マレーネ・デートリッヒを迎え製作された、ヒッチコックによるサスペンス。舞台女優・シャーロット(デートリッヒ)による夫殺害の罪を着せられそうになった、ジョナサン。主人公・イヴは彼の罪を晴らそうと奮闘しますが…。ラストに待ち受けるのは、想像を超えた大どんでん返し。スリルもロマンスも笑いも涙も詰まった、巨匠・ヒッチコックならではのセンスが光ります。
名シーンを彩る華麗なジュエリー

CAPTION シーンの説明
当時も今も他の女優たちにはない退廃的なムード、妖しくも美しい魅力で多くの男女を虜にしたマレーネ・デートリッヒ。現実と同じ大女優を演じた彼女の華やかさを象徴するように、ストーリー中幾度となく登場するのがヴァン クリーフ&アーペルのブレスレットです。モノクロ映像でありながらジュエリーから放たれる圧倒的なきらめきは、観客の強いイマジネーションを掻き立てます。
Marlene Dietrich, 1950 : Die rote Lola (Stage Fright, USA 1950, Regie: Alfred Hitchcock) Marlene Dietrich ; Frau Mode, fashion, Diva, Zigarette, Diadem, Schmuck, Cape durchsichtig, T・l
JEWELRY ジュエリー
ブレスレット
ディートリッヒが、親しい友人だった「ヴァン クリーフ&アーペル」のブランド創設者の一族ルイ・アーペルのすすめで、1937年にオーダーしたのが“ジャルティエール ブレスレット”です。木の年輪のように並ぶルビーを囲むのは、バケットセットとパヴェセッティングのダイヤモンド。ループの内側には、花びらのようにデザインされたダイヤモンドが。デートリッヒのお気に入りとなったジャルティエールはバングルと共に着けられることも多く、『舞台恐怖症』での使用は「ヴァン クリーフ&アーペル」のメゾンの名をより広く浸透させることになりました。
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『華麗なるギャツビー』
× ティファニー「グレート・ギャッツビー」はティファニーの衣装協力で制作された華やかな映画。
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『舞台恐怖症』
× ヴァンクリーフ&アーペル「舞台恐怖症」は、名女優マレーネ・ディートリッヒがヴァン クリーフ&アーペルの豪華なブレスレットを身につけて登場する映画。
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『メイド・イン・マンハッタン』
× ハリー・ウィンストン「メイド・イン・マンハッタン」は、ジェニファー・ロペスがハリー・ウィンストンのリリー・クラスターイヤリングなどゴージャスなジュエリーを身につけるシーンが印象的な映画。
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『上流社会』
× カルティエ「上流社会」はモナコ公国のレーニエ3世と結婚したグレース・ケリーが女優として最後に出演した映画。
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『セックス・アンド・ザ・シティ』
× ミキモト「セックス・アンド・ザ・シティ」では、サラ・ジェシカ・パーカー演じる主人公キャリー・ブラッドショーがミキモトのパールネックレスをおしゃれにつけこなしています。
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『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
× ピアジェ「ジャッキー」は、ナタリー・ポートマン演じるジャクリーヌ・ケネディがピアジェのパールやウォッチを身につけ、歴史的な悲劇の知られざる側面を描き出す映画。