1925年発表のF・スコット・フィッツジェラルドの名作小説『グレート・ギャツビー』を原作にした作品。莫大な財産もルックスもすべて完璧な謎の男・ギャツビーの、悲劇を予感させる半生を描いた物語です。5度目の映画化となり、『ムーラン・ルージュ』『ロミオ+ジュリエット』などでも知られるバズ・ラーマン監督ならではの華やかでゴージャスな映像も話題に。

名シーンを彩る華麗なジュエリー

CAPTION シーンの説明
ファッション文化と音楽が街にあふれた「狂騒の1920年代」。主人公・ギャツビーが夜な夜な開くパーティに登場した、彼にとっての運命の女性・デイジーが身につけていたのがティファニーのジュエリーです。アメリカを代表するジュエラーならではの豊富なアーカイブを参考に、特別にデザインされたジュエリーたちはため息が出るほどの豪華さ。20年代の上流階級を象徴するような、突出したきらめきが映像に強い印象を与えています。

CAPTION シーンの説明
禁酒法の時代にもかかわらず大量のシャンパンを振る舞い、シャンデリアの下でジャズが生演奏される……連日開かれる豪華絢爛なパーティは、初恋の人と再会するためのもの。ようやく現れた意中の人・デイジーとギャッツビーが語り合うシーンは最高にロマンティック。巨万の富を持つ「完璧な男」であるはずのギャッツビーが、少年のようにうろたえてしまう女性・デイジーの美しさを、いっそう輝かせる華やかなジュエリーには思わず目を奪われてしまいます。
JEWELRY ジュエリー

サヴォイ・ヘッドドレス
それまでヨーロッパ王侯貴族のものだったティアラが、アメリカの富豪たちの装飾品へと移り変わったのが1920年代。デイジーがパーティー・シーンでブロンドのボブヘアにつけていたヘッドピースは、まさにヒロインを象徴するジュエリーといえるでしょう。きらめくダイヤモンドとデイジーの動きに合わせて揺れるパールは、今見ても十分にスタイリッシュ。Photo:Tiffany & Co.

ハンドオーナメント
デイジーモチーフをあしらったハンドオーナメントも、パーティシーンで使用されました。ダイヤモンドのリングとパールのブレスレットが一体化したスタイルは1920年代に流行したもの。上質なパールから放たれる光が、ギャツビーが初恋と変わらぬ恋心を捧げるデイジーの可憐さを象徴。ゴージャスでありながら「モダンガール」らしいカジュアルさも兼ね備えています。Photo:Tiffany & Co.

JEWELRY ジュエリー
ブローチ
ティファニーが映画からインスパイアされたジュエリーが、ヒロイン・デイジーと同じ名前の花をモチーフに製作されたブローチです。愛らしいフォルムですが、ホワイトダイヤモンドの中央に配されたイエローダイヤモンドの輝きはティファニーならではの贅沢さ。1920年代を彷彿させる特徴的なアールデコ調のデザインは、一点だけでも特別な存在感を放つはずです。Photo:Tiffany & Co.
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『華麗なるギャツビー』
× ティファニー「グレート・ギャッツビー」はティファニーの衣装協力で制作された華やかな映画。
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『舞台恐怖症』
× ヴァンクリーフ&アーペル「舞台恐怖症」は、名女優マレーネ・ディートリッヒがヴァン クリーフ&アーペルの豪華なブレスレットを身につけて登場する映画。
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『メイド・イン・マンハッタン』
× ハリー・ウィンストン「メイド・イン・マンハッタン」は、ジェニファー・ロペスがハリー・ウィンストンのリリー・クラスターイヤリングなどゴージャスなジュエリーを身につけるシーンが印象的な映画。
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『上流社会』
× カルティエ「上流社会」はモナコ公国のレーニエ3世と結婚したグレース・ケリーが女優として最後に出演した映画。
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『セックス・アンド・ザ・シティ』
× ミキモト「セックス・アンド・ザ・シティ」では、サラ・ジェシカ・パーカー演じる主人公キャリー・ブラッドショーがミキモトのパールネックレスをおしゃれにつけこなしています。
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『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
× ピアジェ「ジャッキー」は、ナタリー・ポートマン演じるジャクリーヌ・ケネディがピアジェのパールやウォッチを身につけ、歴史的な悲劇の知られざる側面を描き出す映画。