazen」の装花という魔法。最上の日を感動で満たすアイディアの数々を、ぜひ参考にしてみては。

フォトスポット


■竹中庭園緑化 Kazen
https://www.takenaka-teienryokka.com/kazen/

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