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結婚式ムービーの種類や自作ポイント、オススメの曲を大公開!

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結婚式を盛り上げる演出のひとつとして、今や欠かすことのできない「ムービー」。披露宴のオープニングからエンディングまで、さまざまな場面を盛り上げるツールとして活用されています。ここでは、その種類や自作する際のポイント、使用する曲のオススメなど、ムービーにまつわる基本知識を紹介します。

■結婚式で上映するムービーの種類と役割は?

結婚式で上映するムービーの種類と役割は?
結婚式(披露宴)で流すムービーは主に次の4種類があります。

●オープニングムービー
披露宴スタート前、新郎新婦入場の直前に流す動画のことを、一般的にオープニングムービーといいます。「今日はお運びいただきありがとうございます」というごあいさつ的な役割や、入場を盛り上げるためのカウントダウン的役割も果たします。

●プロフィールムービー(プロフィールビデオ)
余興の一つとして、お色直しで新郎新婦が中座している間などに上映する動画のこと。ふたりの生い立ちやなれそめなどをまとめ、お互いのゲストに簡単な自己紹介をするためのムービーです。

●エンディングムービー
新郎新婦が退場し、扉の外でお見送りの準備をする間に上映する動画のこと。ゲストの名前や、それぞれへの感謝のメッセージを流すのが一般的です。
また最近では、結婚式場(または提携)の映像製作会社が当日撮影した映像をその場で編集してエンディングムービーで流す「撮って出し」も人気。これはゲストにとって新鮮で、特に年配のゲストなどは「え? さっきの結婚式がもう映像に?」と驚く人も多いようです。

●その他
上記のほかにも、たとえば新郎新婦のどちらかがサプライズとして、相手の職場のみんなからの応援メッセージや、職業が保育士や教師なら教え子たちの余興など、出席していないゲストの映像を流す、という演出も。
さらに、花嫁の手紙を読むのが恥ずかしいという人は、その内容を写真と映像で流す、というのもひとつの方法です。また、自慢の新居を映像で紹介するというのもオススメ。


もちろん、上記すべてを取り入れる必要はナシ。内容も自分たちのスタイルやこだわりに合わせて作成して、上手に動画演出を取り入れたいですね。

■結婚式のムービー、どうやって作る?

どのタイミングで、どんな内容のムービーを上映したいかを考えたら、自作するか、プロに依頼するかを決めます。ふたりがかけられる時間、費用などをよく考えて決めましょう。

●自作する場合
自作する場合
自作する最大のメリットは、コストを抑えられること。時間とツールさえあれば、ほとんどお金をかけず、ムービーを作ることができます。
パソコンがWindowsなら「Microsoftフォト」、Macなら「iMovie」などの無料ソフト、その他にも「PowerDirector365」」やプロ仕様の「Adobe Premiere Pro」など有料ソフトがあります。パソコンのスペックや自分の編集レベル、トータルでかかるコストなどを加味して、ソフトを選びましょう。

ソフトが決まったら、おおまかな完成イメージを考えましょう。ネットや動画投稿サイトに見本や先輩カップルの動画が上がっているので、要チェック! 自分たちの結婚式のテーマにあわせて、ほかの動画も参考にイメージを固めます。

動画のイメージが固まったら、使用したい写真や動画、BGMを決めてパソコンに取り込みます。古い写真はスキャナでデータ化するか、街の写真店でデータ化してもらうとよいでしょう。

オススメのBGMは?著作権にも要注意!

自作の場合、思ったよりも時間がかかってしまったり、いざ始めるとソフトが難しくなかなか思い通りにいかない……など、出来上がりがギリギリになるといったケースが多いようです。スケジュールはしっかりと余裕を持って取り掛かりましょう。

初心者は押さえておくべき!喜ばれる結婚式プロフィールムービー制作のコツ


●プロに依頼する場合
自作する場合
ムービーを自作する時間や自信がない、より感動できるクオリティの高い映像を上映したい……そんな人は、プロの映像制作会社に依頼するのがオススメです。

料金は、使う写真の点数や上映時間の長さなどによって異なりますが、たとえばプロフィール映像なら3万~10万円くらいが一般的のよう。制作にかかる期間は2~5週間くらいが目安ですが、制作会社や素材の選定にかかる時間を考えると、結婚式の3カ月くらいから検討し始めておきたいですね。

上手な制作会社選びのポイントは、料金だけでなく、サンプル映像を見て決めること。「こんな映像処理をしたい」などといった希望があれば、それが可能かどうか、追加料金は発生するかを確認しましょう。最低料金だけで比較するのではなく、希望のオプションを追加した場合の見積りを出してもらったうえで検討するのがオススメです。


■上映時間やタイミング、写真の枚数などムービーの 基本をチェック

●オープニングムービー
オープニングムービー

放映タイミング披露宴時の新郎新婦入場前など
上映時間1分~3分程度。あくまでも入場前のムービーなので、短くまとめるのがスマート

【内容・アイデア】
出席への感謝の言葉、「まもなく新郎新婦が入場します」等のお知らせ、「カメラをご準備ください」などの内容で作成。その他、ふたりの簡単な自己紹介や結婚式準備中の写真・動画を組み込んでメイキング風にするのもオススメ。たとえば結婚式場を見学中の一枚や、ウエディングアイテムを制作している様子などを取り入れると、さらに臨場感あふれるムービーに。ふたりがゲストに喜んでもらうためにがんばって準備を進めてきた様子が伝わります。

さらに、ドレスを試着しているシーン、ヘア・メイクリハーサル中などの写真・映像を上手に活用すると、まるでリアルタイムで準備を進めている可能ような演出もでき、これから始まる披露宴へのワクワク感が高まることうけあいです。

入場の雰囲気を作るために、カウントダウン仕様にするなど、会場のテンションをMAXにできるような演出を心がけてみて。

●プロフィールムービー(プロフィールビデオ)
ロフィールムービー(プロフィールビデオ)

放映タイミングお色直し中の中座時など、中だるみしないための演出としてオススメ
上映時間3分~5分程度
写真枚数30~40枚程度の写真がベスト。多くても50枚。
写真は最低でも3秒、できれば7秒程度表示するとゲストがしっかりと見ることができます。文字を入れる場合は、1スライドあたり20文字程度が適切です(読み込むスピードの確保、後方席からの視認性向上のため)

【内容・アイデア】
オープニング→新郎プロフィール(生い立ち)→新婦プロフィール(生い立ち)→ふたりの出会い→エンディングという構成で作られることが多い。

手書き風やコマ撮り、逆再生など工夫を凝らした動画も人気です。

写真はなるべくゲストを一緒に写っているものを多めに選ぶのがオススメ。プロフィールムービーを見る側にとって、自分との思い出の写真を見つけたら、ちょっと嬉しくなりますよね。そんな見る側の気持ちを想像しながら写真を選ぶのも、ゲストに楽しんでもらうためには大切です。

●エンディングムービー
エンディングムービー

放映タイミング披露宴がお開きになるタイミング
(その間にふたりと両親はお見送りの準備へ)
上映時間3分~5分程度

【内容・アイデア】
感謝の言葉や列席者の名前などの放映、または当日撮影した結婚式の様子を流す「撮って出し」を放映するケースが多い。映画のエンドロール風のデザインが人気です。

式場の提携外で「撮って出し」を行う場合は、事前に機材や映写システムの確認をしましょう。

オススメのBGMは? 著作権にも要注意!

オススメのBGMは? 著作権にも要注意!
動画に使用するBGMはふたりの結婚式のテーマにあった曲や、用途別に考えましょう。入退場前にながすオープニングムービーのBGMはアップテンポな曲にして盛り上げたり、プロフィールムービーは家族の絆やふたりの愛が表現できるBGMを、エンディングムービーは感謝の気持ちが伝わるBGMなどがオススメです。

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ただし、好きな曲を好きなだけ流せるわけではないので要注意。曲には著作権が存在し、著作権の中でも演奏権(市販されているCDを流す等)と複製権(データを複製しオリジナルCDを作る、ムービーと曲を一枚のDVDにする等)にわかれて権利が存在しています。多くの結婚式場では著作権管理事業者と契約しているので演奏利用は問題ないことが多いですが、念のため事前に確認しましょう。また、複製利用する場合は申請が必要になってきますので、こちらも必ず確認しましょう。

結婚式で好きな曲を流したい場合はどうする?著作権をクリアする方法


思わぬ落とし穴!会場での上映方法など注意点

思わぬ落とし穴!会場での上映方法など注意点
上映する会場ごとに放映の仕様が異なるので、結婚式場提携の制作会社などで準備する場合を除き、事前の確認が必須です。仕様があわないと、最悪の場合当日に上映自体ができなくなることも。

映像の縦横比を示すアスペクト比や、画面端に余裕をもたせるセーフゾーン、納入形式(DVDなのかUSBなのか、ファイル形式の指定等)、上映時間など会場ごとに細かく決まっているので、制作前に必ず確認しましょう。

心配な場合はムービーが完成した際に、事前に会場でテスト放映して最後まで問題なく流せるか、音は問題ないか、後ろの席からでも文字が読めるかなど確認しましょう。

■まとめ

ムービーを取り入れた演出にはメリットがたくさん。当日のふたりだけでなく、生まれてから結婚式までのふたりを紹介することができるうえ、感謝のメッセージもステキなBGMに乗せるとより感動的に伝わります。

さらに、結婚式が終わってからも思い出として振り返ることができます。やむを得ない都合で会場に来てもらうことができないゲストに後日見てもらったり、子どもが大きくなった時に見せることができたりと、一生の宝物に。

自作するにしても、プロに依頼するにしても、写真や動画、BGMを決めるのは自分たち。時間がなくて中途半端なものしか作れなかった、などと後悔しないよう早めに準備をスタートして、満足のいく作品を作りましょう!


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