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和婚の準備って?知っておきたい和の衣装・演出

「わたしたち、いつ何するの?」彼からプロポーズされた!だけどこれからどうすれば......。2人で、家族と、友だちと。みんなで進める結婚準備、「いつ、何をするか」を順番に見ていきましょう!

第8話

和婚の準備って? 知っておきたい和の衣装・演出【6カ月前】

前回は「楽しく結婚準備をするコツ」を紹介しましたが、結婚式のテーマや演出で最近人気が高まってきた「和婚」。和婚とは、挙式・披露宴の演出など、結婚式のどこかに「和」のテイストを取り入れたものを総称して呼びます。和婚を希望する理由でもっとも多いのは「和装を着たいから」。着物姿は両親や親族にも大好評です。

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知っておきたい和の花嫁衣裳

和装の花嫁衣裳は、白無垢、色打ち掛け、引き振袖、振袖の4種類があります。白無垢は婚礼のための正礼装。打ち掛けとその下に着る掛下、帯や小物までを白一色で統一して身の清浄を表わします。

打ち掛けは、白無垢と同様、婚礼のための正礼装。白一色以外の打ち掛けを色打ち掛けと呼びます。引き振袖は、別名大振袖、本振袖と呼ばれ、振袖の中でも最上位に位置づけられています。

新郎の和装の正礼装のルールはありませんが、挙式であれば最礼装とされる黒紋付を、披露宴のお色直しであれば、白、緑、紫、シルバーなど、新婦の装いと合う色紋付を着るケースが多いです。

挙式で和装を着る場合

代表的なのは、由緒ある神社や施設内の神殿で行う神前式です。家族や親族とともに、厳粛な雰囲気の中で行う和やかな挙式は、「親族へのおもてなし」を大切に考える新郎新婦に支持されています。

アットホームな挙式にしたい場合は、和装での人前式がおすすめです。リングピローを和テイストにしたり、三々九度を取り入れたり、フラワーシャワーに替えてゲストに折ってもらった折鶴でシャワーなどはいかがでしょうか。格式がありながらも、温かさのある挙式となるでしょう。

披露宴で和装にする場合

お色直しを和装で登場すると、友人ゲストからも歓声が上がり、また親や親族にもとても喜ばれます。演出や引出物・引菓子に「和テイスト」を加えることで、ゲストの印象に残るひと時になるはずです。 それでは、具体的な和テイストの取り入れ方の一例をご紹介します。

■BGMを和にする
和装入場の際、BGMを三味線や日本古来の楽器(ひちりき・笙・竜笛)がベースとなっている曲にしてみてはいかがでしょうか? また、琴などの和楽器の生演奏もおすすめです。

■鏡開き
両家の親と共に、お世話になった方と一緒に、独身の友人と一緒に、さまざまな演出が可能です。「よいしょ、よいしょ、よいしょ」の掛け声が会場に一体感を演出します。

■日本酒サービス
新郎が日本酒をゲストのグラスに注ぎ、新婦が金箔を散らしていく演出はいかがでしょう。華やかさ、おめでたさを感じる、和ならではの演出です。

■木遣りや獅子舞
和の伝統芸能は、真近で見ることが少なくなった昨今、ゲストには大変喜ばれます。

■デザートビュッフェ
一部を和菓子にし、それを新郎新婦がお祝い箸で取り分ける演出。取り分けるときに、ゲストひとりひとりに御礼の言葉をそえて。
披露宴で和装にする場合
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>>【ウエディングトレンド2024-2025】みんなの結婚式に対する価値観をチェックしよう

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「わたしたち、いつ何するの?」

ひぐちまり

監修・執筆

ひぐちまり

結婚ジャーナリスト&マリッジコンサルタント

外資系銀行、建築企画会社をへてブライダル業界へ。その後、23年間ブライダル事業に携わり、ウェディングプロデュースの先駆者として1万組以上の婚礼を手がける。
ブライダルやパーティのマナーにも精通し、2010年には、モナコ王室主催の舞踏会に参加。
書籍監修は『ウエディングのマナーとコツ』(学習研究社)など計10冊、累計発行部数20万部を突破。
現在は、ウェディングマナーや企業研修、ブライダル業界の有識者としてパネルディスカッションに参加するなど幅広く活躍中。30歳からの婚活を応援する「婚活クリニック」が好評。
そのほか新郎新婦立居振舞レッスンマナーレッスンやイベントなどを主催。