結婚指輪にオススメの素材は? プラチナやゴールドなどそれぞれの特徴を徹底比較

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結婚指輪の素材といえばプラチナが一般的でしたが、最近ではライフスタイルや好みに合わせてさまざまな素材を選ぶカップルが増えています。ゴールドやパラジウム、チタンなど、伝統的な金属から最近人気の新素材まで、それぞれの特徴をご紹介します。

◆目次



一目で比較できる! 結婚指輪の素材一覧表

素材名色味強度アレルギー安心度
プラチナ銀白色
ゴールド黄金色
イエローゴールド黄金色
ホワイトゴールド温かみのあるシルバー
ピンクゴールドやわらかいピンク
パラジウム銀白色
ジルコニウムやや暗めのシルバー
チタンシルバー
タンタルダークブラック
ステンレスシルバー
木製ブラウン
※素材名をクリックすると説明の詳細に飛びます

結婚指輪に使われる主な素材は上記の8種類(イエロー・ホワイト・ピンクゴールドは「ゴールド」に含む)。

一口に結婚指輪の素材といっても、それぞれ特徴が異なります。自分の好みやライフスタイルなどに合ったものを見つけるのがポイントです。

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基礎知識|結婚指輪の素材はどう選ぶ?

結婚指輪の素材といえば、プラチナかゴールドがメイン。マイナビウエディングの調査でも、実際に選ばれているのは男女ともに圧倒的にプラチナでした。





ただ、毎日つける指輪だからこそ耐久性があり、アレルギーの心配がない素材を選びたいところ。そこでここからは結婚指輪の素材を選ぶ際に注目したいポイントをご紹介します。

■自分の好み
生涯をともにする結婚指輪には愛着を持ちたいもの。そのため、好みを優先するのは意外と重要! ただ、金属アレルギーなど体調や日常に支障が出る場合は妥協が必要なことも。

■金属アレルギー
もともとアレルギーのない人でも、結婚指輪を毎日つけることで発症する場合もあります。プラチナやゴールドは一般的に金属アレルギーが起きにくいとされていますが、強度を高めるためにほかの金属が配合されているケースもあるため、事前に確認しましょう。

■変色・変質のしにくさ
日常的につける結婚指輪は、汗や水によって変色してしまうことも。また、温泉に含まれる成分で変色してしまう素材もあるので、つけっぱなしで生活するという場合は配慮が必要です。

■硬度の違い(サイズ直しができるか)
素材の硬度によっては加工が難しく、サイズ直しが難しい場合もあります。一方で、硬度が低い素材は加工はしやすいものの、傷つきやすいので注意を。

■重さ
日常的にジュエリーをつけない人は、結婚指輪の重さが気になってしまうこともあるよう。ジュエリーショップで試着をして、自分の好みの重さを見つけるのが◎。

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【アンケート概要】
調査期間:2025年1月8日(水)~1月13日(月)
調査方法:メール
対象者:2024年1月~12月31日までにマイナビウエディングサイトで指輪の来店予約をしたユーザー



【王道~新素材まで】結婚指輪の素材8種
王道の「プラチナ」


プラチナは品質が安定していることから、結婚指輪に一番多く使われています。酸やアルカリ、水銀にも反応せず、熱に強いのが特徴です。

プラチナはPt900、Pt950などと表示され、数字が大きいほどプラチナの純度が高くなります。純度は高ければ高いほど傷つきやすい傾向があるため、多くはパラジウムやイジリウムを混ぜたPt900などの合金が使われています。

シルバーのように酸化することもなく、またダイヤモンドなど人気の宝石とも相性がいいところも人気のポイント。時間による経年劣化にも強いプラチナは結婚指輪にピッタリの素材です。

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人気上昇中「ゴールド」


プラチナ同様に婚約指輪・結婚指輪として人気のある素材のひとつ。変色や腐食しにくいのが特徴です。

金はとても柔らかく、傷がつきやすいためアクセサリーにする場合は、基本的には金以外の素材を混ぜて使用されます。含まれる金の量が多い方が価格・価値が高くなります。

また、金と混ぜる素材の割合によって、異なる色合いのゴールドがあります。ここからは結婚指輪でよくみられる主なゴールドの特徴を詳しく解説します!

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定番素材の「イエローゴールド」



YGと表記され、ジュエリーとして加工しやすい代表的な貴金属です。プラチナより軽く、傷がつきにくいので、日常的に使うファッションジュエリーの素材としても人気。

名前のとおり、まさに黄金のゴールドといった色味で、身につけると明るい印象に。高級感があり、パッと華やかですが、日本人の肌になじみやすいので、結婚指輪にイエローゴールドを選ぶカップルも最近増えているそう。欧米ではプラチナよりイエローゴールドのほうが結婚指輪としては定番なのだとか。

「悪魔から身を守る」という意味もあるので、末永く続く結婚生活のために縁起をかついで選ぶ方も多いそうです。

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白い金「ホワイトゴールド」



日本で作られているホワイトゴールドはほとんどパラジウムでの合金。プラチナに変わる白い貴金属として流通しています。外見もプラチナのように高級感あふれる素材感が特徴。

プラチナよりも軽いので、指輪の着用感が苦手だけれどプラチナの色味も捨てがたいと思う人が選ぶことが多いようです。金額もプラチナよりお手頃で、経年劣化による変色もしにくい素材です。

ヨーロッパやアメリカではプラチナよりもホワイトゴールドが人気だとか。ただ、プラチナと違いホワイトゴールドは白く見せるためのメッキが施されているので、乱暴に扱うとメッキが剥がれて地金が見えてしまう可能性も。

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最近人気の「ピンクゴールド」



またの名をローズゴールドやレッドゴールドともいわれています。やわらかいニュアンスの色味が人気で、肌写りがよくなると言われています。男性はイエローゴールド、女性はピンクゴールドの組み合わせのペアリングなども特に若い世代に人気。

なお、ピンクゴールドは愛を象徴する鉱物とも呼ばれています。いつまでも愛し合いたいカップルにはピッタリの素材です。

ただ、銅が多く含まれていることから硬度が高く、ジュエリーとして加工をする際には割れやすいため、少々サイズ直しが難しいといった点も。

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TRECENTI (トレセンテ)
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また、最近ではプラチナとゴールドのコンビネーションデザインも多く、高い人気を誇っています。デザインの幅が広いので、「ほかの人と被りたくない」「オシャレで個性的なデザインが欲しい」といったこだわりを持つ人にオススメです。

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【細身のプラチナ×ゴールド】ノクターン / Nocturne
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プラチナに似た風合い「パラジウム」


チタン、ジルコニウム、パラジウムなどに代表されるレアメタル(希少金属)は医療用にも使われるほど肌に優しく、金属アレルギーの方にも安心なので年々需要が増加中。

特にパラジウムはプラチナよりも軽くてつけ心地が良い上に、白く澄んだ発色が美しいと人気。価格も手頃なものから用意されているので、手に入りやすいのもポイントです。

年を重ねるごとに色が変化していく赤銅を使ったり、何種類もの金属を混ぜたり、複数の素材を組み合わせたデザインにして、世界にひとつしかない指輪を作る方もいるそう。

▼「パラジウム」の結婚指輪はこちら
【A DEUX】パラジウムを使った金属アレルギーの方にもおすすめのリング
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【LUNETTA】ルネッタ
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独特の発色と存在感「ジルコニウム」


光沢のある銀色の金属で、医療などにも使われるアレルギーフリーの新素材。酸やアルカリに対しても強く、耐食性が高いことから過酷な環境にも耐えられる丈夫な素材です。

また、発色のバリエーションが多いので人とは一味違うカラフルな指輪を作ることが可能。独特の光沢がある青色に発色させることができるので、内側だけを青くしたり、金色にしたり、表面をグラデーションにしたりとさまざまなデザインが楽しめます。ジルコニウムの発色は塗装や染色とは違う処理をしているので、紫外線による経年劣化などもありません。

ですが、引っかき傷や摩擦などにより色味の変化が起こる可能性も。しかし、色を蘇らせる修理も行われているので安心です。


アウトドア好きにオススメ「チタン」


プラチナと同様の強さを持ち、長年にわたって変質しづらく、軽いつけ心地が特徴。海水や温泉に浸かっても安心で、熱や薬品にも強いのでアウトドア好きなカップルにはピッタリ。

また、チタンには身につけていると疲労回復や運動能力の向上などの効果が期待されるという噂も。チタンは医療現場でも使用されており、錆びないため金属アレルギーの人でも安心です。

ただし、チタンはサイズ直しができないのが難点……。プラチナよりも強い硬度をもっているため、再度加工をするのが難しいのだとか。チタンで指輪を作る際は、できればオーダーメイドでじっくり考えて作るほうがいいかもしれません。


重厚感のある新素材「タンタル」


ずっしりとした重さがあり、金属の中でもっともダークな色調をしているのが特徴。青みがかかったダークグレーの色味が大人っぽく、凛とした独特の雰囲気があることから熱狂的なファンもいるのだとか。酸や摩擦に強いのでジュエリーに適した金属で、強い硬度を誇ります。

しかし、加工が困難なことからタンタルの指輪を作っている会社は限られるそう。また、近年注目されていることから価格が高騰しつつあります。

希少性が高いため自分たちだけのオリジナルな指輪が欲しい人や、斬新で個性的なデザインともよく合う素材なのでオシャレが好きなカップルにもオススメです。


軽くて丈夫な「ステンレス」


プラチナとよく似た見た目のステンレスは錆びにくく、シルバーリングと違い黒く変色することもありません。硬度が高く、傷がつきにくいという特徴も。

また、メスなどの医療用のツールにも使用されている「サージカルステンレス」も指輪の素材として使用されることがあり、金属アレルギーが起こりにくい素材として選択するカップルもいます。

お手頃な価格で手に入るもの魅力のひとつです。


素朴さと味わい深さが魅力「木製」


プラチナなどの金属素材よりは少し強度にかけますが、その分一緒に買い換える楽しみもあるとか。結婚5年目の木婚式でのプレゼントとして選ばれることも多いようです。

黒檀からピンクアイボリーなど色味がさまざまあり、木の模様がこの世に一つと同じものがない指輪だと感じさせてくれるところが人気。

すべてを木ではなく、ゴールドなどに木を入れこんだ指輪を作ったり、象嵌などの伝統技法で蒔絵のような細工を施す人もいるそうです。

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結婚指輪はパートナーと同じ素材にしなきゃダメ?


結婚指輪は素材に限らず、デザインやブランドなどそれぞれが好きなものを選んでOK。

「金属アレルギーが心配だからアレルギーが出にくい素材が良い」「仕事上、普段は指輪をつけられないから高価なものは必要ない」など、いくら生涯をともにするパートナーといえど好みや希望はさまざま。

そのため、“結婚指輪はペア”という考えにとらわれず、お互いの個性を尊重して結婚指輪を選んでくださいね。

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