約半数が経験アリ！　子どもの世話を義理の親にお願いするのはどんなとき？

義理の親や親族に育児をどれくらい頼っていいものか――幼い子どもを持つ親なら悩んだことがあるのでは。特に実家が遠方で義理の親や親族なら近くに住んでいるという場合、なおさら頼る機会も増えそうです。みんなはどうしてるの？　マイナビウエディング編集部では「子どもの世話を義理の親や親族に頼める？」について、既婚男女298名にアンケートを行いました。

■約5割が義理の親たちに子どもの世話を頼んでいる
Q.義理の父母や親族に、子どもの世話を頼むことはできますか？
はい（48.6%）
いいえ（51.4%）

意見は真っ二つに分かれる結果に。『いいえ』の理由としては、「義理の親や親族が遠方だから」という人もいると思いますが、ほかにも「お願いするのが面倒だから」（男性／35歳／情報・IT）、「まだ小さいのでちょっと不安」（女性／29歳／飲食）、などの理由で「いいえ」と回答した人もちらほら。

では、どんなときに頼むのか、その理由についても尋ねてみました。

■子どもが病気にかかったとき
特に多かったのは、「子どもが熱を出して幼稚園で預けられないとき」（女性／35歳／情報・IT）、「子どもが風邪で保育園に預けられないが、仕事を休めないとき」（女性／32歳／金融・証券）、など、子どもが病気になったとき。

自身が働いていて、保育所などにも預けられない……そんなピンチのときに世話をお願いする人が目立ちます。このほかにも、「下の子が急病のとき、上の子を預かってもらう」（女性／39歳／自動車関連）のように、病気の子どもを病院に連れて行きたいときにも、預け先として重宝しているようです。

■夫婦ふたりとも仕事が忙しいとき
共働き夫婦に多いのが、「夫婦ふたりとも出張が重なるとき」（女性／27歳／農林・水産）、「ふたりとも仕事のとき」（男性／48歳／電機）、「急な仕事が入ったとき」（女性／31歳／不動産）など、両方が仕事でバタバタしているとき、との意見。残業などでどちらも遅くなるとき、帰りの時間が読めないときなど、世話をお願いできると助かりますよね。

■夫婦ふたりで外出したいとき
「夫とデートしたいとき」（女性／33歳／その他）、「ふたりで外出するとき。安心して頼めるから」（男性／50歳以上／金融・証券）、「ふたりとも友人の結婚式に招待を受けたとき。頼めば喜んで世話をしてくれるから」（男性／50歳以上／団体・公益法人・官公庁）など、夫婦ふたりで出かけたいとき、夫婦ふたりでお呼ばれしているときもあります。

そんなときも頼れるのが義理の父母や親族。かわいい孫の世話を任せられると、うれしく感じる義理の親は多いのでは。お願いしやすい理由としてはやはり、「結婚記念日とか、旦那は休日出勤で、私は結婚式とかに呼ばれている時。実家が遠いから、車で10分の義両親に頼まざるを得ない」（女性／29歳／金属・鉄鋼・化学）のように、物理的な距離の近さが関係しているようです。

■奥さまひとりで出かけたいとき
ほかに多かったのは、「子供が0歳から3歳位までの間は月に1度はリフレッシュのために子どもを預けていた」（女性／31歳／ホテル・旅行・アミューズメント）、「どうしてもひとりで出かけたいとき。実家より義理父母の家が近いから」（女性／33歳／商社・卸）など、奥さまがひとりで出かけたいとき、出かける必要があるときに世話をお願いするケース。「妻のリフレッシュのため」（男性／27歳／警備・メンテナンス）のような、男性の配慮を感じる意見も。子育て中の気分転換も必要です。

このほかにも、「ふたり目ができたときに長女を1カ月預けて面倒見てもらった」（男性／50歳以上／ソフトウェア）、「自分が病気でダウンしてしまったとき」（女性／29歳／食品・飲料）、「夏休みなどの長期休暇。ひとりで留守番させられないので」（男性／40歳／学校・教育関連）などの意見も上がっていました。余裕がないな、ちょっと困ったな……というときに世話をお願いできると、共働き夫婦や次の出産を控えた夫婦も助かることでしょう。

結婚式の前から義理の親や親族と良好な関係性を築いておくと、いざ子どもが生まれて大変なときに、快く面倒を見てくれるかもしれませんね。


※アンケート対象
調査時期:2015年2月25日～2015年3月3日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20～50代の既婚男女298名

調査方法:インターネットアンケート

（文／池田園子）