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2015年7月11日
夏のボーナス、夫婦でどう使う? 貯金派が6割
■7割がボーナスをどう使うか「未定」
Q.夏のボーナスの使い道は決めていますか?
はい(31.7%)
いいえ(68.3%)
約7割の人がまだ決めていないようです。本アンケートを実施したのがボーナスシーズン前だったからかもしれません。では、少数派ながら「使い道は決めている」人に、どう使う予定なのか聞いてみました。
■6割が堅実に貯金
Q.どのように使う予定ですか?
貯金する(59.4%)
家電を購入(9.9%)
クルマを購入(4.0%)
それぞれ欲しいものを買う(3.0%)
引越し資金に充てる(2.0%)
不動産の頭金に充てる(2.0%)
約6割と圧倒的に多かったのは貯金するといった声でした。この不況下ですから、ボーナスが支給されたからといって気軽に使う気にならない人は多いのかも。一方で、家電やクルマ、住まいなど“大物”への資金に回す人も少数ながらいるようです。
■ボーナスのことで3.8%がパートナーとケンカに
使い道が未定という人も含めて、夫婦でボーナスの使い道に関してモメてしまうケースも少なくないはず。その実態は?
Q.ボーナスの使い道でパートナーとケンカをしたことはありますか?
はい(3.8%)
いいえ(96.2%)
9割強は「ケンカをしたことはない」と答えていますが、やや少数の「ケンカ経験あり」の人たちのエピソードが気になります。具体的に聞いてみました。
■ボーナスを貯金するか使うかでケンカに
まずは、貯金派VS使う派での家庭内バトルの事例。
「貯金をしたかったけれど夫は旅行に行って散財したかったみたい」(女性/30歳/医療・福祉)、「欲しいものをたくさん挙げられたが、『そんなに買う余裕はない、毎月赤字なんだから貯金しよう』と言ったら『俺のボーナスなのに』と言われて腹が立った」(女性/25歳/ソフトウェア)などの声が寄せられています。
貯金に回す分・使う分で割合を決めて歩み寄ってみると、お互いに納得できる結果になるかもしれませんね。
■ボーナスで何を買うかでケンカに
一方、お互いに「ボーナスは使うもの」と考えていても、「ボーナスで冷蔵庫を買うか、ウォーターオーブンを買うかで意見が合わなかった。ボーナスの金額的にもどちらかしか買えなかったので」(男性/30歳/学校・教育関連)のように「何を買うか」で争った事例も。
夏のボーナスでは◯◯、冬のボーナスでは◯◯というように、お互いの要望を反映する形にできると争いは避けられそう。
■各種支払でボーナスが消えてケンカに
中には「車検と税金でほとんどなくなることが確定したから」(男性/40歳/学校・教育関連)、「相手がこれまでのカードの返済等で、ほとんどボーナスが消えてしまっていたので」(女性/30歳/情報・IT)など、ボーナスを貯金にも消費にも回せず、悶々とする人も。とくに前者の事例は仕方がない!?
■ボーナス月のお小遣い上げ交渉でケンカに
ボーナス月のお小遣いでケンカになるケースも少なくないようです。
「主人がボーナスの時の小遣いをもっと増やしてと言ってきたとき」(女性/33歳/小売店)、「貯金の金額のことで少しモメた。夫はすこしお小遣いを増やして欲しかったらしい」(女性/24歳/食品・飲料)などの意見が上がっています。
「ボーナス+いつもの月給」で普段よりも多くもらっているため、男性側としては当然お小遣いもアップされるものと期待しているようです。1〜2割程度「期間限定」として上げてみるのも得策かもしれません。
ボーナスでモメない夫婦のほうが割合的には多いですが、もしケンカになりそうな場合はしっかり話し合うべき! お互いの満足度や納得度を上げるような方法をじっくり考えられると良いですね。
※アンケート対象
調査時期:2015年5月28日~2015年6月1日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20〜50代の既婚男女319名
調査方法:インターネットアンケート
(文/池田園子)
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